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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

18/12/13(Thu) [長年日記]

IGコイルにリレーを入れる

復活したはいいがちょっと気温が下がると調子が今ひとつの900SS 体感的にはそんなに冷え込んでいるわけでもないのにプスプスッっと失火が多くなる これは2号機に乗り換えてから特有の症状

たしかにレイアウト上キャブが思い切り走行風で冷やされてしまう900SSはアイシングを起こしやすい しかし1号機でTDMRに換装してからは真冬の早朝の冷え込みでもなければそこまでグズることはなかった まして2号機の年代はオイルクーラーが前バンク上に移設され、キャブに直接冷気が当たらないように多少改善されている(代償にそれまでより夏場に油温が下がりにくくなったが) なのでこれはキャブが原因ではないのかも

 

燃料系でなければ点火系か ノーマルでは長いハーネスといくつかの補機を経由してプラグに電気を送るため、特にうちのドカのような古いバイクでは損失が多くなり火花が弱くなる そのため失火しやすいのではないか?

実際シリンダーフィンに当ててプラグテストしてみると、オレンジ色っぽく非常に弱々しい火花だった プラグコードは低抵抗の製品に換えてあるのにも関わらず…

コイルへの入力の電圧が高いほど出力も大きくなり(大き過ぎても良くないが)元気な火花を飛ばせる 以前に笹島さんからイグナイター→イグニッションコイル間にリレーを入れるといいと言われていたのを思い出し、やってみる

リレーを入れると、イグナイターから点火の信号が出たらイグニッションコイルにバッテリーから直接電気を送るようになるので電圧降下がほぼ発生しない 経年劣化したハーネスやフレームでも新車時と変わらない電圧で火花を飛ばすことができる 無論ヘッドライトのリレーハーネス同様、フレームやハーネスの劣化した旧車以外には大きな効果はない

(追記:コネクターやヒューズなどの接点の酸化・劣化の影響も結構大きいようだ)

 

内容自体は非常にカンタンだ IGコイルとそこに行っている常時12Vの線の間にリレーを挟むだけ

最初に間違えないよう図を書いて、そのとおりギボシの配線を作成してつないでいった

 

バッテリーからのラインにはヒューズを入れておく

 

今回も仕事から帰ってから深夜の作業w なぜ冬になるとバイクをいじりたくなるのか…

 

どうなった?エンジン始動… んっ!なんか良さげな感触

とりあえず国道を流して調子を見る 一発一発の鼓動がドッドッと力強いぞ たしかに元気になってる気がする!

その後冷え込みの厳しい日に走っても失火することはほとんどなくなった 懸念事項がまた一つ無くなって良かった!

Tags: 整備

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