最新 追記
kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

06/11/02(Thu) [長年日記]

吉牛

吉野家では先月から月アタマの5日限定で牛丼が復活した。

一部のアメリカ人の牛肉処理のテキトウさと安全意識の低さはTVやネットで見ていたので、正直食べるつもりはなかったのだが・・

一食くらいでそうそう脳みそもスポンジにならないだろうとタカをくくって食べてしまった。

・・やっぱ美味いわなー^^;

輸入する肉は吉野家がしっかり管理した契約工場だけにしているとかなら良いのだけれど・・

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06/11/03(Fri) [長年日記]

プラグ交換

プラグを交換。

古いプラグを見てみるとリアバンクの汚れが目立つ。

カーボンの付着と、やはりどことなくオイルの下りている様子がある。

オイルの減りも早いし、そろそろヘッドをOHしなければならなそうだ。

 

この間、右半身だけが凝ったのは、右側のハンドルの高さも関係あるのではないか?と考え、若干下げてみる。

クランプ部分の位置を左右で同じくすると右のグリップエンドが高くなるのは、過去の転倒が原因で微妙に曲がっているからだろう。

Tags: 整備

06/11/04(Sat) [長年日記]

甲州紅葉ツーリング

kazeさんからのお誘いメールで今日は甲州をツーリング。

集合は中央道・談合坂SAに7:30となかなか厳しいスケジュールだ。

幸い前夜は仕事から帰宅後、睡魔が酷くてただちに床に着いたので、なんとか目が覚めた。

 

県央道・あきる野ICから中央道に接続するR411は渋滞。

おかげで大幅に時間をロスしてしまった。

来年6月に八王子JCTが開通すれば、段違いに楽になるだろう。

 

20分遅れで談合坂SAに到着。

kazeさんヨコッチさんと俺の3台で出発する。

小淵沢ICで下りるまで車が多かった。

八ヶ岳横断道路も紅葉狩りのマイカーが多かったが、キレイに色づいた木々の中を爽快に走る。

 

まきばレストランで手ごねハンバーガーを食べる。

これは・・美味いっっ!!

焼きたてバンズにジューシーな粗挽き肉、フレッシュなレタス、トマト。

1個600円とちょっと値は張るがサイズは大きめ。

さらにレストラン内には具が山盛りのジャンボハンバーガーもあるようだ。

 

再び横断道路からR141に出る。

野辺山高原から紅葉の穴場の信州峠()を越えて、塩川ダムへ。

増富ラジウムラインを南下、広域農道を通り昇仙峡ラインを快走。

 

荒川ダムそばの轟屋にて昼食。

3人してねずみ大根をつかったおろしそばを食べる。

山菜や削り節がたっぷり入った美味しい手打ち蕎麦だった。

人気があるのか、昼過ぎの時間だが観光客で大繁盛していた。

 

荒川ダムから北上、左右に切り立った山肌を見ながら細い峡谷を抜けていく。

野猿谷林道だろうか?

峡谷の中の一本道で、ここの紅葉もまた素晴らしかった。

 

クリスタルラインは細い道なのに意外と交通量があるので気が抜けない。

シーズンの休日なので仕方ないが、やはり今日も紅葉狩りのマイカーにしばしば道を阻まれる。

山梨は群馬や長野などに比べて山の中にも人の姿が多いように思う。

 

クリスタルラインを走行中、バイクにちょっとしたトラブルが。

停めた際確認すると、リアフェンダーを固定するタイラップが切れ、フェンダーがタイヤと干渉していた。

普段の走り方ではまったく問題は出ないのだが、大きなギャップでスイングアームが深く沈んだ際、フェンダー上部が泥除けと接触して圧潰され、タイラップに強い力が掛かり切れてしまったのだ。

根本的解決にはやはり削って形を合わせるか、他バイクで流用出来そうなのを探すしか無さそう。

外してしまっても良いのだけれど・・

#結局外しました^^

 

乙女高原を過ぎると道も広くなり走りやすくなった。

途中に金峰泉という湯宿があり、一瞬迷ったが今回はスルー。

大正2年創業とあるが、建物がリニューアルしたばかりのようで新しかった。

 

R140沿いのはやぶさ温泉にて入浴。

あいかわらず豊富な湯量を誇っている。

しかしモンモン刺青のオヤっさん達に気を遣いながら入る湯はイマイチ解放感が無い^^;

 

湯から上がるとすでに4時近い。

心地良い疲れと眠気が襲って来たので広間でのんびりしたいところではあるが、俺はこの後仕事があるので、渋滞の中央道にて帰路に着く。

やっぱりJCTの開通が待ち遠しい。


06/11/05(Sun) [長年日記]

川越 ザ・うどんや大将

昨日はどんよりと仕事した後、家に帰って泥のように眠った。

さすがに今日は出かける気力・体力ともに無く、家で静養するつもりである。

 

昼に起きた後、うどんが食べたくなり伊佐沼に出かける。

休日の伊佐沼庵は大繁盛ですでに6組も順番待ちしていたので、今日やっているかはわからないが近くにあるはずの讃岐うどんの店、大将を探してみることにした。

ぶらぶら散歩がてら探しているとわりあいすぐに見つかった。

住宅街にポツンとあり、民家を改造した店舗。

 

讃岐系ということだが、セルフでは無いようだ。

おろしぶっかけうどんとかき揚げを注文すると小皿が色々付いてきた。

うどんは細めのつるしこで、讃岐系にしては柔らかめ。

揚げたてのかき揚げもサクサクで非常に美味しい。

大根おろしにあまり辛みが無いのがちょっと残念だが、総じてたいへん気に入った。

11:00〜14:30 火曜定休

 

水の引いた伊佐沼の無人の釣り座で食後の昼寝。

寝転んで浴びた陽の光は11月とは思えない暖かさだった。

Tags: うどん

06/11/06(Mon) [長年日記]

半ドンツー

寒気が接近する影響で、夕方から雨になるそうである。雨はイヤだけど、ちょっとだけバイクに乗りたくて定峰から名栗の周遊コースを走ることにした。

 

嵐山小川ICから県道11号のいつものルート。家の方では晴れていたのに、山に近づくにつれて雲が重くなってくる。うどんが食べたかったので、途中でどこか店が開いていたら入ろうと思っていたが、まだ10時前でどこも開いていない。

 

R299に出て、道の駅あしがくぼの食堂で田舎うどんを食べた。

麺には腰が無くブチブチとすぐ切れる。汁も薄っぺらな味でイマイチだ。

 

正丸トンネル手前で折れて山伏峠に向かうと、正丸峠との分岐で2台のバイクが休んでいた。リッタークラスのSSだったがあの荒れた正丸峠を走りこんでいたのだろうか。名栗を気持ち良く流し、口直しに藤店うどんを食べて帰宅。

Rスプロケット交換

このところ走ってばかりで、あまりバイクの面倒を見ていない。とりあえず汚れが目立つので洗車しようと思い、エンジンが冷えるのを待つ間にサイドスタンドの様子を見ることにする。クランクケースのマウントを破損し自作のプレートを介して取りつけている。

 

チェーンに注油しようとスプロケ周りを見ていたら、Rスプロケットの歯の削れが気になった。

精神衛生上悪いので交換してしまう。本当はチェーンとFスプロケもセットで交換が好ましいが、消耗が激しいのはRスプロケだけだったので他は見送った。歯数はずっと39丁を使っていたが、今回は38丁を選択してみた。買っておいたFスプロケットのロックプレートも同時に交換する。

 

シリンダーヘッドのタペットカバーなどからのオイル゜?みが見受けられる。化学合成オイルにしたからか、最近エンジンをよく回すようになったからか。なんだかんだで作業していたら辺りはすっかり真っ暗になってしまい、結局洗車は出来なかった。はぁ。

Tags: 整備

06/11/09(Thu) [長年日記]

小江戸はつかり温泉

小江戸はつかり温泉は通勤路でもある富士見川越有料道路の途中に今年出来たスーパー銭湯。温泉熱が冷めていたので、近所にもかかわらずずっと行くことが無かった。今朝家の風呂を沸かそうとして、ハタと初入湯を思い立つ。

 

出来た当初は駐車場も常に満杯に近い状態だったが、さすがに落ちついたと見えてスペースは半分も埋まっていない。自販機で入湯券を買うが、一般大人は750円。高いのは湯が水道水でなく天然温泉だからだろう。内装は普通のスーパー銭湯。脱衣所が少し臭うのはマイナスか。下駄箱やロッカーは全て100円投入式でないので面倒が無くて良い。

 

内湯はさほど大きくない。スーパー銭湯には定番のジェットバス系の導入はさっぱりカットされている。温泉という最大のウリがあるのだからこれで正解だと思う。そのかわり露天には結構な敷地を使っていてかなり開放感がある。内湯・露天ともにあつ湯とぬる湯の2つ用意されている。温泉は薄く黄色がかった、この近辺でよく見られるタイプの湯だ。塩化物泉でぽかぽか温まる。

 

日替わりで今日入ったざぶーんの湯には屋上に巨大な湯桶が据え付けられていて、そこに注がれた水が一定量溜まるとししおどしの原理でザバーッと滝のように吐き出されるようになっている。それを裏から見る滝見小屋なる場所も用意されていた。いまひとつ存在理由のわからないギミックではあるが、入浴時のアクセントにはなっているかもしれない。

 

やや割高なだけあって、接客も非常に行き届いており、ドライヤーやシャンプーなどの設備も充実している(スーパー銭湯でシャンプーと別にコンディショナーが置いてあるのを見たのは初めて)。今日は空いていたので印象が良かった。機会があればまた来よう。

Tags: 雑記

06/11/12(Sun) [長年日記]

海が見たくなって・・(前編)

ドライブに女の子を誘うのに、こんなセリフを使うマンガが昔はよくあったもんだ。いや、野郎ひとりでも、走りに行く理由が「海を見に」てのはそれだけでなんとなくサマになる感じがする。

ワインディングが大好きな俺は、近いからというのもあるけれども、圧倒的に山派なわけで、海自体目にすることは年に一度あるかどうかというところ。とはいえ、先月から今月にかけて毎週のように山へ紅葉狩りに行っていると、さすがに飽きてくるのも当然のなりゆきだ。突発的に海が見たくなったとしても無理はなかろう。

幸い天気の方も2日間晴れマークが並んでいたので、何の懸念もなくいざ伊豆半島へと針路を取った。

 

結局のところ、埼玉発ルートで一番楽なのは、首都高に乗ってそのまま東名か小田厚で箱根なり沼津なりまで出てしまうことだろうけれど、一度逆方向に戻る感じになるのがなんとなくイヤで、今回はR16をひたすら南下するルートを選ぶ。以前環八を経由した時は、夜が明けてすぐの早朝だというのにもうトラックで激混みで、非常に神経を遣ったので今回は避けた。日曜なので道志みちも車が多いだろうと思いやめておいた。

 

八王子市街を抜ける通常の国道はやはり流れが悪く時間をロスする。今後は絶対バイパスを使った方がいいな。厚木ICまでのR129、R246は広くてわりあい快適な幹線道路である。とはいえ下道はネズミ取りや白バイが怖いので、前が空いていてもあまり飛ばせない。

厚木IC入口がやや渋滞していたが、なんとか東名に乗れ一段落。まったく東名は、家からはかなり遠い道のりである。とっとと外環なり県央道なりがつながってくれると非常ぉ〜に楽になるのだが。

 

御殿場ICで下り、箱根・芦ノ湖スカイラインを快走。

さすが日曜の箱根はバイクが多い。

マスツーの場合、料金所では代表がまとめて台数分の金額を立替えて払うのが暗黙のマナーというかセオリーだとあくまで勝手に思っていたが、前に並んでいた団体は10数人全員が個別に支払いをするもんだから通過するのにえらい時間が掛かっていた。正直もうちょっと考えてくれと言いたい・・通過後か、休憩や食事の時にでも精算すれば済む話だから。

 

十国峠から伊豆スカイラインへ。

ちょっと小雨がパラついていたようで路面が濡れていたが、さほど車もおらず、亀石ICまで快適なツーリング。

伊豆はやっぱり景色がいいなぁ!山を走っていて大海原が見下ろせるというのはなんとも贅沢だと思うよ。家がもうちょっと南か西だったら、もっとちょくちょく来てるだろうになぁ。

 

亀石ICから修善寺方面に向かうつもりが、うっかり大仁に出てしまった。すっかりカン違いしていたので地図と読み合わせ出来ずに少々道に迷ってしまう。だいたい伊豆の国市ってなんだよ!どこだよ!^^;あまり大きく合併されると方向感覚がさっぱりわからなくなってしまうという弊害が。

ちょうどお腹が減ってきたので、手ごろな手打ちうどん屋を国道沿いに見つけて入る。見た目は良かったが何も味のしないうどんだった。

 

ようやく修善寺に出られて戸田峠に向かった。虹の郷を経由する道は平行する県道より路面も良く緩やかで走りやすい。峠の展望台からは戸田港を望むことが出来る。展望台から戸田へのワインディングは峠道を楽しむバイクも多い。

展望台で海を見ていると、ハーレーの団体がバリバリバリ・・と轟音を響かせながら峠を上っていった。10台・・20台・・えっ?まだ来る!?4〜50台いたかもしれない。もし偶然あれと走るルートが同じだったりしたら大変だろうなぁ・・

 

戸田港でようやく一服。なぜだか自分でもよくわからないが、戸田の港は非常に好きなのだ。こじんまりした入り江になっているところも良いし、漁船も良い。ロマンを感じてしまう。

港を散歩していたらドカの大集団を発見。10数台の大所帯で、しかも空冷ばかりで、ほとんどがSSだ。ミーティングか何かか?いるところにはいるんだなぁ・・こっそり自分が紛れてもわからないんじゃないだろうか?w

 

港から近くの共同温泉、壱の湯に入る。

なんと!ここでも入れ違いでドカの集団に遭遇。多いなぁドカ!たまたま今日伊豆に集まって来たのか、それとも根本的にバイク乗り中のドカ乗り比率が高いのか・・ん?大宮ナンバー?近所じゃん!^^;

自販機で300円の券を買う。浴場にはシャンプーも石けんも無く、シンプルで落ち着ける村営らしい温泉施設だった。湯の方はかけ流しということだったが、塩素の消毒臭が強いのがちょっと残念。

 

土肥までの海岸線上のワインディングは交通も少なく、海を眺めながらの爽快な走りを楽しめた。アウトライダーでのキャッチコピーじゃないが、まさにワインディングパラダイス!を実感。

夕日に映える船影と富士山の姿のコンビも実に素晴らしい!やっぱり俺の海の萌えツボは砂浜ではなく船のいる港だな。

土肥から再び山に向かい、R136旧道から県道411号に出て仁科峠へ。水平線に日が沈もうとしている。いい景色だ。来て良かったなぁ。

 

本日の宿に向かう。昔の学校の校舎を改造した西伊豆町営やまびこ荘。うどん屋で昼食を食べた後、電話で予約しておいたのだ。仁科峠からの県道59号はグリーンライン級の舗装林道で、辺りはどんどん暗くなるのになかなか宿にたどり着かない。本当に宿があるのか心細くなったころ、ようやく集落が現れ、やまびこ荘の看板が見えて胸をなでおろす。

予約の時、今日は食事の用意が出来ないということだったので、宿帳だけ記入して夕食を摂りに出た。来た道ではなく、同じ県道59号を松崎方面に向かう。地図上の直線距離では大差はないのだが、細くてクネクネした北側の道と違い、緩やかで道幅も広く、比べるべくもない早さで松崎市街に出た。

 

飯の前にひとつイベントがある。有名な沢田公園の露天風呂に入ろうと思う。どうやら日没には間に合わなかったみたいだけど、何をかくそうここに来るのは初めてだ。せっかくの機会だもの。

駐車場で料金500円也を支払い、岩壁の階段を登っていく。すでにビュービューと強風が吹き寄せて来ている。このロケーション、なんだかワクワクしてきたぞ!^^

狭い脱衣所の扉を開けると湯船には先客が4人。狭っ苦しいといえば狭っ苦しいが、海側と天井が抜けて開放的なので、そちらを向いている限りは気にならない。日の落ちた水平線にはまだオレンジの光彩が鮮やかに残っていた。見上げた空には次第に輝きを増してくる星たち。これを素晴らしいと言わずに何を素晴らしいと言うのか。人気があるのももっともだ。混雑していないタイミングで入れれば、きっと幸せになれることだろう。

 

絶景の温泉を堪能した後は、近くの食堂でカツ丼を食べて、ちょっと海を見て、コンビニでおつまみと夜食を買って宿に戻る。宿までの山道は街灯も無く、ヘッドライトを消してみると漆黒の闇である。怖っ!!

戻るまでにすっかり体が冷えてしまったので、宿の温泉に浸かる。少々ぬるいがこちらもなかなか良いお湯だった。湯船の木の感触が心地良い。

 

湯から上がったらもちろんビールである。食堂の保冷庫から勝手に取ってノートに記帳しておくと、精算の時に付けられているというシステムだ。ちなみに部屋のテレビは懐かしの100円投入式である。

教室を改造した部屋には冷暖房が無い。一見コタツのようなテーブルがあるが、電気はつながっていない。したがって夜は非常に冷え込む。ということでアルコールを入れたらとっとと床に就くしかないというわけだ。

おやすみなさい。


06/11/13(Mon) [長年日記]

海が見たくなって・・(後編)

ここは山のただ中の古い木造校舎。なにしろエアコンなんてものが無いので、布団から腕や足がはみ出ようものならたちまち冷気が襲ってくる。風邪を引くか否かの境目もふとんの枚数次第というところだ。そう思って多めに用意しておいたら、逆に暑くて一枚剥ぐことになったが。

それよりなにより問題だったのは枕である。4〜5cm程度のポリエチレンのパイプを蕎麦殻代わりに使ってある枕なのだが、これがどういう体勢を取ってもゴツゴツと首や肩に食い込むのだ。どこの製品かは知らないが自分にはまったく合わず、夜中に目を覚ますと肩が異様に凝っていて痛くて仕方がない。結局枕を追いやって直に布団に顔を押し付け、なんとか痛みから逃れるようにして寝たのだった。はたしてこの枕で快適に眠れる人はいるのだろうか?

 

そんなことがあって実際の睡眠時間は短かったはずだが、7時半の朝食のアナウンスの前にはすでに目を覚ましていた。肩の凝りもいくらかは引いている。

 

食堂に行くとまだ他の客は来ていなかったが、そのうちやってくるだろう。大きなジャーからごはんをよそう。宿泊客だけではもてあますくらいの量が炊いてある。おかずの内容は朝の旅館の定番の和食だが、贅沢にもみそ汁にカニ一匹が入っているところがちょっと違うね。シャケの切り身の代わりにアジの干物だし。卵は俺は生で食べたけど、テーブルコンロを使って自分で目玉焼きにしている客もいた。基本的にここはなんでもありな感じだ。

 

朝食を摂ったら早々に出発する。町営らしく一泊朝食付&ビール1本で3,985円という安さ。俺のようなソロライダーのぶらり旅には、過剰なサービスや豪華な料理なんてのは不要だから、こういうスタイルが一番合ってるかもしれないな。

 

松崎から海岸線を南下、ガラガラのマーガレットラインを快走。昨日に引き続き、超気持ちイイ!しかし朝食を食べ過ぎて体が重い・・苦しい^^;

 

ツーリングの前にリアスプロケットを交換した際、歯数を1丁減らしたのは前に書いたが、やはりたった1丁でも印象はかなり変わるもので、前よりもツアラー的な乗り味になったのを感じた。

まずアクセルを戻した時のエンブレがいくぶん穏やかになったので、あまり神経を遣わなくて済むようになったのはツーリング目的には良いことだろう。反面、アクセルを開けた瞬間に地面を蹴り飛ばすような暴力的な加速は若干失われ、乗り手の意識よりもバイクが遅れてくるような感じになったのは少し残念かもしれない。コーナーからの加速を楽しみたいと思ったら、以前よりも高回転域をキープする必要があった。クルージング時の穏やかさと、遊ぶ際の俊敏さのどちらを取るかというところだ。

 

奥石廊の展望台で一休み。

石廊崎ではなく、奥石廊である。有名観光地の石廊崎はみやげ物屋の呼び込みがうざくて時として不愉快になる、としか俺の頭には刷り込まれていないのでいまだに寄ったことがない。西伊豆の海には、昨夜の沢田公園のように強風吹きすさぶ荒海のイメージを持っていたのだが、今日は波も穏やかだ。海風と関係あるのかな?しばらくすると観光のツアーバスが数台やって来たので、場所を明け渡すことにした。

 

下田に寄って、母親に頼まれたアジの干物を買って帰る。狭い街中を走っていたところ、ちょうどひもの専門店の看板が見えたのでそちらに向かってみると、観光客の人だかりですぐわかった。小木曽商店という、知る人にはよく知られた老舗のようである。

よく街道沿いの観光みやげ屋にある緑のプラスチックの網に乗ったパックものではなく、魚屋のように生のままスチロールの箱に並べられていた。その中で一番値が高くて身の厚そうなアジの干物を3枚買う。高いと言っても一枚210円だ。準備よろしく保冷パックというのも実費で用意されていた。もちろんそれに包んでもらう。今日は小さいシートバッグなのであまり荷を増やせない。

 

のどかな山里風景の中を走る県道121号は空いていて気分が良い。蛇石峠を経由しグルッと松崎に戻り国道を北上、宇久須から仁科峠に上る。先行していた古いポルシェを追い掛けたが差は縮まらなかった。ん〜まだまだだね。しかしポルシェのエンジンは良い音がするな。

少々眠気が来たので展望台のベンチに横になる。ぽかぽか陽気が心地良い。

 

県道411号から西伊豆スカイラインへ。西伊豆スカイラインは本当に素晴らしい道で、ワインディングももちろん楽しいが、今日みたいなピーカンの日は眺めもまた圧巻である。どちらも捨て難いので、一往復半して走りも眺めも楽しんだ。まったく富士山てのはものすごい存在感があるよな。なんでこんなに見る者をウキウキさせるんだろう?^^

 

戸田峠を下り県道127に折れ北上、足保に出た。戸田より北の海岸線は今まで一度も来たことが無い。地図上からは断崖絶壁の上を走る険しい道を予想していたが、意外に緩やかな道だったので拍子抜けした。古びた港町の中を抜けて、沼津ICを目指す。ICまでのR414はツーリングマップルの「いつも混んでいる」の注釈通りだった。

 

東名に乗る。道は混んでいたが、ガンガン飛ばす車の後ろにつき露払いをしてもらいながら走っていると、すぐ厚木ICに着いた。乗ってしまえば近いのだけれど、やっぱり乗るまでがタイヘンなんだよな・・東名は。

さてここからがまた大変で、厚木IC付近の国道は大渋滞の最中。今日はウィークデイだった・・すり抜けでなんとか渋滞を抜け、今度はしっかり八王子バイパスを使って家路を急ぐ。日暮れまでには帰宅出来たのだから、厚木までは案外近いのかもしれないな。でも神経を遣わされるからやっぱりなるべく通りたくない^^;


06/11/18(Sat) [長年日記]

一瞬風邪気味に

昨日からの突然の冷えこみに、朝起きたらどうも風邪の初期症状・・昨夜の帰り道の、素手に刺さるような冷気はまさしく冬の寒さだった。

やっぱり冬は来るんだなぁ・・もうこのまま暖かさは戻らないのかな。先日の伊豆行は天候に恵まれて本当にラッキーだった。

 

体の方は、薬が効いたのか、はたまた仕事場で熱いお茶を飲みまくって内側から温めたおかげか、なんとなく回復。

Tags: 雑記

06/11/20(Mon) [長年日記]

最後のツーリング

今月号のOUTRIDERに「あと1回しかツーリングに出られないとしたらどこに行く?」という読者アンケートのコーナーがあった。最初何気なく読んでいたが、ふと考えてガクゼンとした。いや、考えられないのである。自分にとって、もしもう二度とバイク旅に出られなくなったとしたら、それは人生の楽しみの半分失ったくらいにも思えるだろう。・・まったくもって恐ろしい想像だ^^;

いつかは降りなくてはならない日が間違いなく来るのではあるけれど・・出来る限り先に延ばして、それまでバイク旅を楽しみたいものである。

Tags: 雑記

06/11/21(Tue) [長年日記]

黄金の湯

今年からいつの間にかほったらかし温泉の源泉が新しくなっていたのを全然知らなかった。かなりのぬるすべアルカリ泉らしい。年内に一度行ってみよう(^^)

Tags: 雑記

06/11/26(Sun) [長年日記]

晩秋の冷えこみの中、奥多摩へ

ヒルツさんと奥多摩に出かけた。

陽射しが暖かくなる昼ごろから走る心づもりだったが、あいにくの重い曇り空。さらに夕方からは雨になるみたいなので、集合を10時に早めた。

 

上野原のコンビニで待ち合わせ、出発。県道35号にて秋山方面に向かった。それにしても冷えこみが厳しい。腹、腰にホッカイロ装備でしっかり暖を取っている。

オレンジ色に染まった秋山の山間を抜けていくと、リニアモーターカーの高架の辺りでまたしても白い犬がじゃれついてきた。この前ヒルツさんとここを通った時にもまったく同じように近寄ってきて「危ないな!」と思ったが、今回も吠えながら走行中のバイクに1mくらいまで接近してきたので非常に危険だ。飼い主らしき人間が奥の空き地に停めた車の方にいて「コラ!」とか呼んでいたが、それよりつないでおいた方がいいんじゃないのか?そのうち轢かれるぞ。実際山道に入ってすぐ、道路に真新しい猫の死体があり、ちょっとしょんぼりしてたところだ('A`)

 

R139に出て右折。R20を進み、紅葉が見頃の猿橋へ。

 

水面のモミジのはまだ色づき途中で、真っ赤に染まるのは来週あたりだろうか。去年来た時はようやく色づき出したくらいの時季で、葉っぱはまだ緑ばかりでちょっと外してしまったが、今年は美しい紅葉を見られて満足である。一昨年はこんな感じ。

 

 

猿橋からR139を上っていくと、深城ダム周辺の紅葉が美しかった。いつもはあまり目に入らなかったダム湖も秋の冷気のせいか妙に絵になっていた。松姫峠から走って来た山道を見下ろす。今日はあいにくの曇天だが。

小菅のやまびこ食堂(初)で昼食を摂った。ヒルツさんは焼肉定食、俺はヒレカツ定。メニューは品数が少くやや高めだが、思ったよりずっと美味しかった。

 

小雨のパラつき始めた県道18号を走る。道沿いには赤く色づいたモミジが多くたいへん美しい。これで天気が良ければさらに申し分ない。今のところ雨はところどころ降ったり止んだりでカッパを着るほどではないようだ。

甲武トンネルから檜原街道に出ると、帰路に着く車が増え出した。トロトロと後ろに着いていると眠気を催してくる。排気ガスの催眠効果か、たんなる寝不足か。

 

フォーレストにてちょうど3時のコーヒーブレイク。寒い日に飲む一杯のコーヒーはいいねぇ。ほっとひと息・・^^

五日市市街に入ると雨足が強くなってきた。青梅街道で帰路に着くヒルツさんと別れ、俺は日の出ICを目指す。

 

rちゃんアリガトね。想像なのに不思議と似てる・・


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