13/03/05(Tue) [長年日記]
▼ MOOER REECHO
YouTubeでサンプル動画を見ていた時、あまりに気持ち良さそうな音がしていたのでつい買ってしまった2個めのMOOER。REECHO、リエコーと読むらしい。
アナログディレイのシミュレート、自然な反響を再現したリアルエコー、テープエコーシミュレートの3モード切り替えで、どれもまあ高品質なディレイ音。といっても入力した原音そのままをリピートするのではなくて、あくまで原音とミックスして残響効果として使うように作られてる。
どのモードもとにかくまろやかで爽やかで奥行きがあって・・特にテープエコーモードではロングトーンに自然なコーラス効果が掛かるので、クリーンのセッティングでチャラーンと弾き始めると、没入して気がついたら1時間は余裕で経っているという心地良さ。このディレイ掛けただけでとりあえずなんか形になっちゃうくらい。
アナログディレイモードもよく再現出来ているが本物のアナログディレイほど輪郭が潰れ過ぎないので、むしろ使いやすいと思う。歪みに掛けるならこのモードが好き。
ディレイはDD-2とアナログしか持ってなくて最近の製品は全然知らないから、他にも優れたディレイがいっぱいあるんだろうけど、この値段でこの音がするのはスゴイよ。MOOERは痒いところを突くのが上手いっていうか、ゾクッと感じるポイントを心得てる気がする。
ところで、ボードに組んで音出ししていたら妙なことに気づいて・・どうやらMXRファズの次にトゥルーバイパスのペダルをつなぐと良くないみたいで、それらをバイパス中はファズの音量が下がってしまうのがわかった。気持ち音色も細い。
ファズの次に電子スイッチのペダルをつなぐと(当然ON・バイパス関係なく)問題なく出力される。ファズのバッファSWではこの問題は解消しない。後ろにもバッファが要るってことなのかな?インピーダンスとかの問題?こういうところファズってちょっと面倒だ。
とりあえずディレイを間に入れておいたけど、実際に電子スイッチの筐体を横向きに使うとなるとすごいON/OFFしづらいな(^^;