20/12/01(Tue) [長年日記]
▼ 正法寺の大イチョウ
こちらもそろそろ見頃になっているだろうと、先週に引き続き東松山 岩殿観音正法寺に大イチョウを見に行ってみた
夕刻訪れると少ししてライトアップが始まり、薄暗い境内にイチョウの姿がぼんやりと同化している 鑑賞しているところへ柔和な住職さんが現れ、しばらく会話した後観音堂で念仏を唱え始めた 堂の扉を閉める時間のようだ
自分も空腹が限界まできたので近くのうどん屋で腹ごしらえをしてから、再度訪ねてみる
すごいな…薄暮の時よりも暗闇の中に照明によって黄色と陰影がはっきりと浮かび上がり、その見事さが段違い
シャッタースピード1/4を手持ちでなんとかがんばってみた
今どき白熱灯というのがまた雰囲気に貢献してるよね ライトアップの費用は掛かっても冷たい光になるのを嫌ってあえてLEDにしていないんじゃないかと想像
LEDも併用してました😅 今時は暖かい昼白色のワークライトもあるんだね ヘッドライトバルブもこのタイプのLEDで出してくれればいいのに
とても満足した 今週末くらいまでは楽しめるんじゃないかな 暖かい格好でぜひ行ってみてね
20/12/07(Mon) [長年日記]
▼ 石坂の森を歩く
パラパラの美味いチャーハンの店が市内にあるというのでお昼に訪ねてみたら、以前に一度入口で敬遠してしまった昭和の純喫茶のような佇まいの店だった 今日は意を決して入ってみると味もサービスもたいへん満足できるものだった 唯一、かなりコンパクトな店内なのに喫煙可なのが惜しいがこれは致し方ないか
毎度ながら食後は足を延ばしてカロリー消費を図るわけだが、とりあえずこれといった当てもなく未走破で空いていそうな県道や裏道を選んで鶴ヶ島から坂戸と進んでいくと、鳩山のおしゃもじ山公園に出た それじゃもう一度岩殿観音に寄っていくかと物見山に向かう
なんとなく石坂の森の駐車場にアドレスを停める
案内板を見ると、森林の鳩山町側は石坂の森、東松山市側は市民の森と分けられているようだ グルッと一周すれば寺に出るようだし、せっかくだから林間の散策路を歩いてみようかな
よし! いっちょ登るとしよう
クヌギとナラの森は既に落葉しておりやや寂しい景観だが、葉で敷き詰められた道をサクサクと歩くのは案外悪くない
基本的に尾根筋で、急な坂もなく拍子抜けするくらい軽快なトレッキングになった
やがて見晴らしの丘に出た
親切に休憩用のイスも置かれている
うわ、すごい! 思ってたよりも森のただ中にいる感があって、壮観な眺めだよ 丘の西側には奥武蔵の山々が
東側には平野が広がる
少し先には富士山を望むポイントがあった オレンジ色に染まる森が美しい…
北面は崖のような急斜面で道はつづら折りで高台下の舗装路に続いている 自分は東の尾根道から寺に向かうことにしたが、結局は同じ麓の道に合流した
終点は県道の物見山の駐車場だった 寺に下りていくと、てっぺんまで黄葉の進んだ大イチョウが見えた
だいぶ下の方の枝が寂しくなったね
大量の落ち葉が境内を黄色く彩っている
モミジもすっかり紅く
根に堆積する葉
今年の大イチョウには贅沢に序盤・盛期・終盤とたっぷり楽しませてもらったよ、ありがとう また来年よろしく🖐
20/12/08(Tue) [長年日記]
▼ ラパン E/Gオイル交換
そろそろ交換時期なのでラパンのE/Gオイル交換実施 意外とそれほど汚れていなかった
フィルター交換しない時は2.7Lとあり、少なめに入れて足していくとまったくもってその通りだった バイクの時はなんか規定量以下になることが多いんだけど、抜きが足りないのかな
(走行:68,900km)
20/12/20(Sun) [長年日記]
▼ アドレス リアショック不調
これまでにも何度かあったが、リアショックの調子がまたおかしくなった 昨日走り出してすぐ、ちょっとした路面の凹凸にもガッ、ガッと酷い突き上げが来る 完全に異常だ
以前プリロード調整で1Gを弱くしたら改善したけれど、また調整前のようなゴツゴツ感が顕著になった スプリングが縮んだ後減衰が効かずにすぐ伸び切ってしまっているようだ やはりその時からダンパーが徐々に抜けていて、今回完全にダメになったのだろう
ということで帰宅後すぐに交換作業に入る とりあえず在庫の純正サスに戻そう 10万キロ走行の内側はさすがに汚ったない😅
タケガワのリアサスは6万キロほどでお亡くなりに… ほぼ乗りっぱなしでメンテしてなかったしね
はい、純正サスへ 動作には問題ないが、乗り比べるとやっぱり純正は柔らかすぎるように思う どうしようかな…
(走行:102,200km)
(追記:翌日乗ってみたら常用域では意外としっかりしてるし、なんだか倒し込みも軽くなったし、これで全然問題ない気が…?)
(追記2:まったくもって快適 このまま純正を使おう)
20/12/22(Tue) [長年日記]
▼ あさひ山展望公園の夜景
昼夜逆転で夜になって起き、夕食の後直帰せずに近場をぶらついて行く 気がついたら飯能にまで足を延ばしていた
コンビニで缶コーヒーを買ってあさひ山展望公園に寄っていくことにした そこまで高い山ではないのでさほど期待せずに来たのだけれど、意外にも見事な夜景が広がっていた 山奥の方まで行かなくても結構遠くまで見通せるんだなあ
日を跨ごうという時刻だが、ちらほらと自分と同じように公園を訪ねた人たちも夜景を楽しんでいる だいぶ体が冷えてきたのでそろそろ戻るとしよう
20/12/25(Fri) [長年日記]
▼ 仕事前に讃岐うどんを食べに行く
早めに目が覚めてしばらく起きていると空腹を覚えた さっぱりしたうどんが食べたいな
いつもならうどんと言えば條辺だけれど、なんとなく今日は條辺の武蔵野寄りの腰太麺よりライトな讃岐うどんが食べたくて深谷の武村うどんまでひとっ走りしてくることにした
久しぶりにドカのエンジンを回したかったのと混み合うお昼時より前に着きたかったので、とりあえず関越で嵐山小川ICまでワープ 後はひたすら閑静な県道を流して店へ 先客は2人
かけうどん ひやひや2玉(340円)+かき揚げ(100円)+ちくわ天(80円)=520円 やっす!
エグみの一切無いいりこ出汁が最高に美味い😆 遅い時間に訪ねた前回と違い、今日の麺はエッジの立った茹でたてのつるしこでこれまた美味い! これが本来のポテンシャルなんだな
もうちょい近けりゃちょくちょく来れるのになぁ〜
帰路はトコトコと下道で 往路を短縮したので出勤時間まで十分余裕がある
先日戻したアドレス純正リアショックのしなやかさに改めて感心し、900SSのセッティングも一度見直そうと行き帰りで試してみる
現状、下りの安定性を欲するあまり思ってた以上にガチガチになっていてびっくりしたよ もう昔ほど飛ばすこともないし、減衰を緩めて始めからやり直しだ
20/12/29(Tue) [長年日記]
▼ 2020 ツーリング納め
神流湖ロードで今年のツーリング納めをすることにした 目的はもう一つあって、下仁田でお昼を食べること 前に夜訪ねた時はなぜかどこも営業してなくてちょっと困ったんだよな
今回も年末なので店によってはもう年内の営業は終わりという店もあるかもしれないが、その時はとりあえずやっているところに入ろう 写真や口コミを見る限りどの店もそれぞれに美味そうな雰囲気がある
ということで午前10時前に関越に乗り、花園ICからまずはいつものルートへ R254〜R140〜円良田湖〜r44と進む
稲沢からr13への抜け道に折れると道路一面に融雪剤が撒かれていた あちゃーそうか、幹線よりも日当たりは悪いよね これなら普通に県道を行った方が良かったかもしれないな
R462もさすがにガラガラ サスペンションの様子を見ながらワインディングを流す リアを動きやすくしたら今度はフロントが妙に渋く感じる バランスが大事なのね
弱く電熱を入れてるとはいえ、道路の表示版によれば気温は8℃でそれほどの冷えこみじゃあない グローブの中の指先もまだまだ余裕だ
丸岩の辺りで融雪剤の跡、中里を過ぎてからはほぼハーフウェット状態となる
湯の沢トンネルを潜り、下仁田へ 市街の観光駐車場にバイクを停めたのがちょうどお昼時 計画では店が空き始める午後イチくらいに着きたかったんだけど、一切寄り道せずここまで一気に走ってしまった まあとりあえずぶらつこうか
下仁田には数えられないくらい来ているけれど、わざわざ混雑する市街地を走りたくないので中心地には寄ったことがなく、最近までお店も全然知らなかった
駅周辺の狭い路地には、味わいあるレトロな街並みが固まって残っている
卓球温泉みたいな構えのビリヤード場もあったり
そんなこんなで目的の一番に辿り着いた TVの孤独のグルメでも取り上げられた中華食堂 中に4人、外に2人先客が待っているけど、それくらいなら並ぼうか せっかく来たんだもの
10分ほどで席に通され、ここはやはり名物のタンメンと餃子を注文 前オーナーの奥さんと後継者の若いご主人が息をつく暇もなくテキパキと注文をこなしている
先着の餃子 もちもちの皮にすごい羽根 ニンニクが効いていて美味い
そしてタンメン 野菜は柔らかで、コンソメのように旨味のしみ出たスープに太麺がとっても美味 急に有名になった店は実際に食べてみるとガッカリということもありがちだけど、ここは本当に美味かったよ しっかり味を継承してるんだな
それじゃ戻るとしますかね 体内に熱とカロリーを吸収して、堪らず電熱を脱いでしまったほど体がポカポカしてるよ😅
お隣の南牧村も鄙びた家屋が多い 田口峠に向かう県道などは非常に味わいあるレトロな街並みが続く 湯の沢トンネル手前のここは煙草屋か小間物屋だったらしい 郵便ポストはまだ生きているようだ
築何十年くらいなんだろうか
その隣になにやら門柱のようなものがあった
刻まれた文字には尋常高等小学校とある なんと大正時代のものらしい…(@_@;)
坂を下りていくとかつての学校があった この分校は昭和57年に閉校したとのこと もしかしたらさっきのお店は文房具や駄菓子を扱ってたりしたのかな…
二宮金次郎の像
遊ぶ子どものいなくなったブランコとジャングルジム
学校から県道に戻る小さな坂には
なぜか朽ちかけの止まれの標識が
R462に戻って神流湖へ 秩父に向かう峠道はこの時期砂だらけなので今日はやめておこう 洗車が面倒だ
最後に、気になっていた矢納の水力発電所跡を訪ねてみる 三波渓谷のほとりに残る遺構
施設に下りる階段には閉じられた門があるが鍵は掛けられておらず、林道なんかと同様に原則立ち入りは認めないけど、外から見学するならひっそりと自己責任でねという姿勢だろうか
木々の中に埋もれた発電所跡
レンガ積みが味わいある! このまま朽ちさせるのはもったいないな…
うむ、安全第一で行こう
入口から内部を覗くとこんな感じ 機械などは残っていないがなんとも重厚な佇まいを感じる
裏側にも下りていける 管理棟か事務所だろうか 木造の建物はより崩壊が進んでいる
かくして年内最後のツーリングは無事終了😁 これからも平和に無事故無検挙で行きたいもの
20/12/30(Wed) [長年日記]
▼ 軍鶏の親子丼と東大和狭山緑地
例のごとくお昼を食べに所沢にアドレスを走らせる 途中でふと思い出す、そうだった大勝軒は今日から年末休業だった!><
このまま引き返すのもしゃくなので、昼飯はとりあえず目についた店に入ることにして狭山公園に向かう そういえば通りがかりに鶏料理の店があったっけ ランチタイムの軍鶏の親子丼がいつも気になっていたんだ
…おっ、やってるぞ よし今日のお昼はここだ 軍鶏鍋 鶏八
もちろん看板料理の親子丼を注文 壁に貼られていた鶏鍋も超美味そう
ああ〜、一目これは絶対美味いやつだw
タマシャモ肉が美味い!卵が美味い!これは値段分の美味さはあるな😉 俺がいつも食べてる安い親子丼とは比較にならないよw
お腹が満足した後はカロリー消費のため、多摩湖の南岸沿いにある東大和狭山緑地を訪ねた
心地よい落葉のアップダウンを踏みしめて園内を一周する
雑木林に竹林と、すぐ脇を車道が通っているとは思えない雰囲気の良さ 要所要所に広場があって休憩にはもってこいだ
ぬかるんでいる時のためか、ウッドデッキも設営されている とはいえ土の上を歩く方が気分がいいけどね
丘陵にあるのでほとんどの広場から市街を見下ろせる 弁当を持ってきてここで食べるのもいいな
この後は狭山公園で少し寝転んで帰途に就いた 陽射しがぽかぽかと暖かい一日だった
20/12/31(Thu) [長年日記]
▼ 年越し蕎麦を食べに丸美屋自販機コーナーへ
先週、生活を朝型に直したのはいいけれど、深夜2時に寝ついても朝は決まって6時に目が覚めてしまう 仕事の日なら夜に眠気に襲われてしまうので無理くり二度寝するところだが、休みの日は眠くなった時は素直に寝れば良いのだから気楽なものw
そんなわけでせっかく早起きしたのだから、ラパンでダーッと年越し蕎麦を食べに行こう 目的地はお気に入り、みどり市の丸美屋自販機コーナー
大晦日の午前中ともなるとさすがに道はガラガラだ 仕事の車はもういないし、今の情勢でレジャーに出かける人も稀だろう 混むのはショッピングモールとかホームセンターへの道くらいじゃないかな おかげでオール下道で超快適なドライブを楽しめる
あっという間に赤城山がくっきりと望めるところまでやってきた 結構冠雪してる 大沼までは行けないかもなあ
その後も進路は順調 1時間半ちょいで目的地に到着した
数人の先客がいる中、ゴミの片付けをしている人がいる 話しかけるとやっぱりお店の人だった! いつも訪れるのは深夜か早朝だったのでSNSで存在を知るのみだったが、ついに念願のステッカーをGETした✌
運気も上昇したところでまずは蕎麦 海老天大当たり!😆
うどんも戴こう こちらはノーマル 汁に溶け込んだ青唐辛子の辛味がたまらない 例によって道中に食べる用にホットサンドも買い込んだ
尿意を催したので草木ダムに行ってみるがトイレは閉鎖中 この塩カル路面でも走り納めに来るバイクがちらほらいるんだなあ
神戸駅でトイレを借りる まあ、もう少し先まで行けば道の駅があるんだけど
神戸は無人駅 列車の発着時間でもないと人気が無い
わたらせ渓谷鐵道には一度乗ってみたいな
時間はたっぷりあるのでできれば赤城山にも寄りたかったが、やっぱり上の方は雪や凍結で走りにくい状況のようだ ここは安全第一ということで、行きに目についた焼きまんじゅうのくしやでお土産を買って帰路に就こう うぉ、ボリューミー♪
皆さまも良いお年を🙏
(この夜自販機のオーナーが病気で亡くなられたと知った ご冥福をお祈りします いつも美味しいそばうどんをありがとうございました)