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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

15/12/20(Sun) [長年日記]

GREEDY ウインタージャンプスーツ

この季節、深夜の帰り道ではオーバーパンツかカッパを履かないと冷えがしんどいけど、ぶっちゃけ冬のバイク装備って、インナーを着て、ジャケットを着て、パンツを履いて…工程が多くてめちゃ面倒なんだよね。そこで、とある通販サイトで半額セール中ということもあってオーバーオールタイプのウインタースーツを買ってみた!

GREEDYのGWJ-J02はミリタリー調のデザインがとてもスマート。ちゃんとプロテクターを収納するポケットも装備されていて安全面でも安心。プロテクターは昔使っていたコミネのジャケットの物を移植した。

説明にはあった膝部分の収納ポケットが無くてアレ?と思ったけど、仕様変更があったらしくリペアで対応してくれるとのこと。

脱ぎ着は手足を通してファスナーを上げるだけで済んでしまうので実に楽ちん。トイレの大だけが面倒なことになるだろうが、基本通勤で使うだけだしまあ大丈夫だろう…

 

さて、これは完璧な冬アイテムだと思っていたのだが、想像もしなかったところに弱点が!なんと襟がしっかり閉じないのだ。これは大問題。

 

アジャスターベルトの一番根本の穴に留めても、襟元にこれだけの隙間が開いてしまう。オーバーオールタイプなので、空気の出口が無いため冷気がドバッと入ってくる程ではないが、それでもどこやら胸元がスースーするし、なにより襟のボアが広がったままで全く役に立たず、首周りは走行風に晒されっぱなしだ。

というかこのアジャスター、ペラペラでかなりしょぼい。抜け止めもないしテンションが掛かってないから簡単に外れてしまう。

 

もしかして製造上のロット不良かも?とメーカーに問い合わせてみると、ネックウォーマーの使用を考慮して大きめに設計したとの回答。それにしたって隙間開きすぎだろう。厚手のマフラーでもなけりゃ埋まらない。プロレスラー専用なら別だけど。

いや、大体それならそれで単純にアジャスターの調整範囲を広く取れば済む話で…この製品は襟元は閉じられないのでバイクに乗ると冷たい風が入ってきます、てのは冬用を謳ったバイク用品としてちょっとおかしいw 襟ボアだって防寒の役に立たないただの飾りならそう明記しておかないと買う方は混乱する。

 

ともあれ冬の使用に耐えるよう改良を試みてみよう。家にはミシンは無いし、一度縫製を解して縫い直すような腕も持っていないので、やり方を考えなければならない。

まずハトメを買ってきて、ベルト穴を根本に一つ追加した(サイズ違い&ちょっとズレた)。

 

これでもまだ隙間が開く。なので次はDカン側を短くする。不格好だけど仕方ない。表が短い点になるこの縫い方、星縫いっていうんだって。

 

かなり良くなった。ついでにボア部分もズレないよう下部を縫い付けちゃうか。外せなくなるけど、使うのは寒い時期だからいいよね。

 

少しはマトモに使えるようになったよ。でも喉元は閉じられたけど、あと襟のアジャスターより上部分が開いてしまうのをなんとかしたい。肌に密着しないから首周りがまだ寒いのよ。普通この襟の高さならベルト2本で留める感じになると思うけど、脱着式なので元々付けられる場所がないんだな。なんかいい方法ないかな…

まったくメーカーは机上の設計じゃなくもうちょっと実際のユーザーの利便を考えてしっかり製品開発して欲しいな!!


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