22/08/17(Wed) [長年日記]
▼ 早朝奥多摩ドライブ
※今回は長編です
夜更かしして昨日変な時間に寝てしまったところ、深夜に目が覚めた それじゃ午前中の涼しいうちに朝駆けでもするかと思ったが、残念ながら今日一日降水確率は高め なのでラパンで奥多摩を流しに行くことにした
まだ4時半ということで幹線道路も空いている あれ、ちょっと日の出が遅くなった?
茶どころ通りから青梅に出て、吉野街道を流す 雨の跡が残っていて今日も湿度は高いが涼しくてまあまあ快適
R411との合流地点のコンビニで最初の休憩 飲料、食料を仕入れておく ほんとはどこか店が開いていたら朝食を摂りたいんだけど
この辺まで来ると山に来た感じがするね!
本日の第一チェックポイントは鳩の巣集落
国道から山側の高台斜面に民家が集まっている 駅に寄ったことはあったが集落内は入ったことがなかった
おっと、いきなりの廃工場!
いずれもちょっと前までは使われていた様子
半開きのシャッターを恐る恐る覗くと…
特に怪しいものなどはなく、使う機会の失くなった備品や資材が並んでいた
鳩の巣の先にすぐ白丸ダムという施設があって、内部に入って魚道の見学が出来るというのは聞いていた
基本土休日の開館だが夏休み期間は毎日見学可能だそうだ しかしこの時間では開いているはずもなく
とはいえ堤体までは下りられるようなので行ってみる
小ぶりながら年季を感じさせる施設
フェンスの向こうは管理用の歩道橋だろうか そそる
水門を下から見上げる
川の左側にあるのが魚道の入口 あの先で折り返して施設内に入っていく
魚道も一度きっと見に来よう
奥多摩駅前から日原に向かう
バイクではワインディングの楽しさが先に立ってあまり気にならなかったけど、駅から山深くまで結構走るんだなあと実感する 途中にもいくつか集落はあるものの実に険しい
ようやく谷が開けた緩やかな斜面に集落が広がる
まだ早い時間とはいえ人の気配は極めて少ない 畑仕事をするスペースも難しいだろうから住人は特に早起きすることもないのか…?
ねねんぼうというユニークな名前の宿の看板が気になって斜面を上っていくと、なんとも味わい深い建物が現れた
旧日原小学校の校舎だ
あまり手入れはされていないようだが
もしかしてこれが宿なのかな? 西伊豆のやまびこ荘みたいな それなら絶対一度は泊まりたい!
奥の一角は診療所として利用されているようだ
鉄棒の並んだ校庭
学校の記念碑
さすがに木造校舎は老朽化しているのでこっちのコンクリの建物(体育館?)が宿泊用なのかと思ったら、ここは宿とは全然関係なくて普通に学校跡地というだけだった(普通に綺麗な宿がこの少し先にあった)😅
こういう建物が道路を跨いでる構造ってめっちゃ好きなんだよね 昔の二瀬ダムとか
集落に下りる
廃屋解体中
やはり高齢化、過疎化で住む人がいなくなると使われなくなった建物は次々傷んでくる 世の趨勢で仕方のない運命なのだが
国道に戻って奥多摩湖に立ち寄る
なんだか久しぶりにゆったりした気分で休日を過ごしてる気がするなあ 最近仕事でほんと色々あって
第4CP?は小河内神社 本格的に雨が落ちてきた
湖に突き出た半島形状の場所に建っている ドカで来るとこういう細道はどうしても素通りしがち
緑に覆われた中、急な石段を登っていく
頂上の狭い平場にひっそりと神社が鎮座する
素朴ながら気品のある造り
平場の両端はほぼ切り立った崖で落差感が凄い
落ちたら大怪我は免れまい
丹波山に向かうと交通整理のおじさんに5km先で通行止めと教えられる 事前に情報はあったのでどこまで行けるか行ってみる
それとは別に、未走破だった雲取山登山口に向かう山道を行く
辻手前の駐車場にはこの天気にも関わらず登山客の車がいっぱいだった みんな好きなんだねえ
道は悪いがそこから下っていくとこの俯瞰の景色になる
通行止め地点に到着
思ったより手前だった この先しばらく集落はなくて、さらにその先へは今川峠経由ということになるが結構なクネクネ道だから移動は大変だろうな
こんな天気の中でもちらほらバイクを見かけるのに驚き
それじゃそろそろ11時の桂山のオープンに合わせてルートで時間調整しつつR139で上野原に向かおう R139もちょこちょことトンネルでバイパスを広げて鄙びた山村の雰囲気がだいぶ薄れてきた
宮谷の裏道を抜けると目の前に中央道が広がった 雲が晴れて青空も見えてきたようだ
宮谷川を渡る高速の橋梁
ゴツい鉄橋の下を潜る
後は基本側道を辿って行く感じ 腹ペコなので今日は奮発してチャーシューワンタンメンにしよう♪