最新 追記
kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

19/04/02(Tue) [長年日記]

田舎うどんてつとびん沼

久しぶりに美味しい天ぷらとうどんが食べたくなって、ふじみ野の田舎うどん てつを訪問

自分の通勤路沿いで何度か来たことはあったけれど、営業時間が午後2時までなので自分の行動時間帯と被らず頻繁には訪ねられなかった

閑静な田園風景の住宅地の中にある

 

たぬきうどんにまいたけとちくわ天(550+150+200円)

麺は滑らかだがエッジが立っていて強力なコシ 上品でコクのあるつゆ

天ぷらも期待どおりサクサクで美味い!

 

食後はほど近いびん沼に行き、チェアに収まって花見の午後を過ごす

肌寒さのためか人の出は少ない 大半は釣り人

 

雲が多く風も冷たいが、時おり陽射しが差すと花の色がグッと引き立つ 気持ちいい休日だ

 

Tags: うどん

19/04/03(Wed) [長年日記]

勝沼ぶどう郷の甚六桜

今日は気温は低めだが、雲ひとつない青空が気持ちよいので出かけることにした

お昼を久々に上野原の桂山と決め、その後は道志みちと秋山街道あたりを流して帰ってくる予定だ

 

関越から圏央道に入ると相変わらずのトラックの大行列 今や物流の動脈と言っていい道路なので仕方ない

中央道に入るとちょうど上野原IC手前で事故渋滞の表示 藤野PAを過ぎた現場の追い越し車線に3台のバイクが停まっていた まさかのバイクかよ!なにやってんの〜

見た感じ大きな損傷は無く、ライダーは3人とも普段どおりの様子で現場検証を受けていた

 

桂山で美味しいワンタンメンを食べて、ガスを入れて市街を抜けようとしたところ、ミスってr30に入ってしまったが、旧街道も久しぶりに走りたいと思っていたのでそのまま進むことにする r30―大月上野原線はいくつかの宿場町を通る、旧甲州街道の面影を残した山坂道だ

なんとなく前に走った時よりも道が狭い気がするのは若干ドカを持て余し気味だからだろうか 曲率の大きなクネクネっとした道で、かつ勾配も大きめなので、原二くらいだと気持ちよく走れるだろう

 

鶴川宿からr30を離れて旧街道を進むと中央道に並走する付け替えされた廃止区間が現れる 今では地元の人が抜け道で使うくらい

 

野田尻宿を通り抜け、西光寺前の丁字路

 

その先で再びr30に合流すると

 

左手の視界が開け、大野展望台に出た

 

談合坂上りSAを間近に見下ろす

 

右手には富士山も迫る

 

空気が澄んでいるので姿がクッキリだ

 

犬目宿を抜け、鳥沢でR20に合流 秋山に折れるか少し迷ったが、そのまま笹子方面へ

この辺まで来ると若干肌寒い 上野原で脱いだインナーJKTを再び着直す

 

笹子トンネルを抜けて勝沼へ ここまで来たらもう目的地は一つだ

勝沼ぶどう郷駅へ

 

情報では5分咲きということだったけど、見た感じ3分咲きくらいかなー

 

 

 

なんと!旧線のプラットフォーム上には畳が敷かれていて自由に寛ぐことが出来る いつから始めたんだろう

 

 

 

 

高台に吹く風は冷たいものの、青空に花が映える実にいい日和だ

 

しばらくベンチでまったりしていると電車入場のアナウンス よしっとカメラを構えたが来たのはE353という特急車両 都会にはマッチするけれどこういう長閑な風景にはさっぱり似合わない

 

ツアーバスの団体がやってきたので場所を移動

 

 

駅の右手には八ヶ岳が顔を覗かせている

 

その後も同じ車両ばかりが通過するので、諦めて同じ駅の鉄道遺産記念公園に行ってみる スイッチバック時代の遺構が残っているそうだ

 

敷地に保存されているEF64 間近で機関車の下回りを見たけどゴツいんだなあ!

 

奥の階段を登り大日影トンネル遊歩道へ

 

遊歩道は残念ながらトンネル老朽化のため閉鎖中

 

しばらく見歩いていると、現行トンネル内から振動が聞こえる やってきたのは新しめとはいえようやく普通のルックスの電車だった

 

それじゃそろそろここを発つとしようかな

 

帰りは気温2℃の柳沢峠を越えて奥多摩へ

道の駅たばやまから周遊道路への峠道の連続下りカーブを抜けるとそこには横転した軽ワゴン

発見者のご夫婦が具合の悪い一名の救護をしていた 他に同乗していた3人にケガはなく、単独の事故ですでに通報済みということだった

その後やってきたガテン系のお兄さんたちと一緒に車を起こして路肩に寄せていると、幸いにも救急救命士さんが通りがかり対応をしてくれてとても心強かった

しばらく交通整理などしていると警察、続いて救急車がやってきて、自分たちはその場を後にした

一日に二度も事故現場に遭遇するとはな… お前も熱さを忘れず自重しなさいという戒めかも?

 

狭山日高ICまで圏央道に乗り、智光山公園でトイレを借りる ここも見頃の桜がきれいだ

 

 

なんとなくこのまま帰るのが物足りなくて、水上公園に寄り道

 

鎌足稲荷の夜桜も美しい

 

日が落ちてさすがに冷えてきた そろそろお暇しよう


19/04/06(Sat) [長年日記]

センタースタンドのガタつき

アドレスで段差の多い裏道を走っているとしばしばガンッ、ガツッという突き上げが来て非常にお尻が不快である

てっきりリアサスが強すぎて伸び切ってしまっているのだとずーっと思っていたのだけれど、原因が判明した

センタースタンドのスプリングフックが摩耗して、結果段差を越える度に固定の甘くなったスタンドが遅れてフレームにガシャン、ガシャンと当たっていたのだった

プリロードを強めたり緩めたり、まったく関係のない対処をしていたよ

 

スタンドを交換するか、フックを初期状態のように溶接で肉盛りしないとダメかと思ったが、アドレス定番のトラブルのようですでに数多の先人が対策をひねり出していた

今回はスチールの2穴L字ステーを利用した方法を使わせてもらった たった138円であっさり解決

知恵ってスゲー!


19/04/08(Mon) [長年日記]

曇天桜巡りドライブ

朝から雨模様 昼になって外を見ると道は乾いている 昼食がてらちょっと近場の桜見に行くかな

最初の目的地は北本の石戸蒲ザクラ 去年初めて訪ねようとしたが体の不調と人出の多さについパスしてしまったのだった

入間川に向かう途中で満開の伊佐沼公園に寄った

 

 

今年は気温の上がり方ががすっきりしなかったので同じ木の中でも散ってしまった花と蕾が混在している

 

 

 

あちこちに花弁の絨毯

 

 

 

 

屋台は閉まってるし、大門は定休日だしで昼食にはありつけなかった

とりあえずルート上にあるエノボク(榎本牧場)でジェラートを食べることにして、荒川を渡る

土手には菜の花の太いイエローの帯ができていた

 

牧場周辺も桜が満開

 

お気に入りのナッツが無かったのでバニラと生チョコのダブルで

 

蒲ザクラのある東光寺へは上尾道路を北上して、圏央道桶川北本ICを過ぎてすぐ

天気が良くないので人出もそこそこ 色は映えないけれど、落ち着いて鑑賞できそうだ

 

 

 

すでに散り始めていたがなかなかの存在感だ 樹齢は800年と言われている

 

 

長く延びた枝は境内を越えて墓所の方までも達している

 

 

 

さて食事だが、道中で美味しそうな店構えの蕎麦屋を何軒か見てしまい蕎麦を食べたくなったので、北本のゆで太郎に決めた なんで見つけた方の蕎麦屋にしないのって? ゆで太郎は安くて美味しいから…

昼食のあとは吉見のさくら堤公園を訪ねる 1.6kmほどに渡り土手が桜のトンネルになっている ここも去年知ってお気に入りになった場所

休憩できるベンチとかは無いけれど、桜の桃色の中をただそぞろ歩くのがとても気持ちいい

 

 

 

帰り際、予報どおりポツポツと雨が落ちてきた やっぱりクルマで良かったな

でも遠回りしてもう少し市街の桜を楽しみながら帰ることにしよう

Tags: 四輪

19/04/09(Tue) [長年日記]

神流湖満開桜ロード

今週の休みは幸いにも今日だけ晴天になった バイクで桜見に出かけるなら今日しかない!

ということで身支度をして表通りまでドカを押していったのだけれど、セルを回すとガチンッ!という大きな金属音がしてそれきり何度やってもエンジンが回らなくなった…

セルモーターは動作している感じなのだが、ピストンが動かない ついに逝ったのか? でも前回まで何の兆候もなかったのに…

諦める前に、試しにギアを入れたまま後退してクランクを逆回転させてみる どっかで何かが引っ掛かっているのであれば、これで外れるかもしれない… おっ、少し動いた気配

セルを回すと何事もなかったかのようにエンジン始動!!えええwww 我ながら不思議で仕方ないが、まったく正常に動いている 異音もない

後で同じような症状を検索してみると、どうやらワンウェイクラッチのギアの噛み合いが悪かったのではないかという結論に達した 焦ったよ

(追記:後日のトラブルから察するに、おそらくこの頃からすでにオーバーフローが始まっていて、溢れたガソリンがシリンダー内に入りピストンがロックしていたのではないかと思われる)

 

気を取り直して出発 今日は関越混んでるなー

花園ICで下りて、普段は空いている円良田湖経由で行くのだが、なんとなく今日は流れのままに行こうとR254で本庄方面に進んだ やっぱり昼間はあっちの方が距離はあるけど早そうね

秋平小学校への道が拡張されていて走りやすくなっていたのに釣られて、小山川沿いに並ぶ千本桜に寄るのを忘れてしまった 結構好きなスポットなのに失敗

その代わりでもないけど、1本新しいルートを探索 r44からr13をショートカットする山道だ たぶん地元の人がいつも抜け道で使っているのだろう、路面状態もよくあっという間に鬼石に抜けられた

 

いよいよ神流湖桜ロードに入る 湖岸の桜はみな満開

 

いつも立ち寄る山水前の桜も最盛期で、これほど絶好のタイミングに来れたのは何年ぶりだろうか

 

 

R462はしばしば曲率のキツいカーブを緩やかに直しているが、また新しい架橋を作っていた

 

メロディロードのところの桜並木も俺の立ち寄りスポット

 

 

 

お昼は万場集落で食べたかったので、前に調べておいた浦沢屋さんを訪ねた

 

お店に入ると正面はいきなり居間になっていて、店主ご夫婦が食事の最中だったw 出入口にはテーブル一脚で少々手狭

左手の座敷に上がるとコタツですよ ちょっとタバコの匂いのするなんとも懐かしい感じの佇まい

 

売りの鍋焼きうどん(580円)を注文

 

太くて強力なコシの手打ち麺の下には味噌豚肉 サービスの煮物や柚子寒天、柚子入りドーナツもとても美味しかった!

神流や奥秩父でこういう昔からやってるお店はどこも接客が温かくてめっちゃ嬉しい

 

 

腹ごしらえができたところで先に進む ここまで来たら中正寺にも行かないと

道の駅上野を過ぎると一気に季節が逆戻り 桜は蕾のままで景色に彩りがなくなった

これは枝垂れも期待できないかなと思ったけど、ありがたいことにいくらか花をつけていた 

 

 

全体では3分咲き程度だけど、また来ることができて本当に良かった

地元のおじさんによると雪で枝が折れたりして弱ってきたので、一昨年樹勢回復治療をしたそうだ 永く花を咲かせて欲しい

 

道の駅はリニューアル工事の最中 和風テイストの造りでなんとも小奇麗になっていた

今まではほとんどスルーしてたけど、これなら立ち寄ることも増えるかな

ちゃんとした食事は旅先の個人店で摂りたいから、俺が道の駅やSAに期待するのはつい立ち寄らずにはいられない、手頃な値段で美味しいスナックやジェラート

あしがくぼのみそポテトとか、小川のブラックソフトみたいなね

 

 

 

 

 

R299に折れて、少々路面の砂が心配だったがすでに除去されており問題なく志賀坂峠を越えられた

 

ここも満開のミューズパークに寄り道

 

休憩していると乾いた排気音を響かせて旧いコルベットが入ってきた イカしてるね〜 俺と同じ歳くらいかもしれないよ

 

そして最後に美の山公園へ なんか休んでばかりだけどもう歳だからいいよね

 

桜を愛でつつ夕暮れの秩父市街を見下ろす…

 

 

たっぷり楽しんだ それじゃR299を安全運転で帰ろう


19/04/10(Wed) [長年日記]

飯能 古久や

寒い雨の日 古久やの肉つけうどんが食べたくなってラパンで家を出る

飯能市街に入るとみぞれ混じりだった雨はとうとう雪になった タイヤチェーンはもう積んでないけどまあ幹線道路に積もることはあるまいとの希望的観測で、薄っすらと白く化粧した中央公園に車を駐める

 

この天気のお昼時間過ぎなら空いているかとも思ったがお店の駐車場に空きは無し やはり置いてきて正解

 

ここならではの甘〜い汁が特徴の肉つけうどん ボリュームたっぷり

 

ダシ用の節を取り寄せてるのかな

車に戻ると一旦小止みになった雪がまた降ってきた 今日は深追いせずに市街地に戻ろう

Tags: うどん

19/04/13(Sat) [長年日記]

RT-33のパッド増量

当初キツキツだったRT-33の被り心地がだいぶ緩くなってきた スクリーンが低くなったせいもあるだろうが、この間高速に乗った時風圧でやや動くのが気になった

加速時に額に押しつけられる感覚と、一番困るのが少し額が下がり気味になるので、先を見るには顔を上げなくてはならなくなるがその姿勢は痛めている頚椎に良くないのだ…

 

内装はまだ買い換えるほどボロくもなっていないので、中のスポンジを少し足してみよう 社外で調節用のスポンジも市販されているが、家にもう使わないAraiの旧モデルの内装があるので今回は流用してみる

両社の素材の違いがわかる

 

カッターでスライス

 

層に合わせてちょっと厚めに切り取って…(上)

 

RT-33のスポンジに貼りつけ、はみ出た部分と厚みを調節する つけたスポンジは顔側でなくヘルメット側になるから多少の凹凸は大丈夫

 

元通りフレームに装着すればOK ハードでなくソフトな方のスポンジなので左右で15mm程度足してもキツイということはなかった あまり変わらないようならハードタイプを買ってきてやり直そう

(追記:いいカンジ! RT-33のチークパッドはどうも点で支えるような被り心地だったのが、なんとなくAraiのように面で包み込まれるようなイメージになった ダンパーみたいにスポンジが潰れてくれているのだろう

この辺は個人差もあるかもしれないけど、デフォルトのスポンジがやや硬めの材質なのが影響してるように思う なぜなら試着でSサイズを被った時はピノコがアッチョンブリケしてるような装着感だったからw)

アドレスのFブレーキパッドを交換するが…

アドレスのFブレーキパッドの残量が限界にきた ピストン側よりもスライドピン側の方が減っている

こんなギリギリまで使い切ってるのにタッチはタイトだし効きもめちゃくちゃ良いなんてトキコの2POTキャリパーもSBSのパッドもすごい ネガを感じたのは停止直前に時々鳴きが出ていたくらいか

 

買い置きのパッドはベスラのシンタード

 

トラブル発生 前回のパッド交換時、キャリパーを装着する際にサポートのネジ山が片方怪しくてロック剤を使って固定したのだけれど、今回とうとう完全にバカになってしまった! 新しいサポートが来るまで作業は中断


19/04/15(Mon) [長年日記]

900SS 激しくガソリン漏れ

バイクに近づくとなにやらガソリン臭い シートをめくると900SSの足元が濡れている 以前にもトラブったことがあったのでこれはタダ事じゃないと出所をよーく調べると、なんとシフトシャフトのシールからわりといいペースで滲み出ている

ん?クランクケースのシールからガソリン?ここから漏れるならオイルでしょ…でもこれは間違いなくガソリンの臭い 考えられるのはただ一つ キャブレターがオーバーフローしてシリンダーからクランクケース内にガソリンが混入している…! オイル量点検窓を覗くと左右どちらに倒しても真っ黒なまま一向に変化がない ということは

急いでオイルを抜いてみると、あああああ!!

ジャバーとものすごい勢いでオイル+ガソリンの混合液が…ヤバイ!4Lのバットじゃ間に合わない! 慌ててバケツを用意して入れ替えた タンクのコックもOFFにする ていうか電磁ポンプでもダダ漏れするんだ… ええ?

 

7、8Lで排出は止まったが、これをどうしたらよいものか 思い切り可燃性の危険物 このまま放置しておくわけにはいかない

処分してくれるところを探さなくてはならないが、市やガソリンスタンド、バイクショップ、廃棄物処理業者どこも断られてしまい、途方に暮れる

ホームセンターで買ってきた一斗缶に入れて、あちこち走り回って最終的に修理工場のあるガソリンスタンドが受け入れてくれてようやく安堵できた

修理で使った初代のガソリンタンクがだいぶ錆びているので、もしかしたらそれがフィルターをすり抜けてフロート室まで達し、フロートバルブに噛んでしまったのかもしれない ともあれバラしてみないことにはなんとも言えない それとシールも発注しなければ


19/04/17(Wed) [長年日記]

アドレス Fブレーキ整備

注文したキャリパーサポートが到着

 

仕事から帰って早速整備にかかる

 

といってもサポートを交換するだけなので、20分もあれば作業は完了

 

この後軽く試走してパッドのアタリをつけた

(走行:88,770km)

Tags: 整備

19/04/19(Fri) [長年日記]

900SS キャブ点検

朝一で昔ヤフオクで落とした予備のガソリンタンクを改めてチェックするが、内部のあまりの錆の酷さに絶望 これなら今のタンクを掃除する方がよっぽど現実的だ

とりあえずオーバーフローしているであろうTDMRをバラしてみる

外側はそれなりの汚さだが意外にも内部はまったくもって綺麗 フロートのニードルバルブにも特に異物の噛み込み痕は無し 分解するためにガソリンを抜く際一緒に流れた?

 

車体側を見ると右側のインシュレーターに少し濡れ痕があるが、これもキャブを外す際に漏れたのかもしれないのでなんとも言えない

 

ひととおり清掃してから組み直し、フューエルホースをつないでキャブの漏れチェック ポンプを作動させてもガソリンは溢れてこない、問題なし たまたま異物を噛み込んでしまったのだろうか…

 

タンクの錆取りをするのが根本的な解決方法なのは承知だが、まずはフューエルフィルターをキャブ入口に追加してみようかと思う

(追記:TDMRのような大口径キャブに市販のフィルターをつけると流量が不足してしまうみたい…ダメか)

Tags: 整備

19/04/21(Sun) [長年日記]

オーバーフロー その後

朝一でシフトシャフトシールの交換作業 車載状態でシールを取り外すのが結構難儀だった

シールに穴を明けて小ネジを差し込み引っ張って外すという方法をやってみたが、何度やってもすっぽ抜けてしまう そのうち穴を明けられる場所が無くなったw

 

仕方がないのでリップから精密ドライバーを挿し込んでこじる この時、シャフトは焼きの入った鋼材なのでまず大丈夫だがケース側はアルミなので絶対にキズをつけてはならない 苦闘の末なんとか外すことができた

 

スプラインにはビニールテープを巻き

 

シリコングリスを塗りまくってディープソケットでシールを打ち込む

 

問題なく挿入できた

ちなみに今回は純正ではなく同サイズの汎用のシールを使用→これ 純正は高いし納期かかるし

 

続いてE/Gオイルを注入 2L入れたところで点検窓がMAXに…! 必要量は3Lのハズなのにこれはオカシイ、とドレンボルトを抜くとオイルの後からまたもやガソリンが…!

まだオーバーフローしているのか? しかしキャブをインシュレーターから外してしばらく置いておいてもガソリンは漏れてこない ということは前回抜ききれなかったガソリンの残りか

半日くらいドレンを開放しておけば良かったのかな でもガソリン関係を住宅街で放置するのはちょっと…リアル炎上は怖すぎる

 

良い機会なのでホースを外してガソリンタンクのコックをチェックすると、やはりエンジン停止のポンプで送り出していない状態でもポトポトと滴ってくる ポンプ〜コック間のガソリンが圧力か何かで出て来ているのか、それとも内部配管にピンホールでもあってそこから漏れているのか?

そして本体のコックを全閉にしても、完全には閉じきれてないようでガソリンがわずかに滴ってくる 万が一のオーバーフロー対策にキャブ手前に中継式のコックを入れた方が良さそうだ

Tags: 整備

19/04/22(Mon) [長年日記]

オーバーフロー 解決編

再びドレンを開けてみると、ちょっとガソリン臭はあるもののオイルしか出てこなかったので安堵 まあ今回はキャブ外してあるからあれ以上増えるハズないんだけどw

改めてE/Gオイルを注入 次回の交換は早めにした方がいいな

そのキャブ、一晩置いておいたがやはり漏れは無し フロートのニードルバルブはしっかり機能してる

 

用品店で中継用のφ8mm燃料コックを買ってきた オイルクーラーやサブライトが邪魔だったりでホースの取り回しにちょっと悩んだが取り付け完了

 

エアクリーナーBOXと電装品を元に戻して大通りで始動 一発大きなアフターファイアのあと、エンジンはかかったがすぐに停まってしまう… チョークを引いても引かなくても同じだ アクセルを少し開けて回転を保たないとアイドリングしない アイドリングスクリューで止まらない程度に調整した

ともあれ試走してみる 走り出しでいきなりエンスト うん? トルクが無い… エンジンの回りが重くて一向に加速しない …あっ、もしかして

 

コンビニの駐車場の隅に停めて調べる Rバンクのプラグキャップを外しても何も変化ないが、Fバンクのキャップを外すとエンジンがかからなくなる やっぱり片肺だ…

 

プラグ…イグナイター…リレー…ピックアップコイル…!? また面倒なことになったと落ち込みかけたものの、いやまてよと希望的観測でイグニッションコイルのハーネスをチェックすると思った通りRバンク側の1本が外れていた! ラッキー! 元通り組んで、

 

エンジンを始動すると、ブイン!とさっきとは打って変わった力強さ! ああっアイドリングが高い! スクリュー戻さないとw 発進も加速も別次元 そうだ、これこそがビッグボアツインのエンジンだよなー!

これで無事解決 駐車時は念のため必ずコックをOFFにするようにしよう

今回のトラブルは危険度が高いだけにさすがに憂鬱だった でもまだ走れそうで嬉しいよ

(走行:64,710km)

Tags: 整備

19/04/23(Tue) [長年日記]

900SSのグリップ交換

ドカにはずっとPROGRIPを使ってきたが材質がソフトなぶん消耗も早め 去年の車検整備ではおサイフ事情もあって安価ながら評判の良いNiceGripという製品に交換した 純正ライクなデザインでしっかりした材質は長持ちしそうだったけど、握った感じも少し硬めなので巡航中に体重を預けると掌が痛くなりやすかった

 

今回、ホンダの通称ロッシグリップに交換してみる そこそこ弾力があり、親指と人差し指でつまむ部分が気持ちテーパー状に細くなっていて握りにフィットする さすがSS系の定番だけあってこれはいいかも

(追記:いや、むちゃくちゃいいわコレ… しっかり感ともっちりラバーの弾力がちょうど良いバランス ツバも小さめでスタイリッシュだしね! あとは耐久性がどうかな)

900SS フューエルフィルター交換

夕食後にまたなんとなくドカをいじりたくなった 今度はフューエルフィルターを交換する 幸いタンクには数Lしかガソリンが残っていない(他はクランクケースに落ちてしまったので…)

ガソリンタンクからタンクキャップを取り外し、手の入るスペースを作る

タンクの底を覗くと…うわぁ…これはフィルターが無かったらたちまちオーバーフローだろう

 

内部の配管からホースを外し、フューエルポンプ一式をクリップから引き抜いて取り出す

一番始めにガソリンが通るストレーナーからは茶色い液体がポタポタ滴ってくる 指でギュッと押してみると黒い粉末状の汚れが… 絶対これも交換した方がいいな

フィルター内部はかなり黒ずみがありいかにも汚れが溜まっている気配 現行のものは透明タイプなので汚れが丸わかりになるだろう しかし大型とはいえろ紙タイプなんだな

 

フィルターを組んだら再びタンクに装着して、タンクキャップを元通り取り付けて作業完了

タンクの錆取り…した方がいいだろうなあ、やっぱり

 

(追記)

古いフィルターをバラしてみたところ… グワァァァッ、大量の錆の粉末が…!

そりゃあオーバーフローもしますわ… せめて定期的に交換するようにしよう

Tags: 整備
本日のコメント(全2件) [コメントを書く]

> 亀山 [初めまして、私も900SSに乗っています。昨年同様にオーバーフローでエンジン内にガソリン混入しました。TDMRキャブ..]

> kato [亀山さんはじめまして やっぱりお漏らししますか あのタイプはダメですね〜 ちなみに今回の症状で検索してみたら国内外で..]


19/04/28(Sun) [長年日記]

フューエルストレーナー交換

ポンプとキャブ間にあるフューエルフィルターは先日交換した その時にポンプ入口にあるストレーナー(フィルター、ポンプより前)もかなり汚れがあるようで、なおかつ取付部分に破れがあってそこからのゴミは流れ込んでしまいそうな感じだった

当然交換するのが賢明なのだが、ポリエステルメッシュに口金をつけただけの物が純正品では6千円もする(現行車種用は3千円だ) そこで考えるのが社外品や別車種の流用 とりあえず取付部と全体のサイズが同じなら問題ないハズ…というか探すと口金はほとんどが3/4インチ(19.1mm)サイズ そりゃあフューエルポンプにも規格くらいあるか 現行車との取付部の違いはキャブ用とインジェクション用?

行き着いたのがアメ車シボレー用のストレーナー 年代が近いし画像を見る限り形状もサイズもほぼ一緒で安い 実際現物を手にしてみないとギャンブルになるが、試す価値はある

ただ、いくら安くても粗悪品では元も子もないので製造メーカーは一応気にはする AC Delcoなんて見知った名前もあったが、見当たる中で一番リーズナブルなアメリカ スタンダード社製にした 調べると昔からある自動車用補修部品の会社らしい 送料込みで1,500円!

 

早朝作業開始 テキパキとタンク内からポンプを取り出して、ストレーナーの口金にマイナスドライバーを当てテコにして外す

 

比較 …どうやら賭けに勝った 同一と言って差し支えない ということで900SS乗りの方、ストレーナーはシボレーアストロ用のTS7というのが流用できて、探せば安いのがあります

ポンプにももちろんカチッとワンタッチでハマり、あとは元に戻すだけ

このGW始めの冷え込みでガソリンが冷たくてタンク内での作業に手が痺れそうだった 小学生の頃の雑巾絞りを思い出したね 平成最後のオーバーフロー編、これにて本当に完結!

Tags: 整備

19/04/29(Mon) [長年日記]

GW奥武蔵朝走り

朝定食を食べにドカで松屋へ

その後一周りして戻るつもりだったけど、あまりの爽快な天気にちょっと足を延ばすことにした 高坂SAあたりで世間一般に混じって大型連休の空気感を味わうとしようかな

 

国道は詰まり気味でもさすがに畑の中の県道は車の流れもスムーズで、SAには着いたがあっさりすぎて何か物足りない もうちょっと走りたい 滑川ならGWでもそうそう車は多くならないだろうから、嵐山PAまで行ってブラックソフトを食べよう

オイルの焦げる臭いがしてクランクケース下を覗くと、どうやらオイルフィルターから漏れている ギュゥゥゥッ…と増し締めしたら解消 この前古いフィルターを外す時フィルターレンチが舐めてしまうほど異常に固かったので心理的に締めが甘くなったみたいだ

鳩山からときがわに向かう 笛吹峠越えを選択

 

閑静な地味スポで交通量は疎ら

 

見事な屋根の東屋

 

嵐山から滑川へ 気持ちよくドカを飛ばして嵐山PAに着いたがスナックのスタンドがまだ開いてない これは誤算w

 

30分待ち、ソフトを味わった

 

r11を進み久々の定峰峠へ チャリが多い 前方がクリアなのをしっかり確認してアクセルを開ける 楽しいね〜!

オーバーフローを直した後なんだかやたらと900SSは調子が良い エンジンの刻むスイートなビートを改めて実感 サスの動きも軽快でコーナーでスパスパ寝る 不調の懸念がなくなったから信頼して気持ちよく乗れてるのかも

 

高篠峠からときがわに抜ける十字路の東側の杉林がバサッと伐採されてやたら見通しが良くなっていた 何か作るわけでもないだろうけど

 

峠からGLを南下、刈場坂峠へ ソメイヨシノがわずかに咲き残っていた

 

 

代わりにヤマザクラが満開

 

しかし対向車が見えてるのにいつまでも左に寄せずに同じペースでセンターを走ってくるバイクが多いのには閉口するよ だから休日はイヤなんだよね…

関八州見晴台を過ぎて、ここも妙に見晴らしがいいなと思ったら不動茶屋が解体されていた!

 

お昼は顔振峠の富士見茶屋で蕎麦でもと思ったら残念ながら臨時休業 GWだからか、それともさっきから現れるウォーキング大会の影響か

 

GLに咲くツツジ 二本木峠も見頃かな?

 

蝶の模様みたいなのはシャガ

 

笹郷線で越生に下り、五大尊に立ち寄る

ちょうどツツジ祭りの真っ最中だ さすがに人出も多い さっきの大会のハイカーも帰りがけに続々寄っていく

 

車は駐車料金400円だけどバイクは無料みたい

 

満開の色とりどりのツツジ 

 

高台にあるので見晴らしも良い

 

ツツジのトンネルもあちこちに

明日から雨らしいけどいつの間にか厚い雲が広がって、いち早く冷たい風が吹きつけてきた 一日たっぷり楽しんだしそろそろ帰途へ

いつもの抜け道ならスムーズに帰れるハズ


19/04/30(Tue) [長年日記]

雨中深夜の丸美屋自販機ドライブ

夕方からたっぷり眠ったので心身ともに元気 ちょうど小腹も減ってきたところ

外に何か食べに行こうかなと思案していたら、自販機うどんを食べに行くのは?と思いついた どうせGWで昼間は混雑の中出かける気にならないし、快適な深夜に走ってきて昼間は家でダラダラしていればいいのだ よし

1時を回ってラパンで家を出た とりあえず行きはオール下道で行く R254からR17に出てひたすらバイパスを北上 さすがにスイスイ走れるが予想よりトラックが多い GW中も仕事してるんだなー お疲れさまです

伊勢崎で県道に逸れて、これもまたガラガラ あっという間にみどり市に着いて丸美屋自販機コーナーへ 所要時間はちょうど2時間 夜中だとすぐだね

 

先客が一台いたけれどちょうど入れ替わりになった よし貸し切り状態を満喫しよう

 

まずはひもかわうどん 残念、具のきつねは前回と同じだ 美味しいけどね

 

続いて青唐辛子入りの方のうどん 具はかき揚げ これまた美味い 具と汁が自販機のレベルじゃないんだよなあ

 

ツナトーストをおみやげに買って帰路に着いた

 

これまた美味

しかし利用客の中にはマナー悪い人もいるもんだ タバコの吸い殻が数十本も床に散らかってたり、テーブルにゴミを放置してあったりしたのには辟易したよ

あと結局帰りも下道で 友達がバスのドライバーやってるのもあって大型乗りには多少の敬意を払うようにしてるけど、後続車に飛沫を浴びせながら延々2車線並走するのはカンベンして欲しいなあ


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