最新 追記
kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

16/09/06(Tue) [長年日記]

秩父〜飯能夜走り

昼間たっぷりと寝潰したので、夜になってから山に涼みに出かけた。

R299を流して秩父に入り、市街を見下ろす高台へ。もう22時を回っているので灯りが少ないな。

お腹の様子次第で食事していこうかと思ってたけど、あまり食欲が湧かない。とりあえず芦ヶ久保に戻ってコーヒーでも飲むか。

今日は大型車をまったく見かけない。クルマが少なくてとても快適。

 

山伏峠方面に折れて名栗へ。やはり街灯の無い真っ暗闇の峠道は先の路面がヘッドライトの照射範囲から完全に外れてしまい、ヒジョ〜に走りづらい。なんとか改良したいもの…

運が良ければまたシカが見られるかなぁと思ってたら、麓に下りてすっかり集落に入ってから路上にタムロする2匹のシカに出くわした。おぉラッキーじゃん。で、山に去ろうとするのを停まってやり過ごそうとしたら、さらに斜面に3匹いる!こんな人里まで出張って来るんだなあ。

 

ノンストップで飯能市街へ。中央公園に少し寄り道して、普段なら混雑して通る気にならない市街地を通る県道でR16に出た。


16/09/10(Sat) [長年日記]

NGK パワーケーブル

SSは寒い時期、エンジンが一発プシッと失火することがたまーに起きる。キャブは霧化特性の優れたTDMRにしているのにそれでも何度か症状は出たから、火花が弱いのではないか?

なにせおよそ20年落ちの車両、プラグコードも酸化してそこそこ劣化してるハズだし、この際低抵抗のNGKパワーケーブルを試してみることにした。昔、抵抗なしのプラグをつけてみたこともあったけど、バリバリと酷いノイズを周囲に撒き散らすのが問題だ。

 

SSのプラグコードはイグニッションコイルにねじ込み式。なのでジョイントは不要だけれど、ケーブルの経が1φ太くなるのでシリコンスプレーを吹いてからイグニッションコイルにグッと挿し込む。…入らない。

イグニッションコイルにある芯線に刺さるニードルの部分が思ったよりも太くて、完全に挿入するには少し隙間が必要なようだ。仕方がないので禁じ手のコード皮膜の削りをしてしまった。カッターナイフで鉛筆を削るように少しずつ、慎重に表面だけを薄ーく削っていく。皮膜にキズをつけずに削れたからたぶん大丈夫だろう…。

これで挿入出来た。念のためカバー内にシリコングリスを塗りこんでおく。万一問題が出るようならメーカー推奨通り、ジョイント接続にしよう。

プラグキャップがプラグのネジに直接接するタイプから、ターミナルナットを介するタイプになるので、プラグも同時に交換して完了。前回はDCPR7Eを使用、この番手でも問題なく綺麗に焼けていたが、リアバンク側の黒いオイル滲みはやや多め。おそらくリングからのオイル上がりだ。今回は家に残っていたDPR8EA-9(ギャップは0.7mmに調整)に交換した。

◯馬力パワーアップ!的なのは端から期待しないが、失火さえなくなってくれればいいな。

(走行:53,590km)

(追記:アイドリングが高くなった。エンジン音も力強い。しかし残念ながら一発だけではあるが走行中に失火があった。完全には解決していない様子)

(追記2:IGコイルにリレーを噛ませたところかなり安定した)


16/09/12(Mon) [長年日記]

上武 いなか道ツーリング

早めの就寝で目覚め快調。雨は夜まで降らないみたいだから、この機を逃さず走りに出てしまおう。今日は群馬県、上武の渓谷沿いのとある県道走破をメインテーマとした。

高坂SAから 西の方はちょっと不安な空模様

 

7時過ぎ出発、今回の旅の起点は藤岡市にある鮎川湖。本庄児玉ICが一番近く、あるいは花園ICからR140〜長瀞〜鬼石と辿るルートも考えられるが、時間はたっぷりあるので嵐山小川ICで下りてトコトコ田舎道を走っていくことにした。

 

もう彼岸花が咲き始めている

 

さっそく寄り道。r11から舘川ダムに向かう枝道沿いにある二十二夜塔、その周りがシュウカイドウの群生地になっている。

 

 

特に宣伝はされていないが、静かな里村にひっそりと咲く色鮮やかなピンクの花々は一見の価値ありよ♪

 

r11に戻ると東秩父の直売所の蕎麦屋がもう開いている!渡りに船と朝食の手打ちうどんを腹に詰めこんだ。初めてここで揚げたての美味しいかき揚げを食べられたw

 

r294から寄居に出たが、国道に出るところでルートミスをして風布に向かってしまう。引き返すのもなんとなく悔しいのでそのまま峠道を経て波久礼に戻った。

日本(やまと)の里という新しめの観光施設があったけれど、こんな地味スポでやっていけるのだろうか。…と思ったらこの辺はみかん狩りの季節はたいへん賑わうらしい。ちなみにこの地域では名水百選の日本水をアピールしているけど、名水というのは「美味しい飲料水」ということではなくて、あくまで「保全状態の良好な水場」という意味だから間違えないようにね(オレは最近知ったよ)!

 

鬼石からは初めて走る片田舎の県道。知らない風景に久々新鮮な気分を味わう。鮎川湖に到着。

 

 

ゴルフ場に囲まれたでっかい釣り堀みたいなところ。でも堤体から見る下流側の街並みの見晴らしがとてもいい感じ。素朴で開放感があって、近所だったらちょくちょく通ってるだろうな。

 

ダム下を通ってr175に出る。金井の市街地を抜けるといよいよ山間部に入っていく。鮎川を左手に従えながらの風景は時々神流っぽかったり小鹿野っぽかったり丹波山っぽかったりと、どことなく馴染み深い雰囲気。

 

とあるカーブを曲がると小規模ながらも見事な岩場が現れた。思わずバイクを停めてデジカメをパチパチとやる。

 

 

 

そこから少し先に観光客向けのレストスペースがあって、蛇喰渓谷という場所とわかった。へびくい、ではなくじゃばみ、と読む。駐車場の前はいたって普通の河川で、先ほどの見ごたえある岩場へはここから少し歩くことになる。

 

 

休憩する赤トンボ

 

静かで走りやすい県道をさらに進んでいくと、標識はいつの間にかr71に変わっている。神流、富岡方面への青看板が現れ、そのまま進むとr177となるが、その分岐をr71の未開通方面に折れてみると道はすぐにダートとなっていた。

 

苔むした古い橋と廃屋。昨今は山里の集落を走っていると、人の手の入らなくなった家屋や廃校を頻繁に目にする。着実に日本が高齢化し衰退しているのを実感させられて、寂しい気持ちになる…

 

 

 

名無村はななむらと読む。本格的な山道となって標高を上げた後、r46との分岐に到着。とりあえず甘楽(富岡)方面に進む。

 

 

 

これは良い露頭だ

 

右側の谷が開け、これから下りていく集落が見えた。

 

 

つづら折りで標高を下げていく。麓からは片側1車線になり、交通量もほとんどなくとても走りやすい。

 

甘楽の市街地は用水が流れ観光地然としていた。まったく知らなかったが、小幡には武家屋敷の街並が残っているらしい。横道に逸れると武家屋敷跡や石垣が現れた。なかなか雰囲気あるじゃないですか。

 

 

 

案内所も番所を模したもの

 

道の駅に寄り一休み。そろそろ昼食時だ。どこで食べようか。

 

ゆるキャラのかんらちゃん

 

r46を引き返し、r192へ。地図上では山道をグルッと周ってr46に戻ってこれるはずなのだけれど、どんな道かは調べなかったのでドキドキしながら進む。か細い線だったからもしかしたらダートかもしれないし、車両が走れないような狭路かもしれない。

幸いそこまで酷い道ではなかったけれど、あまり車が通らないようで砂利や苔などでやや荒れ気味だった。

 

凸凹で走りづらい石畳の道

 

ここにも天空の集落 荒れた道を郵便カブがスイスイと追い抜いていった(@_@;)

 

行きに看板を見かけて昼を食べようかと思っていた蕎麦処は残念ながらお休みだった(土休日しか営業してない模様)。

赤久縄から少し上ると、急にスカイライン然とした快適な片側1車線道路が現れた。なぜこんな地味な山の中の一部区間だけこんな立派な道路が?と訝しく思ったが、もともと尾根筋の御荷鉾スーパー林道と接続しているので、その流れでだろうか。

 

塩沢ダム

 

また蛇にちなんだ名前

 

開いてて良かった珍達そばで遅い昼食

 

若い子たちの影響で最近必ずライスをつけてしまう

 

空から軽くパラッときた ドライのうちに急いで帰ろう

AELLAステップ折損

混雑を避けて名栗から帰る途中、カーブでステップを踏み換えた際に、突然バキッという音とともに足元がグラッときた。バイクを停めてみると右ステップのボルトが折れていた…。

以前に転倒した時にステップが緩んで増し締めしたけれど、たぶんその時にすでに疲労していたと思われる。こんなふうにステンレスは曲がらずにいきなり折れちゃうからあまり好きじゃないんだよな。

結局ここから家までの道のりを片足走行する羽目になった。約40km片足ダラーンは非常に疲れたよ。シフト側じゃないのがまあ不幸中の幸いか。

加えてもう一つラッキーだったのが、ネジ部分が少し飛び出して折れてくれたこと。おかげでバイスでくわえて抜くことができた。もし中に入り込んで折れていたら抜くのがかなり面倒になっていたよ。

#今回は写真をいっぱい撮ったし、イベント盛りだくさんだったのでUPするのに時間がかかった(*_*;


16/09/16(Fri) [長年日記]

高麗川の若宮橋

近隣の川に架かる木造の冠水橋(沈下橋)、まだ見ていないところがあったので行ってみることにした。坂戸にある若宮橋である。

目的地まではアドレスで裏道をスイスイと散歩にちょうどよい距離。高麗川沿いの住宅街から知らなければ素通りしてしまうであろう川への細道を入ると、たしかにかの橋があった…が

 

なんということか味も素っ気もないコンクリート橋脚とプラスチック製の真新しい橋が架かっていた。

春先まで架け替え工事があったのはいつくかのサイトを見て知っていたのだけれど、てっきり元の姿を踏襲して木組みで造るものだとばかり思っていた。

 

ちょうど通学時間になるので学生たちがちらほらと渡っていく。生活道路の一部なのを考えると、経年や大水で痛みやすい木組みの橋よりはほぼメンテナンスフリーのコンクリ+樹脂の橋の方が好ましいのかもしれない。味がだの鄙び具合がだのは無関係な外野の感傷というものだ。

でも残念だ。架け替えの前に見に来ておきたかった。

 

架け替え前の姿(坂戸市HPより)


16/09/22(Thu) [長年日記]

越辺川の八幡橋

ということで前回とは別の木組みの冠水橋を見に行った。若宮橋は坂戸市の西端に位置するが、八幡橋は同じ市内でも東端の越辺川に架かる。

幹線から土手道に入っていくところでなにやら工事が行われていたのでもしや見れないのか?と思いきや、工場の裏を迂回して川に出ることができた。土手道はこれまでのような舗装でなく砂利だった。

 

思ったよりも川幅が広く長め

 

欄干のないこの板敷きが独特の風情あるんだよな〜

 

上流側の流木避けが先達の知恵を感じられてまた良い

 

対岸から東側を見る 西側はだだっ広い田園地帯

天気もあるだろうけど交通は皆無だった 通勤の人が使うくらいなのかな

Tags: 四輪

16/09/24(Sat) [長年日記]

AELLAステップ ベアリング交換

先日900SSのステップマウントボルトが折損した際に、ベアリングのグリス切れが発覚。赤サビも出ていて左右ともにかなり悪い状態。見てしまった以上、このまま使うのは精神衛生上キビシイ。

刻印から型番はわかるので自分で交換してみようとしたけれどあえなく挫折。ガイド(カラー)と一緒に両側から圧入している構造みたい。パイロットベアリングプーラーなら抜けたかな?でもムリにやって壊すのも怖いので素直にカスノさんにお願いした。

 

ピロボールもだいぶスカスカになって動きが渋くなっていたので、一緒に全部交換することに。

 

 

ステップは修理依頼から5日ほどで戻ってきたが、当たり前っちゃそうだけど見違えるようなスムーズな回転!

すっかりリフレッシュ出来たわけで、この前トラブったのは却って良かったのかもねw

(追記:実際に車体に取りつけたところ、ブレーキペダルのインサイド側とカラーとのクリアランスが全然無く、擦れて動きが渋い。見た感じではおそらく転倒のダメージでペダルのベアリングが入る部分が少し内側に入り込んだのだと思われる。0.5mmのシムを噛ませてスムーズな動きに戻った。)

Tags: 整備

16/09/25(Sun) [長年日記]

休日の名栗〜秩父

昼前に名栗を流しに出た。ここしばらく雨続きだったけれど、今日は気温も上がって久しぶりに気持ちよく走れそう。

休日だけに閑静な名栗でも交通量はそこそこあるけど、たまに遅い車列に追いついたらちょっと休んでやりすごせば快適に走れる程度だ。急ぐ旅でもないので山里の大好きな景色を味わいながらゆっくり行こう。

 

山伏峠を越えてR299へ。大混雑の芦ヶ久保はスルーして秩父市街に出て、はまゆうで昼うどん。相変わらず早い、安い、美味いぜ。

のんびり走ってたらもう2時半だ。この後は志賀坂経由で神流から戻るとちょうどいい感じかな。

 

ミューズパークのイチョウを見に行くともう黄葉が始まってるよ。同じソロライダーとしばらく話していたら結構時間が経っちゃったので、今日のところは足を延ばすのはここまでにして帰途に就こう。

 

 

 

定峰峠〜下里(槻川沿いの田舎道)〜鳩山と流して帰った。

 

今日のSSは非常に走りやすくて、明らかに最近整備した箇所が要因なので嬉しい。

プラグとプラグコード、同時に交換したのでいずれの効果なのかは断定出来ないが、アイドリング付近のトルクが増しているのを実感した。バイクが「開けた分だけ後輪にしっかりトラクションかけてやるから安心して倒しこみな」と告げてるみたいで、低速コーナーへの進入と旋回が格段に楽に。

そしてベアリングを交換したペダル。シフトのなんとやりやすいことか。ギアチェンジ後の中立位置への戻りが良くなったためシフトミスが激減。自分がシフト後の足を戻し切れていないせいだと思っていたが、単純にペダルの戻りが悪くなっていただけなのだ…(@_@;)


16/09/26(Mon) [長年日記]

川越 かもだ

お店の若い子たちに誘われて、川越の工業団地の入口にあるデカ盛りの食堂に行ってみた。それ系の人は知っているだろう、かもだというお店。元力士のご主人が経営されている。昼時は仕事の人で賑わうそうだからピーク時間を外していった。

 

若手二人はそれぞれライス大盛りで頼んでいたけれど、俺はあくまで普通を強調して注文した。彼らのお腹はホントによく入る。付き合って飯を食べていると、ついつい乗せられてこっちも大盛にしてしまって後で痛い目を見るので自制しなければならない。

チキン南蛮定食(1,000円)は甘辛ダレの掛かった肉厚のチキン。ご飯も結構きつめに盛られていて完食はキツかった。基本濃いめの味付けなので、この量を食べるなら一切れもらったシンプルな唐揚げの方が俺にはいいかも。

 

そしてまだ物足らなそうな大食漢のために上尾に足を延ばし、榎本牧場で食後のジェラートを。満腹の体に甘さが染みいる♪

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16/09/27(Tue) [長年日記]

HIDの不点灯

またドカで名栗までチョイ走りに。今日は先々でなぜかやたらと車が多く、必ず遅い車が一台前に入ってしまうというパターン。蒸し蒸しした天気もあって、かなりストレスが溜まった。

有間ダムで一休みして山伏峠に向かう途中、早めにヘッドライトを点けようとしたら一瞬点灯して消えてしまった。そういえばこの間上武を走った時にも一度だけなったっけ。その時はライトSWを入れ直したら復活したのだけれど、今回は何度カチャカチャやってもダメ。

路肩に停めて、カウルを外しハーネスをたどってひと通りチェックしてみたが、コネクタ類の接続はしっかりしているし、ハーネスのほつれなどは無く、バーナーにも特に異常は見受けられない。バラストが逝ってしまったのならもうこの場では直しようがない。万一に備えてハロゲンバルブは積んでおくべきだった。

まだ多少猶予はあるものの、真っ暗になる前に帰れるだろうか…最悪ポジションランプのみで走らなければならない。

 

急いでバイクを元に戻して引き返す。しばらく走って何気にライトSWをONにしてみると何事もなく点灯、以降は帰宅するまでなんの問題もなかった。

夜や翌朝に何度かスイッチを入れてみたが普通に点灯する。う〜ん、原因がわからないと夕方に安心して走れないぞ…。このところの大雨続きでリークしたのかな?


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