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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

07/08/20(Mon) [長年日記]

群馬の温泉を目指して

今日は群馬の温泉を目指してドライブ。

地図でおおよそ決めたコースは、名栗から秩父に出て峠越え、下仁田から榛名山の西麓を抜けて温泉密集地域に出るというもの。最終目的地は未訪の沢渡温泉あたりだ。

 

にしてもこのところバイクツーリングではあまり温泉に浸かっていない。前はツーリングに出れば必ず寄っていたものだ。ひとっ風呂浴びてしまうと腰が重たくなるというか、どうにも帰り道がおっくうになるので温泉と天秤に掛けるとたいていスルーしてしまう。昔同じようなことを言っていたバイク仲間の気持ちも今ならわかるな。

埼玉近郊の温泉にそれを推して入りたくなる魅力を感じなくなったのかもしれない。やっぱり山間の鄙びに鄙びた温泉が好きなんだよなー^^

 

さて、名栗で早速遅い車に引っ掛かる。出るのが9時ごろと遅かったのもいけなかったが、クルマはバイクと違って遅い車をパスしづらいのを失念していた。この辺の思考回路がライダー。

俺は自分よりペースが速い車が来たらすぐ譲ってしまう。真後ろに着かれて走るのはどうもプレッシャーを感じて苦手。そういうの一向に気にならない人が羨ましいよ。

群馬のドライバーはわりあいすぐ先を譲ってくれる。各々ペースが違う山道走りに慣れてるんだろうな。

 

志賀坂峠越えばかりだったので久しぶりに土坂峠で群馬に抜けてみると、より山深くて道が狭い。センターラインが引いてない道はクルマだとちょっと怖いな。対向車のはみ出しに緊張しながらの運転になった。結局一台も来なかったんだけど。

バイクの時はあまり気にならなかった国道と県道の差を実感。やっぱ乗り物が変わると印象も変わるもんだ。

 

湯の沢トンネル経由で下仁田に抜け、妙義に上る。自販機でドリンク休憩しようと思ったらサイフに万券しかなくて、休む間もなく峠を下りる。失敗した。

お腹も減ったしどこかで昼食にしよう。どこにしようか。

 

県道33号ではトンボの群集と遭遇。R406に出て榛名山の西麓を抜ける。

峠にはドライブインならぬ農産物直売所が点在していた。焼きとうもろこしの看板にちょっと惹かれたが、食事する店を決めていたので泣いてスルーした。

 

吾妻渓谷に沿ってR145を進むと川原湯温泉がある。温泉街の少し手前にある蕎麦処に寄った。麦とろめし蕎麦セットの昼食。ンマーイ^^

この店のおばちゃん達は商売に積極的でないようなので、のほほんとしていると注文を取りにくるのを延々待たされるので注意だ^^ 耳もあまり良くないようで、席で大声で呼んでもスルーされる確率が高いから、直に配膳口まで注文に行った方が良いぞ(^_-)

ちょっと手前のR145沿いにあった地鶏丼の店にもかなりそそられた。今度来た時はチャレンジしてみよう。

 

お腹がいっぱいになったら運転するのが面倒になってしまった。とっととお湯に入って休みたい。

沢渡温泉は次回にして今日は川原湯温泉に浸かっていくとしようかな。あそこのお湯も大好きだし^^

 

車を駐車して坂道の温泉街を歩く。夏休みとあって珍しく?温泉街にも人が多い。

坂の途中、川原湯神社のそばに新源泉から引いた足湯が新設されていた。さっそく足を浸けてみる。硫黄の匂いが心地良い。

でもやっておいてなんだが各地の足湯を見るたび、足だけ湯に漬けて何が楽しいのだろうとはずっと思っている疑問である。やっぱり全身浸からなきゃダメだろう。温泉は!^^

 

川原湯で2軒ある共同浴場のうち、未入湯の笹湯が今日の標的である。ここ川原湯に来るたびに探してはみるのだが、いつも発見できずにいた。

どうやら温泉街に直接面しているのではないようだ。ケータイで入湯記事を検索して入口を探す。それらしい坂道を下りていくが浴場らしき建物は見当たらない。坂を下り切ってしまうと広い駐車場があるのみだ。

 

坂道の途中にあった物置小屋のような木造の建物が目に止まり、まさかこれじゃないよな・・と思いながら近づいてみると、入口に「ゆ」ののれんが下がっていた。まさか?

正面に回ってみると、壁に木看板が掛けられていた。消えそうな字で笹湯と書かれている。これだったのかー!こりゃわからないよ^^;

温泉街からの出入りは、工事のため階段が閉じられていたりコンクリートの敷石が荒れていたりで、知らない人はまず来られない。地元の方優先でたぶんわざとそうしているところもあるんだろう。

 

中は無人だった。客も管理人もいないのだ。完全貸切状態。

300円の利用料を箱に入れてちゃっちゃと服を脱ぐ。ケロリン桶で湯をすくい、全身を洗って湯船へ。ああ、極楽〜!^^

湯船にはでかい湯の花が大量に舞っている。薄っすらと漂う硫黄臭、柔らかなお湯。やっぱり川原湯はスバラシイね。

 

ダム工事が進んで新しい川原湯温泉になっても、変にスーパー銭湯みたいな大規模化、近代化はしないで、この鄙びた雰囲気を大事に残して欲しい・・とは思うけど実際は難しいんだろうなぁ。せっかく移転して建て替えるなら集客力が上がるように小綺麗で効率の良い温泉街にしたくなるよね、呼ぶ側としては。

 

車に戻ってちょっと仮眠した後、緑濃い吾妻渓谷を散歩する。

 

 

国道脇の歩道からは深い渓谷を見下ろせる。

 

 

鹿飛橋まで下りてみる。渓谷の清涼な姿。

 

対岸には遊歩道が続いているが、軽い山歩きになりそうなので今回はパスして戻った。今年は紅葉の頃にもう一度散策に来よう^^

Tags: 四輪

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