21/11/03(Wed) [長年日記]
▼ 紅葉の奥多摩を走る
午前中用事を済ませて、奥多摩まで紅葉狩りに出かけた
今日は祝日 観光地は混雑が避けられないだろうと思いつつも、午後から向かう車はそこまで多くはないだろう
あきる野ICから檜原街道に入る 麓を離れるとだいぶカラフルな景色になっている
今回も上川乗からr33に折れてスタンドで給油後、r18に進む 周遊道路方面と違って交通量は激減
山間部はちょうどモミジが見頃の時期で、あちこちで真っ赤に色づいた姿で出迎えてくれた
民家の庭の道路際にある立派なモミジ
県道沿いの峠や集落、渓流、学校跡などでたくさんのモミジを楽しむことが出来る
小菅から丹波山に抜けてやまびこ庵に滑り込む 今日も美味しいざるそばを戴いた
敷地内の釣り場を散策する 真っ赤っか
イチョウも綺麗に黄葉している
だいぶ日も傾いたけれど、R411に戻って丹波渓谷に向かう
行楽客は概ね帰途に就いてしまったので交通は疎らだ
素晴らしい渓谷の紅葉! 肉眼ではだいぶ薄暗くなっているが、なんとか写真に収められた
帰りは今秋初めて電熱のスイッチをON パンチングレザーのジャケットでもぽかぽか温か まったく優れたアイテムだよ
ちょっと小河内ダムに寄り道 もちろん施設は何もやっていないけど、休日の終わりの空気感を味わいたい
それじゃ家路に就こうか 今日は青梅街道をトコトコとゆっくり流しながら帰りたい気分だな
21/11/08(Mon) [長年日記]
▼ 900SS カウルの補修
立ちゴケする時はきまって左 オフ車に乗ってた時も左回りのアクセルターンが苦手だった やっぱりスロットルが遠いから?
SSは倒すとウィンカー部分の出っ張りにダメージが来やすい この間の立ちゴケで割れてない左側のカウルの予備を使い切ってしまった😭 右はまだ2枚もストックがあるのに…
数年前まではよく見かけたヤフオクの出品も今はあまり良い出物を見かけない ということでFRPの補修に手を出してみる気になった
ホームセンターで物色してみると、溶剤の一般的なやつの他に二液タイプのシリコン系接着剤を使う補修キットがあった 自分のような初心者には後者の方がはるかに敷居が低い まずはこちらでお試ししてみよう
カウルの補修部分をペーパーで研磨 位置合わせをして表側からテープで固定する
混合した接着剤を塗り、ガラス繊維を貼り付けヘラでよく押し付ける これを3枚繰り返す なんだ、意外と簡単じゃないか✌
しかし乾燥後テープを剥がすとヒビ割れ部分が思い切りズレて段差が残ったまま固定されていた🥶 せっかく直すというのにこれはいかにも目立つ 仕方がないので表側をペーパーで均したが、こうなるともはやタッチアップ程度では済まない スプレーペイントまでやる羽目になったか…
デカール部分をマスキングするのは面倒なので上下ラインで分割して無地の上半分だけ塗ることにした プライマーとペーパーで下地を作り、
ドゥカティレッドに一番近いという情報があったホルツのスーパーレッドIIを塗る 色はたしかに近いね!
4回塗ったら数日乾燥 マスキングを取り、#1000のペーパーで均してウレタンクリアを4回スプレー、また数日乾燥させるがしっかり柚子肌になっていた… あとペイントの境目はやはり段差が目立つが手を抜いたので仕方ない
それよりなにより、一番平坦で目立つ箇所に羽虫が3匹もくっついてたのが忌々しい! 残念ながらこの痕は完璧には消せなかった
#1000〜#2000のペーパーとコンパウンド3段階で仕上げると、まだ柚子肌は残っているもののなんとなく見映えは良くなった
車体に装着してみる 修復部分はしっかり凸凹してるけど、まあ遠目から見るぶんには粗も気にならないし最初はこんなもんか バキバキに割れたままよりはずっといいよね
2枚目はもっとしっかり平らになるようにがんばろう
21/11/10(Wed) [長年日記]
▼ 名栗で紅葉狩り
お昼過ぎ、ドカで名栗まで紅葉狩りに出かける 圏央道青梅ICから成木長生病院、小沢トンネルと進む毎度お馴染みのルート
なんか今日は圏央道も下道も妙に車が少ない なんでだろ
r53沿いを流していると、とりわけ目立つイチョウが目に入ってきて思わずバイクを停めた
石柱には延命寺とある この一角は緑や花木が多いと思っていたがお寺だったのか
青空に黄色がよく映える
単なる田舎の県道沿いなんだけど
落葉の絨毯の効果でちょっと景色を切り取っただけでめちゃ風情出るね
有間ダムに寄ると珍しく堤体には行楽客の車がいっぱいだ 絶好の天気だもんね
あれ、ずっと通行止めだったダム管理所の先が通れるようになってる… とりあえず確認がてら行ってみるか
最奥の林道は相変わらず通行止めのままだが、管理釣り場までは普通に通行できた
名栗湖(有間ダム)北岸のモミジ
真っ赤!
この感じだと来週くらいまでは見頃だろう😊
ダムを後にして鳥居観音に立ち寄る 中腹まで車で上ることが出来るが、季節がら駐車料金(入山料)は車が1,000円(麓の駐車場は500円)、バイクが300円
荒れたコンクリ舗装になかなかの急坂なので走行には注意が必要だ 下りではリアが跳ねまくって若干怖かった アドレスなら楽勝だけど
鳥居観音もモミジの名所 残念なのはすでに日が山の陰に入ってしまっていること
ここに来るなら太陽が東にある午前中がベストかな
玄奘三蔵塔の駐車場から救世大観音までは徒歩5分ほどの道のり
像の脇にも駐車場があるのだけれど、路面崩落で補修工事が行われていて現在使用不可
山中にそびえ立つ3体の巨像
これまではここの施設が開いているのを見た時がなかったが、今日はなんと像の胎内に入り、展望台に登れるらしい!(基本4〜11月の土休日の開館とのこと)
せっかくのチャンスと意気込んで登り始めたはいいが、螺旋階段を延々と登っているうちにとんでもなく不安になってきた
そう、自分は高所恐怖症なのだった この高さ…やばくないか? 鉄骨折れたりしない? コンクリ割れない?(恐怖症の被害妄想)
小さな扉を開き屈んで外に出る うわあああああ!!!
こ、これはやばい 膝が震える!!!
金網でガードされてはいるものの、ほぼ素通し 1分も持たずに速攻退散した
下りていく途中、小窓から横に並ぶ観音像を見ることができる そうだよ、今この高さにいるんだよ〜
無事に地上に戻り、像を下から見上げる 展望台は観音様の後頭部にあったのだ
マジンガーを操縦すると毎回こんな思いをするのか…
秩父に出て食事を摂る 今日も振られ続きだったけど、パリー食堂が開いていた
カツカレー(850円)はとろっとしたソースがいかにも洋食ぽい出来栄え カツも美味しいし、炒めタマネギがまたいいんだよね
今まで2回とも美味しかったから、次回もまた違うメニューを食べてみたいな
国道の交差点の渋滞を回避して羊山公園に寄ってみると5時半で人の気配は皆無 すっかり秋も深まったなあ
帰り道のR299は激冷えで、電熱がなかったら完全に風邪引いてたな 気温一桁台だもの
21/11/12(Fri) [長年日記]
▼ 900SS Fタイヤ交換
フロントタイヤにスリップサインが出たのでまたいつものPilot Road2に交換する…つもりがなんと生産終了!😱 調べてみたら今年の頭にはもうアナウンスがされていたみたい 知ってれば1セットくらい買っておいたのに😭
じゃあ何を入れようかと考えていたら「Pilot Power安いよ」との言で決定 正直今の自分の用途にはオーバースペックな気がするが…
ということで仕事帰りに世田谷のRAZAに寄る
あ、でも見た感じトレッドパターンも思ったほど違和感はないか
あとはライフがどの程度か あまり持ちが良くないようなら次からはRoad5にしてみようかな 最新タイヤは高いけど
(走行:78,960km)
21/11/24(Wed) [長年日記]
▼ 正法寺のイチョウ 黄葉調査
先週から思い切りリズムが夜型になってしまって、休日も走りに出るタイミングを逸してしまう 今日はなんとか昼過ぎに起きられたので近場を軽く回ってくることにした
そろそろ岩殿観音正法寺の大イチョウが色づいている頃だろうと調査に寄ってみるも、あれ まだほとんど緑だね…
ちなみに帰り道で見たr30沿いの関堀の大イチョウは真っ黄色になっていた
観音堂横の薬師堂も開帳されていた
お参りしていると参拝客がひっきりなしに境内にやって来る やはり皆イチョウが目当てのようだ
(旧)参道の家並
訪れる人は大体物見山公園の方から入ってくるものと思っていたが、意外と参道から来る人も多いのね
寺を後にして県道を小川町からときがわと回り、毛呂山大海軒で夕食 アツアツのワンタンメンで体が温まった
日が暮れるとバイパスは渋滞 遠回りにはなるが裏道を縫って戻ることにした
冬場は日が暮れて冷え込みが厳しくなる前に帰途に就きたいけれど、ちょうど退勤の時間と重なってしまうのが難だ
21/11/25(Thu) [長年日記]
▼ アドレス E/Gオイル交換
ちょっと前からFIの警告灯が点かなくなっていたので作業がてらオイル交換 今回も時期をややオーバー
メーター球のLEDが見た目には全然わからないが切れていた 予備球と入れ替え
(走行:110,660km)
(追記:なぜかこの後すぐまた切れてしまったので通常のムギ球に交換 おかげでエラーコードをずっと見逃していた)
21/11/28(Sun) [長年日記]
▼ 三芳 永井
肉汁うどんが食べたくなり、早めに家を出て出勤途中に寄っていくことにする
口コミの評判も良く、ずっと来たいと思っていた三芳町の永井 工場や物流会社が多い、関越道と川越街道の間を並行した裏道にある 仕事帰りなんかにPasar三芳で休んで行く時にいつも使う道だ
行列が絶えない人気店とのことだが、幸い日曜日の半端な時間帯ということでさして待たずに入れた
消毒や仕切り、席の間引き案内などコロナ対策もしっかりされている
肉汁うどん中盛(800円)と、ちくわ天と本日お薦めのピーマン天(各100円)を注文
こういう個人店はいつも行っている割安チェーン店とは具の量が違う 肉はでかいしネギもゴロゴロ入っている 素晴らしい 青菜があるのもいいね
麺はというとツヤツヤの表面はすごく柔らかで芯は少し硬さを残した感じ 小耳に挟んだところでは茹で時間に18分(!?)と言っていたからおそらく茹で置きなのだろうが(天ぷらは揚げたて)問題ない美味しさ
食べ応えがあり過ぎて正直天ぷらは余計だったな(ちくわは丸々1本だしピーマンは大きめのが3切れだった)、と目一杯膨れたお腹に苦しみながら仕事に向かった
結局今日はこの一食で以後お腹が空くことはなかった 今度また別のメニューも食べてみたい
21/11/30(Tue) [長年日記]
▼ 日原・峰谷 晩秋ツーリング
今週ふと急に日原街道を走りたくなった 休みの今日、夕方以降は天気が崩れだすということで午前中から出かけることに
午後から出かけるいつもと違い時間には余裕があるのでR16から豊岡街道、吉野街道、青梅街道とのんびり下道で奥多摩に向かった
ここに来て冷え込みが厳しくなったためか吉野街道では路面にもう融雪剤が撒かれていて、タイヤにまだ馴染めないのもあって走行に気を遣わされる 車は疎らで、その点では快適に走ることが出来た
奥多摩駅を過ぎ、日原街道に折れる 日陰になる山道はほぼ融雪剤が散布済みで、断崖絶壁を通る道は狭くなかなかに不安を掻き立てられる
また直すのも面倒くさいから絶対滑ってガシャンとはなりたくない じゃあなぜ来たって話だが…w 気を張るライディングが続く
遡るにつれ深い谷を穿つ日原川
晩秋の景色が心の救いだねえ
日原集落から見る稲村岩
鍾乳洞の大駐車場の先は林道で行き止まりとなる
眼前にそびえ立つ燕岩は迫力ある もし石でも落ちてきたら速攻シェッドに逃げ込まないと…などと妄想してしまう
無事最深部に到達して少し気も楽になり、帰り道では集落の様子を伺う余裕も出来た
山間部ではあるもののそこまで鄙びた感じはしない
逆光になる帰り道の方が紅葉がより映えて綺麗だった
谷を渡るトロッコ軌道
国道に戻り奥多摩湖に向かう途中、峰谷でまた枝道に逸れる ここも最奥まで確認しに行ってみよう
峰谷川に架かる下り橋 下りというのは地名のようだ
そこまで古い橋というわけでもないがレトロ感ある
対岸の石垣の一部がくり抜かれた中にはお地蔵さまが鎮座
カヤと滝に興味は惹かれたが道がタイトそうなので今回はスルーした(渡った先は民家があってすぐに行き止まりになるようだ)
道は日原街道ほどは険しくなく、最後の集落 留浦に辿り着いた しかしながら斜面に張り付くこっちの方が秘境感はあるかも
舗装の終端 この先もダートが続いているが、地図によれば行き止まりだったハズ(登山道に続いていた)
いまだこんな結構な高所に住んでる人もいるんだなあ 何かと不便もあるだろうに
山の稜線がこんな間近に迫って見えるよ 目線の高さがさほど変わらない
谷間の下り集落は日照時間がかなり限られるのだろう、空気がひんやりとしている
これでミッション終了 そろそろ昼食にしよう 奥多摩湖に向かいのんきやへ
チャーシューメンに半ライス 落ち着けるいつもの味
食後は休憩なしで周遊道路へ 徐々にリーンを深くしていくと、かえって車体が落ち着くのがわかった 抜群の安心感 やっぱりPowerはこういうワインディング走行に合わせてあるんだな
月夜見第一Pに立ち寄ると、ちらほらとカメラを構えた行楽客の姿が これだけ空気が綺麗だもんね
小河内ダムもくっきり見える
風に流れる雲が少し増えてきた まだ崩れるまでには早いだろうけどやはり天気は下り坂らしい
さて、それじゃ檜原街道に抜けて帰るとしようかな 今日は距離はさほどでないわりには体はそれなりに疲労している感じ
帰りにFのプリをわずかに緩めてみたら、低速でグニッと切れ込むステムの動き方が不思議と以前のように軽く滑らかになって、ゆっくり流す時にも乗りやすくなった気がする いや、単に峠走りで一皮剥けてグリップが落ち着いただけか…?