06/05/03(Wed) [長年日記]
▼ 首都高の夜景
仕事帰り、夜景が見たくなって久しぶりに首都高に乗った。
GW中なのでそこそこ空いている。
それはいいのだが寒い。
ジーンズでは耐え切れずカッパをオーバーパンツ代わりにした。
俺はどうも首都高が苦手である。
分岐が多くて複雑なのと、高所恐怖症で高架が怖いのと、夜目が利かないことが主たる理由だ。
周りは飛ばす車やバイクばかりだったが、今日はひたすら100km/h以下の超安全運転に徹することにした。
レインボーブリッジからの眺め。
さすが夜景が綺麗だ。
夜風が冷たくてまったりすることも出来ず、芝浦PAも走り屋対策で封鎖されて立ち寄れず、仕方ないので2周ほどのんびりと流す。
帰りにこれまた久しぶりにRAZAに顔を出した。
最近は夜更かしが辛くなってきたので、なかなかRAZAにも足が向かない。
次回にステム周りのOHをお願いして帰宅。
走っている間ずっと腰が痛かった('A`)
06/05/05(Fri) [長年日記]
▼ またまた首都高
今週はGWで電車が休日ダイヤのため終電が早いので、バイクで通勤している。
その帰りにまた夜の首都高を走りに行った。
今日も芝浦PAは閉鎖されていて、まったりすることは出来なかった。
昼間に比べると夜はまだ肌寒いけれど、おとといほど寒くもなく、気分良く流して帰ってきた。
06/05/08(Mon) [長年日記]
▼ ツツジと寺巡り
雨上がりの翌朝。
日中は晴れるが午後からにわか雨もという、どうもすっきりしない予報。
それならばまた近場で、ということで五大尊と塩船観音のツツジを見に行くことにした。
ていうか最近はただでさえ遠出がおっくうになってきた(^-^;
GW明けの通勤時間帯。
幹線道路は混んでいる。
おとなしく車の列に従って、越生へ向かった。
バイクを停め、ツツジ公園を登る。
先日綺麗に咲いていた木は枯れしおれ、まだつぼみだった木が今度は花を咲かせていた。
前回は気がつかなかったが、中間の東屋の左手にも遊歩道が続いていたので行ってみると、そこはツツジの園だった・・
無人の緑の中に色とりどりのツツジが咲いているさまは、箱庭のようでちょっと現実ばなれさえしている。
ウグイスの声を間近に聞きながら、ベンチに腰かけてしばらくぼうっと眺めていた。
続いて五大尊に移動するが、残念ながら大半の花が盛期を過ぎてしまっていた。
時間差で咲く花を鑑賞する場合、タイミングに悩むことがある。
早咲きの花と遅咲きの花がオーバーラップする頃が一番良いのだけれど、用事があったり雨だったりで必ず行けるとも限らない。
ツツジの場合はしおれてしまうとどこやら色が濁るので、遅いよりは早めの方が見映えが良いように思った。
今日は園内あちこちでハチがたくさん飛んでいた。
蜜集めに熱中しているミツバチは良いのだが、クマバチは体が大きくてときおり威嚇してくるのでドキドキしてしまう。
さっき調べたら、クマバチはおとなしい性格で、人を襲ったりすることはないそうだ。なんだ、ホッ。
■■
県道を南下、青梅に出て塩船観音寺を訪ねた。
コロシアムを思わせるすり鉢状の庭園一面が、ツツジで色鮮やかに埋めつくされる。
ここも若干来るのが遅かったようで、しぼみかけの花が多かった。
自然はなかなかタイミングが難しいね( ̄- ̄)
お寺に来ると、鐘を撞きたくなるよねw
ツツジもきれいだが、ふと目を移すと新緑もまた美しい。
雨上がりの草木の、土のにおい。
街中で生活しているとあまり感じることもなくなってしまった。
昔は草っ原や雑木林なんてそこらじゅうにあったもんだが。
■■
さて、ノルマ(?)はこなしてしまった。
これからどこに向かうか悩みどころだけど・・
今日は気分も出で立ちも峠走り仕様じゃないので奥多摩もアレだしなー。
・・
!と、行ってみたいと思っていたところがあったよ。
R299を通るたび幾度となく看板を目にした、子の権現と竹寺だ。
いかにも山深そうで、車で行けるのかさえ不安になるちょっとマイナーなスポット。
さっそく行ってみよう(^o^)
名栗経由でR299に出た。
子の権現の看板で折れると、ひなびた集落の中を行く細い道が続く。
折り返しの分岐の後、急勾配の登り坂になり、道を踏み外したら死ぬな〜wなどと思いつつ、どんどん高度を上げていく。
要所要所に小さい看板が出ているのでわかりやすかった。
到着。
橋からの遠望はなかなか。
カラフルな二体の仁王像が守る山門に「遠足の団体様はこちらでお待ち云々」みたいな注意書きがあった。
遠足でこんなところまで来るのかよ・・スゲェなぁ。
いや、もちろんバスでだろうけど、にしてもこんな山奥まで。
子の権現は足腰の神仏だそうである。
俺も膝と腰にガタが出始めてきたので、さっそくお参りして御利益に授かろうと思う。
( ̄人 ̄)
手清めの水が出ておらずえらい倹約だなぁ(ライトな表現)と思ったら、寺には水道が通じていないらしい。
涌き水を溜めてまかなっているそうだ(!)。
立派な社よりもむしろ茅葺の社務所や年季の入った宿坊に興味を惹かれた。
古い建物は手入れも大変だと思うけど、後の世代のためにも維持していってほしいな。
案内看板を見るとどうやら竹寺へも車で直行出来るようだ。
細い急坂を下っていく。
一瞬定峰峠の悪夢を思い出すが、幸いあれほどのキツい折り返しは無く、ほどなく道はなだらかになった。
竹寺は想像したよりもずっと広くて緑濃く、草木の中に寺があるという佇まいだった。
意外な穴場があるものだなぁ。
とてもビッグバイクで峠走りを楽しむようなコースではないけれど、たまにまったり季節を感じに来るのも良いだろう。
紅葉の季節なんかも良さそうだ。
もっともハイカーやチャリダーにはちょうどお手頃なコースらしい。
あの坂はキツそうだけどなぁ〜w
雲行きが怪しくなってきたので、早めに帰路に着くことにした。
ひなびた山里の中を抜けていくと「名栗への近道」の看板があった。
真っすぐ進んでもどこに出るのかわからなかったので、看板に従って折れると林道原市場名栗線だった。
よく整備された舗装林道で走りやすい。
人気の無い林道で名栗まで出たが、思い返すと折れずにあのまま進んでいれば原市場に出られたのだ。
そっちの方が早かったよ。あらら(^-^;
▼ オイル交換
帰宅後すぐにオイル交換を行なった。
案の定、出てきたオイルは真っ黒。
オイルフィルターも交換。
距離を走ったせいか、このところシフトの入りが硬かったのが改善するといいな。
オイルは今回もMotorex Top Speedの15w-50。
セールで買い置きしておいたやつもこれで終わり。
次は何にしようか。
(走行66180km)
06/05/11(Thu) [長年日記]
▼ HDDケース
HDDのリムーバブルケースは便利だが、入れ替えの際にいちいちPCを落とさなければならないのが面倒。
そこで電源を切らずに入れ替えが出来るUSB2.0仕様のケースを買った。
やっぱめちゃくちゃ便利だわ♪
導入が最初上手くいかず悩んだが、HDDのジャンパーをMASTERに切り替えて解決。
今までの内蔵型はSLAVEで使っていたのだった。
06/05/12(Fri) [長年日記]
▼ チェンジペダル周り
エンジンオイルを交換したら、ギヤの入りは見違えるように軽くなった。
しかしまだどこやら擦れるような感触があるのでよくよく見ると、シフトのリンクロッドがサイドスタンドのリターンSPのプレートと干渉していた(ロッド削れちゃってたよ・・)。
補修してあるサイドスタンドの取り付け部分が経年で手前に開き気味になってしまったせいのようだ。
これじゃスムーズに動くわけがない。
本来ドカのサイドスタンドははオートリターン式(バイクを起こすとスタンドが勝手に戻る)なので、SPのプレートが「く」の字型になっている。
うちのはオートリターンをキャンセルしてあるので、このプレートを表裏逆につけてみたところ、うまいぐあいにロッドを避けるポジションになった。
しかし今度はプレートがサイドスタンドのピボットボルトに干渉する。
グラインダーでボルトの頭をさらに低く平らに削り、念のためプレートの方も引っかからないようにナイフエッジ状に削った。
これで完全に干渉が無くなった。
ついでにロッド周りのグリスアップを行った。
06/05/15(Mon) [長年日記]
▼ 秩父〜飯能ツーリング
数日はっきりしない空模様だったが、今日は起きると晴れ間が広がっていた。
装備に着替えてバイクを走らせる。
関越道で嵐山小川ICまで移動。
定峰峠を経て、道の駅荒川村前のあづまや園にて昼食を取った。
最近うどんばかりで久しぶりの蕎麦なので、奮発して二重天せいろ蕎麦。
サクサクの天ぷらがウマイよ!
県道73号から、広河原逆川林道を行く。
色濃い緑の中を抜けて、有間ダムへと抜けた。
名栗湖(有間ダム)は地味ながら地元ライダーやハイカーたちの憩いの場所である。
今日も、平日にもかかわらず多くの人が訪れて移動の合間のひと時を過ごしていた。
先日走った原市場名栗線(●)で原市場に抜けて、家路に着く。
帰って地図を見たら、また別な道を走っていたみたい(^-^;
▼ ブレーキ周り
ツーリング中、フロントからゴォォーという音がするのが気になった。
すぐバイクを停めて点検してみたが、外から見る限り異常は見当たらなかった。
家に帰ってすぐ、ジャッキでフロントを浮かせて調べる。
もしホイールベアリングとかだと交換しなければならないが・・ホイールを回してみてすぐブレーキの擦る音だと判明した。
メタルパッドは比較的ディスクとの接触音がうるさいが、にしてもちょっと大きいノイズだ。
実際今までは気になるほどではなかった。
汚れが目立つブレーキ周りを水洗い、ピストンをグリスアップして揉み出し。
思えばこのパッド、もう1年半も使ってるのにまだ残ってるよ!(;゚д゚)
ちなみにブレーキを装着しないでホイールを回すと、何の抵抗も無くいつまでも軽やかに回り続けている。
こんなにも違うのか〜
パッドを装着してホイールを回してみる。
・・やっぱりシューという引き擦り音は消えない。
ディスクブレーキの構造上多少は仕方ないが、もしかしたらシールの弾力が弱まっていてそろそろキャリパーのOH時期なのかもしれない。
マスターのレバーの遊びが0に近い状態なので、少し増やしてみた。
気になったのでリアも同様にメンテする。
パッドを見ると片減りしている。
ディスクが歪んでいるから仕方ないだろう。
こちらも遊びがカツカツの設定だったので、念のため少し余裕を持たせた。
06/05/17(Wed) [長年日記]
▼ 伊佐沼庵
午前中暇だったので曇り空の下、ぶらっと走りに出た。
いつもの伊佐沼に行き、時間もあることなので湖岸を一周する。
のんびり歩いて30分ちょっとだった。
ちょうど伊佐沼庵が店を開けたところだったので、うどんを食べて行く。
外から眺めたことはあったが、中に入るのは初めて。
奥多摩の原始村やかんづくり荘なんかもそうだが、木造、萱葺き屋根の古民家は落ち着いた雰囲気でとてもくつろげる。
思わずゴロンと昼寝したくなるくらいだw
店をまかなう地元の農家の人たちも愛想が良くて好印象。
昨日入った駅蕎麦のおねーちゃんなんか無愛想の極地で、そりゃヒドいもんだったよ(#^ω^)ビキビキ
うどんは角張った田舎風のボソッとした食感で、ツルシコとは対極。
ツユをつけなくてもどことなく塩っぽい味がする。
これはこれで好き。
出来は平均だけど、揚げたての天ぷらも美味しかった。
メニューはシンプルに6種類。
これなら全部制覇出来るぜ!
06/05/20(Sat) [長年日記]
▼ 友人のライブ
シフトを早番に交替して、夜友達のライブに行く。
早めに恵比寿に行って呑むはずが、突然の大雨でしばらく出るに出られず、買い物もしたせいで結局直接ライブハウスへ。
しかしモノスゴイ雨だった・・
日中の蒸し蒸しした太平洋からの湿気も、雨がすべて流し去ってくれたので、夕方からは嘘のように快適になって良かった。
LX1は暗闇にめっぽう弱いので、久しぶりにニコマートを持ち出して撮影。
デジカメと違い、銀塩は焼き上がりを待たなければならない。
今回は見られる写真があるかどうか、あまり自信が無い・・
06/05/21(Sun) [長年日記]
▼ 涼風爽やかな奥武蔵
昨日は朝から深夜まで丸一日活動したのと、ライブ後の打ち上げで酔っ払ったのでお疲れ気味。
今日は一日ダラッとしようと思っていたのだが、外はこの上無いほど上天気。
とりあえず近所で飯でも食べて帰って来よう、名栗くらいまでなら行ってもいいかな・・という感じで、昼近くになってやっぱり我慢出来ずに走りに出る。
R16沿いに、ツーリングの行き帰り、ずっと気になっていたうどん屋がある。
筆書きの大きな字で書かれたうどん○○円という紙看板がインパクトありすぎ。
カンとしては、たぶんめっぽう美味いか相当不味いかのどちらかだろう・・(^-^;
R16の4車線化のため、この個性的な店舗もそう遠くないうちに取り壊されて (廃業か移転かはわからないが)しまうはずだ。
ということで、ついに今日この店に入ってみることにした。
店内は古びた食堂の佇まいで、テーブル席が5つ。
ちょうどお昼時で、予想に反して(?)ほぼ満席状態だった。
少なくとも閑古鳥が鳴く店ではないということで、ちょっとホッとする。
メニューを見て、かき揚げ丼ともりうどんのセットにした。
もりうどんだけだと280円で、けっこうリーズナブル。
うどんはツルシコとまではいかないが、しっかりとした腰。
かき揚げ丼の方も普通に美味しかった。
なかなか良心的な食堂ではないでしょうか。
さて、それではぶらっと名栗に向かうことにしよう。
原市場から名栗渓谷沿いにトコトコ進む。
途中お下品なバイクが一台前に入り、空ぶかしがうるさくてたまらないので、少々時間を置いてまた走り出した。
今日はあっちこっちでそんなのに遭遇して参ったよ('A`)
休日の有間ダムは車・バイクで賑わっていた。
堤体は強い直射日光がモロ当たりなので、県道に戻り、広い路肩の木陰で休憩することにした。
今日は今年初めてメッシュジャケット着用である。
日差しは強いが空気は乾燥して涼やかなので、走っていると体を駆け抜ける風がとっても気持ち良い。
疲れを忘れてもっと走りたくなってしまう。
山伏峠を越えて、正丸峠に折れた。
ただでさえ狭くて荒れた道なのに、センターにキャッツアイが埋め込まれていて、走りにくいことこの上ない。
パイーン、パイーンという2stの排気音を前方に聞きつつ、いくつ目かのコーナーを抜けた時、広くなった路肩で休憩中の原付スポーツバイクの群れが突然目の前に現れた。
30台くらいはいたと思う。
正丸峠にもまだ峠小僧たちが生息していたのだなぁ!と、ビックリするとともに思わず口元に笑みが浮かんでしまったw
峠で休憩しながら、これからどこへ行こうか考える。
そうそう、茶屋が開いてるの何10年ぶりかで見たよ!(^◇^;
ほら、いつもは平日か早朝だから・・
峠を下ってグリーンライン、刈場坂峠に向かうことにした。
たぶん国道はサンデードライバーで詰まり気味だろう。
刈場坂峠までの道は何度かしか走ったことが無かったと思うけど、けっこう楽しい。
刈場坂峠の茶屋も営業していた。
車やバイクの姿もひっきりなしだ。
これが休日の奥武蔵なのか〜
いやー、今日はホントいい天気だ。
定峰峠に抜けた。
このまま嵐山小川ICに下りようかと思ったけど、なんだかもうちょっと走りたい気分。
白石峠に引き返して都幾川方面に下ることにした。
この道は舗装はグリーンラインなんかより全然良いのだが、途中車線がかなり狭くなるところがあるので、ブラインドコーナーではけっこう気を遣わされる。
里に下りてしばらく走っていたら、左手に水出しコーヒーの看板が目に入ってバイクを停めた。
この前風さんとツーリングに来た時に見かけて、ひそかに気になってた店だ。
気になったらすかさずチェック!ということでさっそく寄ってみた。
古民家を改造した店で、スペースの半分は民芸雑貨を扱っているようだ。
水出しコーヒーは間一髪、あとちょうど2杯で売り切れだった。
ラッキーじゃん(^^)
俺はペンションありすで知ったが、水出しコーヒーとはダッチコーヒーとも言い、コーヒー1滴に1秒、全部で8時間以上もの時間をかけて抽出するなんとも気の長い入れ方のコーヒーである。
なんとなくホットを頼んだのだが、おまけでアイスも試飲させていただいた。
ホットはアイスをただ温めただけなのだが、味の印象は意外に違うものだ。
ホットでもわりと雑味の少ない味わいではあるが、アイスにすると(というか、元がアイスなのだが)まろやかというより、甘いのだ。
もちろん砂糖も何も入れていないストレートである。
これだと砂糖もガムシロップもむしろ邪魔になるかもしれない。
次に来た時にはアイスを頼んでみることにしよう。
川越にも水出しコーヒーを出す喫茶店があるようなので、今度行ってみようと思う。
西の空に日が沈もうとしている。
肌寒さを感じ、ウィンドブレーカーを着こむ。
素晴らしいツーリング日和の一日だった。
06/05/25(Thu) [長年日記]
▼ 乱暴な車
今日はCRMで出勤。
帰りにラーメンを食べて帰ろうと、国道沿いの裏道を走っていた。
信号待ちで車の前に出たところ、なんとなく微妙に煽られている感じ。
うちのCRMは70ちょいですぐ頭打ちなので直線が続くとツライが、スタートダッシュと小回りは利くので裏道なんかは得意である。
今夜はそんな車に2台も当たった。
最近なんだか乱暴な運転の車が増えている気がする。
嫌だなぁ。
06/05/27(Sat) [長年日記]
▼ 新品なのに
スタジオの備品でギターを買った。
メキシコ製の新品なのだが、試奏してみたところ、すでにPUセレクターの調子がおかしい。
3系統の音色が出なければならないのに、2系統しか出ない。
分解して調べると、接点からはみ出した余分なハンダが隣りの接点と短絡していた('A`)
さすが大雑把な欧米人の仕事。(そこが良くもあり悪くもあり・・)
06/05/31(Wed) [長年日記]
▼ ステムベアリング交換
このところ明らかにハンドリングがしっくりいっていないので、笹島さんにステムベアリングの交換をお願いした。
パーツが来たそうなので、店を終えてRAZAに向かう。
途中、高円寺で晩メシを食べようと隆に連絡を取るが夜勤中とのこと。
美味しい味噌ラーメンの店を聞くと、味噌一を奨められた。
太麺にモヤシとコーンのトッピングで俺的にジャストミートの大満足。
RAZAに到着。
さて、ステムから重量物を外してハンドルを動かしてみると、本来ならスッスッと回転するはずのステムに強い抵抗感があり、こっちで力を入れないと切れてくれない。
直進付近はまだ良いのだが、舵角がつくにつれて重さが増す。
こんなじゃヘアピンなんかマトモに走りっこないわなぁ。
ということで、6万キロも手つかずだったステム周りをバラしてみると・・それはそれは酷いありさま。
特にアンダーブラケット側のベアリングは、削れた金属粉と以前焼け焦げたレギュレーターからのヤニらしきものがこびりついて、ろくに回らない状態だった。
もちろんレースにもしっかり段がついている。
転倒や事故の衝撃の影響も多分にあるはずだ。
古いベアリングはステムシャフトにガッチリと固着しており、笹島さんは外すのにもひと苦労していた。
タガネでガンガンと叩き割り、シャフトから剥がす。
新品に打ち替えられた後のステムのなんとも瑞々しい動き。
バイクを押し歩きながらちょっと傾けると、わずかな傾きにもスッとステムが着いてくる。
あーそうそう、最初はこんな動きだったよ(^o^;)
もちろんその帰り道も、見違えるようなハンドリングの軽さだったことは言うまでもない。
もともとドカはフロントに舵角が強くつきながら曲がっていく感じだが、最初に乗った時のその印象が蘇ってくる。
ドカの方も今までずっと、こんなの俺の本来の走りじゃないよっ!と、さぞかしもどかしい思いをしていたに違いない。
ゴメンな。