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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

12/06/08(Fri) [長年日記]

ちっちゃいが深いブリッジピンの話

サドルを換えようと思ったら買い置きのサドルはサイズが少し小さかった>< その代わりTUSQのブリッジピンが出てきたのでD-28につけてみた。

するとあらら?ドーンとくるダンゴのように重厚な中低音が無くなって、反対に1弦が途端に元気になった。指弾きでソロギター的な曲をやってもメロディが前に出てくる!しかしながら中低音が整理されて妙にスッキリと分離の良いクリアな音質になり、枯れたビンテージっぽさが損なわれてしまったのがちょっと残念。

鳴る音域が全体に持ち上がった感じで、例えるならヘヴィのピックからミディアムのピックに持ち替えたようだ。プレーン弦はきらびやかさが増して良い感じになったんだけどなぁ。低音弦がゲージを一つ細くしたような弦鳴りの強い音に・・うーん・・

 

オリジナルのブリッジピンは焼けと変形が著しい。今やってみてびっくりしたけど、指でもグニッと曲がるくらい柔らかい素材だ。経年で劣化した?これじゃ振動の伝達が相当ロスしてるよ。ナットに続いてここでもか・・

1〜3弦に抜けのよい材のピンを、4〜6弦に甘めの音の材のピンを、というように混在させるという手もある。見た目には悪いがそれもちょっと試してみようか。

 

やってみた。カッコ悪いww でもやっぱりフィンガーでの鳴り方はすごく好みになった! これなら巻弦のふくよかな味わいが残ってるし、メロディもビシッと立つ。前より軽めのタッチでも低音弦に負けない音量が出てる。あ、でもストロークすると・・うわ、プレーン弦の音でかっ!(;^ー^) あんまピック弾きにはバランス良くないな・・ あーもう、それじゃ他のブリッジピンも買ってきて色々組み合わせてみようかねぇ。

 

店にプラスチックのブリッジピンがあったので、4〜6弦に装着してみた。これがなんと絶妙のバランス!!ハイエンドが削れてマイルドな音質になるのはオリジナルと同じ。しかし音量が全然違って、1〜3弦のTUSQと変わらない鳴り。やっぱり今までのグニョグニョのブリッジピンは相当振動を吸収してたみたいだ。ジャラ〜ン・・と、これならストロークでもプレーン弦が浮くことはないよ。しばらくこれで行こう(^^)

ちなみに全部プラスチックにすると、最初のように1弦の音が小さくなっちゃった。たかがピン、だけど奥が深いのねぇ・・

 

(6/9追記)

牛骨のブリッジピンを買ってきて試してみた。最初はプラスチックと大差ないかと思っていたけれど、しばらく弾いてたらやっぱり響きがより美しくなってるのがわかった。没入具合が全然違うんだ。

抜けが悪くなるような中域は絞られてよりスッキリ。しっかりとボディを振動させて腹に響く低音は健在。そこにまろやかでキラッと澄んだ高音域がプラスされるイメージ。どこやら意図的に中低域を削って高音を目立たせているように思えるTUSQと較べてとても自然で素直な印象だ。TUSQは中域がモワッとしてるギターに使うとがぜん威力を発揮しそうだ。

というわけで最終的に1〜3弦はTUSQ、4〜6弦は牛骨に落ち着いた。ああ、陶酔するような美しい爆音・・(相反してそうだけどほんとにそんな感じ)

俺の場合、サムピングはウッドベースのような落ち着いた音にしたいのと、ima指は深爪気味でも高域がこもりづらいセッティングにしたくてこうなったけど、人それぞれに弾き方があるから好みのセッティングも変わるよね。

問題はこの見た目のアンバランスさ。同じデザインのが無いんだよ。ま、音が気に入ってればいいか!

(ただ、弦が古くなってくるとバランスが悪くなる感じ。全部牛骨にしたり、未だ決めかねて行ったり来たり・・)

Tags: 音楽

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