今日は若いスタッフとその友達を連れてビーナスラインを走ってきた。先週はどうにも夏バテが顕著で体調が心配だったが、食事と睡眠でかなり回復した。蕎麦やうどんばっかじゃなくて、時々肉や野菜もしっかり摂らないとダメですなあ。
なにしろお盆休みの真っ最中なので、出遅れたら高速は渋滞必至。なので特に込み合う中央道は避けて、上信越道佐久平PAに午前8時集合とした。
余裕を持って6時ちょい前に家を出て、関越に乗るとすでに若干込み合っていたが、流れは良いのでのんびりとクルージングする。軽井沢周辺のトンネルが連続する山間部に入ると、薄っすらと霧雲が掛かり始め、気温がグッと低くなる。ここまでは体に当たるのが温風だったので、ようやく山に来た気分になった。気持ちイイ!
集合後、PAを出発。上信越道から中央横断自動車道がR142まで延びており、蓼科へのアクセスがかなりスムーズになった。
佐久南ICを出てR142を横切りr1451を南下、藤村旧宅から蓼科スカイラインに入る。いつ来てもとびきり空いていて快適な道だ。グングン高度を上げるにつれて、みるみる空気が冷涼になっていく。
大河原峠に到着。うちらの後から続々とツーリングライダーたちがやってきた。
あいにくの雲が掛かって遠景は望めなかったが、峠の爽快感はたっぷり。下界のこの夏の暴力的な暑さとは無縁の峠だった。
手書き風でいい感じのハイカー向け案内看板が出来ていた。トイレの横には小奇麗なカフェ小屋が出来ていた。時間に余裕がある時お邪魔したいね。
白樺湖に出るとさすがにそこからは車の列が続いているが、思ったより混雑は酷くなくて、時おりいる極端にペースが遅いサンデーカーに辟易とするくらいだった。
車山高原に立ち寄る。
リフトに乗って山頂に行ってみることにした。ソロツーリングではなかなかしづらいイベントなので、何度か走りに来ている自分も初めて乗るわけで、チョー楽しみだよ。
地面のすぐ近くを通るので全く怖くないね。高い所は苦手だけど、ちょっと物足りないかも・・w
中腹で1本乗り継ぎ、頂上へ。球体の建物は気象レーダー観測所のドームだ。
リフトに乗ってる時からかなり見晴らしは良かったが、頂上は360°のパノラマ。端から端までたっぷり堪能しよう。ここは素晴らしいな。
歩道を霧ヶ峰方面に行ってみる。大石がゴロゴロしてちょっと歩きにくい。
ビーナスラインを望む絶好の展望!
ワインディングを行く車の列。この程度の込み具合で幸いだった。
爽快!高原を見下ろす。
グライダーが離着陸を繰り返していた。
霧の駅の駐車場が見える。
青空、白い雲、山並、高原の緑。
戻って帰りのリフトに乗る。
下りは行きよりも時間が短く感じる・・
遊歩道からハイキングがてら下山する人も多い。
白樺湖を眼下に望む。
ちょうどお昼時なので、途中の休憩ポイントは帰路に寄ることにして一路美ヶ原を目指した。扉峠を過ぎたつづら折り区間はかなりの混雑。ようやく上に登ったと思ったら霧のような雲が掛かっていて、残念なことに景色はさっぱり望めなかった。
仕方ないので長居せず、下に戻って食事処を物色。停まっている車は妙に少なかったが、きのこ汁と信州蕎麦の看板が気になって寄ったのは農の駅というところ。
そのきのこ汁が気になりながらも安全牌のざる蕎麦を頼んだら、なんと気さくなおばちゃんがサービスできのこ汁をつけてくれた!主に大きめのなめこみたいな感じのアミタケというキノコらしくて、そしてこれが実に美味かった!200円と安いし超オススメ!蕎麦も挽きぐるみのわりとちゃんとした信州蕎麦だったよ。
霧の駅でガス補給したところ、そのレシートを見せると隣の売店でソフトクリームが100円引きになるというので皆揃ってペロペロ。本当今日は「夏休みの一日」を満喫してるぜ。
この暑さの中、込み合う幹線は極力走りたくないので、帰りも行きと同じルートを使うことにする。渋滞とは無縁のスカイラインはバイクツーリングに絶好。
とはいえ余裕があればR299から蓼科に出て内山峠か田口峠辺りから帰るルートを考えていたのだけれど・・結果的にこちらにしないで正解なのだった。富岡を過ぎた辺りで背後から雷雲が迫って来たのだ。雨雲レーダーを見ると南牧村〜上野村〜秩父の辺りは真っ赤になっていた。
藤岡JCTから花園IC辺りまでは渋滞が始まっている。上里SAでガス補給ついでに、追いつかれそうな雨雲をやり過ごすことにした。
1時間ほどで雨は上がり、後は無事に家に帰るのみだ。事故渋滞だった区間はだいぶ解消していた。
いや〜、すごく充実した一日だったよ。楽しかったなあ!