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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

20/08/15(Sat) [長年日記]

'69ストラト リフレット

しばらくWarmothのハムギターばかり弾いていたけれど、久しぶりにFenderの69年ストラトを弾いてみたら、アルダーボディ+ローズ指板のファットなシングルコイルの音が意外と新鮮で、こっちもまた弾きたくなった

遠ざけていた要因のひとつは、フレットがかなり摩耗してそれをさらに擦り合わせたので高さが指板近くまでになってしまっていてすごく弾きにくくなっていたからで、この際なのでフレット交換を試みることにした いちおう家のギターの中では貴重な1本なのでショップに頼むか、自分で作業して台無しにしてしまうのを恐れてなかなか踏み切れずにいたが、最近はそこそこ作業にも慣れてきたので慎重に進めればそう間違いは起きないだろうとの決断

 

チップを欠けにくくするため指板をレモンオイルでよく湿してからチビたフレットを抜いていく

 

ストレートエッジを使いトラスロッドを回し念入りに反りを真っ直ぐにして、指板の凸凹をR付きのサンディングブロックで軽く均す ローポジションを10'、ハイポジションを12'で気持ちコンパウンド気味に

やや浅くなった溝をフレットソーで切り増し、削りカスを綺麗に掃除する ぶっちゃけこの処理段階でフレット交換の成否が決まると言って過言ではない

ややラウンドの強い指板なので、プライヤー2本でフレットワイヤーを掴み追加のRを付けてから打ち込んだ 元のフレットは細身で高めのJim Dunlopの定番6105 そして交換するフレットワイヤーはJescarの#57110、お気に入りのジャンボフレット 硬めで長寿命

 

⌒ ←こう曲げるべきを、へ ←2本こう失敗してムダにしてしまったが無事打ち込み完了、エッジをファイルとスポンジ研磨剤で処理し、レベルを擦り合わせ、研磨して完成

ナットの高さを合わせないといけないが、手持ちに在庫が無かったので手抜きしてとりあえず底にシムを挟み、溝も瞬間接着剤でかさ増し 今度買ってきてちゃんと交換しよう

 

太いフレットで見違えるほど弾きやすくなった この年代だからなのか、シングルコイルとは思えない音の太さ その代わりコンプ感が無く強弱の反応がリニアで運指やピッキングをミスるとすぐバレてしまうのがちょっと大変だけど、ピックアップは換えたくないしなぁ

 

(8/21追記)

注文したナットが来た 元のと同じくオイル漬けの無漂白牛骨ナットに交換

それと部分的にビビる箇所があるのが気になったのでフレットの擦り合わせを実施したところ、かなり高さが違っているフレットがあって少し落ち込んだ 指板を平らに修正してちゃんとフレットを打ち込めば理屈では擦り合わせはほぼ不要なハズなのだけれど、やはりシロウトのハンマーでの打ち込みではきれいに均等に揃えるのは難しいのか…まだ修行が足らないな

ともあれ擦り合わせ後は、ビビリ回避で少し高くせざるを得なかった弦高を十分下げることができ、格段に弾きやすくなったので今回はよしとしよう

Tags: 音楽

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