06/04/06(Thu) [長年日記]
▼ イーハトーボ〜都幾川の桜
昨日の買い出しでかなり疲労していたはずなんだけど、また早朝に目が覚めてしまった。
雑用を片づけているうちにお腹が減ってきた。
またうどんが食べたくなったが、はなまるの開く時間までまだだいぶある。
では山田うどんにでも行くかと身じたくをしているうち、ネット情報で知った寄居のイーハトーボ(●)が頭に浮かんだ。
埼玉で一、二を争う美味さの讃岐うどんという評判の店だ。
今出ればちょうど開店時間ごろに着くだろう・・ということで、ぶらっと行ってみることにした。
今日から春の全国交通安全運動週間である。
関係があるのか無いのか、えらく道路は空いていて快適だ。
店へは一本道、R254をひたすら北上すれば良い。
山間部の冷え込みのキツさにたまりかね、途中で中間着を重ね着する。
コンビニで少々時間調整をして、ちょうど開店時間に到着した。
住宅地の中にポツンとある小ぶりな店だ。
注文はセルフ形式、だしかけと生醤油、ちくわの天ぷらを頼む。
最初に来たのは天ぷら。
ここは注文を受けてから揚げたり茹でたりする。
出来たてだけど、特に感動するような出来ではなかった。
続いてだしかけを戴く。
だしは関西風の薄口で、不思議な味。
ふむ、なるほど・・これが本場の味なのか。
しょっぱいような苦いような味で、どうも自分の舌には合わなかった。
たぶん俺がしょうゆベースの黒いつゆに慣れきった関東人だからだろう。
そして生醤油。
これが一番美味しかったかな。
シンプルなしょうゆだけの方が、強力な腰の麺を一番楽しめる気がする。
はるばる2時間かけて超有名店に来たけれど、残念なことにどうやら俺にはうどんに関する味覚や欲求はあまり無いみたいである。
ネコに小判、俺にはうどんか。
正直、はなまるで十分満足だもんw
■■
さて帰り道、午後からは仕事だけれどまだまだ時間があるので、玉川温泉で体を温めて行くことにしよう。
いつの間にか玉川村は都幾川村と合併して都幾川町になっていた。
「村」がどんどん無くなっていく・・
やや塩素臭はあるがぬるすべの柔らかな湯と、年齢層が高くて落ち着いたここの田舎っぽい雰囲気が、俺は好きである。
行く先々で咲いている満開の桜がとても綺麗だった。
とりわけ圧巻だったのが、前情報を知らずに偶然発見した、都幾川の土手沿い数キロにわたる桜並木(●)。
川沿いに桜が植えられていることはよくあるが、これだけの長さの並木はそうそう見ないと思う。
そのわりに出店も出て無いし、花見客自体もまばらなのは穴場だから?
↑堤体沿いにはるか数キロ先までぜんぶ桜
その後県道30号で毛呂山方面から帰路に着いたが、今日は運動週間のわりにK察の姿をまったく見なかった。
それなりに遭遇を覚悟して注意して運転していたのだが、肩すかしだった。
どこか稼ぎの良いところに集中していたのだろうか?