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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

10/03/25(Thu) [長年日記]

OM-28Vのフレット擦り合わせに挑戦

購入以来1年と3ヶ月、毎日のように弾き続けたOM-28V。2弦を中心にだいぶフレットが減ってしまった。

OM-18GEが調整から戻ってきたら交代にリペアに出すつもりだったが、この前書いたような有様なので、もう少し手元に置いておくことにした。

今日職場で古い弦を交換しようとしたら、家から持ってきた新しい弦は12弦用だった・・。あちゃ〜今日はこれ弾けないなと思い、減ったフレットを眺めていたら、自分で擦り合わせしてみようかというアイデアが浮かんできた。そういやレンタル用ギターの調整用に店に道具も揃えてあったのだった。

後はお高いギターを自らの手で台無しにしてしまうかもしれない不安に対する度胸だけである。なに、最悪失敗しても当初の予定通りリペアに出せばいい、と自分を鼓舞して作業を開始した。

まずは指板にマスキング。この後でボディも保護した。

ロッドを緩めてネックをストレートにして、直定規を当てて現在の状況を確認。幸い、全体的には目立って凸凹になっている箇所はなく綺麗なものだった。このギターもジョイント部で6弦側がやや逆反り気味で(元起きの逆)、まだバズるほどではないが表板上にあるハイフレットの19F辺りで気持ち出っ張っている感じである。うーん、こういうの見ると保管する際は弦を緩めない方がいいのか?

タジマのサンダーでフレットを削っていく。フレットの高さは一番深い凹みに合わせるのが定石だが、2弦ローフレット周辺の凹みはかなり深く、これに合わせて削るとフレットの高さがほとんど無くなってしまう。本来ならばもうフレット交換の時期と思われる。なので今回はそこまで完璧に削るのはあきらめて、その他の弦で支障がない程度まで揃えるにとどめた。

▲ここまで削っても2弦部分はまだ大きく凹んでいる

作業中は随時、直定規を当てて各フレットの高さを確認する。飛び出し気味の表板上のハイフレットは削って高さを揃えた。フレット高さの直線性は確保出来ているようだ。

この直線性は、弦高を低くしたり(弦とフレットとの間隔が狭い)、ピッキングが強い、あるいは弦が太い(弦の振幅が大きい)ほど、よりシビアになってくるはずだ。

頭が削られて角張ったフレットの角をフレットヤスリで丸く落とす。

ペーパーでどんどん磨いていく。#400から始めて#1200まで段階的に磨いた。

最終的にピカールで仕上げて完成。案外上手く出来たんじゃない?

ロッドを締め戻して、いよいよ弦を張ってみる。気になる結果は・・残念、いまひとつ。ローフレットを削った分、相対的にハイフレットが高くなり若干バズが出るようになった。詳しく調べてみると各弦15〜19F辺りが山の頂点。よし、ハイフレットをもう少しだけ削ってみよう。危険かな?(;^ー^)コエー

Tags: 音楽

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