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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

05/08/30(Tue) [長年日記]

トラブル続きのツーリング

深夜の出発

深夜、MotoGPを見た後、朝方まで起きていたので、昨日の昼間は寝潰してしまった。

涼しく快適な秋の一日だったようで、ちょっともったいなかったかも。

 

さて、昼間たっぷり充電できたので、深夜(29日の深夜)から走りに出かけることにする。

予定としてはR299を流して、R140で滝沢ダム、秩父湖辺りまで行って通勤時間帯までには戻ってくるつもりである。

 

それにしても今夜のR299は上り方面の大型トラックが異常に多い。

ほとんど切れ目なく車列が続くので、えんえんおとなしく後に着いて走るしかない。

帰るころには空いているといいのだが。

上りとは逆に、下りはガラガラで、バイクの姿などは一台も見えない。

 

道の駅あしがくぼでホットコーヒーを飲む。

山間ではTシャツに革ジャン着用で多少肌寒いくらい。

もう秋だ。

 

異常発生

発進してふと路肩にバイクを停めると、エンジンを切ったにもかかわらずクランクが回っている。

メインSWもキルSWもOFFにして、プラグに火は飛ばないのでアイドリングこそしないが、いつまでも勝手にシュコ、シュコ・・と回っている。

これはディーゼリングというやつか*1・・非常に気持ち悪い。

 

1分ほど呆然としていると、次第に抵抗がかかってきて、やがて力尽きて止まった。

そうそう、思えばギヤを入れればきっとすぐ止められたんだよな*2

軽いパニック状態だったようだ(^-^;)

レギュレータ事件の再現かとハラハラしてしまったよ。

 

さて、煙が立っていないのを確認して再始動しようとするが、メインSWを入れてもメーターが点灯しない。

電磁ポンプの音もせず、電気が流れていない。

どうしたこと!?

SWをガチャガチャとやっているうちになぜか復活したものの、今度はセルが回らない。

音の感じでは空回りしているような・・*3

・ ・ 壊 れ た ?

 

少し休んで気を落ち着かせる。

セルがダメなら押しがけすれば良い。

幸い秩父方面へは下り坂である。

何度目のトライでエンジンに火が入った。ホッ。

 

走行しても何の問題も無いようだ。

とりあえずエンジンを止めさえしなければ家まで帰れるだろう。

にしてももしセルモーター交換なんてことになったら・・円?また出費。

う〜ん参った。

 

正丸駅を過ぎたあたりで、ふと思い立って、テストのためにエンジンを切ってみた。

走行中ならば、クラッチをつなげばすぐに火を入れられる。

ギヤをNに入れて惰性で走りながら、セルを回すと・・あれれ?エンジンかかったよ?(;゜ー゜)

念のため何度かテストを繰り返すが、セルは何事も無かったように回る。

 

バイクを停めて普通に始動してみたが、きわめて正常。

いったいなんだったのだろうか・・

先日の雨天走行で、セルの接点部分か電装系のどこかに水でもたまっていたのか?

その後不調になることはなかった・・

 

(追記)スターターリレーの接点が固着してセルが回りっぱなしになった、が正解。 バッテリーが弱っている時に無理にセルを回し続けると電圧の関係で接点が溶着しやすくなる。

セルモーターの電力はバッテリー直なのでキーのON-OFFやキルSWでは止めることはできない。出先の場合はドライバーなどでリレーを叩き、衝撃で固着を取るのが最善策。

 

ツーリング再開

ともあれ不具合が無いのならツーリングを中止する必要もなし。

すっかり夜も明けてキレイな青空が広がっている。

Uターンして正丸峠に向かった。

 

峠に向かう途中でご来光。

人気無い峠のレストハウスに到着し、コンビニで買っておいたおにぎりの食事。

早朝の山の空気は本当に美味しい。

 

しばらくすると、大学生だろうか?初心者マークを着けた若者4人連れのミニバンがやってきた。

青春してるなぁー、うらやましい。

あっちもこんな時間に奇特な奴、と思っているに違いない。

お互い様だがw

 

目で会釈して峠を下る。

山伏峠を越え名栗へ。

早朝の山の心地良い冷気。

この革ジャンはどうも襟元(というか背中)がスースーするな。

ちょっと詰めてもらった方が良いかもしれない。

 

軍畑から奥多摩に向かった。

奥多摩湖の湖面も穏やかな装いを見せている。

 

周遊道路入口のドライブイン前で一休み。

木陰で涼風に当たるのが気持ちいい。

7時半の日の下では、じっとしていると汗が出てくる。

 

R139をしばらくブラブラして、周遊道へ。

最近あんまり走っていないので、感触を確かめながら走る。

来るたびに思うが、周遊は路面が広く、状態も良いので本当に走りやすい。

平日の早朝は車も無く、峠走りも快適だ。

 

都民の森の駐車場にはすでにハイカーの車がギッシリだった。

そうか、檜原側からなら周遊道が開く前に上って来れるんだな。

ドカを停めて、山の静寂を楽しんでいると、続々とバイクがやって来る。

バイクが近づいてくると、たいていは爆音でわかる。

辺りがやたら閑静なだけに異様に目立つ。

人の振り見て・・じゃないけど、俺のバイクもけっこううるさいから、ちょっと肩身が狭い。

 

黒い飛行物体

月夜見第一Pから風張P間で走りこみしていたら、背後に青いSS(R1?)が追いついてきたので、前に出して後追いさせてもらう。

残念ながら自分の腕ではまだまだのようで、月夜見Pまでにコーナー一つ差がついてしまった。

でも今はこれ以上マージンを削れないので仕方ない。

 

その後もマイペースで走りこみを続けていた時である。

あるカーブを曲がった瞬間、視界の隅に黒い物体が飛んで行ったのが見えた。

ええっ!?

まるで何か自分のバイクにタンデムしていて、飛んで行ったかのような・・

 

はっ!と、慌ててバイクを停めてリアシートのバッグを見る。

バッグのファスナーが全開だった・・地図以外の荷物がすべて紛失していた。

なんてこった。

バラ撒いた荷物を探して戻る。

 

帽子、ウォレット・・場所が特定できるのでわりと簡単に見つかったが・・

ケータイとデジカメは部品が四散し、キズだらけになっていた。

かろうじてケータイは動作したが、デジカメは電源が入らない。

壊れたっ・・ああ。

#教訓:バッグのファスナーは必ず閉めましょう。乗車前に必ず確認しましょう。

ちなみにここまで写真が1枚も無いのはこのためである('A`)

#メディアから写真を回収出来たので掲載した(9/23)

 

すっかり意気消沈して湖に下る俺。

気を取り直して食事でもしよう。

が、時刻はまだ10時で、周遊前のドライブインも開いていなかった。

そこで、県道18号で上野原の開かずの蕎麦屋を訪ねるが、ここもあいかわらず閉まっていた。

 

武蔵五日市駅前の魚鶴でようやく昼食。

田舎蕎麦の大盛。ホントに大盛だったw

細切りのボソッとした食感の田舎蕎麦。

香りは薄め。

 

日の出ICから県央道に乗って帰宅すると、昼を回ったところだった。

下界は暑い・・

ビールの栓を開ける。

やがて、心地良い疲れを感じてフトンに横になった。

*1 実際には違ったが

*2 おそらく、一旦止めてもまたセルが回り出しただろう

*3 実際はセルを回すだけのバッテリーの充電量が足らなくなったのだろう


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