05/02/23(Wed) [長年日記]
▼ 秩父へ半ドンツー
今日は春一番が吹き、気温も10度半ばまで上がるそうだ。
こんな日に出かけないのはもったいない。
昨日は一日家にこもっていたことでもあるし、仕事前に散歩に出かけよう。
午前8時半家を出、R299を北上する。
ラッシュを過ぎたのか、道はここまでそれほど混んではいなかった。
暖かくなるという予報だが、さすがに午前中の山道は冷える。
大型車の後に着いてしまったので正丸駅でコーヒー休憩の後、トンネルを抜けた。
山肌に残雪が多くなる。
日陰の路面状況がわからないので、ペースはあまり上げない。
あちこちに「路面凍結」だの「ブラックアイスバーンに注意!」のような警告看板がある。
道の駅あしがくぼでずり上げうどんを・・と思ったが、あいにく食堂の開店は11時から。
ただ今10時を回ったところなので、残念ながらまたの機会にしよう。
道の駅の敷地内にも、そこかしこにかき取った雪が積み上げられていた。
朝の峠越えですっかり体が冷えたので、まず温泉に浸かることにした。
ハープ橋を渡り、県道44号をしばらく進むと凡の湯(●スプラッシュガーデン秩父)がある。
ここに来るのはこれで3度目かな?
カランからのぬるぬると濃厚な湯はあいかわらずのインパクト。
はぁ〜生き返る〜(^o^;)♪
なにぶん小さい施設なので団体さんには向かないが、平日や小人数で訪れるにはオススメだ。
ぽかぽかと暖まったところで頃合いもちょうどいい。昼食にしよう。
せっかく秩父に来たのだから、やっぱり蕎麦。
未食の店を2軒チャレンジしてみよう。
ということで、いつも定休日に当たって食べられなかった、道の駅荒川村の向かいのあづまや園(●)へ。
噂ではなかなか美味しいとのことだが、はたしてどうか。
細切りの平打ち麺。
口に含むと蕎麦の香りが広がった。
荒川村の蕎麦は地元産の粉を使うためか、どの店も香りが立っていて好きである。
のどを通る時に若干実のイガイガ感がしたのはわへいそばっぽい感じ。
腰のしっかりした蕎麦に、だし風味が強いつゆもよく合う。
650円。
国道沿いで俺がいつ通っても閉まっていた謎の店が今日は開いている。
甚太郎蕎麦(●)に入ってみた。
プレハブの建物に設楽のタヌキと薪ストーブ。
店のご主人、女将さんはとても愛想が良い。
甚太郎蕎麦(もり)を頼むと、野菜の漬物と煮物、きんぴらの小皿がついて来た(^o^)
蕎麦もは秩父の蕎麦屋にしてはなかなか大盛である。
さっきの荒川村の蕎麦に比べると香りは薄い。
蕎麦湯で割って飲むと美味しいつゆも今ひとつ弱い気がした(つけてもつけなくてもあまり味に変化がない)のも残念。
聞くと、本店舗が浦山ダムの方にもあって、そちらを開けている時はこっちは閉まっているそうで、謎がひとつ解けた。
食後にコーヒーまでついて700円は安すぎ!
サービス満点である。
さてお昼を回って、そろそろ帰路に着かなければならない。
このままR140を直進して関越に乗るのが一番スムーズで早いと思うが、ちと味気ない。
定峰峠経由で小川町に抜け、関越に乗ることにした。
路面状況がちょっと心配だったが、案の定けっこう荒れている。
強風で木の葉や枝が散乱し、雪が車線を半分占拠していたり、雪融け水で濡れているところも多い。
道のど真ん中に大石が転がっているところもあった。
とても運転を楽しめる状態ではなく、ただ通過するだけという感じだった。
嵐山小川ICから家まで一気に走って、出勤時間30分前。
ふぅやれやれ(^o^;)