08/01/01(Tue) [長年日記]
▼ 新年
家が喪中なので新年の挨拶は控えますが、新年が明けました。本年もよろしくお願い致します。
体調もだいぶ良くなったので厚着して初日の出でも見に行こうかと車を出そうと思ったら、隣人の車が家の前に２台路駐していてうちの車の出るスペースが無い。まいったな・・('A`) 朝の５時半じゃ声を掛けようにもないのであきらめた。
まぁ、たぶん病み上がりに無茶するなって警告だね^^
08/01/02(Wed) [長年日記]
▼ 三つ子と巣鴨へ
朝から箱根駅伝を見る。
昼過ぎに初詣のお手伝いのため三つ子宅を訪問。昼に出かけるという話だったが、世話や準備に時間が掛かって結局家を出たのは夕方。
一人用＋二人用の２台の乳母車をゴロゴロ転がして都電荒川線に乗り、巣鴨地蔵尊へ。とはいえ、このくらいの時間だとまだ店は開いているし人通りもそれほど混雑しないから、機動性の良くないうちらにはちょうど良かったかもしれない。
お参りさせた後、敷地内の屋台で少し休んで家に戻る。三つ子は珍しいので通りがかりのおばちゃん達にしばしば声を掛けられた^^
病み上がりなので早めに辞すつもりだったが、なぜかPCの再インストール作業を頼まれ、お雑煮をごちそうになってから帰った。家に着いた頃には日付が変わっていたよ^^;
08/01/03(Thu) [長年日記]
▼ 新春峠ドライブ
明日から出勤。体調はほぼ回復したようだ。
クリスマスから年明けまでひたすらふとんの中にこもりきりだったので、一日くらいどこかに出かけようと思う。バイクは凍結が怖いし、なによりまた病気がぶり返しかねない。当然クルマです^^
混むでも空くでもないR16を西に向かう。雲ひとつ無い晴天で富士山の姿がくっきりと見えた。目的地は奥多摩と秩父で迷っていたが、結局秩父の三峰神社まで行くことにした。
それにしても思えば喪中のわりに去年からあちこち寺社を回ってしまっているなぁ^^; えーと、じゃあ今日も初詣ではなくてあくまで見物、ということで・・（く、苦しい）
飯能から名栗へ。ツーリングの団体がコンビニで休憩していた。名栗渓谷で追いついてきた一団に先を譲る。
車の中は陽射しのおかげでエアコンを切っていても暖かいので、オイラもバイクで来れば良かったなー、などとふと甘い考えが浮かんでしまうが、実際の外気温は一桁である。無理はいけない。
山伏峠越えでR299にて秩父市街に出た。道の駅ちちぶに寄り、立ち食い蕎麦の昼食。
R140からK（県道）72で荒川に出た後、三峰口まで対岸の狭い集落を抜ける裏道を行ってみた。周辺には数軒の温泉宿が点在する。白久駅はわりと開けていて、駅前の蕎麦屋が気になった。
対岸を行けるところまで行こうと思ったら、いつの間にか林道に入って山を上っており結局突き当たってしまい、分岐まで戻ってR140に出た。
秩父湖方面に進み、三峰道路を上っていく。
さすがに年始だけあって車が多い。神社に到着すると駐車場はすでに参拝客の車ですし詰め状態である。
日向では陽射しが暖かでさほど寒さを感じないが、日陰の参道に入るとやはり山の空気はキンと冷たい。
参拝を見物し、くじ遊びをし、お土産を買って帰路に着いた。
浦山ダムに休憩に寄り、そのままr73から有間峠経由で名栗に抜ける。
路面に一部落石や凍結箇所があるので通行には注意が必要だ（通行止の時あり）。
有間峠からは今日もはるか彼方のビル街までのパノラマを楽しむことが出来た。
すっかり日が落ちた５時過ぎ帰宅。
少々疲れた。腰周りを中心に全身に倦怠感がある。はじめ車は疲れないで全然楽と思っていたが、最近バイクとまた違った疲れ方をするような気もしてきた。コーナーの度右に左に体を動かすバイクと違ってずっと同じ姿勢でいるからだろうか。
バイクでスカッと走れる季節が待ち遠しい。
08/01/06(Sun) [長年日記]
▼ Ｆフォーク交換
午前中にＦフォークの交換作業を行った。無調整のCRフォークからRAZAでO/Hしてもらったアジャスタブル・フォークに戻すのだ。
前回はバイクのフロントを上げるのに四苦八苦したわけだが、やはり脚立と油圧ジャッキの併用で、今回はなんともあっさりと浮かすことが出来た。交換作業自体も頭の中にフローチャートでも書かれていたかのように不思議なくらいよどみなく進行した。
何事も経験は大事なもののようである。
▼ 奥多摩で走り初め
Ｆフォークの交換が終わったのはちょうど正午。整備が済んだとなると試乗したくなるのが人情だ。気温も上がったし、ちょっと近くを走ってくるか。
チョイ乗りとはいえ一応革装備に着替えて、いつものR16への抜け道に走り出す。
走り出してすぐ、明らかにバイクが乗りやすく感じた。
結論としてオイラにはCRフォークの高加重セッティングはまったく合わない。バイクがフラついて安定しないのでバイクを倒しづらいのである。加えてステムの動きが鈍く、リーンしてもイマイチ自分の思ったように曲がってくれなかった。減衰が効きすぎなのだ。
自分の好みにアジャストしたSSフォークに戻してみると、フロントタイヤにたしかな接地感がありまったく不安がない。リーンに応じてステムが素早く追従するので低速の切り返しなどがたいへん楽である。
O/Hの前後でフォークの作動性が多少変わっているはずなので、道中で今日はいろいろとアジャストしてみたが、結局一番フィーリングが良かったのはO/H前とまったく同じセッティングだった。ふしぎ。
名栗、飯能辺りを周ってくるつもりだったが、バイクが気持ち良く走るので奥多摩まで行くことにした。
といっても丹波山やr18は凍結が心配だし、周遊も塩カルで走りづらいはずである。なにより気温が下がる日没までには戻りたいので、あまりあちこちに寄ってゆっくりは出来ない。
吉野街道から周遊経由で檜原街道と、ぐるっと一周して帰ることにしよう。
ふもとは穏やかな陽気だが日陰の多い吉野街道はところどころウェット。冷え込みもグッと厳しくなる。
コンビニにも大麦代Ｐにも寄らず、カンを取り戻すように黙々と走り続ける。
正月明けのためか、日曜日ではあるがさほど道は混雑していなかった。バイクの姿もさすがに少なめである。
のんきやにて昼食。なんと正月は元旦から営業していたみたいだ。
さっぱりとんこつ醤油のチャーシューメン（800円）。柔らかトロトロチャーシュー、手もみ麺が美味しい。ちょっとC/Pは悪いが^^;
普段よく缶コーヒー休憩する周遊入口のドライブイン辺りも今日は日当たりが無く寒そうなので寄らず、そのまま周遊へ入った。
路面はやはりところどころ塩カル混じりの半ウェットである。ペースはあまり上げずに日向の箇所を主にコーナーを楽しんだ。
都民の森にてコーヒー休憩。こんな時季でも峠に走りに来ているのはおじさんばかり。
売店でドックでも食べたいところだが、取るものもとりあえず来たのでガスを入れた後のサイフにはもう百円余りしか残っていなかった＞＜
半ウェットの多い檜原街道を軽めに流して珍しくオール下道で午後４時帰宅。いつもより距離走ってないせいか全然疲れなかったな。
久しぶりに走ったけどやっぱりバイクは楽しい。900SS最高！
08/01/09(Wed) [長年日記]
▼ 白銀平展望台にて
突然車で毛呂山辺りを流したくなって、昼前家を出る。もちろん午後からは仕事なのでそれまでには帰宅しなければならない。タイムリミットは３時間ほどである。
市街の幹線は渋滞が酷い。１時間近くかかってr262まで出るとようやく道も空いた。アドレスで来れば良かったかな。カワセミ街道から高麗川CC方面に折れ、白銀平へのダートを登っていく。
無人の展望台のベンチで途中のコンビニで買った弁当を開く。遠方は霞んで見えないが今日も穏やかな陽気だ。のんびり昼食タイムを取って家に引き返した。
08/01/13(Sun) [長年日記]
▼ 秩父の小さな湖
用事で熊谷のクシタニまで出かけた帰りに秩父方面に足を伸ばした。まだ訪れたことのないマイナーな湖を二つほど周ってこようと思う。
熊谷から秩父へはR140バイパス１本なので快適である。
皆野長瀞有料道路の入口のすぐ先を右に折れて秩父鉄道の踏切を渡る。人気の無い県道を進むとすぐ小さな湖がある。円良田湖という。
湖を一周出来るようなので堤体から対岸に渡る。対岸は林道クラスの細い道で、途中にはダート区間もあった。湖には釣り座が数多く設備されている。静かな場所だった。
いったん湖を北（群馬方面）に進み、コの字に折り返す形で南に進路を戻してしばらく走るとまた小さな湖が現れる。間瀬湖である。
ここでも湖を一周してみる。レトロな堤体がたいへん味わい深い。
円良田湖同様ヘラ釣りの名所のようで、小さく閑静な湖だった。春にはどちらも桜で綺麗らしい。
湖を後に埼玉方面に向かうとすぐ峠道になるが、ここは二輪車通行禁止になっている。
それ故にオイラも来る機会がなかった。センターラインにしっかり段がついていたりと四輪の走り屋対策もされているが、実際流してみると景色が開ける場所もありなかなか気持ちいいワインディングだ。
また今回は前調査が足らず走れなかったが、陣見山ビューラインという舗装林道も快適な峠道らしい。
間瀬峠はムリとしても、桜の季節に今度はバイクで走りに来るのもいいかもな。
※動画のUP主はどちらもオイラじゃありません 念の為^^;
08/01/15(Tue) [長年日記]
▼ 社内旅行でグアムへ その１
今日から４日間、職場の社内旅行でグアムに行くのだ！
グアムは日本人観光客相手の店が多いのでさほど言葉の苦労は無いとは聞いているけれど、自分にとっては初めての海外旅行である。いったいどうなるのやら・・？
早朝からの行動だったが前日が休みだったのでうまく睡眠時間を調整することが出来た。家の最寄り駅から始発に乗り、池袋から成田エクスプレスに乗る・・はずが乗車券が無い！旅行で使わないカード類を整理した時に一緒にサイフから出してきてしまったらしい。
全席指定なので満席だったらいきなり赤信号が灯るところだったが幸い空きがあり、キップを買って入場してオーナー、スタッフと無事合流した。危ない、あぶない。
成田空港に到着。飛行機には幼稚園だか小学校低学年の頃に一度だけ国内便に乗ったことがあるけれども、その時の記憶はほとんどない。
若干緊張したけれども、どちらかというと面倒なのは出国の手続自体よりもその順番待ちだな・・
空港内の銀行で１万円両替する。ピン札のドル紙幣は人生ゲームのお札のようでさっぱり実感がない^^;
機内に乗り込む。うわ、狭っ！！^^; 降りる時に見たけど、やっぱビジネスクラスとは雲泥の差だね。そりゃそうだｗ
しかし今回はグアムだから３時間ほどで済むけど、こんなんで同じ姿勢のまま10何時間も乗ってたらそりゃ、なんたら症候群にもなるわなぁ。
ともあれ無事離陸。
機は順調に雲上を飛ぶ。
１時間ほどして出された機内食はビーフハヤシライス？全然物足らないけどまぁこんなものっすね。
その後機内で入国のための書類を渡されて、記入しているとちょっとアメリカ横断ウルトラクイズの機内クイズの気分。
グアム国際空港着。
気温と湿度がグッと高くなった。
国際空港のわりにはなにやら薄汚れた裏通路みたいなところから入国ゲートに並ぶ。あっという間に行列が出来たが乗客数に対して開けているゲートの数が少なく、そこへの行列の捌きも適当で列がはっきりしないので並んだ場所によって順番が大幅に前後したりする。まぁ、よそ様の国に日本人的感覚を持ち込むのも良くないか。
手続きが済み、迎えのツアーバスに乗り込んだ。
車内からいよいよ初めての海外の街並みを見る。左ハンドル、右側通行、マイル表示。たしかにアメリカだぁ。
とはいえ日本語の文字も引けをとらず目に入ってくるのでそれほど突き放された感覚は無い。海外ビギナーにはありがたい。
ホテルに到着して部屋を覗く。ゴージャスなロビーもポーターもいないコンドミニアム式のホテルだが俺たちには必要にして十分である。
部屋の窓からタモン・ビーチを見下ろす。
あいにくの曇り空だが、おかげで真冬から来た自分たちにもわりあいしのぎやすい気温である。
小休止の後、街をぶらつきがてらこの数日間の食料の買い出しに出かけた。
ホテル近くのファストフードで軽食を摂る。ここの店員さんは日本語が通じず、早速英語オンリーでの初注文である。難易度高けぇぇ。
ホテルの間を通ってビーチに出てみることにした。
遠浅の白く美しい砂浜。さすがはリゾート観光地^^
浜辺からマーケットへの移動には少々難儀した。ツアークーポンのフリーパスが使えるバスと使えないバスがあるらしく、バス停を探して移動する。その間に初日の夕暮れを迎えた。
マイクロネシア・モールにて大量の食料とビールを買う。
とにかく荷物が多いので、帰りは結局タクシー２台でホテルまで運んだ。初日からレンタカーを借りても良かったかも。
俺はフードコートで２回目の英語注文。まだドルでの金銭感覚が全然わからないので、買い物をすべて札で済ませようとして小銭が増えまくりである＞＜
ホテルに戻って宴が始まった。
俺の夕食はバーガーキングのワッパー。夕方のサンドイッチもそうだったけど、バンズに味が無いんだよな。同じフードコートで買った中華はしょーもない味だった^^;
湿度が高いのでビールが美味いぜっ！
08/01/16(Wed) [長年日記]
▼ 社内旅行でグアムへ その２
同室の�儀�のひどい咳とイビキで悩まされて眠れず睡眠不足の朝。
今回借りている２部屋のうち、オーナー一家の部屋に移動すると朝食の仕度が出来ていた。美味しいハムエッグと野菜サラダにオレンジジュース。いかにも朝食って感じｗ
その後みんなでビーチに繰り出した。海岸沿いに建つ別のホテルの敷地を通ってビーチに出てみる。早朝に雨が降ったようだがすっかり青空が広がって、陽射しが熱い。
ホテルのプライベート区域と区域の間に陣を張る。木が茂った場所でちょうどよい日陰になっている。
海に入るとちょっと肌寒かったがすぐに慣れて、午後まで泳ぎやボートを楽しんだ。
ホテルでタクシーを呼んでもらい、夕方からチャモロビレッジを見物に行く。普段は落ち着いた雰囲気の公園だが毎週水曜日の夜にはマーケットが催され、大いに賑わう。
公園内には現地の人や他国からの観光客など様々な人種が入り乱れ、俺もいよいよ外国の空気に触れているのを実感する。
カタコトの英語を使って屋台で買い食いする。３品盛り合わせでいくら、みたいなところが多い。鳥と牛の串焼きを買ったが、強力な直火で焼くのでたいてい焼きすぎで焦げ臭い^^; パスタとドライカレー？もイマイチ。まぁ味より雰囲気を楽しむものだね。もしくは店によって当たり外れが大きいのかもしれないな。
ここではアルコールが販売されていないのもあり治安に関してはそれほど悪くないようで、安心してマーケットを楽しむことが出来る。チャモロダンスを見たり出店を冷やかしたりして楽しい時間を過ごした。
Ｋマートで食料とビールを買い足してホテルに戻り、みんなでまた飲む。
自分は明日この旅行のメインイベントがあるので、早めに切り上げてベッドに潜った。しっかり耳栓を買ってきたので今夜は安眠だｗ
08/01/17(Thu) [長年日記]
▼ 社内旅行でグアムへ その３
■ Part1- 実弾射撃編
自分は中学生の頃モデルガンが好きで、よく雑誌を読んだり上野まで買いに行ったりしたものだった。当時はまだ弾の出るエアガンやガスガンが流行る前で、その頃のモデルガンといえば紙の火薬でパンパン鳴らしてせいぜいメカニズムを楽しむだけのものだった。
さて、ということで元ガンオタとしてはせっかくの二度とないかもしれない機会、今日は射撃に行くのだ。
グアムの街中でも射撃場はよく見かけるが、それらは火薬を減らした再使用の弾を使うのが一般的だ。今回行くのはアメリカの工場で作られた新品の弾丸（ファクトリーロードという）を屋外の射撃場で撃てる本格的なところで、老舗のワールドガンという店である。
目覚ましで起床。めみが朝食を用意してくれていた。ありがたくいただきます。
９時に送迎のバンがやってきた。同行の�儀�とともに乗り込む。数軒のホテルで他の客を拾ってガンショップへ。店の扉には頑強な鍵が掛けられていた。
店内には銃器がズラリと並んでいる。撃ちたい銃は決めていたので悩むことはなかった。
手続きを済ませ、全員分の銃器を積み込み店を出発。射撃場は街から離れた野外にあるのだ。途中でコンビニに寄ってターゲット用の缶コーラを買い込んだ。これも安いとはいえ客持ちである。結構な値段を取るのだから的くらいは用意してくれても良い気はする。
国道から細い道に折れるとたちまち山の中。やがて開けた場所に出るとそこがシューティング・レンジだ。
店のスタッフが銃器を運び出す間に俺たちは的をセットする。一応数10本のボーリングのピンが的として用意がされていた。もちろん全員が撃ち出したらこれだけでは全く足らないが。
準備が整い、いよいよ本番である。
▲Ｉ君の射撃の様子
俺が今回選んだのは38Spl、9mmパラ、357Magの３種類。これにお店のサービスで22LRとライフル弾がつく。まずは38Splから挑戦。
撃つ銃はコルト・ディティクティブ・スペシャル。スタッフに注意を聞きリボルバーのシリンダーに弾丸を装填する。自分の時代のモデルガンは金属製が主だったせいか、意外と違和感はなかった。しかしこれはまぎれもなく扱いを誤れば危険なホンモノ、である。
両手で銃を構え、緊張の中ゆっくり時間を掛けて第一射を撃った。引き金を絞ると、パーン！と音がしてビシッと反動が手に伝わってきた。
これが本物の銃というものか。一応的を狙っては撃ったものの弾はどこに行ったかわからない。近くには着弾しているはずだが。
ゆっくりと全弾を撃ちつくしたが、いずれも的には当たらなかった。ハナから命中するのは期待してはいなかったが、これでは買ってきたコークが無駄になる。出来るだけ当てられるように狙って次の６発を撃った。
結局数本の缶に当たっただけで50発を撃ち終わった。覚悟はしていたが酷い命中率である。思った以上に弾が右に左にブレて飛んでいく気がするのは当然自分が初めてだからというのもあるけれど、コルト・ディティクティブが２inchの短銃身だからと思われる。普通、銃身が長い方が集弾性も良くなる。
銃身先端にあるフロントサイトと、ボディ後端のリアサイトを重ねて的に照準を合わせるわけだが、もちろんこの間隔が遠い方が照準の微調整がしやすいのはバイクの一本橋走行と同じ理屈だ。
次に撃ったのは９mmパラでFNブローニング・ハイパワーを使用。13連発のオートマチックなので４つのマガジンに弾込めをする。弾を込めたマガジンを尻からガチャリと叩き込み、オープンしたスライドのロックを外すとガシャッと初弾がチャンバーに装填される。ううぅ、オートのスライド・アクション気持ちいいｗ
引き金を絞るとパーンと弾が放たれ、空薬莢がスライドによって右上方へ弾き出される。反動は先ほどよりもいくぶんまろやかな感じで命中率も10発２中くらいまでには上がった。外れていてもわりあい近いところに着弾しているのがわかる。
22LRをルガー（のよくわからないモデル）で撃つ。モヤシほどしかない弾の小ささからしても全く違うが、これまでの二つに比べるとあまりに軽い反動である。これまでより格段に的にも当てやすいが、正直物足りなく感じてしまった。
ここでライフルを撃ってみる。レミントンM700SPSという銃架つき7mm08弾４連発のボルトアクションだ。これまた俺にはさっぱりわからないが、よく狩猟に使われる有名な銃のようである。
銃床を肩に当てて引き金を絞ると、ガコーン！とものすごいショックが右肩に伝わってきた。このライフルには望遠スコープがついているので、レンジ内の一番遠い的を狙っても実にあっけなく当たる。たかだか30ｍくらいでは近すぎて初心者の自分でも百発百中である。こんなので狙われた日には即刻物陰に隠れるしかない。怖っ。
しかし、あまりの反動のキツさに全弾撃ち終わる頃には撃つのが苦痛になっていた。ちなみに�儀�が撃ったライフルはさらに反動が厳しかったのか肩に大痕が残っていた。
買ってきた的用のコークはライフルでだいぶ減ったが、まだ半数近く残っている。今度はもっと命中させてやるぞ、と再び９mmパラをS&W M5906で撃つ。
射撃にもだいぶ慣れてきたので弾を撃ち終わるのも早い。残り10缶ほど撃ちもらした。
最後にS&W M686で357Magを撃ってみる。44Magも撃ってはみたかったけど、数発ならともかく50発もはたして自分の手が持つか自信が無かった・・
比較的小型のＬフレームだがそれでもダブルアクションでは自分の手には若干ボディが大きく持て余す感じ。引き金を絞るとこれまでにないガツンという反動。もちろん的にはろくに当たらない。隣の体育会系の客はもっと巨大なマグナム・ガンを使ってボーリングのピンにバシバシ当てていたが・・(ーー)
ところでこの日俺たちの他体育会系の男性二人に混じって、一人若い女性の客がいた。曰く、映画などで見る射撃を一度実際に体験してみたかったということだった。にしても街中の射撃場ならともかく、こんなマニアックなところに一人女性がというのはちょっと不似合いな感じだが、その辺の事情はあえて触れないでおいた^^;
ハンドガンを撃ち終えると、彼女は数発撃っただけで余ったライフル弾を俺に譲ってくれたのだった。まぁ男の俺でもライフルは肩が痛んで撃つのがイヤになるくらいだから気持ちはよくわかる。ありがたく撃たせて戴いたが、正直自分ももう十分という感じだったｗ それはともあれ、おかげで買ってきたコークの的を撃ち残さずに済んだのだった^^
▲Ｉ君の撃ったスプライト
■ Part2- 島内ドライブ編
午後３時、ホテルの部屋に戻るとみな外出中。帰って来るまで連絡を取る手段が無いので、もう一つの計画であったレンタカーを借りての島内一周ドライブを実行することにした。
ホテルに置き手紙を残し、レンタカー屋で車を借りる。まだ卸したての日産のヴェルサ（国内名：ティーダ）であった。
日本語を話せるスタッフがいるので手続きは問題なく済んだ。国際免許なども必要なく、日本の免許証を見せればOKという手軽さである。
レンタカー屋から早速俺の運転で出発。店を出る時の右折でいきなり左車線に入りそうになってナビ役の�儀�に注意される^^; 右側通行なのは頭で理解はしていても右左折の際に若干戸惑うのは否めない。加えて車の操作系が逆（ウィンカーは左、シフトレバーは右）なのでよけいに混乱させられる。
グアムの交通法で良いと思った点は、交差点での右折（日本式なら左折）が通常いつでも可能なことである。それともうひとつは、店などへの出入りで対向車線を横断する形になる際は、一度中央分離帯にある待機スペースに車を乗り入れて対向車の流れが途切れるのを待つ。この方式だと左折（日本では右折）待ち車両のために後続の渋滞を招くことがほとんど無く、大変優れたシステムだと思った。
さて、緊張の中で市街地を抜けると車も疎らになり信号が減ってきて、やっとドライブらしい雰囲気になってきた。俺も思案する事項が減り運転を楽しめるようになる。
エアコンを入れずに全開の窓から入ってくる風が心地良い。グアム島北西部にあるタモン市街から西岸沿いを南下、東岸を北上してぐるりと海岸線を一周するルート計画である。南に向かうほどに風景は素朴になり、建築物は疎らに、日本語の看板も見かけなくなってくる。
工程の1/4ほど走ったところで�儀�と運転を交替する。自分が運転していた時はわりあい平坦な海岸線だったが、道は次第に海岸線を離れて小さな山々の中のタイトに曲がりくねった峠道に変わってきた。うわ、ここは自分が運転したかったぁー！！と歯痒い思いであった。もはや信号にも出合わない。
峠を越え海岸線に下りると、制限速度がより低くなり小さな集落が現れた。
めったに車など通らないからだろう、自転車に乗った子供たちが車道のど真ん中で遊んでいた。用心して脇を通り抜けると、ビッとこちらを指差して何か叫んだ。その表情は決して笑顔ではなかった。いったい何だったのだろう・・
集落を過ぎて車は東の海岸線を北上する。小さな入り江にパーキングがあったので車を停め、運転の交替がてら一服した。
ベアーズ・ロックという場所である。その名の通り、熊を思わせる岩がそそり立っている。
再び俺の運転で北へ向かう。気持ち良いアップダウンを繰り返し、街並みに戻ってきたところで最後の運転手交替。
島の北部は海に面した敷地を米軍基地が広く占めており、幹線道路はその内側を通っているため、あまりドライブコースとしては見どころが無い。
夕方皆と合流、ハードロック・カフェに夕食に出かけた。料金は少々高めだが味、量ともに満足である。
食べ残すほど散々飲み食いしたのに、ホテルに戻ると今夜も宴会・・^^;
08/01/18(Fri) [長年日記]
▼ 社内旅行でグアムへ その４
いよいよグアムも今日が最終日。昼のチェックアウト前に、最後に島内をもう一回りする予定だ。
朝食にパスタをゆでて、夕べスタッフのＨ君が仕込んでおいてくれたソースで食べる。美味い。
今朝は起きるのが遅れて出発は午前10時になってしまった。２時間足らずしか時間がないので、見どころの少ない北側はカットして南岸のみを一周して戻ることにした。
買い物があるというＨ君をミクロネシア・モールまで送り、その後東岸を目指すが地図を部屋に置いてきてしまっていた。道は覚えていますから大丈夫です、という�儀�の運転でどうにか見覚えのある道に出ることが出来た（途中ちょっと怪しい雰囲気だったが^^;）。
昨日とは逆ルートで海岸線を走る。運転の順番も逆で、昨日担当しなかった方のルートをそれぞれ運転することにした。これで南岸は二人とも全線走破したことになる＼(^o^)／
▲２箇所ある対面交互通行の橋
やはり南岸は気持ちいい。昼前の空いている時間帯だからだろうか、いっそう人気が無い。�儀�も気持ち良さそうに運転を楽しんでいる。昨日同様ベアーズ・ロックでシートを交替し、俺もグアムの峠道を十分に満喫出来た。
もっと時間に余裕があれば、戦争記念公園やタロフォフォの滝などに寄ってゆっくり見て回れたのでそれだけが残念である。
▲スペインが薫るウマタック橋を潜る
帰路の国道でガスを満タンにするためスタンドに寄った。が、スイッチを引いても給油口のカバーが開かない。手応えがまるでスカスカなのはどうやらワイヤーが切れているようだ。ふと見ると、親切心からスタンドのお兄ちゃんがキーをカバーに差し込んでこじ開けようとしていたので、慌ててストップ、ストップと制止した。気持ちはありがたいが、万一にも車に傷をつけては余計面倒なことになる。
チェックアウトの時間が刻々と迫っているので、給油は諦めて直接レンタカー屋に向かうことにした。店で事情を告げてガス代込みの料金で清算してもらう。ホテルに戻ったのはチェックアウトの時刻ギリギリだった。
全員と合流して送迎バスの来る時間までアウトレットを見て回り、空港へ。飛行機は島を離れた。
過ぎてしまえばなんともあっけないグアムでの４日間だったけれども、英語での買物や実弾射撃、米式ドライブなど、毎日中味の濃い充実した休暇を楽しむことが出来た^^ 日頃なかなか出来ないこのような機会をくれたオーナーに感謝。
08/01/21(Mon) [長年日記]
▼ 小川 花和楽の湯
昼に外の空気を吸いに出かける。雪の予報まで出るほどだったけれど、空もなんとか持ったようだ。いつもの日高市の県道からカワセミ街道、宿谷林道から権現堂林道を経て越生に下り、r30をのんびりと北上する。
久々に温泉にも浸かりたいと近場の玉川か児玉の白寿あたりを考えていたが、どうせならと初めての小川の花和楽（かわら）の湯に行ってみることにした。
施設内の第一駐車場は満車だったので斜向かいの第三Ｐに駐めた。こんなクソ寒い平日にそんなに混み合っているとは思わなかった。イモ洗い状態だとちと憂鬱だが、幸いそれは杞憂だった。第一Ｐの収容台数が比較的少ないのですぐ満車になってしまうだけらしい。
受付で大人一人と告げると「1,300円になります」と言われて内心焦った。タオルセットと館内着の浴衣、岩盤浴込みの値段であった。正直そんなものはいらない、ただの入浴のみでいいから安くして欲しいと思ったが、そういうシステムでは仕方がない。最近の日帰り温泉は、手頃な値段（それでもちと高いと思うが）のスーパー銭湯系か、ここのように時間制限無しでタオルなども込み込みだが結構な値段のところかに二分してきているように思う。
純和風で落ち着いた照明の綺麗な館内である。食事処や休憩所があるのは当然として貸切用の家族風呂やオシャレなカフェバーまである。
ロッカースペースがやや窮屈だったが、洗い場の数も少なめである。休日などは順番待ちになるのではないか。そのかわり個々のスペースはしっかり区切られており、ゆったりしている。
一つしかない内湯は無色透明のぱっとしない温泉。体を温めて早々に露天に出てみるとこちらは広々としていてなかなか良い。内湯と露天では源泉が違うようで、露天の方がより温泉らしい気がした。白濁している温泉と昔聞いたように思ったが、残念ながら普通の透明な湯だった。ぬるすべ感もさほどではない。湯船の名前と趣向が戦国武将にちなんであるのがちょっと面白い（男湯）。
快適ではあったがお湯のみが目的の人間にはあまりC/Pは良くない。温泉宿気分で半日か一日何度か温泉に浸かってゆっくり時間を過ごしたい人や家族連れ向けだろう。にごり湯では無かったのが残念だった。
金勝でうどんを食べていくつもりだったがあいにく定休日。ホームセンターを覗いてR254から帰路に着いた。
08/01/28(Mon) [長年日記]
▼ 秩父川端温泉 梵の湯
秩父の凡の湯がリニューアルして本格的な日帰り施設をオープンさせたというので、調査に行ってきた。凡の湯は、キャンプ場に併設された６〜７人も入ればいっぱいのこじんまりとした施設だが、濃厚なぬるすべ感を味わえるたいへん良い温泉で、オイラもお気に入りのひとつである。
今回古い施設はそのままに、新たに大人数を収容できる新館を隣接して建てたようだ。大型化によってばいえるのようにお湯自体の魅力が薄れていないか若干心配である。
平日19:00以降は料金が100円引きになるので、夕食後車で家を出た。快適なR299のドライブを楽しんで秩父市街に出る。
ハープ橋を渡りr72に右折、後は直進すれば凡の湯に到着する。
建設中の新皆野橋のたもとに看板が出ていた。右折して河原の方に下りていくと、奥多摩ののめこい湯並みの広い駐車場に出る。オイラの他には車が３台停まっているだけだ。
新館は梵の湯と書く。フロントで料金650円を支払い浴室に向かう。建物は畳を多く使った純和風の落ち着いた造りである。もちろん休憩所や食堂も完備している。館内は禁煙なので煙の苦手なオイラも安心だ。
脱衣所のロッカーは大よそ壁を背にしているので狭苦しさが無くたいへん良い。しかし鍵は100円投入式で硬貨が返却されない点は残念である。実質的には利用料は100円増しということになる。
浴室に入るとすぐ右手に洗い場。お湯を大事にする凡の湯らしく脱衣所から湯船への直行ルートを通せんぼするように置かれた「湯に入る前に体を洗ってください」の看板に従い、入念に体を洗う。凡の湯旧館では風呂も洗い場も露天にあるため、寒い時期には最初に体を洗うのが辛いのだけが難だった。
全身くまなく洗って、20人ほど浸かれそうな湯船に飛び込むと（実際はそーっと入った）、凡の湯の強烈なぬるすべ感は健在だった。41℃に保たれたお湯は若干ぬるいかなと思ったが、すぐに全身がぽかぽかしてくる。一人だけいた先客はいつの間にか上がったようで、オイラ一人の貸し切り状態になった。
露天に出てみる。内湯の半分ほどの広さの岩風呂で、こちらも気持ち良い。泉質は内湯に比べると薄めだ。夜なのであまり気にならなかったが、眺めはあまり期待出来ないようである。冷涼な秩父の空気の中浸かる露天の開放感と、濃厚な泉質の内湯と迷ってしまうが今日は内湯の寝湯に浸かってぬるすべを存分に味わうことにした。
カランからは旧館のように濃い温泉がドバドバ注がれるということはないが、代わりに一角に上がり湯用の源泉水風呂がある。さすがに冬場に冷たい源泉は厳しいので、オイラは内湯の注ぎ口からの湯とブレンドして掛け湯した。湯船へは加水無しで加温循環されているようだ。
風呂上がりの牛乳を飲んでいると、見覚えあるご主人がやってきて「良いお湯だったでしょう^^」と声を掛けてきた。正直なところ心配していたオイラも大いに安心した。
どうやら今日はオイラが最後の客になったようである。広く知られるようになったらここも人気の温泉になるに違いない。
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