04/11/01(Mon) [長年日記]
▼ ショッピング
着る物が無くなってきたので(^-^; 川越に服を買いに行く。
行きはシャトルバスを使ってみる。
一日に5〜6便しか発着しないバスだが、けっこう利用者がいるみたいだ。
まずはサンロードをぶらつきながら久しぶりの商店街を冷やかす。
学生時代はしょっちゅう来ていたが、最近は年に数度来るか来ないかである。
前回来た時ともまた微妙に様相が変わっていた。
チェーン店以外の服屋は姿を消したところが多い。
ユニクロはサイズ切れが多いのが気になった。
朝から何も口にしていないので、蕎麦でも食べて帰ろうと喜多院近くの蕎麦屋に向かうが、1軒は昼休み、1軒は消えていた。
せっかくなので喜多院でお参りをして、だんごとからみ餅をつなぎに、ちょっと歩くがはすみに向かう。
が、ここも昼休み。
落胆して帰路に着く。
結局徒歩で帰宅。
家までの道のりは長かった。
▼ 隣り合わせの蕎麦屋
鵜頭坂下のR254沿いにある手打ち蕎麦屋も、案の定昼休み。
手打ちではないが隣にも蕎麦屋があり、営業中。
ここはずっと昔に一度、年越し蕎麦を食べに入ったことがあるが、味の方は記憶に無い。
もう空腹で死にそうなので入ってみたが、意外と(失礼)美味しかった。
04/11/02(Tue) [長年日記]
▼ 紅葉の奥鬼怒へ
1.霧の国道
昨日は一日雨。
今朝もイマイチすっきりしない天気だが、貴重な秋の一日をムダには出来ない。午前6時、家を出発。
出発前見たネット情報では、関越道は東松山まで霧のため通行止。そこでR16からR17を経由して下道で日光方面に向かうルートを採った。一面は霧で覆われ、シールドにつく水滴をぬぐいながらの走行。群馬に入るまで、この霧には悩まされる。
それにしてもR17の酷い渋滞にはマイッタ。迂回するにしても、近くに高速のICは無いし、R122に抜けるまでに2時間を要した。
鴻巣の免許センターに行く際にもR17を使って懲りた覚えがあるが、まさしくその二の舞。
もう絶対ゼッタイ近寄らないようにしよう。
渡良瀬川沿いのR122に入るとようやく車通りも少なくなった。追い越しをかけて遅れを取り戻す。すでにこの辺りから紅葉がキレイに色づいている。
日足トンネルの手前で細尾峠への旧道に折れた。
つづら折りの厳しい舗装林道で、美しい紅葉のトンネルを期待したが、残念ながらだいぶ落葉している。静かで落ち着いた雰囲気。
この道は通る車もほとんど無いので、落ちた葉は放置されるがまま、路面に大量に積もっている。濡れた落ち葉で滑らぬよう慎重に走り抜ける。
2.そばまつり
日光市内に入り、R119を今市市方面へ。
やたらと「今市そばまつり」の立て看板が目に入る。この近所に会場があるらしい。国道が酷く混雑しているのはそのためか。
蕎麦が食べられるのだろうか。ちょっと寄ってみることにした。
会場の駐車場は満車とのことで、河原の臨時駐車場にバイクを駐める。実際の会場は2kmほど離れた公園で、駐車場からは無料送迎バスが出ているとのこと。バイクだから直接公園に来れば良かったなぁ。
公園内にたくさんの蕎麦ブースや物産ブースの出店。2食1,000円の食券を買って、好きな出店で蕎麦を食べるシステムだった。
蕎麦ブースにも大行列が出来ているところと、閑散としたところがある。皆何かで情報を仕入れて来ているのだろうか。
しかしコチラは手持ちの情報は0。行き当たりばったりに入るしかない。
1軒目、適当に入ってみたところが失敗。どうも単に蕎麦好きのシロウトが出している店もあるみたいだ。いや、ここに来たこと自体がすでに大きな失敗だったのかもしれない (^-^;
2軒目に入った藪蕎麦の店はけっこう美味しかったので、多少救われた。早々にバスに乗って去ることにした。
3.紅葉の山里
大谷川を渡り、混雑した国道を避け川沿いの県道245へ。カッパを着るほどではないものの、サラサラと小雨まじりの天気。
走っているとコーナーごとに立てられた「十割蕎麦」の看板が目につく。先ほどの不満もあり、えーい、そんなに言うなら食ってやる!と河原沿いにある看板の店に下りる。
ここは釣り堀に併設されている店のようだ。店内の壁には釣り竿や、釣り上げた魚と釣り人のポラ写真が飾られている。
蕎麦の方は程よく満足する出来であった。
大笹牧場手前の山道の途中に開けた場所があり、そこから見える谷一面が色づいていた。
圧倒的な美しさ。あたかも絵画か、ミニチュア模型の箱庭か。手を伸ばせば届きそうで、届かない。この迫力は実際目にしないとわからないだろう。写真にはとても収まりきらない。残念だ。
山道を抜け、栗山村に出る。
右を見ても左を見ても、紅葉。どの山もオレンジ一色に染まっている。
それはそれで美しいのだが、見慣れるとコントラストに欠けるのも確か。やはり、緑、黄色、オレンジ、赤がバランス良く配色されている方が、いつまでも見飽きない。
集落に出、走りながら共同浴場を探すが、それらしき看板も案内も無い。温泉街の中ほどにあるのはわかっているのだが。地元民向けの場所のようなので、あえて表示していないのだろう。
川治温泉にも安い共同浴場がある。あきらめて川治へ引き返す。
4.温泉の住人
川治温泉の共同浴場は看板が出ており、すぐに見つかった。利用料300円というのが嬉しい。まあその代わり洗い場も何も無い。あるのは湯船だけだ。
岩風呂の湯船は内湯(と言っても外とはガラス一枚だけ)と露天の二つ。冷えた体に露天の湯はかなりぬるかったので、わりあい熱めの内湯で体を温める。
客は他に7、8人いたが、湯船に余裕があるのであまり気にならない。
湯に特筆することはないが、うっすらと硫黄の香りがする。のんびりと湯に浸かる。
ふと気がつくと、奥に鎮座していたオヤジのウンチク話が始まっていた。そのうちだんだん声のトーンが高くなってくる。奥の細道がどうとか、エライ勢いで話し続けるので、たまたま隣にいて話かけられた人もすでにウンザリしている。ヘンに合いの手を入れなければいいのに、と俺は思いながら、その場の皆一様に我慢して、湯に浸かりながら嵐の過ぎるのを待っている (^-^;
ついに聞き役が逃げ出して、長い話はようやく終わった。知識自慢も良いけど、もっと話術も磨かないと誰も聞いてくれないよ、オジさん。
5.一人客の憂鬱
予定ではもみじラインを走った後、奥鬼怒から沼田方面に抜けるつもりだったが、この調子では山王林道や金精峠もそれなりに混んでいそうだし、午前中にモタモタしてしまった分、時間的余裕も無い。さらに運の悪いことに、とうとう雨が降り出して来てしまった。
閉店した店の軒先を借りて雨宿りする。
ビシャビシャという天気雨のような降り方。しばらく待ったが止む気配はない。
素直に最短ルートの塩原経由の東北道で、帰路に着くことにした。カッパを着こんで走り出す。
素晴らしい塩原の紅葉。先のコントラストの利いた景観である。
思わず駐車スペースでバイクを停めてパチリ。
あまりの見事さに、このまま通り過ぎて家に帰るのが惜しくなってきた。このままのんびり観光して、一泊して、明日朝発っても仕事には十分間に合う・・(^¬^;
その気になって意気込んで宿泊案内所を尋ねるが、「塩原はどこも一人客は泊めないんで」とのつれない返答。('A`)
予約の時点で一人客が断られるのはまぁ理解出来るが、なぜ飛び込みでもダメなのだろう?
空いている部屋をムダにするよりは、一人客でも泊めた方が儲かるのに。今思えば休前日だからどこも一杯だったのか?にしては「本日空室あります」の看板もいくつか見かけたけどなぁ。
嘘かホントか、自殺防止のためとかいう理由で泊めない、みたいな話も聞いたことがあるが、俺が自殺するような風体には見えないだろうし。
また断り方が殿様商売というか、ホントに取りつく島も無い感じだったので、あれだと次に家族や友達と来ようと思ってた人も、二度と塩原に来るか!となってもおかしくないんじゃないかな?商売が下手だ。
6.エピローグ
仕方なく温泉街を後にして、とっぷりと日の暮れた中、車の列を着いていく。西那須野塩原ICまでは意外に近かったのは幸いだった。
東北道に乗り、ひと心地つく間もなく、どしゃ降りに遭遇。稲光が闇を切り裂く。「落ちるなよ〜!!」と身を伏せ、叫びながら、雷雲の最なかを抜ける。
どうにか雨雲地帯を過ぎ、夜の東北道を快走していると、今度は事故渋滞が待っていた。ちょうど給油のタイミングということもあり、渋滞直前の佐野SAに入る。空には星が光っている。
カッパを脱ぎ、先週に引き続き、麦とろ定食の夕食。予想を越える充実した内容に、思わずカウンターで「おおっ」と声を漏らしてしまう。
ラーメンやうどんが500円以上するのに対し、こちらは具たっぷりのきのこ汁がついて600円と、おトク感が高い。隣でラーメンを食べていたオジさんを横目に、内心(勝った)と思った 笑 なんてつましいバトル (^-^;
満腹後、疲れから眠気がやって来たので、広場のベンチに20分ほど横になった。
給油を済ませ、SAを出ると、先ほどまでの渋滞はほぼ解消されていた。岩槻ICまで後わずか。アクセルを開く。
04/11/06(Sat) [長年日記]
▼ フューエルコックを壊す
キャブのフロートを開けるため、ガソリンの流れを止めようと、フューエルコックのダイヤルを回すが異常に堅い。
動きが渋いのは前々からだったのだが、今回はハンパじゃない。
プライヤーで思い切り回すと、コックは回らず、付け根のロックボルトの方が緩んでしまう始末。
悪戦苦闘しているうちに、キャブへのホースのジョイント部分がポロリと取れてしまった。
当然のことながらガソリンが漏れ出した。
大変なことになった!
幸い、タンク内の残量が少なかったので、タンクを垂直まで立てて起こしたら流出は止まった。
外してみると、コックはアルミ製で、ダイヤルのネジ山が完全に潰れている。
そして折れたジョイント・・
明日は仲間内のツーリングがあるので、今日中に直さなければならない。
が、予想通りバイク屋にパーツの在庫は無い。
用品店も物色したが、代わりに使えそうなものは見当たらなかった。
試しに折れたジョイント部をヤスリで削り、コックに叩き込んで、なおかつ接着を試みたが失敗。
アルミなのでハンダも乗らない。
素直にパーツが来るまで1週間待つしかないようである・・
04/11/07(Sun) [長年日記]
▼ ヒマをつぶしてぶらぶらと
結局、部品が来るまでは遠出もままならない。
あいにくこんな時に限って好天だ。
昼過ぎに起きるとCRMを駆り出してセキチューに行った。
風呂場用のヒノキ椅子と、職場でお茶を飲めるよう急須を購入。
案外安い。
この間は買うものだけ買って帰ってしまったので、今日はモールをのんびり冷やかしてみる。
ホームセンターから始まって、日用雑貨、フードランド、CD屋に本屋、靴屋、動物病院、その他・・半日は時間を潰せそうな広大なショッピング街。
休日に集まって来たたくさんの家族連れがモールを埋め尽くしていた。
▼ 上福岡で蕎麦
モールをうろついているうちに腹が減って倒れそうになる。
もちろんモール内にも食事をする場所はあるが、家族連れで一杯で、独り者が落ちついて食事出来る雰囲気ではない。
上福岡にまだ入ったことのない蕎麦屋があるのを思い出し、行ってみることにする。
うろ覚えで行った団地沿いの道に面するそれらしき場所には、記憶にあるのとは別の名前の蕎麦屋があった。
とりあえず腹も減っていることだし、ここも美味しそうなので入ってみる。
店の名はさくら庵という。
店内はわりと狭い。
並粉の細打ちと挽きぐるみの太打ちがあるが、太打ちのなめこおろし蕎麦を注文。
なめこおろしのの容器は蕎麦ちょこ(こういう風に呼ぶのは初めて知った)と別にしてくれた方がありがたいのだが。
取りたてて特徴は無いが、まずまずの味。
04/11/08(Mon) [長年日記]
▼ 土産の納豆
先の鬼怒川ツーリングの土産に、佐野SAでみちのく納豆なるものを買って来た。
5個パックで700円ちょっととお高い。
パックには下仁田納豆ばりに径木を使っているので、味の方もと期待したのだが・・これが肩すかし。
醗酵に時間を掛けていないのか、豆はやたら固く、溶いても粘りが足りないので、気を抜くとすぐに椀からぼろぼろとこぼれ落ちて慌てたりする。
最近買い続けているくめ納豆の足元にも及ばない。
しょせんはSAの土産物か。
04/11/09(Tue) [長年日記]
▼ レザージャケット
先日買った革ジャン(コンプリートジャケット)、ツーリングで使ってみて気づいたのだが、立ち姿勢ではまったく問題ないが、ライポジを取るとどうも体にフィットしない。
腰を曲げた姿勢では前身頃が持ち上がってきて、首が窮屈になってしまうのだ。
一応、ライポジを意識したスタイルというセールストークなのだが・・?
着ているうちにフィットしてくるかと思ったが、芳しくない。
というのは、前面に2つ着いているファスナーがやたら頑丈過ぎて、タテ方向にはまったく曲がらず、突っ張ってしまうからのようだ。
普通革ものは余ったところはシワが出来て体にフィットするものだが、これではシワのよりようもない(;´д`)
修正してもらおうとクシタニ川口店に持ち込むが、現状から直すには修正箇所が多く大層な金額がかかってしまうという。
結局それを下取りに取ってもらい、イメージに合ったジャケットを新たに注文することになってしまった。
仕上がりは年明けになるそうだ。
あぁ、またよけいな散財をしてしまった・・( ´д`)
04/11/11(Thu) [長年日記]
▼ Nap'sで買物
先日のツーリングで雨の中を走ったせいか、チェーンがかなり伸びていた。
スプロケットも磨耗が激しいので、そろそろ交換することにする。
Nap'sでチェーン、前後スプロケット、1セット行方不明のブレーキパッド、その他消耗品を買って来たら、なんだかんだで4万にもなった。
タイヤ交換も近いし、サイフがキビシイなぁ・・
04/11/15(Mon) [長年日記]
▼ フューエルラインをつなぐ
冬も近いのに、部品が来るまで乗れない状態が続くのは辛い。
無い知恵を絞ってやりくりしてみた。
タンクとキャブを直結することにしたが、キャブからのホースの径は7φ、タンクのコック取り付け部は約10φ、このままでは付かない。
ホース径の変換ジョイントを間に入れてつないだ。
コック取り付け部に直にホースをつなぐと、タンクと垂直に取り出されるので、車体に収めると90°向きが変わってしまい、結果ホースが折れてつぶれてしまう。
純正のブリーザホースを参考に、スプリングで巻いて折れ止めとした。
試走してみたところ、漏れも無く、部品が来るまではこれで走れそうだ。
▼ PJ番手変更
スロットルの開け始めのドン付きが少々気になっていたので、PJの番手を32.5から30に落してみる。
近所をチョイ乗りした感じでは、低開度の吹け上がりが軽やかになり、良いフィーリング。
今までがやや濃い目寄りだったかも。
04/11/16(Tue) [長年日記]
▼ 紅葉と桜と
昨日のメンテでSSを動かせるようになったので、たぶん今年最後になるだろう紅葉ツーリングに出た。
紅葉情報によると有間渓谷、浦山ダム辺りが見頃なようである。
名栗から通行止めが解除された林道を辿って秩父に抜けてみようと思う。
出発は遅めの8時。
朝の寒さが厳しい。
R16から岩倉温泉方面へ、山王峠を経由し名栗渓谷に出た。
さわらびの湯を通り過ぎ、コーナーを曲がると有間ダム。
ここの二輪通行止めもようやく解除され、大手を振って通行出来るようになった。
観光釣り場を過ぎ、広河原逆川林道に入る。
狭い道に落ち葉や浮き砂が多く、ペースは上がらない。
工事箇所も多いので要注意だ。
峠を越えると路面状態も良くなった。
綺麗な紅葉の中を走り抜ける。
浦山ダムに立ち寄り、休憩。
今日は朝からトイレが近い。
ただでさえ先週から気温が低いのに、冷え込む山の中を走っているのだからなおさらだ。
・ ・ ・
さて、時間はちょうど昼時、お腹もぺこぺこである。
今日はそばの里荒川村の蕎麦をハシゴしてみよう。
まずは道の駅荒川村の正面にある、あづまや園を訪れたがあいにくの定休日。
続いて看板を頼りに和味を目指す。
ちらりと月・火定休と書いてあったような気もしたが、とりあえず行ってみると、営業中の札。
やった(^o^)♪
店は国道から奥まった閑静なところにあり良い雰囲気。
店内は禁煙だが、店の外には何ヶ所も手作りのベンチが設けられており、休憩&喫煙スペースになっている。
昼膳(せいろとおこわのセット)を注文した。
透明感のある平打ちの蕎麦がたいへん美味しかった。
つゆはもう少しまろやかだといいな。
おでんが付いてくるのが面白い。
続いては国道沿いにあるちしま。
店内には演歌が流れ、壁に掛かったメニューを見ると、ホルモンと蕎麦・うどんという妙な取り合わせである。
夜は飲みの方がが主なのだろう。
ざるそばを注文した。
先客に「うちの蕎麦はこんなに美味しい。全部独学ですから」と熱弁を振るっていた女将さんには申し訳ないが、ほどほどの味。
しかし蕎麦湯はトロトロでとても美味しかった。
お腹が満ちたところで、出発。
両神村から県道71にて土坂峠越え。
R462に突き当たり、神流湖沿いに東へ進むと、いくつ目かのトンネル手前に下久保ダムへの分岐がある。
ダムサイトを通り抜けて山道を上って行くと、やがて城峯公園の入口に到着。
城峯公園は冬桜のスポットである。
冬桜はポツポツと徐々に咲き、しぼむそうで、一気に花をつけないので少々淋しい感はあるが、この季節に桜の花を見られるなんて嬉しいことだ。
鬼石町の桜山公園も冬桜の名所だ。
ちょうど神流湖を挟み、反対側にある格好になる。
行ってみてちょっとびっくり。
城峯公園はこじんまりしていたが、こちらはかなりの大規模。
なにせ駐車料金として100円(二輪車)取るくらいである。
園内には清澄庭園ばりの回遊式の庭園があり、芝生の広場はあり、展望台はあり、ベンチはあちこちに完備、冬桜は7000本。
ものすごく充実したスポットだ。
エッチラ200段もの階段で上る桜山は、宝登山の蝋梅園に似た雰囲気。
日が暮れるまで歩き回った。
本庄児玉ICから関越道に乗る。
いつものように高坂SAに寄って旅の名残を惜しむ。
ああ、今日も良いツーリングだった。
アレ?温泉は・・?
04/11/20(Sat) [長年日記]
▼ フューエルコック取り付け
部品が来たと連絡があったので、さっそく取りに行き、交換した。
先日つないだホースはやはり付け焼刃で、すでにホースの折れ曲がる部分が裂け始めており、この対策はわずか数日、ツーリング一度しか持たなかった。
なめらかな動きになった新品のコックは、小さな部品だが6,000円以上もする。
▼ 深夜営業の蕎麦屋
ヒルツさんの情報によると、夜中に営業している蕎麦屋が川越街道沿いにあるという。
なんでも情報誌にも載ったことがあるそうだ。
今夜、RAZAにタイヤ交換に行く前に、ヒルツさんを誘って寄ってみることにした。
場所はR254、五本ケヤキを過ぎて環七の少し手前の東新町の交差点。
すでにヒルツさんが待っていた。
さて、角地にあるその店、丸喜庵は見るからにボロボロでキチャナイ。
一人ならまず入るのを躊躇してしまいそうな店構えだ。
店内に入ると、せ・・狭い。
席はカウンターのみ、5人座ればもう一杯という状態。
主人はおじさん(おじいさん?)で、同年輩くらいの先客が一人、一杯やっている。
まぁ夜にやっているのだから、飲み系なのは当然だろう。
しかし流れているビデオはなぜかターミネーター2。
壁にある品書きから、俺は二八の重ねもり(大盛のことらしい)、ヒルツさんはざるを注文。
はたしてどんな蕎麦が出てくるのか・・
それは意外にも本格的なものであった!
堅めの歯ごたえのれっきとした手打蕎麦である。
二八のわりに舌触りは荒めで、蕎麦の香りも強い。
つゆは俺好みの下町風の辛味の強いつゆだ。
店内は雑然としているのに、蕎麦の種類はけっこう豊富である。
続いて俺は常陸田舎蕎麦というのを注文してみた。
今度は太打ちの田舎蕎麦で、これもなかなかのものだった。
以上2枚で1,500円。
腹ごしらえするにはちとコストパフォーマンスが悪いが、深夜に美味しい蕎麦が食べられるというのは貴重である。
また機会があったら寄ってみたいと思う。
蕎麦湯が出るともっと良かったのだが。
▼ Fタイヤ交換
蕎麦を食べた後、ヒルツさんと別れ、RAZAに向かった。
先日のツーリングで、なんともFタイヤのフィーリングが悪かったのだが、もうタイヤが終わっていたようだ。
どうにもフロントの接地感が無く、コーナーで不意にふらっと倒れこんできて、ヒヤリとした場面もあった。
いつものPilot Sportsが、60扁平しか無かったそうで、70の在庫を探してもらったところ、笹島さんが持ってきたのはPilot Race H2。
溝が少ないのが気になるけど・・まぁ大丈夫でしょう(^-^;
なんで60扁平が嫌かというと、段差でリムを打つ可能性が高いのでなるべく避けたいのだ(SSのホイールは国産に比べて材質が柔らかい)。
交換作業中、とんでもない事実が!(以下後日)
Fタイヤの接地感が戻ったので、帰り道は行きと違って安心してリーン出来た。
Rタイヤもおそらくあとツーリング数回で要交換になる。
この間換えたばかりだと思ったけど、なんだか早いなぁ。
しかしそれよりも・・
04/11/21(Sun) [長年日記]
▼ Fブレーキパッド交換
昨日RAZAでタイヤ交換の際、ホイールを外しながら笹島さんが「もうパッドが無いね」と言う。
笹島さんはこうやって俺をからかうのが好きなので、「またまた、何言ってるんですか!ついこないだ替えたばっかですよ!」と答えながらもキャリパーを覗くと・・
!?本当に無い!!
ほとんど1mmほどしか残っていない。
でもでも、替えてからまだ1ヶ月も経ってないんですけど!(;o;)
手で辿ってみるとローターにもレコード盤の溝のような段が付き始めてしまっている。
やたら効くブレーキには代償があったのだ。
やはりレーシングパッドをツーリングバイクで使うのには問題があった。
もう2度と買うことはないだろう。
ということで、ちゃっちゃとパッド交換をしてしまおう。
今回は同じくカーボンロレーヌのA3+(コチラはストリート用)。
今度は安心して使えますように!
04/11/22(Mon) [長年日記]
▼ 晩秋の奥多摩
予報によると今週は天気にも恵まれるとのこと。
ただ明日は休日で人出も多そうなので、今日のうちにのんびり走って来ようと思う。
午前9時に出発、圏央道を使い檜原街道へ。
数ヶ所で道路工事が行われていた。
上川乗交差点を過ぎるとようやく道も空いた。
快調に飛ばす・・と行きたいが、調子は今ひとつ。
冬装備で着ぶくれしているせいか、精神的なものかはわからないが、コーナーでバイクを倒せない。
周遊道路に入ってもそれなりのペース。
路面も浅間尾根まではほぼドライだが、奥多摩湖側は濡れているところが多い。
あまり走りを楽しめる状態ではなく、早々に通過する。
三頭橋を渡り左折、R139へ。
湖沿いの気持ち良いワインディング。
山道はどこでもそうだが、たった1台の遅い車のおかげでたちまち渋滞が出来てしまう。
スペースのある場所で後続車をやり過ごしてくれれば皆がハッピーなのだが、そういう車のドライバーにはたいてい自覚がない。
遵法運転も時と場所によりけり・・ムニャムニャ、いやなんでもありません。
人知れず毒づきながら進んで行く。
原始村で蕎麦をと思ったが、やっていなかったので、そのまま松姫峠に向かう。
日頃は交通量も少なく気持ち良く走れる道だが、今日は平日にもかかわらず対向車が多い。
そうなるとセンターラインの無い道はちょっと走りづらい。
峠で小休止。
山もオレンジに色づいている。
ここでようやくカメラをパチリ。
このごろなんだか、走り出すとなかなか止まれない・・
猿橋に到着、本格的にバイクを降りて休憩。
紅葉情報ではもう落葉とのことだったが、まだ綺麗に色づいている木もあった。
先日お祭りの際訪れた時とは変わって静かな雰囲気。
観光スポットと知らなければ、気づかずに通り過ぎてしまう車も多いだろう。
まずは橋正面にある、「忠治そば」の店で腹ごしらえ。
看板の忠治そばには馬肉の竜田揚げがついてくるみたいだ。
俺は普通のざる蕎麦にした。
うーん、いかにも観光地の蕎麦だなぁ。
峠走りで冷えた体に温かい蕎麦湯が染みる。
人心地ついたところで、付近を散策する。
あちこちでカメラマンが三脚を立てていた。
ちょっとした遊歩道と展望台もある。
地味スポットだけどそれがまた良い感じ。
下の写真は展望台から。
橋を見上げる格好になる。
橋に戻り、渓谷を見下ろすと・・
まるで虹のグラデーションのようななんとも鮮やかな紅葉!!
蒼い川面に美しいコントラストを描いていた。
しばし時間の経つのを忘れて見惚れる。
猿橋を後に、旧甲州街道(県道30)に入る。
犬目宿をじっくり観察するが、やはり建物自体に古い宿場町の面影はほとんど残っていなかった。
大火による消失とのことだが、残念である。
談合坂SAを見下ろす道端に腰を下ろして休憩。
ここももう秋の風景である。
向こうの山のどこかでひっきりなしに、バララララ・・と飛行機もしくはヘリコプターが旋回する音がしていたが、ついにその姿を発見出来なかった。
R20に戻り、上野原からあきる野に戻るつもりが、途中の分岐を間違えたようで、いつの間にか陣馬街道に入っていた。
とはいえ、緑が濃くなかなか良い雰囲気の道なので、そのまま進むことにした。
ハイカーの姿を多く見かけたが、至極もっともである。
ほどなく和田峠に到着する。
立派な茶屋があるので一休みしようかと思ったが、駐車場にでかでかと書かれた「有料」の看板を見て一気に興醒めしてしまい、そのまま通り過ぎてしまった。
おそらく今思えば、そのスペースは車で来たハイカーのための駐車場だったのだろう。
寄っても良かったなぁ。
八王子方面へ下りる道は上野原側と違い、とにかく狭い舗装林道。
薄暗い道をひたすら下っていく。
車同士ならすれ違うのも大変だろう。
集落に出ると、なんともひなびた紅葉の人里の風景。
何がどうと言えないが、どこか懐かしい感じ。
自然に心がほころんでゆく。
突出した目玉スポットがあるわけではないが、里全体が紅葉に包まれ、なんとも穏やかな雰囲気である。
もう一度ゆっくりと訪れてみたい。
あきる野に抜け、圏央道で帰宅。
04/11/28(Sun) [長年日記]
▼ 2.0.0にアップデート
どうせうまく動作しなくなるだろう、と思って避けていたが、なんとなく気分でアップデートしてみる。
怖いのでちょこちょことちょっとずつファイルを上書き。
やっぱりエラーが出た。
キャッシュを消すべし、という記事があったので消してみるとなんなく表示。
しかしカテゴリ機能が働かなくなった。
思いきって新しくなったファイルを全部上書き。
おー、うまく行った。\(^o^)/
意外にもあっさりとアップデート出来た。
初心者にはやたら敷居の高いtdiaryのくせに・・(^^;