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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

22/02/26(Sat) [長年日記]

アドレス ソレノイドと駆動系整備

最近特に冷え込みが厳しい日に不調なアドレス 停止時のエンストやアイドリング時のハンチング

昨夜の仕事帰りでは5分ほどエンジンがかからず難儀した

騙し騙しもいよいよ通じなくなってきたのでソレノイド(アイドルエアコントロールバルブ)を点検する メットイン部分を取り去るとソレノイドには簡単にアクセスできる

あれ? 外してはみたものの特に異常はみられない… ネット情報によればここの故障の原因はほとんどスプリングが折れてたりヘタってたりしてバルブが戻りきらないことらしいのだが 電源は来ているし端子間の抵抗値も範囲内

まあ、一応スプリングを軽く引っ張ってバルブの戻りを強くしたり、経路や周辺の汚れをしっかり落としてから組み直した

(ヘタったバネを伸ばして再使用、は日用品ではしばしばやるんだけど実のところどうなんだろう 自由長が戻りさえすれば1、2回くらいの再使用くらい問題ないように思えるんだが サスとかクラッチスプリングとかは…ダメなのか?)

念の為アイドリング中マニホールド周辺にパークリを吹いてみたが回転数の変化はなし 二次エアは吸っていないようだ

 

続いて時期を迎えた駆動系パーツを交換していく 手抜きしてインパクトで脱着 一応マーキングはしておいたけどね

 

固着気味になってクラッチアウトが遅くなっているのでは?と疑っていたクラッチ そこまでではないがダストで動きが多少渋くなっていた

バラしてシャフトを薄くグリスアップ スムーズに動くようにする

スプリングのヘタリ具合まではわからないが、シュー側は気持ち長穴状に摩耗が見られイン・アウトのタイミングに多少の影響はあるようにも思える

(追記)よくよく観察するとミートタイミングはアイドリングのすぐ上まで来ており(本来3,000〜3,600rpm)、明らかに使用限界に近いことがわかった

渋滞時なんかの微速では低回転でもつながっている今の方が扱いやすい気もするのだけれど… そう遠くないうちにアイドリングで飛び出す未来が見えるので何か対策しなければ

 

スライドピース、ウェイトローラーを交換 どちらにも大きな摩耗は見られないが、持ち上げてもスライドピースとランププレートがプーリーにピッタリ噛み合ったまま動かない これじゃスムーズに変速しなさそう

 

今回交換するのはキタコ製 上のNTBに対してカチャカチャと実に軽快な動き(緩めともいうが) こっちの方が絶対良いだろう 次からもキタコにしよう

(追記)見違えるくらい変速がスムーズになった! 発進後3〜4000rpm固定してるとスルスルとロングになっていく感じ、そういえばもともとはこうだったよ

そして通常の加速時もそうだけど一度減速してからの再加速のツキが全然違うね

 

後はVベルトを交換して完了 右が新品

幅が1mmほど、台形に減っていた以外にこれといったダメージは無く、ケチればまだまだ持ちそうな感じだった

(しかし使用限度は18.9mmなので完全アウトw)

帰り道、昨日までほど寒くないからもあってか停止時のエンストは一度も起きなかった

か細かったアイドリングも安定しており、トットットッ…という鼓動感、トルク感が強くなった気がする 混合気が濃くなった?

このまま落ち着いてくれればいいのだけれど

(追記)エンジンすっかり絶好調👍

(走行:112,880km)

Tags: 整備

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