15/10/03(Sat) [長年日記]
▼ アドレス Fブレーキパッド交換
今週、走行中の車体から時おりカリカリッ、チリッというような異音がするのが気になっていて原因を探していたのだけれど、どうもFブレーキ周りからのようだ。パッドがだいぶ減っていたので交換しよう。
大径ディスクはキャリパーが取り外しづらいためフロントを浮かせて作業開始。前回の交換からおよそ1年半、距離にして1万3千キロほど持った計算になる。
なるほど、パッドが摩耗してくるとディスクに当たる部分が熱で溶けて薄く延びるように変形するので、通常そこまで使われないディスク外周の縁とわずかに接触して異音が発生したんだ。新品装着時はそれを嫌って面取りをするわけだけれど、その後は乗りっぱなしなので…
ピストン側パッドの外周部はベースプレート近くまで片減りが進んでいて危ないところだった。外から見ていると気づかない。
キャリパーの掃除とピストンの揉み出し、キャリパー周りのグリスアップ。リザーブタンクを覗いたら底の方にがダストが溜まっていたのでついでに掃除しておこう。
▼ OGK KABUTO RT-33
おや、何か荷物が届きましたよ。
KABUTO?
新しいヘルメットでした!RT-33。めちゃくちゃ軽い!MFJとECE22-05という欧州のレース規格も通っているので安全性もバッチリですよ。珍しく今回は色モノにしてみました。
AraiもSHOEIもサイズはいつもSなんだけど、これはだいぶタイトめのようでMがジャストフィット。
(追記:ロットかなにかの手違いのようで、結局やはり自分に合うのはSだった)
後頭部のスタビライザーは空気の流れをコントロールして、高速時のリフトを押さえたり左右確認の際にヘルメットが走行風でブレるのを防いでくれるらしい。これまでずっと使っていたAraiではこの手のギミックが全く無かったので、どれだけの効果があるのか楽しみ。
15/10/13(Tue) [長年日記]
▼ 夕暮れの白石峠
過食でぜい肉が増えたせいかなあ…最近バイクで出掛けるのがどうも億劫に。休みの日は家でゴロゴロがパターン化している。良くないね…
日がだいぶ傾いてからようやくちょっと走る気になって、なんとなく鳩山からときがわに出て白石峠コースへ。
西の山の端には雲が多くて、一瞬だけ夕日が覗いたけれどまたすぐに雲の裏に隠れてしまった。
白石峠から定峰峠に向かい、軽く一往復だけしてみる。ライディングが重い…
堂平天文台に行き、缶コーヒーを開けてしばし景色を眺めることに。空の隙間に薄くオレンジの帯。
日が落ちるにつれ、高台に吹き付ける風がどんどん強くなってきた。
ポツポツと灯が増えていく。素手がかじかみそうなので、名残惜しいけどそろそろ帰途に就こう。
15/10/20(Tue) [長年日記]
▼ 紅葉の日光で疲弊
10月に入ってもずっと過ごしやすい気候が続いていて全然気づかなかったが、いつの間にか紅葉シーズンが始まっていた。山間地帯ではすでにもう見頃になっているところも多いじゃないか!
今年は本当に出不精なんだけど、せっかくの好天がもったいないので心身にムチを振るってツーリングに出かけることにする。今日は見頃マークのついたスポットの中から、日光に向かい金精峠を越えて坤六峠を回って沼田に出るコースを決定した。
午前7時前、関越に乗る。高崎JCTで東関東道に分岐、伊勢崎ICで下りてr73から大間々へ。渡良瀬川沿いのR122を進み、みどり市の丸美屋自販機コーナーで朝食、休憩だ。ここに立ち寄るのも今日の目的の一部だ。
しかし予想外に高速は混んでいたし、下道もずっと車の後ろだったので少し疲れたな。今日って休日じゃないよねえ…
天ぷらうどん(250円)
草木ダムからは少し車が減って、いくぶん楽になった。日足トンネルの手前で旧道に逸れて細尾峠に向かう。
静かな雰囲気は良いのだけれど、道には落葉が敷き詰められてクリアなラインはほぼセンターの1/3に限られており、タイトなつづら折りがしんどい。
カラマツの黄葉が素晴らしい
山はすっかり秋らしい風景になっていた
細尾峠はハイクの起点でもあるようだ
峠を下り、国道に再度合流するともう日光だ。さてこの後いろは坂に向かうか、霧降高原を目指すか…。霧降から川俣を回って山王峠から戦場ヶ原というルートもあるんだけど、そうすると坤六峠までは難しいかもな…
ということで素直にいろは坂へ。出だしこそわりあい快調に進んでいたのが、明智平手前からは駐車場待ちの車でやっぱりの渋滞。気分的に擦り抜けせずに並んでいたら油温が危なくなってきたので明智平は諦めてスルーすることに。
中禅寺湖を過ぎて金谷の辺りでも渋滞にハマる。
中禅寺湖に来ると初代900SSでの最後のツーリングを思い出す
ようやく渋滞を抜け、竜頭の滝に立ち寄る もちろん人が多い
戦場ヶ原のレストハウスにピットイン、缶コーヒーで給水&しばし休憩
展望台から枯れ草の美しい景色を眺めてほっと一息
やっぱ有名観光地は平日でも混んでてダメだなあ〜(@_@。 ドカなんかじゃストレス溜まりまくりで…俺は人気の無いジミ〜な峠道を走るのが性に合ってるんだな。ってこの手の洗礼何度目?w
混雑でどこやら殺伐とした雰囲気にもうすっかり疲弊してしまい、この後の一切のスケジュールを棄却して、来た道を折り返して帰途に就くことにした。沼田に向かったところでずーっとイエローで、延々車列の後ろをトロトロ走ることになるのはわかってるんだ。
最後に第一いろは坂途中の剣ヶ峰展望台からパノラマを楽しんだ。
そして朝に続いてまた丸美屋自販機コーナーに寄って、昼食に天ぷら蕎麦を食べてとりあえずは満足して帰ったのだった。観光地は時間を気にせずクルマか、アドレスみたいな疲れないバイクで巡りたいね。
15/10/26(Mon) [長年日記]
▼ 芦ヶ久保に散歩
午後になって、先週の店の混雑からの倦怠感がようやく引いてきた。山の空気を吸いに軽く走りに行こう。
R16からR299に折れて山間部に入った。それなりにクルマはいるが、見通しの良い直線部で前走車をやり過ごし、しばらくして後続車の姿が見えたらまた走りだすと、以後はわりあい自分の好きなペースで走れてストレスがない。
そんな感じで芦ヶ久保までやってきた
山間部の日は短い
道の駅のモミジ
対面の果樹公園が夕日に染まる
のんびりと夕刻の風情を楽しんだ後、国道を引き返す。正丸トンネルの先で刈場坂峠に向かった。
美しいトワイライトタイム
丸山の電波塔
東の空には月
ふと気が付くとトリップが220kmを刻み、ガソリンに余裕が無い。やっぱりインジケーターは故障したままのようだ。
国道に下りて西吾野のスタンドで給油。店のおじさんがお釣りと一緒に飴を一粒くれた。ありがたい、甘いものは疲労に効くなあ。帰り道の体が軽くなった。
15/10/27(Tue) [長年日記]
▼ 秋の十石峠〜ぶどう峠
早朝目が覚めると久々に体が軽い。崩れる予報だった天気はすっかり晴れマーク、しかも気温も20℃越えとのこと。これは走りに行かねば!
関越花園ICからR140を西進、円良田湖に折れて交通量の少ない裏道を行く。r44から鬼石方面へ折れて、R462へ…
ロンTに電熱、革ジャケという薄着で来たらさすがに朝方の山間ではちょっと肌寒かったので、下久保ダムに寄って少し日光浴する。
今年の冬桜は開花がかなり早かったみたいでもう終盤に近い。城峯公園に寄ろうかと思ったけれど今回はパスして先へ。
神流川と紅葉
ドコドコ気持ちよく走っていたら、恐竜センターの先辺りで停止車両に隠れた工事信号に気づかずうっかり通り過ぎてしまい、先に並んでいたバイクの間に入れてもらった。申し訳ないです。
上野村に入ってそのままバイパスから狭路を進んで十石峠へ向かう。何年ぶりかだけど、これが路面が全改修されていて全く実に走りやすい!拍子抜けするくらい楽に峠まで走ることが出来た。
道幅を狭めた大菩薩ラインくらいの走りやすさ
雲のプリズム
十石峠
一方で山梨側は相変わらず凸凹の路面状態。緊張感が増し、ペースはガクッと落ちる。
古谷ダムの辺りもなんとなくずいぶん綺麗になってるような…記憶違いかな。
乙女の森駐車場
道が平坦になりしばらくして、右手に色づいた大イチョウが見えたので行ってみると佐久東小学校跡地とあった。3年前に閉校したらしい。
綺麗な色づき
2本のイチョウは何十年子供を見守ってきたのだろう
佐久穂町からはr2に折れてしばらく閑静な田舎道を走ると田園風景と交互して、黒澤酒造を筆頭に実に味わい深い古い造りの建物が軒を連ねる。トコトコと何度走っても楽しい。
県道は千曲川を挟み、ずっと国道、鉄道と並走していたが小海でそれらから逸れ、相木の山間部に入っていく。
綺麗に色づいたカラマツを眺めつつ、r124に折れるとぶどう峠に向かう。さほど荒れたイメージはなかったが、さっきの十石峠の後だとやはり走りにくく感じる。ぶどう峠は峠を越えてからがまた長い…。最近、肩の代わりにリーンからの起こしの時に右足首が捻って痛む。
峠近くの祠
峠東側の展望
楢原に戻ってちょうど昼時。開いていたら久しぶりに旧道の藤屋でうどんを食べようかと思ったが、残念ながらすでに予約の分で終了とのこと。次はいつ食べられるかなあ…
R299から秩父に下り、また小鹿野で肉の味噌漬をお土産に買う。なんつっても過去のお土産の中で一番評判が良い。
そしてようやく御花畑駅のはなゆうで天ぷらうどんの昼食。麺もつゆも天ぷらもほんと美味い…聞いたらやっぱり機械打ちなんだって。300円でこのクオリティはすごい!
不思議とまだたっぷり余力があったのでもう一丁、定峰峠越えからのときがわ経由で帰宅。近年珍しい9時間走り詰め!渋滞の有無で疲労度が全然違うね。
15/10/29(Thu) [長年日記]
▼ ふじみ野 ラーメン 鶏口
上福岡までお昼を食べる店を探しに出た。元・田家ふくふくだったラーメン屋の前を通りがかり、屋号を変えて独立してからまだ食べたことがなかったので入ってみることにした。
うまい具合にちょうど空いていたタイミング。メニューに煮干そば(750円)があったのでそれを戴く。
当然ながら田家とクリソツな仕上がりだが、気持ちスープに尖った感じがある。田家本店の方がまろやかというかより一体感がある。鶏チャーシューはなしで柔らかいチャーシュー1枚。美味しかった。