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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

11/11/01(Tue) [長年日記]

甲信 紅葉半日ツーリング

仕事がら、生活パターンは朝方に眠りにつき午後になって起きる昼夜逆転になりやすい。昔はその週の仕事が終わるとそのまま寝ないで早朝から走りに出かけたりもしたものだが(元気だったなあ)、最近はちょっとしんどくなってきた。仕事明けの朝になると、どっと気だるい睡魔が襲ってきて、もはやふとんに潜って休む以外のことが考えられないのだ(´・ω・`) そんなこんなで休みを寝潰してしまうことが多くなった。もったいないことだ。

 

さて、昨日の休みもたっぷり睡眠を取ったおかげで今朝は6時前に目が覚めた。暖かい気温もあって久しぶりに走りたい意欲が湧いてきたので、午後からの出勤前に奥多摩でもひとっ走りして来るべ、と身支度を整えて家を出た。

 

早朝なので幹線道路の流れもいい。後々の時間配分を考えて、上野原辺りまで初っぱなから高速を使うつもりでいたが、そのまま下道を流して朝の雰囲気を味わうことにした。R16〜茶どころ通り〜R411と進んでいく。

▲晴れた朝のR16や茶どころ通りからは富士山がよく見える

朝のくっきり澄んだ空気の中を走るのはたいそう気持ちがいいとはいえ、山間部に近づけば冷え込みもより増してくる。いつもは空いている檜原街道を使うことが多い俺だが、今はなるべく日当たりのよいところを走りたいということで、少しでも頭上が開けていそうな青梅街道を進むことにして、先行する車の後をトコトコと着いていった。奥多摩湖からはほとんど車もいなくなり単独走行でペースも上がる。流れる風景はいっそう秋の色が多くなってくる。

▲朝の陽射しが湖に反射する

 

三頭橋のたもとのドライブイン前にて一服。空気は冷たいのだが日向にいればぽかぽかと暖まってくる。しばらく太陽の下で暖を取ってから、丹波渓谷に向けて出発した。

 

道が汚れているのかタイヤが消耗しているのかわからないが、いまひとつグリップ感に乏しく、ふとした時にリアタイヤがズルッときたりするのでペースは控えめだ。・・と思ってブログを調べたら、今のタイヤもう2年経ってるし1万キロも超えてる。真ん中ばかりが減っていてエッジのグルーブがまだまだ残ってるのは、あまり峠走りしなくなったからからか。もったいないけどもう寿命だね。近々交換しよう。

 

▲暖かい日の下を快走する

丹波山の集落を過ぎて渓谷に差しかかる。前にも書いたが、俺が一番好きだった絶壁の紅葉ポイントが大常木トンネルでバイパスされてしまったのは残念な限り。いかにも山深い峡谷という風情がすごく良かったのだが。

 

一ノ瀬のつづら折りを登るとすぐにまた紅葉のベストポイントが現れる。黄金色に色づいた木々に覆われた中を走り抜ける。絶壁と渓谷に挟まれた似たような環境なのだが、静穏な丹波渓谷に比べてどことなく快活な雰囲気がある。人の生活圏が近いからだろうか。

▲柳沢峠直前の橋から見る眺望

 

▲この日は紅色はあまり見られなかった

柳沢峠に到着。峠の茶屋から晴れ渡った青空の富士山を望む。いつも麓より気温が3℃は低い柳沢峠だが、今日は風もなく陽射しが暖かで居心地がいい。

缶コーヒーを飲み干して峠を下る。急なつづら折りの区間は峠付近を残すのみで、ほとんどバイパス化されたので実に快適だ。山間部の風情は薄れたが、今日のような快晴の日はループ橋から富士山を一望する景色が楽しめる。

 

塩山まで下り、フルーツラインを勝沼方面に向かう。走りやすく眺めもいいのにいつも空いている。丘から市街を見下ろす展望駐車場もあって、ここもまたお気に入りのコース。

トイレ休憩のため駐車場に寄り、この後のルートを検討する。初めは奥多摩近辺をもう少し走って帰るつもりでいたが、まだ時間に余裕がありそうなので野辺山まで足を延ばすことにした。R141をのんびり北上して、内山峡辺りから戻ってくるつもりだ。このルート周辺はどこも紅葉が見頃になっていたはず。

R20バイパスをしばらく走って、甲府昭和ICから中央道に乗った。須玉からR141の裏道になる空いていそうな県道を辿ろうと思ったのだけれど、途中でルートを見失い、早めに国道に戻ってしまった。ナビ持ってくれば良かった。後から地図を見たらあれでルート合ってたよ。くそっ(笑)

 

▲野辺山から見る八ヶ岳

R141に出た後は、清里から野辺山と高原ロードを快調に進み、海ノ口の峠越え区間に入った。まあこの辺りはたいてい車が詰まっているので、大人しく後ろを着いていく感じなわけだけど、峠を下りきる直前に好展望ポイントがある。

▲道脇の待避所からちょっとしたパノラマが見渡せる

 

▲なかなかに雄大な眺めだ

 

佐久海ノ口駅手前で橋を渡り、北相木方面に折れた。R254まで北上するのはやめて、ぶどう峠からR299に戻るルートを選択した。

峠区間に差し掛かると、幅1.5車線の狭い路面には粉状のカラマツのオレンジ色の落ち葉が散らばっていてタイヤを通すラインの自由度が低い。とはいうものの平日の午前中にこんなところを走っている車などは皆無(いや、2台いた)で、カーブミラーの恩恵もあり、それほど対向車の心配をしないで済んだ。

それにしても今週は本当にぽかぽかと暖かい陽気が続いて、いまいち秋景色にピンと来ないほどの穏やかさだ。まさにツーリングするには最高の環境。先々週くらいから急に冷え込んだ時には、このまま冬になるのか・・とちょっと憂鬱だったのにね。

 

▲閑静な峠には小さいながらも駐車スペースがあって、長野県側の展望を望める

▲県境より長野側はカラマツが多い

 

R299に出た後は下仁田から関越道に乗って帰途に着くのみ。昼飯を食べそびれたので上里SAに寄ってスタンドの佐世保バーガーを食べた。今日初めての食事。

▲直径13cm!でかっ!

本日のコメント(全4件) [コメントを書く]
> NAM (11/11/05(Sat) 09:03)

また立ち寄らせて頂きました。紅葉がきれいですね。ちょうど同じころ、私も小林大作さん(ギター作家)と飲むために小諸に行き、八ヶ岳付近や佐久、小諸などの紅葉を見て来ました。

> kato (11/11/09(Wed) 09:25)

小林さんは長野の方なんですね。手にする機会がありませんが、ルシアーものは究極という印象があります。

> NAM (11/11/13(Sun) 15:36)

小林大作さん、ギターもいいですが、人柄が素晴らしいです。Katoさんの写真見ていると、またバイクで走りたくなります。。

> kato (11/11/19(Sat) 05:07)

もうすぐ山の秋も終わってしまいますね。もうちょっとツーリング楽しみたいです。


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