04/05/25(Tue) [長年日記]
▼ さすがの軽井沢
午前7時、今日は戸隠に蕎麦を食べに行く心づもりで関越に乗る。
法定速度+αで快調にクルージング。
上里SAに休憩に寄ると、吉野家があったので思わず特朝定食/ご飯大盛を注文する。
やっぱり日本の朝は和食だよなぁと、しみじみ幸せを噛みしめる。
さて、食事を摂ったらなんだか戸隠くんだりまで行くのが面倒臭くなってしまった・・(^◇^;)
ツーリングマップルを取り出していきなりのルート変更。
妙義からヒルツさんご推薦の二度上峠を経由し、軽井沢を回って、開通した湯の沢トンネルでR299に出るというコースを組んだ。
二輪パーキングに戻ると、平日ながらマスツーリングであろう、横浜・湘南ナンバーのバイクが何台も停まっていた。
SAを後にする。
下仁田ICで下りる予定が、途中の工事区間に気を取られて下り過ごしてしまった。
仕方が無いので次の松井田妙義ICで下り、後戻りする感じで妙義山へ向かう。
俺の他に車は無く、今日最初のワインディングライドを堪能。
峠のパーキングで一服した後走り出すと、峠を楽しみに(攻めに?)来たバイクたちとすれ違った。
県道33号を北上、倉゜コ村に入り県道54号に折れる。
峠まではバイパスのような快適な道、峠付近は回りこむ低速コーナーが続く。
木々に視界を遮られていた道が開けると、そこが二度上峠である。
峠を越えると、補修痕が残ったままの路面が気になる箇所もあったが、浅間山が間近に見られる。
北軽井沢まで新緑の木々の中、最高の気分でのクルージングだ!
空気は美味いし、緑は目に優しいし、さすがは避暑地の老舗 軽井沢である。
深々と深呼吸し、肺一杯に新鮮な空気を取り入れた。
R146から軽井沢バイパスを経て、県道43号で下仁田へ。
ところで今日、群馬の県道ではあちこちで舗装工事が行われていて、都合4回もダートを走らされた。
下仁田の交差点で県道45号に折れ、塩之沢峠と湯の沢トンネルの分岐に出る。
冷んやりとしたトンネルを抜けると、あっという間にR299に出てしまった。
かつては四苦八苦して悪路面の塩ノ沢峠を越えなければならなかったのに、大変な時間短縮である。
道の駅上野に寄って休憩・・と、向かい側に「十石そば福寿庵本店」なる店がある。
しばし見ていると行き交う車は続々とその店に入っていく。
それに釣られたのもあるが、ちょうどお腹も減った頃合いだったので入ってみることにした。
隣のお客のテーブルの丼山盛りの天ぷらがものすごく美味そう・・(;^¬^)
しかし油ものは後に残って気持ち悪くなるので(もう歳かねぇ・・)、俺はさっぱりともりそば。
が、やって来た蕎麦を一口食べてガッカリ。
蕎麦の味わいも、つゆも超薄口。
俺が麺をつゆに全部浸して食べることなんて、めったにないぞ。
入った時にすぐ思ったが、お茶(これがまた薄い)と湯呑みがテーブルにセットされていて、なんとなくシステムがサービスエリアっぽいというか、店員の態度にもお役所的なニオイが漂っている。
場所が場所だけに、道の駅もしくは自治体の関連施設なのかもしれない。
大失敗。
気を取り直して出発。
次は温泉、オンセンだ!
R462との分岐を過ぎ、志賀坂峠のトンネル。
谷側の崩落具合が生々しい復旧区間(片側通行)をビビりつつパスし、R299小鹿野町側の単調な道のりをズンズン進む。
県道43号(こちらは埼玉の)にて柴原温泉を目指すが、走っているうちにいつのまにかR140に出てしまった。
一見ただの民家のようでやり過ごしてしまったらしい。
日帰り湯を受け付けてくれる柳屋旅館にお世話になった。
年季の入った木造の建物である。
以前訪れた霧積温泉と似た、いかにも秘湯!といった雰囲気。
館内はきれいで、思わずこのまま泊まりたくなってしまう。
日帰り湯は内湯か露天を選択する方式になっているそうで、両方見比べて内湯に入ることにした。
浴槽をはじめ、風呂場は木材をふんだんに使っておりとても落ちつく雰囲気。
最初、肌がつっぱる感じがしたが、浸かっているうちにすべすべしてきた。
家に持ち帰ったタオルからもほどよい温泉臭がしている。
加熱循環みたいだけど、けっこう好きなお湯かも。
秩父市街はなぜか渋滞が酷く、なかなか進まない。
R299もこの調子だとゲンナリしてしまうので、温泉でチャージ出来たことだし、昨日に引き続いてグリーンラインで帰路に着くことにした。
とはいえさすがに丸山〜鎌北湖 一気走りには疲れはて、たまらず鎌北湖のベンチで眠ってしまった。
午後5時帰宅。