10/07/01(Thu) [長年日記]
▼ ピットイン
仕事からの15kmほどの帰り道、途中にピットイン(休憩)出来る場所があったらいいのにな、と最近よく思う。まだ富士見BPが有料だった時は、よく料金所のPAの自販機でコーヒーを飲んでから仕事に向かったものだった。
適当に開けていて、多少の灯りがあって、いくつか自販機が置いてさえあればいいのだが、しっくりくる場所はなかなかないものだ。
そこで最近はそういう気分の時は関越道の三芳PAに寄ることが多い。多少猥雑ともした雰囲気の上り線、洒落たモール式の下り線、どちらも外部からの客にも開放されていて、一時旅の風情に浸るには良い場所である。
10/07/04(Sun) [長年日記]
▼ 川越 つけ麺 善龍
夜、つけ麺が食べたくなり、市内のつけ麺屋を検索して仲町の大正ロマン通り角に三四郎なる店があるということで行ってみたが、10時閉店のはずが9時過ぎですでに店仕舞いの後だった。市街を縦断するr39沿いを鵜頭坂方面に手前に戻るともう一軒、未訪問のつけ麺屋があるのでそちらに向かってみる。
ニューウェーブ系の看板が掛かるめん業一筋 善龍、12ほどのカウンター席が調理場をコの字に囲んでいる、こじんまりとした店だった。店内は明るく清潔感がある。店員も客も若年層が中心のようだ。
程よいざらつきの麺にこってりした魚介系のスープがしっかり絡んで、なかなか美味しかった(味玉つけ麺 880円)。
10/07/05(Mon) [長年日記]
▼ 梅雨空の秩父
朝一で起きると腹が減っていた。チェーン店以外で朝っぱらからやっている飲食店はそう多くないが、小鹿野に9時から開いている美味そうな蕎麦屋が検索でヒットした。
空模様は優れないが少し走りたい気分でもあるし、雨の降り出す前に一回りして来よう。
関越道、嵐山小川ICからアジサイが満開のr11で定峰峠を越えて秩父市街に下りる。R140の裏道r84を北進、皆野長瀞ICを横に見て親鼻橋を渡り金崎交差点を左折。r37を並走する裏道とフルーツ街道を抜けて下吉田でr37に合流。
黒海土BP交差点でR299に折れて志賀坂方面に向かうと1kmほどで寺社への道がある。静かな枝道を上っていくと、先が開けて見事なアジサイの群生。
アジサイの向こうの茶屋が目指す蕎麦屋のようだが、少し進んで地蔵寺まで行ってみる。小山斜面いっぱいに整然と並ぶものすごい数の地蔵・・。
ここは浮かれた気持ちで軽々しく入っていい場所ではない、なんとなくそう感じて、手を合わせてから茶屋に引き返した。
ちなみに、生まれることが出来なかった子を供養したいという親の真摯な気持ちは大切だと思うが、供養をしないと障るとか祟るとか、あたかも脅すかのような口ぶりで客を釣り集めようとする団体や自称霊能力者は人として軽蔑せざるをえない。
観音茶屋。小鹿野ウェルカムライダーズのマークが目に入る。ライダーには味噌こんにゃくのサービスが嬉しい。
▲年季を感じさせる落ち着いた建物
品書きを見るとあれも食べたい、これも食べたいと目移りしてしまうが、今日はここでしか食べられないという鬼ころりの付いた観音蕎麦セット(\1,600)を注文。
田舎蕎麦はまあ平均的な出来。天ぷらは作り置きながらカリカリサクッとして美味しかった。
鬼ころりは山芋と蕎麦粉を揚げたもの。ワサビ醤油をつけて食べる。ちょっと粘り気があって田舎らしい素朴な味がした。中味が詰まっているので結構食べでがある。完食してすっかり満腹になった。
昼に団体客でも来るのだろうか、店のおばちゃんたちは皆忙しそうにしていて厨房に籠りきりで、一見の一人客はお呼びでなさそうだ。そそくさと茶屋を後にした。
R299に戻り、志賀坂峠を越えて神流町に出ると、とうとう雨がボタボタ落ちてきた。一気に蒸した暑さの中、カッパを着て帰路に着く。R462を鬼石まで下りて来ると雨は上がった。
r44から円良田湖を経て、花園ICから関越道に乗ると今日の旅もそろそろ終わりだ。うっとおしい梅雨空だけれど、また合間を縫って出かけよう。
10/07/11(Sun) [長年日記]
▼ バイクカバー新調
2りんかんにバイクカバーを買いに行く。裂け目をガムテープで応急的に補修していたが、さすがにもう限界。それでなくても使用3年目、防水効果もほぼ無しとあっては梅雨のただ中に雨ざらしになっちゃうからな。
今回もヤマハ(ワイズギア)のベンチつきタイプ。いつもはカウルミラーというのを買ってるのだけれど、900SSにはかなりブカブカなので全長がひとつ小さめのLサイズにしてみたがやっぱイマイチフィットしない。というのは、カバーのカッティングがネイキッド車が左にハンドルを切った時用なので、どうやっても左ミラーの位置が合わないのだ。それと後端(テールカウル)の幅も大きめ。とういうことで全長以外は全く合わなかった。次はおとなしくカウル車用のにしましょ。
帰り道、昼食に善龍に寄って味玉つけ麺を食べる。こないだは週末の夜とあってか若いグループ客ばかりだったが、休日の昼間は自分のようなオッサンの一人客が多かった。最近肉脂摂り過ぎかな?でも日頃ごはんか麺類の炭水化物ばっかだし、ちょうどいいかもね。
10/07/15(Thu) [長年日記]
▼ 上福岡 つけ麺 丸和乃
ふじみ野の周辺にはまだ何軒かつけ麺屋があるようで、そのうちの一軒に、営業時間が夜の10時から1時までのわずか3時間という珍しい店があった。というのは、もともとホルモン焼きのお店が店主の趣味?が高じて時間限定でラーメンとつけ麺を出すようになったという。最初は昼時に始めたらしいが、昼と夜の両立は体力的に難しかったようで今は夜の営業にしたようだ。今夜たまたま店のシメ作業が早く終わったので、ちょいと寄ってみることにした。
店の名は丸和乃。旧通りの商店街にある外観からすでにそうだったが、店内はいかにも昔から地元で営業してます、といった雑然とした装い。知らずに入ってしまったら、うわ失敗した?と思ったかもしれない。チェーン店にはない小さい個人店の強みというのか、店主さんは大変気さくで気の回る方であった。
コクダシ醤油つけ麺(中盛680円)を食べてみた。つけ麺はおおよそどこも大同小異ではあるが、ここのつけ汁はちょっと特徴的で、とろみがあって濃厚なのだが脂っ気はさほど無くて、とてもまろやかなのだ。ホルモンや野菜のダシが利いているようだ。お腹にも優しい感じがするから翌朝も安心?俺的にはもっと節粉感が欲しいところだけど。また、具のメンマも口に入れると甘さが広がり不思議な美味しさだった。
このぶんだとラーメンも美味しそうだ。今度チャンスを見て食べてみようと思う。
10/07/16(Fri) [長年日記]
▼ ラーメン 花月
この間、久しぶりに花月のニンニクと背脂の効いたラーメンが食べたくなり、仕事帰りに朝霞まで足を延ばして食べてきた。大方の店は2時で閉まってしまうが、朝霞駅前店は4時まで営業しているので自分のような深夜族は助かる。
花月は地元の駅に出来た時にしばらく通ったが、一度朝イチで食べてしまって一日胃がもたれてからあまり行かなくなっていたのだった。まだ醤油ラーメンといえば海苔、メンマ、ナルト、鶏ガラスープの東京ラーメンしか知らない頃の話だ。
さてチェーン店の味とはいえ、適度に濃厚でまろやかでさっぱりで、やっぱり美味しいと思う。麺がかなり細く軟らかく感じたが、これはつけ麺の太麺に慣れてしまっているせいだろうな。
以来また休みの日とかにもたまに近所の店舗に寄るようになった。どの店舗でもほぼ間違いなくきっちり同じ味を楽しめるのも大型チェーン店の強みだ。本家は名店でも支店がとんでもなく酷い味の店だってあるもんね。
10/07/18(Sun) [長年日記]
▼ 川島 ラーメン あぢとみ食堂
この暑いのに、つけ麺でなくラーメンが食べたくなってあぢとみに行った。実は昨日と続けて連日(;^ー^)
▲家からあぢとみへは国道1本で行けるのだが、いつも空いている裏道を使う
醤油太麺 濃口(780円)
大量の節粉が混濁した濃厚スープは美味の一言・・太く腰があってもちもちの麺、かいわれ大根のさっぱりした味わいも欠かせない。自分的ベストのラーメンかも。
▲帰りも田んぼの中を抜けて行く
10/07/20(Tue) [長年日記]
▼ 限界を感じた奥只見湖
せっかくの梅雨明けの晴天の休みを無駄にするのもなんなので、以前から行きたかった奥只見湖へのツーリングを決行した。里から湖まで大半の区間をトンネルで繋いだバイパスのシルバーラインは変わらず二輪車通行禁止であるが、数年前からR352の二輪の通行禁止が解除され、新潟から福島へのルートが開通した。
早朝5時半に出発、関越道をゆっくりとしたペースで、何度か休憩を挟みつつ北上する。
▲赤城高原SAで羽を伸ばす
日陰の多い山間部に入るとメッシュジャケットでは肌寒さを感じるほど。まさか今日は使うまいとウインドブレーカーを出る時に置いてきてしまったので、タオルを腹回りに入れて走行風をしのぐのだった。
▲関越トンネル突入前に谷川岳PAに寄る
それにしても車が多い。この辺りで気づいても良かったのだが、今日は海の日、祝日。そのことをまったく知らないで家を出てきたのだった。俺はすっかり平日だと思いこんでいるので、その後も異常な車の多さに辟易することになる。
混み合う関越トンネルを抜けると、整然と並ぶ田園地帯を快適な走行。米が美味いのを期待して塩沢石打SAにて塩おにぎりの朝食。
残念ながら以前北海道ツーリングの時に立ち寄った新潟市内のSAのご飯のレベルには達していなかった。あの超絶美味しいご飯をもう一度食べたい・・。
併設のICから下道に下り、R353を西に進む。ここでも通行料1,000円台の表示で休日料金であることに気づけたのだが・・。
十二峠から魚沼スカイラインに入る。思ったほどの険しさはなく、田舎の小山に登っていくような気軽な感じの道である。ほどなく、魚沼展望台に到着。
▲案内看板が立っている
展望台に行ってみよう。10段ほどの階段を登るとそこはすぐ広場になっている。
▲展望台より東方向
素晴らしい眺め!尾根からの東側の展望が綺麗に広がって、彼方の山々と、それに挟まれた魚沼の稲作地帯のグリーンの絨毯がとても美しい。
▲南東方向
家が近所だったら毎週ここに来てボーッと景色を眺めてるのもいいなぁ・・。
先に進む。魚沼スカイラインには他にも2つ展望台があったが、茂った木が視界を邪魔して魚沼展望台ほどのオープンな景観は望めなかった。道自体は尾根筋なのでストレート区間は多いが、カーブになると意外に曲率が高い。また舗装の凸凹、段差がかなり酷く、快適なペースで走り続けることは困難だった。
▲道は全般にこんな感じの広めの舗装林道だ
スカイラインに別れを告げて麓に下り、六日町から小出に向かう。はじめnuvi指定のR17で走っていたが延々と続くイエロー(はみ出し追い越し禁止区間)地獄で、R291に迂回するとようやく快適な田舎道になった。しかし対面2車線でまっすぐな道に10数kmもの間、低速車をパスさせる区間が皆無ってのはなんとかならないものだろうか。
R352に入ってしばらくは山里の国道らしい道。二輪車通行禁止の奥只見シルバーラインの入口を横目に見て、大湯温泉を過ぎるといよいよ山道を駆け上っていく。
▲道は次第次第に険しさを増す
枝折峠に到着。峠は登山口になっているようで、おびただしい数のハイカーの車で駐車スペースといわず路肩までも埋め尽くされていた。それはもちろん休日だからである。
峠からは下りになる。深い山道をトレースしていく。今までの記憶をたどると、野麦峠から高根ダムへの道に近い感じがした。
銀山平に出てどこか広場でもあるのだろうと探している間にトラブル発生。詳細は伏せるが2時間半の足止めを余儀なくされた。
▲シルバーラインへの連絡口
時刻は昼になり、奥只見湖の南側の湖岸沿いを湖の形をトレースするようにジグザグにひた走る。ジグザグの先端の折り返し部分には、たいてい山からの湧き水が道を横切っており、道路も凹んでいるので注意が必要だった。水の下が浮き砂利になっていて一度グラッとタイヤを取られたところもあった。
延々と果てしなく続くように思われた湖岸のジグザグ道をようやく離れ、麓に下りると檜枝岐に続く直線状の国道を黙々と走る。ほぼ1.5車線ほどの道。こんな何もない辺鄙な山の中なのに、対向車がひっきりなしにやって来るので気が抜けない。かなりストレスが溜まる。俺はいまだ平日だと思っている(;^ー^)
檜枝岐の集落に抜けた。あちこちの店に裁ち蕎麦ののぼりが立っている。食欲をそそられる。集落の中ほどに計画で昼食を摂ろうと思っていた開山そばを発見。観光客スレしているのか素っ気ないオバチャンにおろしもりの大盛り(900+300円)を頼んだ。
田舎蕎麦はそう外れることはないが、ここもなかなか美味しい。器がせいろやざるでなく丸皿なので、最後の方は底に溜まった水でぬめぬめした水っぽくなってしまうのが残念。300円取るだけのことはある大盛りで満腹になった。まぁ観光地価格ではあるが。
蕎麦処の町に来ていつも思うのは、全部の店を食べ比べしてみたい!w いくらでも入る大食いだったらなぁ・・。いや胃袋の前にサイフが持たないか。それに実際本当に美味い店はそう何軒もないしね。
さて食事の後は温泉に浸かろう。檜枝岐には2ヶ所の日帰り入浴施設があるようだ。それぞれ硫黄泉とアルカリ泉と、源泉が異なるらしい。
硫黄泉の燧(ひうち)の湯に入ってみた。お湯はややインパクトに欠けるが気持ちいい。だが内湯は温度が熱くて長く入っていられず、露天の方は湯温はぬるくて良いが、直射日光がきつくてこれまた長湯出来る環境じゃなかった。夏場に快適に温泉に入るのはなかなか難しい。
ほとんどカラスの行水で外に出て、再び山道の国道に戻る。時おり前走車の列に追いついてしまうと、そうしばしば追い抜くスペースがあるわけではないのでしばらくはノロノロと後を着いていかなければならない。
塩原温泉で給油のついでに休憩。時刻は4時。ここまでくれば東北道までは一息だ。しかし東北道でも渋滞の列が俺を待ち受けていたのだった・・。
今日は色々な場面で体力と気力の限界を感じた。毎週のようにドカであちこち出かけて走り回っていた頃があったなんて自分でも驚きだ。バイクも10万キロ走ってだいぶくたびれたが、人間もくたびれているらしい。くたびれてくると集中力も低下する。もうバイク旅はいいかな・・と感じてしまったツーリングだった。
10/07/27(Tue) [長年日記]
▼ 朝霞 つけ麺 つけ麺番長 銀
常連のお客さんから、職場の近くにあるつけ麺屋が美味しいというので行ってみる。実は話を聞いて何度か店を訪ねてみたのだけれど、その度に休憩時間だったり定休日だったり、はたまた臨時休業だったりとまったくもって間が悪かった。こりゃそうとう縁がないのかと思ったが、4度めの今日、無事入店することが出来た。
まずはつけ麺屋にはよくあるシステムで、先に自販機で食券を買うわけなのだが、これだと席に着いてメニューを吟味出来る時間的な猶予がないので、内容をまだよく知らない初めての店では結構焦ってしまったりする。
ともあれ麺の量とスープを決める。麺の量は並盛、中盛、大盛すべて680円と相場より安めだ。同じ値段だとついつい盛りの多い方を選んでしまうのはやはり貧乏性のセコさだろうか。さらに100円200円追加でスペシャルな番長盛りというメニューもある。スープはお客さん情報で背脂とんこつを薦められてはいたが、自分は脂っこいのは苦手なので魚介系の和風にした。
やや茶褐色がかった太麺はまずまず。ドロリ濃厚なとんこつスープには節粉が浮かべられ、具のモヤシの影響も多分にあるが独特の変わった風味。一口めはウッと思ったが食べて進むと慣れてきた。それでもやはりあまり好みの味ではない。特にモヤシは風味をぶち壊している気がするから要らないと思うなぁ。そうだった、情報でも和風はイマイチと聞いてたよ。
それじゃ次回は腹具合を見て評判の良い背脂とんこつに挑戦してみようかな。店員さんたちのシャキシャキした接客が好感の持てるお店だった。
10/07/30(Fri) [長年日記]
▼ ライブ前の打ち合わせ
VoのK氏が来訪して、8/22のライブの打ち合わせ。ずっと前の企画段階ではアルカトラスのフルコピーだの懐かしのジャパメタ特集だの夢をふくらませていたが、結局今年もアコースティックでやることに。ピックアップしておいた曲リストを検討してもらう。来年も出るとしたら今度こそバンド形態でやりたいなぁ!
10/07/31(Sat) [長年日記]
▼ 祭の夜カラオケ
今日明日は地元のお祭なので、夜はお店の予約がガラガラ。池袋の三つ子一家の来訪があって一時賑やかになったが、基本地味〜に店番を終えた後で、若オーナー夫妻と3人でカラオケに行った。この間ハマったマクロス7の曲を連続で歌いまくる。もっと歌が上手くなりたい・・。
Before...
> kato [メーター見てませんけどたぶん5〜600kmくらい走ったでしょうか? 魚沼展望台は絶景でした。オススメです。 奥只見は..]
> にし [5-600km了解 只見回りも600kmくらいあった じゃあ魚沼展望台は晩秋の頃に ウヒヒ 奥只見はあの山岳道路みた..]
> kato [遠いわりには走りが楽しめたり見晴らしがいいわけでないし・・ この内容なら自分的には埼玉・群馬辺りの山道で十分満足かも..]