14/11/02(Sun) [長年日記]
▼ 飯能 天覧山
ぱっとしない天気。夕方はにわか雨もあるかも、ということでラパンで外の空気を吸いに出た。
目的地は飯能。中央公園に車を停めて、天覧山に登ってみる。登るといっても、たかだか200m足らずの散歩コースだ。それでもゴロゴロした岩の鎖場なんかはちょっとした山登りの雰囲気があるし、展望台からは市内のパノラマが楽しめた。デジカメを忘れちゃったのは失敗。
14/11/03(Mon) [長年日記]
▼ 奥多摩の紅葉
昨夜の夢見が悪くて少し気分が沈みがち。気分直しに奥多摩の紅葉を見に出かけた。
一昨日届いた新しいETCカードは問題なく動作。もう昼前なので高速は空いていた。一気に大月まで出て、彩りで昼食を食べる。
天ぷらうどん(大・570円)。つい大盛にしてしまって後悔。お腹が苦しい…
人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。
高月橋入口交差点からR139に折れる。七保町林の寛城(ゆるぎ)のカエデという看板が前から気になっていたが、ちょうど車で通りかかった地元のご夫婦に聞くと、枝道を入ってすぐということなのでバイクを停めて行ってみる。
歩いていくと斜面にぶっとく螺旋を描いた大木が見えた。隣のエノキも立派なもの。
イロハカエデ、別名タカオモミジというそうだ。まだ色づき始めたばかりだったので見頃は2週間後くらいだろうか。
深城ダムへ向かう道中では盛期の紅葉を楽しめた。予想ではまだ色づき始めくらいかなと思っていた。ここまで比較的暖かい日が多かったからそう感じるのかもしれない。今年は発色も綺麗なように思う。
雲が多く日が陰りがちなのが残念だが、それはそれでまた山深い雰囲気があるものだ。
深城BPから旧規格の山間部に入る。バイパス部の峠側終端となるトンネルの隣に出来ていた新しいトンネルは松姫BPの入口。まさに今月17日、再来週に開通するという。
快調にクネクネ道を上り、峠に到着。というか実際にはいつもその近くのヘアピンでパノラマを見下ろすのだけれど。
雲間から時々日が姿を見せる。
通ってきた道が見える。狭いが一応国道だ。
光が差して山がパッと色づいた。
三頭橋のたもとでコーヒー休憩。ホッと落ち着くひととき。
休憩中も周遊道路へはたくさんの車やバイクがひっきりなしに向かっていった。周遊も走りたかったけれど、混雑を避けてやっぱりr18から帰途に着くことにした。例によってガラガラ。
道中は真っ赤なモミジが結構多い。日が出ていれば多少サマになる写真が撮れそうだったけど…時間も時間だけに難しいか。
▼ hit-air WS3 グローブ
ウインターグローブを新調。探したら良い具合に条件に合うグローブがあったので早速買ってみた。hit-airのWS3というグローブ。この前書いた、スロットルが滑るようになってしまったタイチのグローブの代わりだ。そっちは前傾姿勢でなくアクセルも軽いアドレス専用にした。
主素材がレザーであること、転倒時に突きやすい小指側のプロテクションがしっかりしていること、甲側プロテクターが突っ張らないフローティング式であること、など条件に合致。現行品はWS5で、ひとつ型落ち品になるが機能には大きな変更はない。こちらの方が安かった。
ウインターグローブは同じメーカーでもサイズがタイト気味になることが多い。購入の際、近所の店舗を回ってみたがhit-airのグローブは全く見かけず、仕方なくチャートを頼りにサイズを選んだ。他は問題ないが親指だけあまり余裕がない。グリップを握った時にグローブの長さがジャストで指先に当たるようだと結構気になるもの。出来ればあと数mmだけ余裕が欲しかった。でもワンサイズ上だと今度は他がブカブカになるんだろうなw デッドエアを重視してあえてそちらを選ぶ人もいる。
保温性は良好。生地が重なるウインターグローブはどうしても操作性が悪くなる。これも生地がズレる分、アクセルの開け始めがワンテンポ遅れる。プロテクションがフローティングなので各指の操作感はわりと良い方だ。
14/11/07(Fri) [長年日記]
▼ 名栗の色づきは
明日から天気が悪くなる予報。せっかくの休みが雨で潰れてしまいそうなので、出勤前に名栗をぶらついてくることにした。
ところが昼前というのに道路がめちゃ混みでなかなか動かなくて参った。飯能市街を過ぎてもなかなか車が途切れず、渓谷に入ってようやく道が空き始めた。
有間ダムに到着、一息つく。
紅葉の進み具合は半分くらいかな。
まだ緑色が多く残っている。
鳥居観音の前を通るとモミジが真っ赤に色づいていて、こちらはもう見頃のようだった。今日はのんびり見る時間がないので残念ながらスルー。景色を眺めながら山里の道をのんびり流す。上名栗の方ほど紅葉が進んでいるようだ。
山伏峠を越えて国道に出た。芦ヶ久保のフルーツガーデンでうどんを食べようと思ったら、ちょうどうどんが切れてしまい提供まで20分ほど掛かるというので、諦めてそのまま丸山線から帰路に着いた。
県民の森の辺りの紅葉が綺麗だ。
刈場坂峠からの眺めも今日は澄んでいた。この分だと帰宅したらちょうど出勤時間になりそうな塩梅。寄り道せずに帰ろう。
14/11/10(Mon) [長年日記]
▼ 奥多摩の秋
昼に家を出て、奥多摩へ紅葉を見に行ってきた。今日も曇りがちで天気は今ひとつ。とはいえ数日前までは雨の予報も出ていたのだから、ツーリングライダーにはありがたいことだ。
秋川沿いの道を五日市方面に向かうと、すでに紅葉が見頃だ。最近使っている抜け道。
檜原街道から今日は素直にそのまま奥多摩周遊道路へ。雨がパラついていたらしく、山間部の路面はあちこち濡れていた。
毎度の三頭橋、旧深山荘前でコーヒー休憩。桜などの色づきの早い葉っぱはもうほとんど散っている。その代わりモミジが盛期で、晴れてさえいればさぞ目を楽しませてくれただろうになあ、とちょっと残念に思う。
奥多摩湖畔の大イチョウ。最盛期を迎えている。最近イチョウの優しいイエローがとても好き。
大菩薩ラインを快走して一気に柳沢峠へ。峠付近はことさら秋終盤で、カラマツが色づいていたくらいで寂しい風景になっていた。晴れていればまた雁坂トンネルで秩父に抜けようと思っていたが、あいにくの天気なので今日はここで引き返すことにした。
丹波渓谷の紅葉も最盛期を過ぎ落葉が始まっている。紅葉前線は里の方まで下りてきている。ギリギリ間に合って良かったな。
奥多摩は結構モミジが豊富で、あちこちで真っ赤な葉を見ることが出来る。帰りは今川峠から小菅に出、r18から檜原街道に戻るコースを取った。
今年頭に新装したたちばな屋でかなり遅い昼食を摂る。ここに寄るのって10年ぶりくらいかなあ。まだ午後5時だっていうのにすっかり真っ暗だね。
手打ちのちぢれ麺ともよく合っている、優しい味のワンタンメン(830円)。ナルト、メンマ、ほうれん草、海苔と支那そば系の伝統的具材が嬉しい。チャーシューも昔ながらの硬めのもの。
まだ余力があったので下道でトコトコ行こうかと思ったら秋川街道が酷く渋滞していて、結局圏央道で帰ることに。良い紅葉狩りだった〜。
14/11/11(Tue) [長年日記]
▼ 東秩父紅葉ドライブ
曇り空。少し雨もパラついたようだ。意外と昨日の疲れが残っていてバイクを走らせる余力は無かったけれど、クルマで近場をうろついて見頃のイチョウを探すことにした。
まずネット情報からときがわにある大イチョウを訪ねてみたが、さすがに里ではまだ時期が早くて紅葉の気配すらなかった。賑やかな県道沿いにあるので落ち着かないのと電線がちょっと邪魔だが、なにしろデカいので色づいた時を見てみたいもの。
ついでに、クルマを停めた木のむら物産館でうどんと唐揚げを買って昼食。
この後はノープラン。とりあえず白石峠方面に向かうと、いい感じの色づきが続く。西平で慈光寺に折れてみる。去年も紅葉目当てに来て肩すかしを食ったのを思い出したが、やはりこれといって見応えのある景色はない。先に進もう。
白石峠に出て、さらに堂平山へ上る。天文台周辺のモミジが真っ赤だ!
これは見事な色づき。
パラグライダーの発着場からパノラマを見下ろす。人里はr11沿いの白石集落だろうか。
しばらく眺めを堪能していたが、バイクと違って薄着なので体が震えてきた。クルマに戻って定峰峠を下る。
麓に下りるとわりと大きなイチョウがいくつか目に入った。1本1本近くに寄って見てみる。
長慶寺前のイチョウ。
松郷峠から再びr172に出てときがわへ。いい機会なのでずっとスルーしていた三波渓谷に寄ってみた。駐車場から川に下りていくと、地味ながらも雰囲気の良い渓流があった。遊歩道のようなものはなかったが、夏は川遊びで賑わうようだ。
帰り道では少し日も差してきた。来週はもう少し天気が良いといいな。
14/11/17(Mon) [長年日記]
▼ 岩殿観音夕方散歩
今週はどうにも布団から出られない休日。ひたすら惰眠を貪る。
夕方にちょこっと外に出る気分になったものの、バイクではなくクルマ。東松山は岩殿観音正法寺の大イチョウを訪ねた。
市街の混雑を抜ける間に日はすっかり傾き、現地に着いた時には山間部ということもあり辺りはすでに薄暗くなっていた。
人気が皆無の境内を進んで行く。正規の参道からは階段を登るが、物見山の駐車場からは逆に下りていくことになる。
先にお参りをしよう。岩壁を背にしたお地蔵さんがやたら絵になる。
本堂の隣には巨大なイチョウの木があった。何十もの株と根がうねるようにからみってドンとそそり立っている。石のように硬い幹。これは立派。ここも色づきはまだ先のようだ。
帰り道の陸橋から見えた、渋滞する関越道。
14/11/23(Sun) [長年日記]
▼ 国神の大イチョウ
今月は仕事から帰って大相撲中継の再放送を見るのを楽しみにしていた。千秋楽を見てから床に入ったので今日も午後まで寝潰した。
日暮れまであまり時間がないし、家でのんびり仕事の疲れを癒すのも良いのだけれど、天気が良いのは今日明日限りなのでわずかな時間でも出かけることに。国神の大イチョウを訪ねよう!
関越に乗り、花園から皆野を目指した。3連休中日の日曜、市内の国道は結構な混みようだ。帰り道を考えるとちょっと憂鬱。寄居から皆野へは長瀞対岸の県道から親鼻橋を渡り、荒川上の道を通るのがリーズナブルで快適なルートよ。
川上の道の途中から枝道に入って少し行くと、大イチョウがあるはずだが…黄色の大きな木は目立つのですぐ見つかったが、そこまで行く入口がわからない。グルリと一周しかけた時に、さらに小さな枝道に案内板を見つけた。
1車線の車道の突き当りに現れた大イチョウ。南側が正面らしく社と看板が立っている。
頂部がスカスカな印象に見えるのは…
主幹を折損しているためだ。
しかしながら貫禄を感じさせる姿に満足。
さて、飯でも食べて帰途に着こう。
ところが秩父市街の混雑が酷く、クタクタになって(近頃はあまりすり抜けをしない)道の駅に避難。美味しいスタンド蕎麦で食事を済ました。
交通状況によるとR299は吾野辺りから赤線が続いている…。真っ暗な山道は危ないからなるべくなら走りたくないんだけど、定峰峠を越えてときがわルートを取ることに。連休の混雑は酷いね。
14/11/24(Mon) [長年日記]
▼ 晩秋 奥多摩
今日は午前からの行動だ。今月中にもう一回行こうと思っていた奥多摩へ。
あきる野から檜原街道に入り、上川乗からr33へ。のんびりと紅葉を楽しみながら走っているうちに、薄曇りですっきりしなかった空模様も次第に晴れへと変わってきた。
やや開けた場所に大きな1本のモミジ。傍らにバイクを停めて小休止。
小さな谷間に陽が降り注ぐ。
r18に折れて、さらに晩秋の景色を楽しむ。ところどころに色づきの良いモミジが現れるものの今ひとつ良い写真が撮れない。やはり木そのものだけでなく背景も重要。
小菅村に入り、分岐の手前に真新しい青看が現れた。今日の目的の一つである開通ホカホカの松姫バイパス。しっかり旧道への道も明記されているということは、とりあえずは廃道にはされないようで一安心した。
新道に折れてすぐ橋を渡り、短いトンネルを潜る。
その先を右にカーブするといよいよ松姫トンネルだ。
コンクリート造りのシンプルなトンネルの中には、まだ塵のようなものが漂っていた。
およそ3分でトンネルを抜けた。総延長は3kmちょっとだから、湯の沢トンネルより300mほど短い。旧道の離合に苦労するようなクネクネの狭路から思えば、たしかに段違いに便利だよ。こりゃぁ地元周辺の人も相当嬉しいんじゃないかなぁ。
大月側は新道と旧道のトンネルが並んでいる。旧道の峠走りを楽しむライダーも少なからずまだいるようだ。こちらは12月から来年春まで法面工事のため通行止めになるとのこと。
R139をトコトコと進み、前回に引き続いて寛城(ゆるぎ)のカエデを見に寄った。
おおっ、綺麗な赤に色づいている!
補色が映える。
山側の枝葉はまだ緑色が多く残っている。これだけ大きいと1本の木でも色づきに時間差があるのだな。
青空にも映える。ミュージカルばりにピンと伸ばした枝がカッコイイ(わかるかなぁ?)。
鳥居と竹林が入ると俄然和風の趣が強くなる。
はぁ〜、堪能した。知名度はマイナーながら立派なモミジだった。今年ふと立ち寄ってみて良かったよ。
続いて猿橋に行ってみよう。たぶんちょうど川面のモミジが色づく頃だと思うが…
敷地内のモミジが見頃だ。例年では川面のモミジの方が遅れて色づいていたように思うが…てことはまだ早いか?
いやいや、しっかり色づいてました!カラフル。
コーヒーを飲みながらグルッと一回りしてこよう。
モミジが散りばめられた広場。橋の手すりや床板がやたら綺麗なのは、最近補修か何かしたのかな。橋には行灯が置かれているのも初めて見た。おそらく夜間はライトアップするのだろう。
イチョウはほぼ落葉していた。銀杏特有の匂いは多少あるが、さほど気にならない。近隣の人がこまめに片付けてるんじゃないかな。
お腹が減った。そろそろ昼食にしよう。
もちろん大月の彩りへ。もりうどん大盛(450円)+きんぴら(50円!)+ちくわ天(撮り忘れ・50円!)でトータル550円!安すぎる!!今日は冷たいうどんだからきっちりお腹に入った。
ここから折り返し再びR139を北上、早くも傾き始めた日の光を浴びる深城ダムを過ぎ、今度はバイパスではなく旧道に進み、松姫峠へ。ほぼ貸し切り状態ながら、俺の他にも峠道愛好家が走っていないとも限らないので慎重に上っていく。そして路上の落ち葉を片付けてくれる業者さん、いつもありがとう。
峠に到着。山の高所はだいぶ枯れ木が目立つようになった。来週になれば中腹の葉も落ちることだろう。
トンネルはこの山の下を貫いている。その向こうの2筋の道の下側がバイパスに行く本線、上は枝分かれした旧道だ。
R139を奥多摩湖へ進むと、西日を受けていっそう輝く紅葉。たまらずバイクを停める。
晩秋の静かな湖畔。
木が邪魔で道路からはアングルが限られてしまうのが残念。
三頭橋で休む。まだ周遊道路に向かうバイクや車は多い。今日の道中でも日当たりの悪い路面にはすでに凍結防止剤が撒かれていたから、おそらく周遊も同様だろう。
軍畑から成木に抜けるコースで帰ることにした。
紅葉を楽しみながら湖沿いの国道をのんびり走る。
オレンジに色づく奥多摩湖。
湖畔のモミジも最盛期だ。
たっぷりと秋の奥多摩を満喫したよ。いいツーリングだった!