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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

20/05/03(Sun) [長年日記]

アドレス ドリブン周りのメンテナンス

アドレスにしばらく前から異音が出ていた 走行中50km/hを超えるとキュルーンという軽い唸り音が混ざってくる アクセルを戻すと音は止む

とりあえず不調らしき不調はないし、13年落ちのスクーターなら多少音が大きくなってもおかしくないかな程度に思っていたが、たまたま後ろを走っていた友人にも指摘されて、そんなに目立つのなら対策しないといけないなあと気持ちを改めた

で、点検してみるとドリブンの薄いベアリングがガタガタだった おそらくこれが原因だろう ついでに今まで一度もいじったことのないトルクカム周りのグリスアップとセンタースプリングの交換もしてしまおう

 

交換すべきパーツが揃ったので作業を始める

 

クラッチシューassyのナットを外す34mmのレンチを持っていなかったのでネットで買ったところ大失敗 ナットがはまっている部分が一段凹んでいるため、レンチの外径が大きすぎて入らない

仕方がないのでインパクトソケットを買ってきた ありがとうアストロ😂

 

やっと分解することができた ここからは未知の領域 ブログなどを参考に慎重に作業を進める

 

新旧比べてみるとセンタースプリングはこんなにヘタっていた まず使用限界は超えているだろう 交換で再加速の時の力が戻るかな?

 

トルクカムのピンは6角に削れていたなどということもあるみたいだけど、うちの場合はたいした摩耗もなくきれいなものだった 多少の擦り傷がついていたシートは交換

 

問題のボールベアリングは手前のローラーベアリングも外す必要がある そちらはヒートガンとピンポンチで抜けたが、奥のベアリングの前のスナップリングが狭い筒に干渉してどうしてもプライヤーのピンに引っかかってくれない 絶望の時間が流れる…

 

結局プライヤーの先を曲げたりグラインダーで削ったりしてどうにか引っかけて外すことができた これだけのために2時間以上格闘したよ…先端から支点までがもっと細めのものを準備しておくべきだったね

 

シートを組む際、角度合わせ間違いをやったりとお約束のトラブルも経験しつつ、シューassyを組み上げる

ちなみに写真のキタコのユニバーサルホルダーはピンが短く径も合わずアドレスには使えなくてずっとお蔵入りしていたが、ピンをM8のボルトに交換してやっとトルクレンチが使えるようになった ほんと工具大事!

これにて完成!さっそく試走してみたところ異音は見事消え……てない!😱

どうやら原因はもうひとつの心当たり、台湾製ドライブベルトのようだ 一部に異音が出やすいベルトがあるらしい こちらは去年の秋交換したばかりだし仕方ない、しばらく異音と付き合っていくことにしよう ちなみに再加速では初期のようなトルクが戻ってきた感じで👍

(走行:96,820km)

(追記1:もしかしたらアウトプットシャフトのベアリングかもしれないなぁ… リアホイールを回した音が妙に大きい気がする)

(追記2:ドリブンのベアリング2つ交換後、センタースタンドをかけている時エンジン回転に合わせてリアホイールがかなり勢いよく回ってしまうようになった 本来ベアリングが働いていればほとんど空転はしないハズなので、これはあまりよろしくない…)

Tags: 整備

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