12/07/01(Sun) [長年日記]
▼ 秩父〜神流湖・いつものコース
今週はまた2日通し休みに戻ったけど、明日は雨。今日もどこまで持つか怪しいので、新しいブーツの慣らしを兼ねて朝っぱらからビュンと走ってくることにしたよ。そろそろ志賀坂のアジサイも見頃じゃないかな。
5時家を出発。足元の違和感に戸惑いつつ、ガラガラの国道を東松山方面へ。鳩山からときがわまで来るとなんだか暗くて怪しい空模様。いけない、こんな天気なのにカッパを忘れた。降られる前には帰らないとな。
とりあえずいつも立ち寄る大野の特産物販売所まで走ってコーヒー休憩しながら思案。引き返そうかどうしようか・・うーん、行けるだけ行ってみようか。
この八角形の販売所のすぐ先から峠道が始まる。沿道にはそこかしこにアジサイが。アジサイ好きだわー(^o^)
標高を上げていくと次第に霧が濃くなってくる。めったに人はいないが、たまにバイクや自転車がいるので慎重に進む。対向車に気づかなかったら命取りだ。
白石峠に出る。視界不良。後からやってきたバイクは定峰峠に向かった。どうしよう?今日はここで切り上げようか・・
次の目標として芦ケ久保の道の駅まで行くことにした。R299に下りれば霧もないだろう。
丸山林道もまた霧の中だった。幻想的でちょっと非日常な景色。走りにくいが嫌いではない。
道の駅はバイクで溢れていた。今何時だ?皆早起きだねえ。コーヒーはさっき飲んだばかりなので、トイレにだけ行ってすぐまた走りだした。こういう時タバコが吸えれば、と思うね。
天気は持ちそうなのでこのまま秩父に出て志賀坂峠に向かおう。ミューズパーク手前のハープ橋では町の人たち(ジャージの学生さんが多かった)がボランティアの清掃活動をしていた。ご苦労さまです。会釈してゆっくり静かに通りましょう。
時間が時間なので食事処は当分どこも開かない。小鹿野のコンビニでスナックを腹に入れ、おにぎりを買っておく。
志賀坂峠への道も満開のアジサイが目を楽しませてくれた。ここでも近隣の人たちが道路の草刈り&清掃中だ。
▲アジサイはこの色が一番好きなんだ
峠道はハーフウェット。ここでも霧が・・ 案の定峠に上るにつれて霧が濃くなる。展望が悪いとGLと違って特に風情もないし、とにかく先に進むだけだ。
万馬宿を通過していると、川を渡る橋が見えたのでバイクを置いて行ってみる。橋の途中に見晴らしベンチがあり静かで眺めのいい場所なので、さっき買っておいたおにぎりを食べた。地元の人の犬の散歩コースにもなっているようだ。
神流湖近くに差し掛かると、空気中の塵埃の匂いとともに雨が落ちてきた。くそっ、間に合わなかったか。とはいえ小雨という感じなので、とにかく関越を目指す。革にラナパー塗っといて良かった。まあそれに、早速ブーツの雨中走行テストにもなるか。小雨の中を急ぎながらも慎重にライディングに集中していると、いつの間にか足元に一体感が生まれていた。鬼石まで出ると雨は止んだ。
▼ GAERNE G-RW
一応、代理店さんに今のブーツの修理が出来るのか聞いてみたんだけど、もうパーツが無いということでやっぱりダメだった。さすがに10年落ちじゃねえ(笑)
てことで新しいブーツを買いました。長く使うものだからやっぱり信頼出来るメーカーがいいな、ってことで同じガエルネに。G-RWという現行のエントリーモデル。
実は本国にはもう1ランク下のEVOLUTION-FIVEという、プロテクションがシンプルでより俺が使っていたのに近いモデルがラインナップされていて、正直そちらでもいいなと思ったのだが残念ながら日本には入ってきていない。かなり安価だから直輸入サイトで買っても良かったけど、サイズ合わせとか後々の補修のことを考えて今回は見送った。
シン、アンクルのプロテクションは以前以上にしっかりしてる。さらにふくらはぎには捻挫防止のためのシステムがついていて、転倒時後方や横など本来曲がっちゃイケナイ方向への動きを制限してくれる。こりゃ安心。
ソールがまたすごいね。食いつきが良くて全然スリップしないんだ。これなら濡れ路面とかも安心だわ。しかしステップの上を滑らせるのさえも難しいので、いちいち踏み換えないといけない(;^ー^) 中敷きの有無もあるかもしれないけど、以前のソールはもっと薄くて、皮一枚越しに足の裏で触れてるような感覚だった。なので、シフトペダルも少し上げる必要があった。
慣れの範疇なのかもしれないけど、足が中で遊ぶようなゆったりサイズだとどうしてもダイレクトな操作感が失われてしまうように思う。今回ひとつ大きめを買おうかとも思ったけど、結局ジャストの26.5cmにした。どこか当たって痛むことはないもののそれなりの圧迫感はある。でもガエルネは最初からある程度革が柔らかいので、そのうち足の形にフィットしてくるでしょう。前のもそうだった。下ろしたては少しロボット歩行的な感じだったのが、今日数時間のライディングで普通に歩けるくらいまでに革が馴染んだし。