06/04/01(Sat) [長年日記]
▼ 体がだるい
風邪は一進一退という感じ。
今朝はホントならkazeさんたちと走りたかったのだが、熱とだるさが抜けないので午後からの仕事に備えて体を休める。
今週末はみんな花見にでも行っているのだろうか、スタジオにはバンドの予約はちらほらとあるだけだ。
後は個人練習のお客さんなので、もてあます時間が多かった。
下界の桜はもうあちこちで満開。
体が完調だったら、カメラを持ってバイクであちこちトコトコと散歩に出るところなのだが・・残念だ。
明日は雨みたいだからまた一日ゆっくり体を休めて、月曜にでもどこか出かけたいな。
06/04/03(Mon) [長年日記]
▼ 伊佐沼の桜
ようやく体も軽くなってきたみたいだ。
一日横になっていたせいか、今朝は夜明けとともに目が覚めた。
鼻はまだグシュグシュいってるが・・もともと花粉症だし、どっちかわかんないねw
昼にぶらっと伊佐沼に行ってみた。
平野部の桜は今週末には散ってしまいそうな勢いなので、少しは見ておかねば。
おぉ〜咲いてる咲いてる。
沼岸を取り巻くように満開だ。
いつもは平日なんてヒッソリしているのだが、この時期さすがに花見客の車も多い。
駐車場所を探すのに夢中で、周りに気が回らないドライバーもいるから要注意だ。
出店でからみもちを買って、伊佐沼公園に移動。
さあ、空は青いしぽかぽか陽気で絶好のお花見日和という感じなのだが、午後になってまたもオジャマ虫の強風が吹き荒れ出した。
今年はこの風ホントうざいよなぁ。
のんびりしていられる雰囲気でもなくなったので、早々に沼を後にした。
06/04/04(Tue) [長年日記]
▼ 喜多院の桜
本調子になったかな?
まだ鼻がズルズルいってるけど・・
午前7時起床、徹夜明けでない朝の光は気分いいぜ!
せっかく早く起きたのだから、花見に出かけよう。
10時を回ってちょうどお腹も減ったことだし、食事して、今日は喜多院に行ってみようと思う。
最近はなぜかうどんに凝っている。
といっても蕎麦のように食べ歩きをするわけじゃなくって、さぬきこまちやはなまるうどんで十分だw
川越クレアモールのはなまるでぶっかけを食べた後、店をちょっと冷やかして、それから喜多院に行ってみる。
・・おぉー、境内中で見事に咲いている。
咲き誇る満開の桜の下、広い境内にはブルーシートが敷かれ出店が立ち並び、一大花見スポットと化していた。
どうしても日本はこうなってしまうんだよな(^^;
嫌いではないけどね(でもキチガイじみたランチキ騒ぎは論外よ)。
今日は昨日と打って変わって無風のぽかぽか陽気。
やっぱりツアーの団体客を含め花見客がわんさか。
俺もこんな場所で仲間内でのんびりと花見したいものだが・・朝に弱いメンバーばかりなのだ。
帰りに近所の中院を訪ねてみた。
普通の桜はきれいに咲いていたが、枝垂れ桜はすでに散ってしまった後だった。
1週間遅かったなー、残念。
慈雲寺の桜は見逃さないようにしなくっちゃ。
06/04/05(Wed) [長年日記]
▼ 買い出しとアレルギー
今日は店で必要な物を、まこと買い出しに行く日。
前夜、まこ夫妻の家に泊めてもらい、昼前から二人して大井のスーパービバに向かった。
穏やかな昨日の天気と変わって、朝から冷たい雨が降っている。
五、十日のためか街道は激しい渋滞で、裏道を駆使する。
ホームセンターで次々にリストアップした品物を買い込むが、ツール売り場の辺りから鼻のグシュグシュが酷くなる。
資材関係の売り場が外気開放になっているため、このところの強風で舞い込んだ店内ディスプレイの花粉やホコリのためと思われる。
そしてまこはヘビースモーカーなので、移動の車内で鼻への刺激にさらに輪をかける・・(^-^;
極めつけは猫を飼っている友人の家に機材を取りに寄った時。
家に上がってものの数分でクシャミが止まらなくなり、眼が真っ赤に充血してしまった。
我ながらここまで酷いアレルギー体質になってしまったとは・・なんとも難儀すぎ!!
これはもう一生治らないんだろうな・・どうしたもんか。
いよいよ医者行くしかないのか・・
▼ リモコン
部屋のTVは十年近く前に買った海外メーカーの安物。
買って早々にリモコンを壊してしまい、以来ずーっと本体のボタンで操作していた。
あまりにマイナーなメーカーなので、社外品のリモコンにも対応している物が無かったのだ。
今日リモコン売り場を覗いたところ、やっとうちのTVに対応しているのを見つけた。
なんて便利なんだろう、離れた場所からボリュームを変えられるなんて!www
06/04/06(Thu) [長年日記]
▼ イーハトーボ〜都幾川の桜
昨日の買い出しでかなり疲労していたはずなんだけど、また早朝に目が覚めてしまった。
雑用を片づけているうちにお腹が減ってきた。
またうどんが食べたくなったが、はなまるの開く時間までまだだいぶある。
では山田うどんにでも行くかと身じたくをしているうち、ネット情報で知った寄居のイーハトーボ(●)が頭に浮かんだ。
埼玉で一、二を争う美味さの讃岐うどんという評判の店だ。
今出ればちょうど開店時間ごろに着くだろう・・ということで、ぶらっと行ってみることにした。
今日から春の全国交通安全運動週間である。
関係があるのか無いのか、えらく道路は空いていて快適だ。
店へは一本道、R254をひたすら北上すれば良い。
山間部の冷え込みのキツさにたまりかね、途中で中間着を重ね着する。
コンビニで少々時間調整をして、ちょうど開店時間に到着した。
住宅地の中にポツンとある小ぶりな店だ。
注文はセルフ形式、だしかけと生醤油、ちくわの天ぷらを頼む。
最初に来たのは天ぷら。
ここは注文を受けてから揚げたり茹でたりする。
出来たてだけど、特に感動するような出来ではなかった。
続いてだしかけを戴く。
だしは関西風の薄口で、不思議な味。
ふむ、なるほど・・これが本場の味なのか。
しょっぱいような苦いような味で、どうも自分の舌には合わなかった。
たぶん俺がしょうゆベースの黒いつゆに慣れきった関東人だからだろう。
そして生醤油。
これが一番美味しかったかな。
シンプルなしょうゆだけの方が、強力な腰の麺を一番楽しめる気がする。
はるばる2時間かけて超有名店に来たけれど、残念なことにどうやら俺にはうどんに関する味覚や欲求はあまり無いみたいである。
ネコに小判、俺にはうどんか。
正直、はなまるで十分満足だもんw
■■
さて帰り道、午後からは仕事だけれどまだまだ時間があるので、玉川温泉で体を温めて行くことにしよう。
いつの間にか玉川村は都幾川村と合併して都幾川町になっていた。
「村」がどんどん無くなっていく・・
やや塩素臭はあるがぬるすべの柔らかな湯と、年齢層が高くて落ち着いたここの田舎っぽい雰囲気が、俺は好きである。
行く先々で咲いている満開の桜がとても綺麗だった。
とりわけ圧巻だったのが、前情報を知らずに偶然発見した、都幾川の土手沿い数キロにわたる桜並木(●)。
川沿いに桜が植えられていることはよくあるが、これだけの長さの並木はそうそう見ないと思う。
そのわりに出店も出て無いし、花見客自体もまばらなのは穴場だから?
↑堤体沿いにはるか数キロ先までぜんぶ桜
その後県道30号で毛呂山方面から帰路に着いたが、今日は運動週間のわりにK察の姿をまったく見なかった。
それなりに遭遇を覚悟して注意して運転していたのだが、肩すかしだった。
どこか稼ぎの良いところに集中していたのだろうか?
06/04/07(Fri) [長年日記]
▼ 疲労蓄積
早起きしすぎで昨日の夜は眠くて仕事にならなかった。
今日は今日で、起きたら体じゅうだるくて倦怠感が広がり辛くてたまらなかった。
数日遅れて疲れが来るのは、歳を取った証拠。
栄養ドリンクで一日乗り切ろう。
06/04/08(Sat) [長年日記]
▼ 友人のライブへ
夜に植ちゃんのバンド、イロドリのライブがあるので今日はシフトを入れ替わって朝番のハズだったのだが、朝オーナーから「人手の手配済みでした。休みでいいです」との電話があり、急遽休日に。
特にすることもないし、たまった疲れを取ることにしよう。
夕方、一緒に見に行く友達らと恵比寿で待ち合わせ。
ライブ前にとりあえず呑むw
飛びこみで入った店だが、ビールもおでんも美味しかった。
ライブ開始。
ときおりリズム隊の乱れがあったりしたが、植ちゃんは密かに相当練習したと見えて、流麗なギターの指さばきが復活していた。
Voのヒデハルくんも相変わらず最高のノリの良さ。
楽曲の方向性もしっかり固まってきたようで、次を見るのが楽しみだ。
06/04/09(Sun) [長年日記]
▼ 枝垂れ桜 周遊ツー
枝垂れ桜を見に行かないか?とポッと掲示板に書いたところ、予想に反して2、3反応があったので、今日は朝から枝垂れ桜巡りツーリングとなった。
交安週間の休日なので早朝の隠密行動である。
15分ほど遅刻して集合場所のコンビニに到着するが、バイクはいない。
スレの書きこみを確認したいが、携帯を家に忘れてきてしまった。
缶コーヒーを飲みながら10分ほど待つが誰も来る気配が無いので出発。
まーこの寒さじゃ出無精になっても仕方ないか(^^)
(帰宅後確認すると、どうも参加表明は釣りだった模様)
R299を北上、朝6時の山道じゃ仕方ないとはいえ、とにかく寒い。
革ジャン+ウィンドブレーカー+サーマラップ+ジオラインの厚着仕様でもどこやら体が冷えてくる。
ウィンターJACで来るべきだったかもしれない。
まぁもっと日が高くなれば暖かくなるだろう。
こんな時間でもそこそこ交通量はあって、ペースは上がらない。
荒川の清雲寺に到着。
うわお。やはりすでにアマチュアカメラマンでぎっしり。
日が薄雲に隠れているので、一様にシャッターチャンスを待っている。
たしかに薄曇りの光線ではイマイチ映えないなー。
俺も日の出待ちしてもいいんだけど、ここはあんまりのんびりくつろげる雰囲気じゃないんだよな。
境内のどこへ逃げてもカメラが取り囲んでいて、なんとなく気疲れしてしまう。
墓地の上にまで陣取って構図を狙っている人たちもいるし。
すごいカメラマン根性だ・・
ということで太陽の出を待たず出発。
R140は延々とイエロー(のセンターライン)が続く。
おとなしく車列の後を続き、雁坂トンネルを越える。
三富に出たら、冷気がいっそうキツくなったような・・
えっ!気温3度だってよ。
カンベンして!><
フルーツラインに折れると富士山の姿が目に大きく飛びこんできた。
綺麗に雪をかぶって真っ白だ。
そうか、まだ春先なんだな。
塩山の慈雲寺に到着。
すでに駐車場は車で一杯だ。
湘南ナンバーの車までいた。
だんだんと全国にここのイトザクラが知られてきたのかもしれない。
来ました、イトザクラ。
お見事。(*^o^*)
ここでも境内や周りの畑のあちこちからカメラマンがシャッターを切っていた。
桜の真下にはベンチがあって、ゆったりと花を見上げながら人心地つくことが出来る。
カメラのベストポジションからは植えこみが死角になるのでどちらが邪魔になることもない。
こういう些細なことがここを俺が好きな理由かもしれない。
■■
柳沢峠から奥多摩に抜ける。
朝から何も食べてないので腹が減って死にそうだ。
峠の茶屋はたしか早い時間から開いていたと思ったのだが、あいにくまだ閉まっていた。
ふもとまで下りるしかないか。
ここでも富士山の姿がキレイ。
奥多摩川は渇水気味。
梅雨の季節までこんな状態なんだろうか。
この頃とはえらい違いだ。
今日はプロテクション無しの革ジャン+ジーンズのせいか、ビビリミッターがかかり過ぎて走りがギクシャクしている。
やっぱり装備は大事だね。
特にドカは、弱気になって操作にメリハリが無くなると、よけい曲がらなくなって危ないから・・
R411ではセンターをはみ出してくる車やバイクがとにかく多かった。
中には思い切り体を硬直させて対向車線に突っ込んで来て、危うく正面衝突しそうになった奴もいたし・・
まったく、止まれないのなら飛ばすな!!(^ω^#)ビキビキ
軍畑から飯能に抜ける峠道で事故現場に遭遇。
体を打ったらしいマスツーリングのライダーが道路に横たえられていた。
交通整理をしていた仲間の一人に、救急車は呼んだか聞くとすでに手配済みだという。
にしてもなんであんなところで・・
レースはトップを走らなきゃ負けだけど、ツーリングは事故ったら負け。
もらい事故ってのもあるから、十二分にマージンを取って走りましょう。
▼ 寿限無
いやー腹ペコ腹ペコ。
ちょうど帰り道だったので、久しぶりに寿限無に寄った。
山形の寒晒(かんざらし)蕎麦を奨められ注文。
アレルギー性鼻炎の後遺症か、甘いと言われて糖の強い甘味を思い浮かべてしまったためか、最初それだけで微妙な味わいを感じ取ることは出来なかった。
普通のせいろを頼んで比べてみたところ、たしかにシャキッとしたせいろに比べてまろやかな風味があるようだ。
サービスの蕎麦プリンのデザートもとても美味しかった。
蕎麦の印象が以前と違った感じがしたのだが、切り方が以前よりも細くなったようである。
そのためかわからないが、蕎麦のシコシコ感も若干弱まった気ががする。
ご主人がここをたまに見ているらしいのでヒジョーに書きづらいんだけど(^-^;、個人的には以前の太さの方が食べ応えがあって好きかな・・
06/04/15(Sat) [長年日記]
▼ 桜ロードを行く
今日はkazeさんと半ドンツーリング。
午前8時、関越高坂SAに着くとそこは、車とバイクでごったがえしておりどうも見なれない風景。
いつもの平日の早朝なんて閑散としててバイクなんて1台も居やしないもんね。
今日は気温が上がらないらしいので、ウィンターJACを着込んできた。
売店で豚汁を買う。\150也。
おばちゃんは小さなカップにこれでもかと具を入れてくれた。
SAのわりにはコストパフォーマンスが良い。
ほどなくkazeさんと合流、出発。
嵐山小川ICで高速を下り、都幾川の県道から白石峠に上る。
俺は使ったことが無かったのだが、彩鮮やかな花が咲き乱れ、春の山里を満喫できる気分良い道だった。
東秩父周辺はこういうのどかな道が多くあるから好きだ。
定峰峠に出、綺麗な桜の前で写真を撮っていると、道沿いの明王院という寺院の関係者らしいおばちゃんが俺たちに声を掛けてきた。
「下の県道に出られるからここを通っていいよ、院内の桜が綺麗だから」
めったに無い機会なので、素直に厚意に甘えて敷地内の道路を下りていった。
花の寺と銘打つだけに雰囲気はたしかに良かったのだが・・
ところが、この車1台が通れるほどの寺院内の道路というのがどえらい急坂で、ガタガタの凸凹舗装。
しかも下るにつれて切り返しがどんどんきつくなってくる。
まさにビッグバイク&ドカ泣かせのトンデモナイ道だったのだ。
俺は最後の逆バンクのヘアピンでどうしても切り返すことができず、結局バイクから降りて、急坂を転げ落ちないようブレーキを引きずりながら、命からがら下るはめになった・・
おばちゃんにしてみればもちろん純粋な厚意だったのだろうけど、おかげでこちらは酷い目に遭ったよ・゜・(つД`)・゜・
県道に出て来た地点はすでにふもと近くで、ほとんど最短距離で真っすぐ下りてきたことがわかる。
スキーじゃないんだから。コエ〜(;´д`)
長瀞対岸の県道82号から13号を経て鬼石に出る。
神流湖沿いのR462は今まさに満開の桜ロード。
苦あれば楽あり。
スバラシイ!
R299と合流、湯の沢トンネルをくぐり下仁田へ。
下仁田ではよく取締りをやっているので警戒したが杞憂だった。
妙義山に上る。
地元車らしきモタードのバイクが競ってきたので、ペースを上げてみたが追いつけなかった。
くそぅ。
桜前線は山の上まではまだ来ていないようだ。
さくらの里も1分咲き程度。
ふもとの妙義神社の周りはとても綺麗に咲いており、花見客で賑わっていた。
俺もゆっくりと枝垂れ桜を見たかったのだが、残念ながら時間が無い。
峠の広場にもたくさんの車とバイク。
天気もいいし、気分はすっかり休日・・だが俺はこれから仕事。
温泉に浸かっていくというkazeさんと別れ、高速のICに向かった。
06/04/16(Sun) [長年日記]
▼ 給脂
午後、昨夜からの雨が上がって青空が覗いた。
メンテナンスをしよう。
まずはチェーンの掃除と注油。
プラグの点検と清掃。
クラッチレバーの動きが乾いた感じだったので、ブレーキ&クラッチレバーをバラしてピボットとプランジャーに給脂。
シフトペダルのピボットにも給脂。
オイルもそろそろ交換したいが、とりあえず不足分を注ぎ足しておく。
今度走った後に交換しよう。
06/04/17(Mon) [長年日記]
▼ 赤城千本桜
桜開花情報を見ていると、赤城の南面千本桜が満開とのこと。
なんとなく近くて遠い赤城山は、まだ一度も行ったことがなかった。
良い機会なので花見を兼ねて行ってみよう。
まずは関越で赤城ICまで移動。
予報ではおだやかな陽気・・?
だがICを下りると冷たい強風が吹き荒れていた。寒い。
これが上州名物からっ風か・・
ウィンターJACの方が良かったかなぁ?(x_x)
その名もズバリ、からっ風街道を進み、県道16号から赤城山に突入する。
急な勾配、狭い道幅、キツい切り返しの舗装林道級の道だった。
なによりそんな道なのに、対向車がひんぱんにやって来るのがやっかいだ。
正直楽しくない・・('A`)
牛首峠の展望台でひと休み。
ツーリングマップルでは「晴れた日にはサンシャイン60まで見通せる」とある場所だが、残念ながら今日は遠方は霞んでしまっていた。
展望台の上にも強風が吹きすさぶ。
コエ〜(;゚o゚)
険しい坂道を乗り切ると、ようやく道がフラットになってきた。
固い残雪、そして小沼の姿が現れた。
駐車場に何台か車はあれども、湖の周りに人の気配は無い。
寒々しい風景。
ここはまだ冬のようだ。
大沼に移動、さすがにでかい。
赤城神社への連絡橋の手前で写真を撮っていると、冷凍庫のような寒風ですっかり手がかじかんでしまった。
湖面には厚い氷が張っている。
今ここで眠ったら即永眠出来そうだ。
ブルブル。
周辺を散策後、お土産店街に移動。
手打ち蕎麦の看板が目に入ったので腹ごしらえをする。
さすがにこの寒い中、ざるは辛いかなと思って、かきあげ蕎麦にした。
もっとも店内はストーブのおかげでぽかぽかと暖かい。
おまけに注文した物が出てくるまで結構時間が掛かるので、むしろざるの方が良かったかもしれない。
かきあげがまたえらい大きさで具だくさんだったので、途中で完食を諦めた。
帰路はメインの県道4号で下る。
こちらの方が広くてだんぜん走りやすいが、何箇所かの路面には速度低下のためのうねりがつけられている。
結論として走り目的では楽しみづらいスポットだと思う。
とにかくあまりの寒さに北面や近隣の道を走る気などすっかり失せてしまった。
初夏以降に来た方が良かったかもしれない。
■■
R353で千本桜まで移動。
臨時の駐車場には車の列が出来ていた。
なんか違うかも・・と気づき始めたのはこの時だった。
千本桜の正体は、市道2kmに渡る1,000本の桜並木だった。
沿道に屋台が並び、家族連れや恋人たちがにこやかに花見をしている。
俺が期待したのはもっとね、なんていうか群生?みたいな・・桜の山みたいな・・?
調べない方が悪い!ハイ、すみません。
桜の木の下で1時間ほど昼寝した後、赤城ICに戻った。
ガスの残量が心もとなかったのだが道沿いにスタンドが見つからず、次のSAまでは持つだろうと、そのまま高速に乗った。
アクセルを開けずにエコ走行を心がける。
前橋ICを過ぎたところで、エンジンの調子が変わったのに気づく。
試しにクラッチを切るとスッとエンジンがストップした。
ヤバい!こんなに早くガス欠・・
しかし幸いにも高崎ICまで1kmの地点だったので、だましだまし走行し、国道に下り給油。
事なきを得た。
■■
再び関越に乗り、寄居PAのベンチで休む。
PAは設備は簡素だけど、人が少なくていいなぁ。
このまま真っすぐ川越まで帰ってしまってもいいのだけれど、なんかちょっと消化不良だな・・
日は傾いたものの夕暮れにはまだ少し余裕がある。
ということで花園ICで下りて、東秩父から久しぶりにグリーンライン(GL)経由で帰路に着くことにした。
山里の農家の庭先には見事な花木が多い。
東秩父の桜や色鮮やかな花々を鑑賞しつつ、定峰峠に上る。
山の上の方の桜はもうちょっとの間楽しめそうだった。
赤城の急斜面に較べれば、GLはなんとも走りやすい道だ。
勾配は緩やかだし、キツい切り返しもほとんど無い、対向車も少ない。
夕方のGLなんて貸し切り状態だ。
無人の不動茶屋でひと休み。
古びた東屋と桜がまたよくマッチする。
人寄せに造った観光スポットより、こういうさりげなく風流な方が結局俺は好きなんだな。
さて夕闇の中、鎌北湖まであとちょっと走ろうか。
▼ ブレーキランプ
家に帰ってふと見ると、テールのランプが妙に明るい。
ライトSWをOFFにしても点きっぱなしなので、これは変だと接触不良を疑うが、どうも違うようである。
やけに明るいので、点きっぱなしなのはブレーキランプの方じゃないか?と思い至り、フロントとリアそれぞれのSW付近をチェックした結果、フロント側が問題とわかる。
SWは不思議なことに車体に着いていた時は反応しなかった(点きっぱなし)くせに、マスターから外して単体にするとカチ、カチと正常に反応している。
ああ、レバーが戻った時にSWを押してないのだな、とSWの取り付け位置を微調整するが変化なし。
おかしいな、そんな大幅に位置調整は出来ないし・・と、ここでハタと思い出した。
ブレンボのマスターはレバーが直接SWを押すのではなく、間にスプリングを介していたのだった。
つまり昨日の整備でレバーを外した時に、スプリングをどっか飛ばしてしまったのであった!(^^;
そういえばこの失敗は前にもやったっけなぁ・・
今度は!今度こそは覚えておこう!
「ブレーキレバーを外すときはスプリングを無くさないこと」
06/04/20(Thu) [長年日記]
▼ 庭の花たち
4月も半ばを過ぎ、家の庭もにぎやかになってきた。
モミジがちらほらと花を咲かせ出した。
冬の間しなしなだった葉をすっかり伸ばしたノムラモミジ。
今年も模様鮮やかなシャガ。
ヒラドツツジは開花までもうちょっとだ。
今年はアジサイ咲くかな?(^^)
06/04/22(Sat) [長年日記]
▼ 新河岸川の菜の花
ヘルメットのシールドホルダーが壊れたので、2りんかんに部品を買いに行った。
帰りにちょっと寄り道して、新河岸川の菜の花を見に行くと、今年も土手に沿って数kmの2本の黄色いストライプが出来ていた。
スバラシイ(^o^)
▼ ブレーキランプ
今日もチビCRMで職場に行った。
ブレーキランプが点かないのに気づき、バルブを点検するが切れていない。
ハーネスの内部の断線だとちょっと面倒なことになるが、フロントブレーキのSWの接点を洗浄したら無事点いた。
単なる接触不良だったようだ。
06/04/23(Sun) [長年日記]
▼ クラッチ交換
延ばし延ばしにしていたクラッチ周りの交換作業をようやく行なった。
上は使用中のクラッチ。
磨耗が進んでモノスゴイことになっている。
ガチャガチャうるさいのは、この歯の隙間が広がってしまったせいだ。
交換で少しは静かになるだろうか。
本当はアルミのハウジングとプレートにするとより静かになるようだが、けっこうな金額になるのだ。
さすがはインパクトレンチ、固く締まったクラッチナットもカンカンカンカン・・とやっているとあっさり外れた。
なんて便利なんだ!
問題はその次の8個のハウジングボルトで、ネジロックで固く締まっており、今度はクラッチホルダーも使えないのでハウジングがクルクルと回ってしまう。
ハウジングの溝にTレンチを引っ掛けて自分の体重を使って固定してなんとか外した。
組み込みも結局インパクトのお世話になり、作業終了。
試走する時間が無かったのでエンジンだけ掛けてみたが、まだアタリを出してないせいか切れにくい感じだった。
ツーリング先で空中分解すると怖いので、まずは近場を走って様子をみてみようと思う。
06/04/24(Mon) [長年日記]
▼ 川越郊外散策
午後、クラッチの調子を診るため近場を走りに出た。
やっぱり切れが悪く、完全に切るにはレバーがグリップにくっつくまで握らなければならない。
一度停止するとニュートラルを出すのが困難だ。
走っているうちにだんだんとアタリがついてきたみたいだが、レバーの遊びを少し減らした方がいいかな。
上尾のライコランドを覗く。
店内を物色するが、特に買うものも無し。
純正オイルやパーツクリーナーはホムセンの方が安いし、その他の消耗品もほとんどネットで安いところ探して通販で買うからなぁ・・
かさばる荷物を家まで運ぶ手間も省けるし。
機能満載のジョーロケットの革ジャケットがカッコ良かった。
今のクシタニ持ってなかったら買ってたw
伊佐沼に寄る。
桜の季節の終わった伊佐沼にいるのは釣り糸を垂れる人たちばかり。
向こうの方の雲が怪しい色だ・・ひと雨来るかな?
帰り道バイクを停めて、菜の花の咲き誇る新河岸川沿いの土手を散歩した。
この辺りはわりあい昔からの自然の形が残っていて、土手上の砂利道は犬の散歩に興じる近隣住民のよい散策路になっている。
橋から対岸を渡って一周すると、ポツリポツリと雨粒が落ちてきた。
本格的に降り出す前に家に戻ろう。
06/04/26(Wed) [長年日記]
▼ 腰痛
昼のNHKでラジオ体操第一をやっていたので、懐かしさで一緒になってやっていたら腰を痛めてしまった(^-^;
前屈であまりの体の堅さに、思い切り勢いをつけていきなり伸ばしたのがいけなかったらしい。
あぁ情けなや〜
06/04/29(Sat) [長年日記]
▼ スクリーンの縁加工
以前の事故で社外品のスクリーンに交換したわけだが、縁のモールがしょっちゅう外れてしまう。
両端を金具でクランプして止めているだけなので、中間部はボンドで固定したのだが、しばらくしてまた外れてしまった。
走行中にブラブラしだすと気になって仕方が無い。
精神衛生上良くないので、モールをとっぱらって縁を加工することにした。
(スクリーンは角をモールでカバーするか、丸めないと車検に通らないのだ)
金ヤスリでガシガシやると、あっさり角が取れた。
見た目もスッキリして非常によろしい。
これでもうよけいな気が散ることも無いね(^^)
06/04/30(Sun) [長年日記]
▼ 越生五大尊のツツジ
午前5時半、家を出、越生に向かう。
早起き、ではなく寝ていないのである。
夜に用事があるのであまり遠出はできないが、クラッチの感じも見たいので近所をひと周りしてくることにしたのだ。
越生の五大尊とそれに隣接する公園には、たくさんのツツジが咲いているらしい。
世間ではGWに突入したようだが、さすがに早朝は道もまだガラガラ。
新緑の田舎道を気持ち良く流す。
朝はまだ肌寒いのでサーマラップのお世話になる。
日が出てきたら長Tに革ジャンでちょうどよくなるだろう。
遊びを最小限にしたクラッチの切れは、前回よりはだいぶ良いが、それでも交換前に比べるとまだ近過ぎる。
ただ、つながり自体はやはり以前とは比べ物にならないくらいスムーズで、アイドリング状態ではテルミのマフラーからの排気音よりうるさかったくらいのガチャガチャ音も、気にならないくらい静かになった。
ボルト・ナットの緩みも今のところ無いようでひと安心である。
県道にある看板に従って道を折れると、カラフルな五大尊の旗の群れが出迎えてくれた。
早朝なので有料駐車場の管理者はいなかったが、隣りの小学校前の路肩にバイクを停めておいた。
学校の脇からツツジ公園(●)の階段を登る。
日頃運動不足の俺でも楽勝な程度。
それに綺麗な花を眺めながらだから、苦にならないしね。
本音を言ってしまうとたいして期待はしてなかったのだが、薄っすらと朝もやの中、丘の斜面に植えられたツツジたちはなかなか美しい。
園内をジョギングする人や、俺と同じように撮影に来た人もちらほら見かけた。
色鮮やかで綺麗だね〜(^o^)
去年くらいからツツジもかなり好きになった。
最高地点にはベンチが置いてあって、丘からの展望を楽しむことができる。
ハイカーのためだろう、水道も引かれていた。
五大尊にお参りした後、順路を散策してみる。
公園の遊歩道はゆったりとした作りだが、五大尊は身を低くしてツツジのトンネルの中を行く感じで、こちらも風情があって良い。
「素敵やん!」と繰り返さずにはいられない(^o^)
まだ6分咲き程度なので、来週辺りまで楽しめるだろう。
来れたらもう一度くらい来よう!
綺麗な花を見て気分が良いので、まっすぐ帰らずに鎌北湖に寄って行こう。
とその前に、林道から宿谷の滝へ。
滝に下りると、周囲には水辺の匂い・・コケの匂いかなぁ?
マイナスイオンをたっぷり浴びて鎌北湖へ。
大勢の釣り人が休日を楽しんでいた。
ツーリングバイクの姿も多い。
俺は葉桜の木の下で朝寝を決めこむ。
山間にこだまする野鳥の鳴き声。
早朝の空気は清涼で美味しい。
市街からほんのちょっと走っただけでもこんな自然を満喫できるのだ。
あ〜、なんて素晴らしい休日だろう。
▼ パブでライブ
隣りの美容院の店長がよくうちの店でリハに入るのだが、月イチくらいで池袋のパブで小ライブをやっているそうで、今回ゲスト参加でギターを弾くことになった。
スタジオでの音合わせは一度きり(^-^;
で、2〜3曲カバーをちょこっと弾くだけかと思ったら、コードも構成もまったく知らないオリジナルの曲までその場で弾くハメになり四苦八苦。
Vo&Gのボブがまた酒のせいなのか素からそうなのか、気分で小節が伸びたり縮んだりするので、合わせるのが至難の業なのだ。
俺も負けじと途中からアルコールを入れて、なんとか乗りきったけど・・
こんなアクロバティックな演奏に毎回つきあってるメンバーの苦労をお察ししますw