05/11/01(Tue) [長年日記]
▼ 紅葉狩りツーリング
雲ひとつ無い快晴!!
朝イチで出かける・・つもりがこの秋一番の冷え込みに日和って、家を出たのは8時過ぎ(^-^;
さすがに充電済みバッテリーは威勢良くクランクを回した。
行き先はかなり迷ったのだが、Yahoo天気で朝の気温が0度ということで当初考えていた日光方面はやめ。
日中の気温も10度いかないようだし、凍結も怖いしね。
ということで今日は妙義山から麦草峠、奥多摩方面を回ってこようと思う。
関越下仁田ICで下り、R254を西へ進路を取る。
路線バスの後ろに着いてしまったのでおとなしく走っていたら、交差点の陰でK察がネズミを張っていた。アブネー!!
妙義への分岐(●)で右折。
ようやく気持ち良い走りが楽しめる。
車通りの無いクネクネ道で高度を上げていくと、あっという間に駐車場に到着。
意外に、上は行楽客や観光バスの団体でにぎわっていた。
下仁田は田舎町だから、開けた軽井沢側から来る人が多いのだろう。
紅葉は見ごろまでまだちょっとというところだが、なにしろ爽快な青空が開けているので十分気持ちいい。
下仁田に戻り、再びR254。
日が出てから時間が立っているので大型車が多い。
山道に入ると抜けるところは少ないので、後ろに着いていくしかないが・・
ちょうど峠の茶屋が見えたので立ち寄り、朝食の時間。
朝定食を戴く。
採りたての野菜やなめこがめちゃくちゃ美味しいのだが、トラック運ちゃん向けなのか、味付けが辛めで舌が痺れるほどだった。
前もこんなだったかな?(^ヘ^;
内山峡(●)の紅葉ポイントでバイクを停めながら撮影。
うーん、色づきがあまりパッとしていない感じ。
ヘンな気候のせいだろうな。
佐久に出て、県道2号(●)を南下。
R141はR299に出るまでの間が混むので好きじゃない。
ところどころ狭いがこちらの方が空いてるし、古い町並の雰囲気もあちこちに残っていて良い感じだ。
小海の馬流(●)からR141に出る。
この辺まで来ると車の流れも良くなっている。
松原湖入口から麦草峠に向かう。
県道127・480号(●)は整備された、広くて良い道だ。
アスファルトの修復痕で凸凹の多いR299よりも断然オススメである。
オレンジに色づいた八千穂高原。
美しいが、俺の記憶に残る幻想的な情景はもっとスゴかった。
いつかまた見ることができるだろうか。
寒々とした峠で引き返し、R141に戻る。
南に針路を取ると、川沿いの道(●)の紅葉がキレイだ。
やはり水辺に近い方が色づきが鮮やかなのだろう。
野辺山高原から清里を経て、須玉ICから中央道に乗る。
それにしても八ヶ岳周辺は蕎麦屋が多かったな。
お腹が減ってなかったのでどこにも寄らなかったけど・・はたしてどの店が美味しいのやら。
今度調べておこう。
中央道からはくっきりと冠雪した富士山の姿。
勝沼ICで下り、塩山、柳沢峠へ。
これでラストのハイカを使い切った。
残りを現金で会計したが、やっぱり不便だなぁ。
なんとかならないもんかね。
R411は塩山側のバイパス化が進行している。
切り返しのヘアピンが減って、ビッグバイクでもかなり走りやすくなった。
峠から富士山を望むが、ちょっと霞んでしまっている。
距離的には須玉とさほど変わりないので、光線の方向によるのかもしれない。
数人のオジオバカメラマンが三脚にカメラを据えてシャッターチャンスを待っていた。
峠を下りるとすぐ、舗装を剥がして大がかりな路面改修が行なわれている。
けっこう深い砂利なので、タイヤを取られやすい。
俺も調子に乗ってカーブを曲がり損ねるところだった。
行かれる人は気をつけて!
一の瀬ヘアピンあたりから紅葉が本格的になった。
絶壁に囲まれた、深い渓谷の紅葉。
おいらん淵(●)にバイクを停めて、峠の自販機で買ったコーヒーで体を暖めつつ紅葉を楽しむ。
もう午後の遅い時間なので木々もうっそうとしているが、日が射し込む時間帯ならもっと紅葉が映えるのかもしれない。
帰路に着く。
奥多摩湖に日が沈もうとしていた。
なかなか絵になるなぁ・・水曜ロードショー?w
トランペットはニニ・ロッソで。
05/11/03(Thu) [長年日記]
▼ バッテリー
ヤフオクで最安のバッテリーを落札。
送料込みで7,900円なら納得できるでしょう。
さっそく電解液を注入・・
アレ?キャップが変わってる・・
−ドライバーが使えなくて不便だなぁ・・
ところが回しても回しても明かないのでおかしいなと思ったら、
左が新品。
ネジ山が切ってない!
ただ引っこ抜くだけ・・おまけにガスケットも無い。
オイオイ液漏れしないだろうなぁ!!(;´д`)
ユアサ、GSと合併していきなりコストダウンに走ったか。
ていうか、普通こうなの?
ともあれ電解液を注ぐと、シュワシュワ・・と音がして電圧が発生していくのがわかる。
科学の実験みたいで楽しい。
充電器のメーターで測ると十分充電されているようだ。
念のため2時間ほど初期充電しておくことにする。
これでバッテリー上がりから解放されるだろうか。
05/11/08(Tue) [長年日記]
▼ 栃木紅葉ツーリング
昨日一日で充電マンタン、ツーリングに出かけよう!
今朝は冷えこみもさほどでないし、日中は気温も上がるらしい。
日光方面へFO(←タイプミス)、じゃないGO!だ。
R16を岩槻へ走っているうちに日が昇った。
こんな朝っぱらからもう混んでるのはさすが幹線道路だが、ともあれ無難に高速に乗る。
実は、俺は東北道を走ったのはまだ1度か2度しかない(記憶あいまい)。
もちろんドカに乗ってからは未走行。
関越なんかだと、車が一度バラけて、また次の集団に追いつく感じになるのだが、ここ東北道はどうもいつまで経っても車の列が途切れない印象だ。
全体に道が真っ直ぐで、見通しが良いのでそうなるのかもしれない。
それにしてもまだ日が低いので寒いよ・・
先日GETしたジオライン上下にサーマラップでも、革ジャンのニットから侵入してくる冷気には勝てないようだ。
ちなみに今日はまったり観光モードなので、下はジーンズ+シューズである。
佐野SAに寄って暖をとる。
平日だってのにけっこう人が多いなぁ。
スナックコーナーなんか順番待ちのジジババで満員御礼だよ。
まさかみんな日光方面に行く観光客じゃ・・ゾー。
まぁ思いっきり観光スポットだから、混雑もそれなりに覚悟はしてきたけど・・
西那須塩原ICで高速を下りる。
意外にも他に下りる車はいなかった。
しばらくは気軽に走れそうでひと安心・・と思っていたら、案外あっさりと着いてしまった塩原渓谷。
道が混んでいなければすぐなんだな。
あー、もう、とにかく、冷えた体を温めたい。
早朝から入れる露天風呂を調べておいた。
国道の対岸に、岩の湯、不動の湯という温泉があって、200円で入ることができる。
入口にバイクを置いてさっそく向かう。
吊り橋のすぐ向こうには岩の湯が見える・・さすがにこれはちょっとあからさま過ぎかな・・
不動の湯の方も見てから、どちらに入るか決めよう。
不動の湯へはちょっとした遊歩道を歩いていく。
少し奥まった場所にあって、緑の中で雰囲気が抜群に良い。
こっちにしよう!
先客の若いカップル(いえ、見てませんよ)とオジサンがいたが、彼らは案外すぐに去り、温泉ひとり占め状態になった。
最初は熱いと思っていた湯だが、実際はぬる湯で、おかげでいつまでも湯から出られない。
今は貸し切り状態だが、昼間はそうとう混雑するらしい。
これだけ雰囲気が良くて安ければ、それもあたりまえだゎな。
そのうち次の湯客がやって来たので、場所を明け渡した。
いや〜温まった温まった。
珍しく友達に旅メールを入れる。
それにしても前見た時ほど紅葉がキレイじゃない。
前は息を飲むような鮮やかさだったけど。
単にまだ色づき始めなのか、それとも今年は色づきが良くないのか・・
どっちなんだろ?
日塩もみじラインへ折れる。
高度を上げていくと、向かい側の山のつづら折りの道路が目についた。
車(バイク)ってあんなところを上って行くんだなぁ・・
さすがにシーズンの観光道路なので、単独でかっ飛びというわけにはいかない。
その辺は承知の上なので、おとなしく周りの景色を楽しむことにする。
峠の茶屋やパーキングの展望台には観光客が大勢集まっていた。
俺も焼きもろこしを一本買って食べた。
そういや真面目に腹減ったな・・どこかで食事にしよう。
もみじラインの料金所の手前に、良さげな茶屋があったのに・・
なめこ汁って書いてあったなぁ・・失敗した。
ベストポジションを見かけると、すぐにバイクを停めてパシャリ。
特にここ、と思ったところでは執拗にアングルを模索する。
LX1にもだいぶ慣れてきたせいか、だいぶ使える写真が撮れるようになった。
でも露出があまり賢くないので、補正の度合いがけっこう難しい。
もみじラインを下りきり、川治温泉から川俣温泉に出た。
このあたりの山里の風景はあたかも絵画のようで、地味ではあるけれどもなかなかに素晴らしい。
工事の信号待ちでCBRと996のツーリングライダーに遭遇。
会釈をかわす。
そういやバイク見かけないなぁ。
霧降高原有料道路に入る。
車も少なく、大笹牧場を通り抜け、爽快なワインディングにアクセルが開く。
メジャースポット・霧降の滝に寄ってみた。
さすがにスゴイ人出。
観光客に混じって観瀑台に向かう。
観瀑台からは谷を挟んで滝と正対する。
富士ツーの音止めの滝のような趣きだ。
3段あるうちの最下段が一番見通しが良いが、なかなか人波が引かないので、落ち着いて見物する気にはなれない。
早々に立ち去り、日光市街に下りてきた。
今日はここから、あえていろは坂に向かわず、県道14号で鹿沼市の古峰ヶ原に向かった。
ここへはバイクの免許をとってすぐ、日光周辺の林道を走破した時に一度来たことがあって、紅葉がキレイだった記憶が残っている。
のどかな県道をひた走っていると、黒く塗られた丸太小屋に地そばの文字が目に入った。
バイクを停め、遅い昼食をとることにした。
店内のテーブルやイスも木の手作りである。
壁にはところ狭しと小学生が書いたと思われる習字が貼ってある。
みなこの店の宣伝文句だ。
火鉢の熾きの香りが鼻孔を優しくくすぐる。
なんか癒される匂いだなぁ。
丼に入ったもりそば。
固い。
そばがきを細く切ったような感じ?(そばがき自体を食べたことがないので想像)
でも太打ち、田舎蕎麦好きの俺には問題ない。
量も1.5〜2人前くらいあったかな?
店内に貼ってある雑誌記事を見ると、この丸太の家は、林業に従事するこの店のご主人が自ら木を切り出して建てたそうだ。
本職はスゲェな・・
レジで売っていたなめこがとんでもなくデカいシロモノなので思わず買ってしまった。
こんなでも300円、安っ!!
ほどなく古峰神社に着いた。
またライダーに遭遇。
オフ車乗りだ。
わざわざ好き好んでこんなへんぴなところに来るなんて、という思いと、昔の自分の記憶が重なって、なんとなく親近感が湧いてしまう。
地図を見ながらちょっと話をした。
前は素通りしただけだったので、神社の中に入るのは今回が初めてである。
なかなか立派な境内だ。
木々の色づきも素晴らしい。
奥にはさらに美麗な庭園の茶屋があって、有料なので籌著しちゃったけど、めったに来る場所でもないし、入っとけば良かったかな。
予想に反して人が多いのに正直びっくりした。
もっと閑散としたイメージがあったのだが・・
当初考えていた足尾に抜けるルートに進むと、通行止め。
仕方ない、引き返すか・・と振り返ると、そこにまた見事な紅葉。
はぁ〜たまりませんなぁ。
R122方面には向かいづらくなってしまったので、鹿沼からまた東北道で戻ることにした。
わりと早めに戻ってきてしまい、ちょっと物足りなかったので、帰り道沿いにある伊佐沼に寄った。
ちょうど日没を迎えようという時間で、何をするでもなく、湖岸にたたずんで夕日や茜雲を眺めていた。
おっと、なにやら船頭さんがいいポジションに来てくれたので、せっかくだからパチリ。
いやぁ〜、今日はホントいいツーリングの一日だった。
たっぷり堪能した(^^)
05/11/09(Wed) [長年日記]
▼ 色づく奥多摩
昨夜は、あまりの眠さに日をまたがずして床にが就いた。
おかげで今朝は5時には目が覚めてしまった。
録りたまったビデオを見ているうちにすっかり空も白んで、またも雲ひとつ無い快晴・・ウズウズ
ええーい、仕事前にひとっ走りして来るかぁぁ!
7時半に家を出、県央道から陣馬街道に向かう。
ICを出ると道が混んでいたので、何度かすり抜けでパスしたが、秋川街道(●)の渋滞でつかまった。
片側1車線の狭い道だが高尾方面に折れる車が多く、右折レーンが無いので渋滞の原因になるようだ。
川原宿(●)で折れると途端に道は狭まり、登校中の学生たちが徒歩や自転車で、道の両側にゾロゾロと列をなしており、前のドライバーたちも通過するのに気を遣っている。
のどかな雰囲気の場所だけに、そんな光景もなんだか妙に微笑ましく見えてしまう。
にしても、こんな田舎にも(悪い意味でなく)こんなに大勢、子供がいたんだなぁ。
夕焼け小焼けの里のあたりまで来ると、ほとんど往来もなくなった。
日なたにバイクを停め、早朝の山間の冷気で冷えた体を、陽射しと缶コーヒーで温める。
山に入るにつれて、木々も色づきを増していく。
木々の照り返しによるのか、辺りに注がれる太陽光線までが白色ではなく、黄色く色づいて見えた。
狭く暗い山道を上っていく。
険しいつづら折れの合間に、一瞬ふと、展望が開ける。
・・毎度こういう時になって思い出すのだが、コンパスを一個持ってくれば、目の前に広がる町や山がどこかすぐわかるのに。
百均ショップに売ってないかな?
峠に着いた。
平日早朝の和田峠に人の気配は無い。
日陰で寒いし、小用を済ませてすぐ下ろう。
峠から下っていると再び展望が開け、今度は富士山の姿が目前に雄々しく浮かんでいた。
月に何度か程度のツーリングで、こんなにくっきりとした富士山を見られるのはなかなかないことだ。
今日来て良かった。
素直にそう思うのみである。
裏周遊に出るつもりで県道522号(●)を走っていたら、分岐を間違えて甲武トンネルに向かっていた。
その後は松姫峠に行こうと思っていたので遠回りになるが、いまさら引き返すのもアレなので、そのまま檜原街道で本当の周遊に向かう。
が、実はこれが大正解で・・
数馬ゲートから上っていくと、オレンジ色に染まった山々が。
そして都民の森あたりから、周遊道路は紅葉の真っ只中で真っ赤っか。
どうも今まで散りぎわの時期ばかりに走っていたようで、周遊にこんなに赤が多いとは知らなかった。
残念なのは、せっかく赤くキレイに色づいた場所に限って、なんでか道路工事が多かったこと。
単なる偶然だろうけど・・
お腹が減ったので、三頭橋のたもとの矢久亭でなめこそばを食べた。
ここにしたのは、3軒の中でここだけ入ったことがなかったから。
つゆが熱すぎたせいか、蕎麦がちょっと柔らかめ?
評価は特に可もなく不可もなく・・かな。
湖岸沿いにR139を進み、原始村の林道を経て、松姫峠(●)を目指す。
昔はスリッピーで大の苦手だったこの道も、今日は枯れ松の葉も路肩に残るのみで走りやすい。
そういえば途中、道路に積もった落ち葉を拾い集めているオバチャンがいたけど・・まさか地元の人が掃除しているとか?
・・いやいや、わざわざそんな大変なことしないか?
数台のバイクと行き交いつつ、先に進む。
オレンジ色に染まった山が逆光に輝いていた。
木が萌えてるよ〜
ホントに来て良かった(^^)
ともあれ松姫峠。
いつもの断崖ヘアピン2段目の路肩にバイクを停め、広大なパノラマを堪能する。
う〜ん、毎度のことながらスゴイ眺めだ。
特に今日みたいな快晴の日は、いつにもまして景色に吸いこまれそうで、ちょっと怖いくらいである。
もし奥多摩に来ていながら、こんな絶景スポットがあることを知らない人がいたら、まったく損をしている。
長い山道を下る間にも、山は美しく着飾って目を楽しませてくれる。
こういう時は交通量が少ないことがありがたい。
コーナーを注意していれば、景色を見る余裕がある。
#わき見運転はイケマセン・・
今日の最終目的地である猿橋(●)に到着。
今朝の紅葉情報では「見頃」になってはいたが、まだまだ色づき始めといった感じ。
川岸のモミジが色づくのは当分先のようだ。
来れたらまた再来週あたりに来てみよう。
さて、お勤めに行くか〜!
05/11/13(Sun) [長年日記]
▼ 故障の原因は・・
出勤したら、スタジオ内のMDデッキの調子が悪いという。
メディアを入れてもすぐにEJECTされてしまうというのだ。
たしかにすぐ吐き出されてしまう。
さっそく開けてみる。
ん?なんか詰まってる・・
MDのラベル!どうやったら入るんだ・・
よっぽどあせって挿入したのだろうか・・おまいらちょっともちつけw
05/11/14(Mon) [長年日記]
▼ 林道で紅葉満喫
スエットの下にユニクロのヒートテックTシャツを着たまま寝てしまったら、体中がかゆくて何度も起きてしまった。
化学繊維に肌が刺激されて、アレルギー反応が出たのかもしれない。
普段着てるぶんにはぜんぜん大丈夫なんだけど・・
そんなわけで眠りが浅かったので、6時の目覚ましも二度寝して役に立たず。
曇り空だし、今日は何か他のことでも・・と思ったが、やっぱり出かけることにした。
10時半に名栗方面に向けて出発。
今日は名栗から秩父に抜けて、グリーンラインででも戻ってくるつもりである。
ショートコースだが、その分ゆっくり・のんびりできるだろう。
中津峡はこの時間からだと車が多そうだから、またの機会にしよう。
飯能から名栗渓谷に出るともうすっかり色づいていて、さっそく目を楽しませてくれる。
有間ダムにて小休止。
ダムの周りも秋の風景だ。
広河原逆川林道に突入する。
いつ走っても雰囲気の良い道だ。
緑が濃く、そこそこの険しさで、手軽に山深さを楽しむことができる。
峠を目指して上っていくのだが、次から次にキレイな紅葉が現れて足止めさせられる。
100m走っては止まり、景色を眺め、写真を撮って、また走っては止まり・・といった感じなのでなかなか前に進まない。
そんなことをやっていると、同じような紅葉見物の観光客の車もちらほら通る。
こんな林道がずいぶんとメジャーになったもんだなぁ。
露出した岩肌の手前のカーブが広くなっていて、視界も開けて展望が良い。
バイクを停め、買っておいた缶コーヒーで一服タイム。
スポットからスポットを走り回るツーリングもいいが、こんな各駅停車の旅も時にはいいものだ。
ススキもお出迎え。
峠に到着した。
薄雲が煙る中に有間ダムの姿を望む。
峠を下る。
山深さのムードはいくぶん薄れるが、道路の整備状態や展望はこちら(秩父側)の方が良い。
紅く色づいた山々。
ホントに今日はなかなか先に進めない。
浦山ダムに寄る。
わりと休館の日(火曜)に訪れることが多いのだけれども、今日は賑わっていた。
堰堤でまったりしていると、遠くからシュボォォォォ〜・・と汽笛の音が鳴った。
おおっ、SL。
秩父鉄道が走らせているらしい。
でも今日は休日でもないのになぜ?
さて、秩父に来たからには蕎麦屋に寄りたいところだが、出掛けにラーメンライスを食べてきてしまったのでお腹に余裕がない。
でもこのままグリーンラインで戻ってしまうのも・・ということで、体も冷えていることだし温泉に浸かろう。
気になっていた未入浴の温泉がある。
ミューズパークを突っ切り吉田町に抜け、R299をトコトコ進んでいくと右手に かおる鉱泉の看板が現れる。
古びた一軒宿のたたずまい。
立ち寄り湯を希望すると、宿のご主人が快く案内してくれた。
建物自体は古いが、よく整頓されていて清潔感がある。
まず体を洗おうとカランの蛇口をひねるが、冷水のまま・・お湯が出ない。
突然の来客にボイラーを焚くのを忘れているのかもしれない。
わざわざ呼ぶのも面倒だし、ま−いいや、と湯船からお湯を調達する。
無色無臭のあまり特徴のないお湯なので、ちょっと拍子抜けしたが、湯船に鉱泉の蛇口があったので開いてみると硫黄の匂いがプンプンとしてくる。
湯の温度が少し高め(俺的には)なのは、鉱泉でうめてくれということなのかもしれないな。
湯から上がると肌がぬるぬるすべすべになった。
秩父事件を題材にした映画「草の乱」のスタッフがここに宿泊したそうで、休憩所の壁一面に色紙が張ってある。
龍勢会館にも同じ映画のセットが組んであったっけ。
宿の奥さんに当時の話を聞いた。
ちょっと興味があるので一度見てみたいが、いわゆるロードショー上映ではなく、ビデオもDVDも出ていないのでなかなか機会がない。残念。
外は薄っすら夕暮れ。
まだ4時なんだけどなぁ・・秋の日は短いね。
体も暖まったし、そろそろ蕎麦もお腹に入りそうだ。
再びミューズパークを抜けて秩父市街へ。
ミューズパークのよく整備された紅葉も見事なものだった。
今日の店はわへいそば。
たま〜に突然ここの、実入りのイガイガした蕎麦が食べたくなるのだ。
俺はくるみ汁は苦手なので、つゆはしょうゆベースの方。
店を出ると日はとっぷりと暮れている。
このままR299で帰るとしよう。
今日も秋の一日を満喫した。
日本っていいなぁ・・
05/11/15(Tue) [長年日記]
▼ バイクで川越散歩
曇り空の下、ちょっと買い物がてら川越に散歩に行ってきた。
国道を折れ、畑の中を通る裏道へ。
いつもと変わらず、新河岸川がゆるやかに流れている。
土手をつたって埼京線の架橋の下をくぐり、
仙波河岸史跡公園に寄った。
緑の多いこの公園。
いつの間にか水辺に噴水が引かれて、カモが住みついていた。
管理者が放したのかな?
続いて喜多院へ。
境内では菊まつりが開催中。
にしても人が多いなと思ったら、今日は七五三だった。
それで家族連れの姿が多いのか。
裏手の小山に上る。
先月はまだまだ緑色だった木々も紅葉が始まっている。
でもやっぱりあまり色づきが良くない感じだ。
月末辺りはどうなっているだろう?
ツーリングで前を通るたび気になっていたチャーシュー力(●)でラーメンを食べる。
背脂系にしてはわりあいあっさりしていて食べやすい。
チャーシューもトロトロで美味しい。
また来よう。
入間まで大回りして流した後、R16の2りんかんで買い物。
シールドの曇り止めを物色。
俺は目が悪いので、視界の確保は最重要問題なのである。
今まで使っていた泡スプレータイプは使い勝手が良くなかったので、モータウンのを買ってみる。
まだマイナーなメーカーだが、よく考えられていると思う製品が多いので期待である。
濃い目の液を伸ばして浸透させるタイプなので、効果も長持ちするんじゃないだろうか。
#しかし厚く塗ると油膜が乱反射して見づらくなる、との情報もあった。はたして・・
#噂どおり、液の粘性が高いので何度も念入りにから拭きしないと、シールドが汚れているとカン違いするほどの視界になってしまう(特に夜)。 拭き取り過ぎると今度は曇り止め効果が弱まってしまうし・・正直期待ハズレだなァ('A`) (06/05/12追記)
それと、使いっぱなしで一度もブーツの手入れをしていないので、ニクワックスのクリーナーを買ってメンテナンスしてみた。
いまさら新品のようにまではならないが、だいぶくたびれていたブーツも小ぎれいになって気分がいい。
05/11/16(Wed) [長年日記]
▼ 戸籍抄本を取りに
昨夜からちょっと風邪気味だ。
来年、社内旅行で海外に行くことになり、パスポートを取るため戸籍抄本が必要になった。
出勤前に家の近所の出張所に行く。
抄本の請求用紙に記入・・ん?用紙の本籍地が「川越市」から始まっている。
受付で聞くと、本籍が市内以外の場合は、本籍地の役所で発行してもらわなければならないという・・これってやっぱり世間では常識なんだろうね?
常識知らずですみません(^-^;
職場のオーナーに電話すると、「面倒だからそのまま取ってきてしまえ」と言うので、一番近い成増出張所に行くことにした。
最近Yahoo!で携帯の地図サービスが始まったので、こういう時便利だ。
場所を検索して地図の通りに行くと、建物の名称が違う・・でも周りには他にそれらしい施設は無いし、たぶんここだろう。
入口に張り紙があった。
「4月1日をもって成増出張所は廃止になりました」
なにぃぃぃ〜!!
「以降の業務は下赤塚出張所で行います」・・とのこと。
普段なら歩いてもいいのだが、今日はあまり時間も無いので、駅に戻ってタクシーで行くことにした。
幸いワンメーターの距離だった。
支所(出張所)で抄本請求をする。
こんなもの1枚に450円も取るのか・・こんなとこまで来させておいて、税金だってしっかり取ってるくせに、なんか納得いかないなぁ。
前をバスが通っていたので(呼び名が違うので行きは経由路線を見つけられなかった)、帰りはバスに乗った。
ひところと違って、所員の応対が親切になっているのは救いだ。
05/11/18(Fri) [長年日記]
▼ 健康診断
オーナーの手配で商工会の健康診断に行く。
健康診断なんて、大学入学の時(20年以上も前)以来である。
まぁ年齢的にも、そろそろ定期的にこういうものを受けるべきなのだろう。
商工会のビルの受付に行くと、意外にも診断を受ける人で混み合っていた。
狭い会場の中、レントゲン、検尿、血圧、血液検査、心電図など、順番を待ちながら検査を受けていく。
問診のコーナーで女医さんに「何か体に問題はありますか?」と聞かれたので、「いえ、特には・・腰痛くらいです」と答えると、それで(わずか10秒)終わってしまった。
用紙に50問くらい設問があるから、てっきりそれを聞かれるのかと思ったのに。
内心、なんじゃそりゃ、もっと真面目にやれよと思った。
診断を終えて、そのまま仕事に向かった。
それにしても、ここ数日はホントに気持ち良く晴れている。
特に仕事に向かう2〜3時辺りの斜光線は、写真心をビンビン刺激する。
この天気が月火に来てくれればもっと良い紅葉が撮れたのになぁ・・と思うことしきりだ。
05/11/20(Sun) [長年日記]
▼ 腰痛
今日は昼間にMTを予定していたが、みな予定が合わず中止。
残念だが、昨夜から右腰の腰痛がかなり酷かったので、むしろ体のためには良かったのかもしれない。
湿布を貼って、一日座る姿勢に気をつけていたらどうにか楽になった。
〆後にカラオケ。
日曜の深夜なので営業終了時間が早い。
1時間半でお開き。
05/11/21(Mon) [長年日記]
▼ 川越散策
申請のため、川越の駅ビルatreのパスポートセンターへ。
写真の余白が数mm足らないとかで、撮りなおしするはめに。
写真ならまだ家に・・こうなることがわかってれば持って来たのに('A`)
クレアモールでコンパス(やっぱり百均にあった)やHDD、秩父の鳥瞰図を買う。
部屋に張ってみたが、ちょっと物足らない・・というか味気ない。
やっぱり龍勢会館にあった地図の方がカッコいいなぁ。
そのまま喜多院まで足を伸ばした。
木々の色づきは先週とさほど変わりない。
今日も七五三の家族づれを見かけた。
子供がいると、神社も雰囲気がどことなくほのぼのしてていいよな。
帰りは歩こうと思って並びの本山中院を通りかかると、紅葉がいい色づきだった。
学校の正面なので、下校の生徒たちがきゃーきゃーとはしゃぎながら門前を通り過ぎて行く。
一方境内の中はあくまで静寂だ。
歩いているうちに腰痛がぶり返してきて辛くなったので、やっぱり駅方面に折れる。
明日はバイクで出かけたいが、大丈夫かな・・
05/11/23(Wed) [長年日記]
▼ 遅いPC
店のPC(Celeron600MHz/Win98)はネットにつながっていないので、調べ物がある時は携帯でデータ通信しているが・・これが遅い!!
パケ代節約でマルチメディア系はすべて切ってあるのだが、それでもテーブルなんかのタグが多かったりすると、ヘタをすると数分の間ウンともスンとも言わなくなったりする。
ていうかすべてにおいて動作が重い(;;´д`)
もうストレス溜まりまくり!!
昔はこのぐらいのスペックでも普通に使ってたのにねぇ〜
05/11/26(Sat) [長年日記]
▼ 昼の風、夜の風
暖かいし腰の調子も落ち着いたみたいなので、ドカで職場へ。
バッテリーが心配だったが、さすが新品は元気なもので一発始動。
久しぶりに乗って楽しいので、遠回りして帰る。
昼は良かったが、夜はさすがにジャケットの首の隙間から差し込む風が冷たい。
ドカもたまにプシュッと失火していた。
先のツーリングあたりから、若干低回転の落ち着きが無い感じ。
その時に前バンク側(右)のキャブのフロートが油で汚れていたので拭き取ったが、今日見るとまた汚れていた。
そろそろ開けてOHした方が良さそう。
05/11/27(Sun) [長年日記]
▼ 庭のモミジ
紅葉前線が山から里に下りてきて、街中でも木々の色づきを楽しめるようになった。
我が家の庭のモミジもすっかり紅く染まっている。
それにしてももう12月になるというのに、まだ紅葉が・・
まじめに温暖化ヤバイのかな?
05/11/28(Mon) [長年日記]
▼ キャブレターOH
午前中に回線の工事があるため外出できないので(実際来たのは昼過ぎ)、今日はキャブをバラすことにした。
キャブクリーナーを用意。
エアBOXを外す。
どこから飛んでくるのか(フロントタイヤが巻き上げる?)、砂混じりの油で汚れている。
エアBOXとエアフィルターを洗う。
乾かしている間にキャブを取り外すと、案の定かなり汚れている。
キャブクリーナーで油汚れを洗浄すると、油は紫色の液体になって流れた。
・・ということはこの汚れはフィルターオイルだ!
掃除した時そんなにベッタリとつけたわけではなかったが・・それでも多過ぎなのか。
外側がきれいになったところで、フロートを外す。
フロート内はきれいなもので、まったく汚れていなかった。
ジェット類を外し、クリーナーを噴く。
すべて勢い良く抜ける。問題無し。
穴無しのジェットがあちこちに使われていた。
どんな意味があるんだろう?そのうち調べてみよう・・
次にボディ上部のスロットルバルブ側を開けてみる。
おっ、こちらはけっこう汚れてる。
クリーナーで洗浄して同調を見る。問題無し。
ジェットニードルにもキズや段つきは無かった。
結局大きな不具合は見つからず、今回は清掃だけで済んだ。
K&Nのフィルターにオイルを塗り(学習したのであっさりと)、バイクを元どおり組み直す。
都合3時間ほどの作業。
試走してみると、先に感じた低回転の不安定感はすっかり消えており、快調そのもの。
やっぱり油汚れがキャブレーションに影響していたんだろうな。
すっきりさっぱり(^^)
05/11/29(Tue) [長年日記]
▼ PC壊れた
うちのPCは動画再生の時、早送りや戻しをするとしばしば固まってしまう。
一度ポーズしてからだと発生頻度が低いので、そうやって使っているのだが・・
今日もそんな感じで動画をスキップしたら固まった。
本体のリセットを使うとスキャンディスクがかかるので、いつもキーボードのCtrl+Alt+Deleteで再起動する。
すると、本体、DVDドライブ、HDDのリムーバブルケースのアクセスLEDが点滅し始め、止まらない。
暴走した!?
モニター画面は砂時計アイコンで止まったままで、キー入力も受け付けないので、本体側でリセットする。
HDDを外したり色々やりながら再起動を繰り返すうちに・・ついにWindowsが立ち上がらなくなった。あらら。
「ドライブC:のアロケーションテーブルが不良です」
MS-DOSモードで立ち上げたが、操作に対して同じ警告が出るのみでコマンドを受け付けない。
こういう時のためにD:ドライブにWin98のディスクをコピーしてある。
幸い、setup.exeを呼び出すと再セットアップに入ってscandiskがかかった。
「修復しますか?」の問いにガンガンfixさせるが、相当数のファイルが壊れていたので、その度にFキーを押し続けなければならなかった。
長いscandiskが終わったが、取り切れないエラーがひとつ残ってしまい、それはWindows上からでないと修復が出来ないそうだ。
なので、再セットアップも中止されてしまった。
再起動。
故障の大本っぽいDVDドライブとHDDドライブのIDEケーブル、念のためにUSBとLANケーブルも抜いておく。
無事立ちあがった。
すぐにscandiskをかけて再度修復、再起動。
良かった、元どおりに治ってるヽ(^o^)ノ
今度はこわごわとケーブルをつないで立ち上げてみる。
・・アレ?普通に動いてる・・
今までの苦労はなんだったんだろう・・('A`)
しかし、いつの間にか治ったということは、またオカシくなる恐れもあるということ。
どうも原因はHDDケース臭いんだよなぁ、前にM/B壊した前科もあるし。
かといって、便利だからいまさら手放せない。むー。
▼ 夜の川越市内散策
PCの再セットアップで長いscandiskが始まったので、その合間に川越まで本を買いに行った。
買い物は済ませたが、なんとなくそのまま町をぶらつく。
小腹が空いていたので、新富町の和菓子屋で焼きだんごを買う。
手作りのだんごは上手下手がはっきり出るが、ここは美味かった。
原料が違うのか、腕の差なのかはわからないけど、下手な店のだんごはボソボソした糊のようで食べられたもんじゃないよね。
大正浪漫夢通りから蔵造りの街並みに抜ける。
店は半分ほどは閉まってしまっているけれど、すべての店の軒先にクリスマスのイルミネーションがディスプレイされている。
古い和風建築物にクリスマスの電飾は思いきり和洋折衷だけどw、きれいなコントラストである。
カメラを三脚に据えつけて夜の街並みを撮っている人も見かけた。
俺もカメラ持ってくるんだったな(またかよ)・・今日は買い物だけと思って携帯すら手元に無い。
新河岸川沿いに歩いて行くと、川音がチャプチャプとなんとも良い風情である。
街並みにしてもそうだが、昼間より細かいアラが見えないせいか、妙に観光気分になってしまう。
これで風呂上りだったり、お酒が入ってたりしたら最高だろうなぁ。
・・寒いかw
裏道を巡り巡って、連馨寺に出たところで夜の徘徊も終了。
今度カメラ・三脚持参で来よう。
夜の川越撮影会ってのもなかなか楽しそうだ。