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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

09/10/28(Wed) [長年日記]

Guyatone GP-1

11月にまたライブでアコギを使うことになったので、OM-28VにFishman レアアースを取り付けてラインから音を出してみる。

 

▲リーマとヤスリでエンドピン穴を広げ、ジャックを取り付ける

・・が、やっぱりエレキ臭プンプンした音はバンドサウンドには合っても、さすがにアコギ1本での伴奏となるとイマひとつ(ふたつ?もっと?)物足りない。

アンダーサドル(D-28)、マグネチックと来たので、次はコンタクトPUを試してみることにした。2,800円と安価なGuyatoneのGP-1をネットで購入。

実はこのPUのバージョン違いをはるか昔、高校生の頃に買ったことがあった。アンプから音が出せたことには感動したものの、音質やハウリングの問題には不満があったように思うのだが、ここによれば、直接PAにつながずに、前段で出力を持ち上げてやる(まあようするにプリアンプが要るってことだけど)と見違えるように音質が改善されるとのこと。そういうことなら試してみる価値はある(`・ω・´)

GP-1はギター内部に貼り付けてエンドピンジャックから音を取り出すタイプだが、とりあえず表側から貼り付け箇所を探る。コンタクトPUは取り付けるボディの場所によって拾う音が大幅に変わるのだ。貼り付けるテープは定番のニトムズの5000NSを買ってきた。

スタジオで音出しチェック。直でPAにつなぐと、案の定高域ばかりが目立ってか細い音。386煙AMPさん同様、間にエフェクト・オフでも強制的に内部バッファーを通るBOSSのコンパクトを挟むと、とたんに普通のアコギの音になった。スバラシイ。

貼り付ける場所によって本当に出てくる音が変わる。鼻をつまんだような音だったり、ハウるだけでまるで使えなかったり、良さそうな場所からわずかに動かしただけで全然変わってしまう。内部のブレーシング(力木)との兼ね合いだろう。

コンタクトx2を付ける時はボディサイドに近い場所が定番らしいが、1個で済まそうというのが甘いのか、もともとの製品の特性の違いなのか、ボディサイド寄りでは使える音にならなかった。意外に良かったのがサウンドホール上の指板横。

結局、GP-1が一番クリアで使える音を拾ったのはブリッジ上(サドル脇)だった。もっとも、内側にはブレーシングがあるので貼り付けられる位置は限られてくる。ちなみに1弦側だと弦の分離感が良く出るが、低音弦が若干弱くなる。逆に6弦側だとローは出るが全体にグシャッとした感じになってしまう。やはり2つを混ぜて使うのが良いのかもしれない。

しかしながらEQで少し補正すればまずまず満足な出音だ。同時にマグネチックもつないで比較してみると段違いにアコギらしい。リバーブを掛けてアルペジオを弾いてみる。あ、気持ちいい。かなり音量を上げても意外とハウリングも起きないな。

あとひとつだけ問題は、アコギには弦アースがないので無音の時のノイズが若干気になることか。機材の金属部分とどこか体を結べば済むのだけれど・・。

Tags: 買物 音楽

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