14/12/02(Tue) [長年日記]
▼ 岩殿丘陵の紅葉を訪ねる
気温が上がるのを待って、のんびりと近場の紅葉を訪ねるツーリングに出発。まずは昨日も見に来た岩殿観音は正法寺のイチョウから。
山の一角を切り崩した場所にあるだけに境内の日当たりはかなり限られている。もう昼を回っているが、この時間はイチョウの上半分にだけ陽が当たっていた。
日の光に透けて輝く葉。
昨日と違って多くの人が見頃の紅葉を楽しみに来ていた。
広く張り巡った木の根。
寄らば大樹の陰?
絨毯のように敷き詰められた落ち葉。
大きさがよく感じられるアングル。
大樹を堪能し、次の目的地に向かう。r171を新玉川橋に進んでいると、右手になにやら新しいお店が…むっ、うどん屋か。
セルフうどん高柳屋の看板。期待出来そうだ、これは寄らなければ!いつもは手前の交差点で折れてしまうので今日まで気がつかなかった。
もり汁うどん並(300g)は税別400円とまあそこそこな値付けだが、大盛は2玉で100円増、特盛は3玉で200円増という安さは嬉しい。製麺所の直営でお店のはたぶん機械打ち。これという特徴はないが、なかなか美味しい。
肉汁系がメインのお店は概ね、もりのつけ汁も薄かったり甘すぎたりで不満なのだけれど、ここはしっかりと辛めのつけ汁で自分の好み。雰囲気が良く、気配りが行き届いており大変好印象だった。
腹ごしらえが済んだところでr173を進み、田黒交差点を左折、槻川沿いののどかな里道を行くと、嵐山渓谷への遊歩道駐車場が見えた。
ピクニック気分で遊歩道を歩いて行く。
槻川を右手に見下ろしながら軽いアップダウン。
10分ほどで展望台に出た。周辺は見頃のモミジでいっぱいだ。
すでに他種の木はほぼ落葉していて、絨毯を作っていた。
色とりどりで心が和む景色。
燃えるような赤。
辺りを散策して、渓谷を後にした。
r30に出て、先月訪れた関堀の大イチョウを見に立ち寄る。
こちらも見頃になっていたが、やっぱり立地上電柱や電線などでなかなか良い構図、特に全体の写真が撮りづらい。立派な木だけにもったいないな。
イチョウの家の飼い猫らしい。とってもチャーミングだった。
さて、今日の紅葉巡りのスケジュールはこれにて消化。日暮れまで、もう少し走って帰ることにしよう。r172
から奥武蔵支線に入ってGLに向かった。林道の木々はとうに落葉して見通しの良い殺風景な風景が広がっていた。
刈場坂峠から暮れゆく市街を見下ろす。
まだ日の当たっているところと山陰に入ったところの境界が瞭然だ。境界線は時間とともに東へと伸びていき、やがて全てが青藍色になっていった。
今日は晩秋の紅葉をたっぷり満喫した。帰途に着くとしよう。