09/03/01(Sun) [長年日記]
▼ 東松山〜吉見散策
開幕したSBKを楽しんで、午後食事に出る。森林公園前の松月庵。今日はボケていたのか、うっかり蕎麦を頼んでしまった。残念ながらイマイチ。さすがに蕎麦は打ちたて茹でたてでないと・・
日暮れ時の吉見に抜けて信号待ちで停まると、角地にある神社の梅が見頃で綺麗だった。寄ってみる。
菅原神社という小さな神社で、菅原道真にゆかりがあるようだ。人の気配の無い境内に登ると心地良い梅の香りが漂っていて、ついあちこちクンクンと嗅ぎ回ってしまった。
帰り道、大沼に寄ってみるとここでも奥の農地脇の梅林が見頃だったのだが、すでに辺りは暗く残念ながら鑑賞出来る状態ではなかった。まだまだ寒い。バイクで散歩出来る気温だともっと開放的な気分になれるのだが。
09/03/02(Mon) [長年日記]
▼ 青梅 梅の公園
天気が良いので吉野梅郷に梅を見に行く。まだ盛期には至らないが、日当たりの良い斜面側ではだいぶ開花が進んでいるようだ(参考→http://www.omekanko.gr.jp/ume/)。
午前7時に家を出てR16〜茶どころ通り〜青梅街道と順調な流れ。即清寺脇の吉野駐車場に車を停め、ぶらぶらと公園に向かう。暖房の効いたクルマの中は暑いくらいだったが、一歩外に出たら空気の冷たいこと・・出がけにちょっと迷ったけどバイクはやめといて正解だったー。
梅郷地域周辺の開花はまだこれからというところで寂しい雰囲気だったが、再来週辺りには花や人で賑わうことだろうな。
梅の公園正面口から入園、9時前なのでフリーパス。早起きは三文の徳(^^)
正面口〜中央部間の谷道から東口の小山に登っていくと、この辺からいよいよ花の出迎え。綺麗だね。
日当たりの良い東口側は開花が盛ん。この梅たちを狙って園内のいたるところに三脚を抱えたカメラマンの姿が見られる。
エッチラと頂上の東屋に到着。澄んだ空気に青空。いい眺めだ。
ところが・・ベンチでのんびり梅鑑賞していると、不意にクシャミを連発し始めた。あっ、しまった・・そう、ここ青梅はスギ花粉の真っ只中。いったんアレルギーが出てからなかなか引く気配がない。マスクを持ってくるんだった・・><
ぐるりと回遊して正面口側の小山に向かうと、谷を挟んで先ほどまでいた梅と対面する格好になる。この辺りも鑑賞ポイントだ。
あっ、月影先生・・いまさらながらそういうことだったのか(ガラスの仮面です)w
正面口に戻ってきた。いや、綺麗だったな。花粉にはまいったけど・・
さて、時間も早いし奥多摩まで足を延ばしてみる。シーズンオフの平日は車もまばら。あっちこっちで路面改修の工事をやっていてしばしば片側通行に出くわす。そういや年度末か。
お腹が減ったのでのんきやに寄ってぬるいチャーシューメンを食べた。今日は残念ながらイマイチな出来。もしくはバイクの時はプラス補正が掛かってるのかも・・(;^ー^)
r18から帰路へ。全般に走りやすかったけど、峠の前後はハーフウェットが多く、まだまだバイクで楽しめる感じではなかった。しかしバイクだとわりとあっという間なのに車だと結構しんどいな。
帰宅しても頭が重く、首の後ろがしこり状に張っている。運転姿勢か、または花粉症によるものか?足回りの塩を洗い流した後、疲労感、倦怠感に襲われて床に横になった。はぁ、疲れた。
09/03/07(Sat) [長年日記]
▼ トップにキズ
今日はとても悲しいことがあった。OMのトップに5cm長のキズをつけてしまったのだ。演奏でつけたキズならともかく、全然関係ない部分に・・嘆いても時間は戻せないが、ちょっとした迂闊な自分の行為で取り返しのつかないことに(;_;)(;_;)(;_;) 一日ずっと自分の軽率さを呪っていた。
09/03/08(Sun) [長年日記]
▼ 越生梅林
昨晩の閉店後、店のお馴染みさんとアコギ談義を交わして遅くなった帰り、R16瑞穂バイパスの南京亭で遅い夕食。24時間営業なので休み前の夜なんかにたまに来たりする。
遠回りして帰るつもりで高麗川方面に向かう。高麗家住宅の梅の咲き具合をチェック。3〜4分咲きだが開花が始まっていた。来週末辺りが見頃だろうか。
その後R299を流して吾野で顔振峠方面に上がり、権現堂〜林道笹郷線から越生に下りた。そのままノンストップで帰るつもりだったけど、もう5時を回っているし、せっかくだから梅を見てから帰ることにした。予定外なのでデジカメを持ってきておらず、まだ薄暗い中レンズにキズがついているケータイで撮ったので画質が悪い。
空が白むのを待って梅園小学校周辺を散策する。開花は全般に6〜8分咲き程度といったところで、十分鑑賞を楽しめるだろう。
あいにくの曇り空が残念。
木々の中を歩くと梅の甘ぁ〜い香りが立ちこめる(^^) 梅はこの芳しさも大きな魅力。
いやー、イイワァ*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。..。.:* ミ ☆
さて、7時近くなりそろそろスギ花粉が飛び始めそうなので、そろそろ切り上げて帰路に着くことにした。早朝は誰にも気兼ねなく楽しめていいねぇ。
▼ アドレス オイル交換
1年ぶりにアドレスのオイル交換を実施した。距離にすると前回よりおよそ7,000km経っているのでタイミング的には少々遅い。オイルは真っ黒だったがとりたてて問題は無さそうな様子だった。オイルも同じAMSOILの残り在庫を使用。次回のSSのオイル交換は何にしようか。AMSはもうちょっと輸入元が安定してくれるといいのに。
09/03/09(Mon) [長年日記]
▼ ETC助成狂騒曲
今月12日からETCの助成キャンペーンが始まるのを知ったのはつい先週のこと。車載器はバカ高いし、そうそう頻繁に長距離を走るわけでもないのでずっと取り付けをスルーしていたが、さすがにこの度の高速千円乗り放題には惹かれるものがあるので、そろそろ助成を利用して取り付けるか・・と思い情報を集めてみると、どうやら俺は完全に出遅れているらしい。予約を受け付けている店はどこもほぼ満杯。おまけに肝心の車載器は品薄で予約をしていてもモノが無くて付けられない状態の店もあるらしい・・
ともあれNap's@桶川に行って直に聞いてみた。Nap'sでは助成に関しては当日まで予約はせず、12日以降、毎日先着順で当日分の受け付けをするとのことだった。それなら出遅れた俺にもまだ見込みはある。開店前に並ぶとしようか。
09/03/11(Wed) [長年日記]
▼ ETC助成狂騒曲 その2
明日からETCの助成が始まる。行列しないで済む方法はないかと、今日は近郊の取扱店を調べて仕事前に一軒一軒訪ねてみることにした。
実際に聞いてみると、どこも口々に車載器が入って来ないという。地元の個人店ではわざわざ訪ねて来てくれたのでと色々骨を折ってくれたがやはり肝心の在庫が無いのではどうしようもない。
メーカーの方も急に需要が増えて生産が間に合わず、どうやら次回の入荷は6月、その次は9月にまでなりそうだという話も聞いた。助成自体は4月以降にもまだ何度かあるだろうということだったが、本体が無くては話にならない。
いっそのこと助成期間を細かく区切らず1年間のように長期にするとか、もしくは本体を値下げみたいなことにすれば、今回のように突発的にユーザーが殺到してしっちゃかめっちゃかな状況にならずにスムーズに普及が進むのでは。
09/03/12(Thu) [長年日記]
▼ ETC助成狂騒曲 その3
前夜にまたいつもの常連さんと盛り上がり帰りが遅くなってしまい、早く起きることが出来なかった。午後には通常通り仕事があるので朝一で並びでもして早い順番を取れなければ、今日中に作業してもらうことは不可能である。
案の定掲示板の書き込みでは、Nap'sの前には開店前から100人近い人の列が出来ていたそうだ。さらに悪いことにどうやらNap'sの手持ち在庫が今日で全て尽きたようで、ネット上にも今月取り付け分(助成分)の受け付けは終了したとの告知がされていた・・まだ初日だよ?(;´д`) この間の店員さんも俺も見込みが大甘だったわw
というわけで今回のキャンペーンでGET出来た人以外は、少なくともGW以降まではETCをつけることが困難となったわけだ。もともと日本無線1社頼みという状態がいびつなのだろうが、売りたくとも品物が無いというこの惨状ではショップからも不満やクレームが噴出しているはず。とはいえすぐまた年度明けに助成が行われるとしても、はたしてそれまでに生産が間に合うわけもないし。まあ今回はご縁がなかったということで・・w
09/03/13(Fri) [長年日記]
▼ 高麗家住宅の梅
そろそろ高麗神社の隣にある高麗家住宅の梅も咲きそろった頃だろうと思い、ドカで見に行ってみた。
一週間前にも一応エンジンだけは掛けておいたのだが若干始動が危うかった。来年の冬はフロート充電器を用意するのも良いかもしれない。
r262経由でスムーズに目的地に到着。手前のカーブを抜けると目に鮮やかな紅白が飛び込んできた。
満開には早かったがシャッターを切る年配のカメラマンがちらほら。俺も薄曇りの空の微かな陽射しが残っているうちに写真を撮ってしまおう。
ひと通りレンズに収めた後はのんびりと梅観賞する。そのうちにだんだん雲が厚くなり、空気がひんやりしてきた。降り出す前に帰るとしよう。
09/03/15(Sun) [長年日記]
▼ 東秩父の山道を巡る
ようやく暖かな春の日がやってきた。すでに昼近くではあるが、900SSのチェーンに油を差して出発。
今日は下道を使い鳩山町経由で定峰峠に向かうつもりだ。R254バイパスからr212に入ると交通量の少ない快適な峠越えの道になった。道沿いには大学の校舎や、ツツジの名所の物見山、岩殿観音という観光ポイントがある。丘の上に密集した住宅地を過ぎてときがわ町に至る。
ガソリンがリザーブに入ったので松郷峠を越えて確実に開いているスタンドのあるr11に出た。そのまま定峰峠へ。路面状態は問題なく、気持ちよく山道走りを楽しむ。
峠で休憩後、折り返してふもとのバス停から枝道に入った。地図上でこの道がr11の切り通しの交差点につながっているのを見て、探索してみようというのである。舗装林道的な狭く路面の悪い峠道がしばらく続く。T字路に突き当たり、広い道に出たので登り方面へ向かう。路面状態も良いので気持ちよくコーナーを抜けていると、突然リアタイヤがズルルルーッと滑って転倒した。
原因はコーナーに撒かれた凍結防止の砂利だった。青々として真新しい。バイクは150度右回転して下りに頭を向けている。体のダメージは幸い右腕と指、膝の打撲程度。バイクを起こそうとしたがそのままでは坂上に向けて起こす方向なのでとても持ち上がらない。ズリズリとバイクを地べたで回転させて起こせる向きに直す。ああ、しんどい。
チェックしていくと、バイクのダメージも最小限で済んだようだ。ブレーキレバー、ハンドルはうまく動いて衝撃を逃がしたようで大きな曲がりは無し。ミラー、カウル、ウィンカー、クラッチカバー、サイレンサー、エキパイなどに削れはあるが割れは無し。リアブレーキペダルの頭が折れてしまったが、走行に支障はなかった。
どうやらツーリングは続けられそうなので先に進むことにした。転倒の現場から上はしばしば砂利が撒かれていたので慎重に走り抜ける。上り勾配が終わり尾根筋に出ると、見晴らしの良い駐車場があった。
栗山林道の看板が立っている。堂平山の北にある笠山の東斜面から東南東方向を望んでいるようだ。少し休んで気持ちを落ち着ける。引き起こしで消耗した体も休ませよう。
パノラマと正対して山を下っていくとやがて集落が現れ、川沿いの道を進んでいくと見覚えのある景色に出た。見事MISSION CLEAR!犠牲は払ったが・・
再び定峰峠の山道を楽しんだ後、白石峠から堂平山天文台へ。平日の閑散さとは異なる休日の和やかな空気が漂っていた。
GLに戻り、鎌北湖に下りて帰宅。全身筋肉痛の予感(;^ー^)
今日の教訓、春の林道に砂あり、調子に乗って油断は禁物。
▼ 修復
ブレーキペダルは純正ステップごとスペアと交換する。転倒でダメージを受けるのはたいていペダルの先端だけなので、そこさえ入手すれば今回折れた奴も容易に復活させられる。
削れたカウルは同色のタッチアップを塗って済ます。にしても被害が最小限で良かったw
09/03/17(Tue) [長年日記]
▼ 水を差されて
たっぷり休養したためか、目覚めると気力体力が戻っている。暖かな青空に、走りたい虫がウズウズしてきたので半ドンで定峰を走ってくることにした。
嵐山小川ICで関越を下りるとどこやら雲が厚くなってきた・・西方面は青空なのだが北東に見えるのはどうみても灰色の雨雲である。r11を走っているうちにとうとう雨が落ちてきた('A`)
Yahooの雨雲予報を見ると数時間後も山間部の雲は取れそうになく、カッパはアドレスに積みっぱなしで持ってきていない。仮にこの後通り雨が上がっても濡れ路面では楽しみも半減だし・・
安全策を採って引き返すことに決定。いったい何しに来たんだか(;^ー^)
▲南東方面は青空
▲北には雨雲
関越に乗って山間部から離れるとたちまち青空が広がった。その後どうやら雨雲はすっかり消えてしまったようで、雨雲レーダーの画像も綺麗なもの。俺のいた時間帯だけ雨雲が発生したらしいな。ツイてない。
んで、このまま直帰するのもなんかシャクだから梅ノ木貯水池に寄る。芝生に寝転ぶとぽかぽかと陽射しが暖かい。直売所で買った焼だんごとうどん、うめー(^д^) これで少しは気も治まったかなw
09/03/18(Wed) [長年日記]
▼ 岩殿観音と物見山公園
今日も天気が良いので出勤前の散歩。今週は日に日に暖かさが増してようやく春らしくなってきた。目指すは15日にチラっとその前を通った岩殿観音と物見山公園。まったりアドレスでプチツーリングの旅だ。
このところ出かける際には鼻に塗るタイプの花粉ブロック薬を使っている。むろん完璧には吸入は防げないが、クシャミが止まらなくなったりとか頭がボーっとしたりとかいう酷い症状が出ていないので、するとしないとではだいぶ違うように思う。
川島@R254バイパスから高坂方面に向かい、関越を越すと広々とした雰囲気に変わる。こども動物自然公園の信号を右折。県道からのショートカットでなく普通に参道からアプローチしようというのだが・・道なりに真っすぐ進んだらいつの間にか山を越えてr41に出ていた。戻る。辺りを注意して県道まで戻ったがそれらしい案内は無く、結局素直に県道からアクセスすることにした。
Pにバイクを停めて、歩道のトンネルを下りていく。少しは歩かされるのを覚悟していたが、あっという間に視界が開けるとそこがもう岩殿観音だった。
近代的に整備された県道や建物の脇にこのような古びた史跡があるものだなあ。平日なので広い境内に人気は無く、表参堂の長い石段を使って大学生二人が息を切らせて走り込みを行っていた。
鐘楼台から眼下を見下ろすと、真っすぐと延びた参道が見えた。どこから分岐しているのだろう・・
Pの向かいにある日の出家で昼食を摂った。昔ながらの峠の茶屋の趣を残している。天ぷらつきのうどんを注文。はっきり手打ちと謳っているがどんなものだろうか。
おおっ、かき揚げ3枚つきとは驚き。うどんも意外としっかりしていて美味しい。これで800円なら十分満足かな。
腹ごなしに物見山公園に登ってみると、これまた予想外に頂上まで5分も掛からなかった。周りの樹木が邪魔して眺望は期待したほどでもなかったが休日の家族連れの日向ぼっこには良さげだ。ていうかこれは桜?4月は綺麗そう(^ー^)
▲展望台から下界を望む
最後に、動物公園の信号に戻ってアタリをつけて分岐に入っていくと、先ほど見下ろした参道が現れた。一軒の茶屋も土産物屋も無いただの住宅地だった。いつ頃からかはわからないが県道側から楽に行けるようになって客が通らなくなり廃れてしまったのだろう。町の盛衰についてちょびっと考えさせられてしまった。
09/03/21(Sat) [長年日記]
▼ 抜け道探索
ぽかぽか陽気が続く今週は、ほぼ毎日のようにプチツーリングを楽しんでいて、抜け道探索にも余念がない。鳩山の物見山までほぼノンストップで行けるルートを地図とにらめっこしてチェックしては走ってみる。伊佐沼から川島、坂戸の基本広いあぜ道を抜けるコースは、なにせ信号がほとんど無いのでたいへん快適である。
そんな感じに道を確認しつつ、ほぼ想定どおりにルートを辿って物見山公園に到着した頃には、もう出勤時間が迫っていた。ベンチで一休みした後すぐにUターン。1、2時間の散歩に最適なコースである。
09/03/23(Mon) [長年日記]
▼ 色づく東秩父
昨日家にこもっていたので外に出かけたいのだが、晴れてはいるものの外は強風が吹き荒れて花粉や黄砂が舞い散っている。さすがにこの中をバイクは厳しいのでクルマを出した。
まずはまた裏道を確認しつつ川島から物見山へのいつものコース。やっぱり幹線を外れると格段に快適。後は川島からR254バイパスを坂戸方面に横切るルートだな・・
ときがわに向かい白石峠に登る。無人の剣ヶ峰でコンビニで買いこんだ遅い昼食。黄砂で景色も霞んでいる。
定峰峠にはこの強風の中バイクも数台やって来ていた。小川方面に下るとふもとでは色鮮やかな花々が春の訪れを告げていた。
▲色づく山里
▲農家の庭で見た巨大な梅木
▲コヒガンザクラも開花
▲見事な桃のアーチ(^^)
09/03/27(Fri) [長年日記]
▼ 中院の枝垂れ桜
いち早く中院の枝垂れ桜が咲いたと聞き、仕事前に行ってみる。
3本揃って満開だった。ときおり雲間から射し込む陽射しを逃さなぬようシャッターを切った。
昨日、一昨日の強風で散ってしまったようで、多少花のつきがまばらではあるものの、それでも十分に綺麗である。近隣の年配の方々が次々に訪れては見とれていた。
09/03/29(Sun) [長年日記]
▼ マホガニーのアコギ探索
R君が先日買って持ってきた小ぶりな古いギブソンのアコギがなかなか良くて、自分もマホガニーのアコギが1本欲しくなってしまった。
OMを買ってから使用頻度が落ちてしまったDだが、時おりケースから出して弾いてみると梅雨時と見違える乾いた枯れた音を出すようになっていた。指弾きではよほど強く弾かないとこもった音しか鳴らなかったのが実に軽やかに音が出てきて、同じアコギとは信じられないくらいだ。もっともこれも空気が乾燥したこの季節だからで、また夏になればしっとりと湿気を帯びて、どうしようもなく鳴らなくなってしまうのだろうか。
OMは購入当初から弾きまくったおかげでだいぶ高音のトゲや中低音の雑味が取れて綺麗に鳴るようになってきたが、結局のところ音のキャラクター的にはもう1本のDと同じなのである。そして年月を経て弦とボディ一体となって出てくる味わい深いDのトーンに較べると、仕方ないがOMはやはりまだ若いので音に深みとコクがない。R君のギブソンと一緒に弾き較べるとそれはいっそう顕著だった。もう一つ、スキャロップブレーシングの、リミッターが掛かったような音圧のある出音にも少々飽きてしまったかもしれない。
ということで、寝過ごして夕方近くになってしまったが御茶ノ水に出かけ、OMかOOOのマホガニーを試奏させてもらうことにした。
1軒目、H。で70年代のOOO-18を試す。軽いタッチで枯れた柔らかい音を奏でるのだがあまりに下が無くモコモコしていた。以前何本か弾かせてもらった近い年代のOOO-18にも同じような印象のものがあった。別の個体は上から下までバランスが良かったが出音が異常に小さかった。やはり音は1本1本で全然違うのである。
次に試した90年代の同じモデルはそれよりだいぶバランス良く出ていたが、明らかにまだ音が若くて刺々しく自分の好みではなかった。それにしてもOOOはロングスケールのOMと較べネックがかなり小さく感じるし、明らかにテンションも緩くて弾きやすい。逆にハイポジションは窮屈になるのだが。
バランスの良い出音という要求に店員さんが薦めてくれたOOO-18GEを弾く。まろやかで澄んだ高音、響く低音。スケール(弦長)が短いOOOはどこやら音のスケールも小さいのだが、これはOMとさして変わらない立派な鳴りだった。さすがにGolden Era。
あまりに素晴らしい音でちょっと気持ちが動いたものの、冷静に考えてみると結局は今時のCDで聞こえるような新品の音なのである。それに中古のお買い得価格とはいえあまりに状態が綺麗なのでもったいなくて使い倒せそうにないし・・
しかしGolden EraってローズもマホガニーもDもOOOもどれも似たような鳴り方になるんだな。レギュラーほど素材の違いが出てないというか・・全部「ゴージャス」という言葉で形容出来そうなw ともあれ俺が欲しい温かなマホガニーの音ではないよな、うん。
2軒目のRSは一人しかいない店員さんがずっとPCに向かっていてもう明らかに応対する気がない(;^ー^) それでも一応OOO-18だけは試奏。やはり低音の無いポコポコした音。バランスの良いマホガニーが欲しいと言うとギルドを出してきたので弾かせてもらったが、確かに上から下までしっかり出ていながら温かみのある良い音だった。しかしいかんせんボディサイズがでかいのとネックがまるでエレキのような細さ。それでは俺の太い指ではコードストロークくらいしか出来なくなってしまうのだ。
今日はここまででタイムリミットのようだ。気に入ったのが見つかるまでまた探しに来るとしよう。
09/03/30(Mon) [長年日記]
▼ マホガニーのアコギ探索 その2
天気も良いのにバイクで出かけず、2日連続で御茶ノ水へ。と、その前に今日は先に新大久保へ。OM-18Vの中古が出ていたのだ。以前の試奏で18Vには良い印象を持っている。
目的の個体は音のバランスはわりあい良かったがあまりに鳴っていなかった。ボディ内に後付けされたピックアップのせいでは?と思ったが、店員さんの答えではギター自体の鳴りでしょう、とのことで諦める。
御茶ノ水で何軒か店を回るが探すモノが無い。新品はあるけれど・・
ビンテージ系の店でなく、中古楽器屋で2本発見。OOOとOOでどちらもなかなか良く鳴っていて結構気に入ったのではあるが、状態があまり良くなかった。サドル高が限度いっぱいなのと、痛いのは未修理のマーチンクラック。ピックガード内側が割れて段差がついている状態。直してあれば買っていたかも・・ とりあえずよく言われているように、大事に仕舞われていたような美品よりもガンガン弾き込まれた小汚いルックスのギターの方が良い音なのは確かみたいねw 全然良く鳴っていたもん。
チェックしていればそのうちまた良い出物があるだろうから、気長に探すとしよう。久しぶりに乗ったけど総武線から見る都内の雰囲気って良いね(^^)
▼ セッション
前に馴染みのお客さんに誘われ数曲セッションすることになり、スタジオへ行く。機材が多いので一度御茶ノ水から家に戻って車で出直した。
さて、自前マーシャルの電源を入れるが音が出ない。ランプは点灯しているのだが・・原因を調べる時間も無いのでおとなしくスタジオの機材を使用する(翌日調べたら単なるヒューズ切れだった)。
セッション自体はカオスというか、しっちゃかめっちゃかというか・・まあ、久しぶりにデカい音を出して楽しかったんだけどw
向こうはこの出来でライブをやりたいとか言ってるし・・どうしましょう(;^ー^)
09/03/31(Tue) [長年日記]
▼ OMを弾く
仕事から帰って数日ぶりにOM-28Vをポロポロと弾いてみる。あれ?新品の弦のせいか・・なんか、深くてまろやかで・・いい音だなあww もうちょっと弾き込んでみようか?
> siba [うっひゃ〜、もうそんな時期か 坂本の信号を左折して梅が谷峠までが結構穴場だよね 幸神堂のだんご食いてぇ・・・]
> kato [たまに覗いてるよ すっかりアウトドアマン、山男じゃないのw バイクツーリングじゃ撮れない写真をこれからも期待してます..]