05/08/09(Tue) [長年日記]
▼ 富士〜奥多摩ツーリング
昨日は不安定な空模様との予報に出渋ってしまった。
午後から荒れた天気だったので、これはこれで良かったのかもしれない。
ビールとつまみでダラダラと過ごしてしまった(^^;
さて、午前8時、奥多摩方面に向けて出発。
県央道あきる野ICから武蔵五日市駅へ。
秋川街道〜陣馬街道にて和田峠(●)を目指す。
郷愁を誘う山里の家並みは健在だ。
昼なお暗い陣馬街道の狭い峠道をトコトコと進んで行く。
まったり観光ペースである。
路面は昨日からの雨で濡れている。
空は曇りがちだが、空気は冷んやりとして、体に当たる風が心地良い。
ほどなく峠に着いた。
休憩もそこそこに、峠を下る。
緑濃く寂寥とした雰囲気の八王子側と変わって、藤野側は普通の山道になる。
藤野に出、自販機のドリンクを飲みながら今後のコースを検討する。
秋山を抜けて都留に出る県道35号(●)を走ってみることにした。
都留からは県道24号(●)を経て、道志みちに出る。
さすが夏休み、山中湖周辺は観光客の車でとても混雑している。
混んでいるであろうR138を避け、富士五湖道路の山中湖ICから須走ICをショートカットして、富士山スカイライン(●)へ。
霧で路面がしっとりと濡れている・・と思っていたら、どうやら小雨までパラついてきた。
カッパを着ようかどうか迷ったが、走っているうちに止んできたのでそのまま進む。
霧が出ていたのは東側だけだったようだ。
道端の看板に白糸の滝とあるのが目に入った。
どうやらすぐ近くだし、これはもう行ってみるしかあるまい。
ということで、またまた観光モードに入ってお土産屋の並ぶエントリーを進んでいくと、まずは音止めの滝が現れる。
おおー、なかなかのスケールじゃないか。
さらに奥の階段を下りていくと、いよいよ真打ちの白糸の滝のお出ましだ。
むむ、これもなかなか(゚o゚)
軽井沢の白糸の滝も、緑の中、情緒があって良い雰囲気だったが、こちらは豪快で見事である。
かなり離れた方までしぶきが飛んで来ていて、おそらくマイナスイオンも大放出状態だろう。
食事代わりに焼きとうもろこしをほおばりながら、しばし自然の芸術を堪能した。
県道71号(●)を北上、樹海の中を抜ける道。
バイクを路肩に停めて樹海の中を見やると、どこやら異質な空気が漂っている。
最初、進入防止の幕でも張ってあるのかと思ったくらいだ。
くわばらくわばら。
河口湖ICから中央道に乗り、大月からR139で松姫峠に向かった。
真木小金沢林道はずっと通行止と思っていたが、分岐には←大月17kmの標識があったので、いつの間にやら通行可能になったらしい。
まだダムが出来る前、ダートだったころにKDXで走った道だ。
それじゃ今度久しぶりに走ってみようと思ったら、崩落があって峠付近で現在通行止らしい。あらら。('A`)
小菅の原始村でようやくの昼食。
今日は涼しいせいか、思えばあまり飲み食いしてないなぁ。
大盛りが無いので、蕎麦2枚食べてお腹いっぱい。
しっかり蕎麦の香りのする田舎蕎麦である。
つゆが市販ものっぽい味なのは相変わらずだけど、満足じゃ。(^o^)
帰り道は久しぶりに周遊を走ってみた。
シャカリキに走る気がしないのは、歳を取ったからだろうか。
午後4時を回って、バイクも車もまばら。
わずらわしいK察がいないのは助かる。
普通に流していたって+30くらいは出てしまうから・・
路面は良いし、見通しも良いし、やっぱりすごく走りやすい道だなぁ。
多発する事故のせいで走れなくなったりしたら辛い。
みんなもうちょっと自重しようよ。
ねぇ・・