08/06/01(Sun) [長年日記]
▼ Martin D-28 '77
というわけで買ってしまいました、Martin D-28!\(^O^)/
調整済みでウェザーチェックやクラックも無い、状態の大変良い'77年もの。すでにFishmanのMatrix Natural IIというピエゾ・ピックアップが取り付けられているので、アンプを通して音を鳴らすことも可能。
早速人家の無い畦道に行って思い切り掻き鳴らしてきた。低音弦をストロークした時の、ドーンという深い響きがたまらないっ!!CDで聴いた、Neil YoungやLed Zeppelinのまさにあの音が出て感動!!
弦も色々と買ってみた。どの音が一番気に入るか、楽しみながら試してみようと思う。
08/06/06(Fri) [長年日記]
▼ ギターケース
Martin純正のハードケースはイマイチ立てつけが悪く、隙間が空いていたりして不安なのと、片手用のハンドルしかなくて持ち運びが大変そうなので、別にケースを買うことにした。やたらと目立つ純正ケースでは始終盗難の心配もしなくちゃならない。
さて、ソフトケースは軽くて持ち運びが楽だし、最近は分厚いウレタンを使った立派なプロテクションがついてるものが主流ではあるものの、それでもやっぱりハードケースの方が何かと安心である。
物色していたところ、見た感じGrand Oplyのコピー品ぽいグラスファイバー製ケースがサウンドハウスに手頃な値段で売っていたので買ってみた。本家の約3分の1の値段である。
外殻はファイバー製なのでさすがに頑丈そうだが、安いMade in Chinaだけあって内装はところどころ作業が雑なところが見られる。
一番気になったのが、せっかく縁ゴムで密閉されるはずのケースのヘッド部分にわずかに隙間が空いてしまうこと。これでは雨の日の運搬などが心配である。うちに来たこの個体だけの問題かと思ったが、問い合わせてみたところ他の在庫品も同様だというので、元々の成型が甘いようだ。たしかに説明のどこにも防水(防滴)とは書いていないが、この仕様ならその辺りにはちょっと期待してしまうではないか。
そこで当該部分のファイバーにプラリペアを盛って隙間を埋めてみた。プラリペアの作業よりも縁ゴムを綺麗に接着する方が難しい・・
完全とは言えないがこれでだいぶ密着度が上がった。
ショルダーストラップが着いていて背負えるので運搬が楽だが、歩くと背中にガンガン当たって痛い。緩衝材を買ってきて貼り付けようかな。
▼ 1ヶ月ぶりに深夜の散歩
左手はまだ添え木の取れない状態ではあるが、力を入れない限りはさほど痛まなくなってきたので、仕事から帰宅後、SSでちょっと散歩に出た。
エンジンを掛けるのはおよそ1ヶ月ぶりになるので少々バッテリーの充電が弱っていたもののあっさりとエンジンは掛かり、深夜のバイパスを走らせると加速がなんとも気持ち良い。狭山あたりで引き返すつもりだったが、気がつくとR299に向かっていた。
山道に入る前にFの圧減衰を少し弱めたところステムが下がってコーナリングがだいぶ以前の感触に近くなった。たった1クリックでも印象は全然変わるものだ・・
結局芦ヶ久保まで足を延ばしてUターン。市街に戻る頃には夜が明けていた。
08/06/07(Sat) [長年日記]
▼ ギター録り
仕事後にM君の録音のギター入れのお手伝い。ライン録りは機材のセッティングが楽ちんだ。
やることをしっかり決めていなかったのでミスしまくり。あいかわらず本番のプレッシャーに弱い(;^ー^) スタジオミュージシャンて偉いなーと思う。
08/06/15(Sun) [長年日記]
▼ リハ見学
友達のバンドがリハに入るのでスタジオに遊びに行く。三つ子父にうちの元Bの懐かしい顔。自分の他にも見学者が訪れて人口密度の高いスタジオだった。
08/06/17(Tue) [長年日記]
▼ 夜走り
週末から雨続きになるようなので、仕事から帰宅後SSでR299へ。
それなりのペースで走っていたところ後に単車がくっついて来たので、ウィンカーを出して譲ったらあれよあれよという間に見えなくなった。あのテールはカタナだと思う。センターポールの直前のS字でトラックを追い越すとは、相当走り込んで道の状況を把握していなければ出来ない芸当。
速度を上げるとFの圧減衰が足らないことが判明。1クリック締めて結局元通りに。
08/06/20(Fri) [長年日記]
▼ サドル下PUの撤去
うちのD-28に付いているようなサドル下に埋め込むタイプのPU(Fishman Matrix Natural II)は、少なからず生音に影響があるという。実際、通常のサドルですらブリッジとの一体度の良し悪しで音の伝達具合が変わるそうで、腕利きのリペアマンはナットやサドルの交換の際にその点相当気を遣うらしい。
これは確かに納得できる話で、エレキギターでさえブリッジやサドルの交換で結構音質は変わるのだから、ましてや電気を介さない生音勝負のアコースティックギターなら相当影響があるに違いない。
ということでライブ用には便利なPUだが、オイラは当分使うこともないと思うのでいったん取り外してしまうことにした。本来の音がどんなだか知りたいしね。
エンドピンジャックを緩めてジャックと一体となっているプリアンプをサウンドホールから取り出し、ハンダ付けされた配線を外す。
サドルを外し、ブリッジに明けられた小穴に通された配線ごとサドル下に敷かれたピエゾPUを引き抜く。
赤いバーが埋め込まれていたPUである。まあ普通に考えてサドルの下にこんなものが挟まっていたら振動の伝達に良いわけがない。メーカーもそれなりに研究して作ってはあるのだろうが。
さて、これまで付いていたサドルでは、外したPUの厚さ分だけ底に沈んで弦高が低くなってしまうので使えない。そこで楽器店で牛骨サドルを買ってきて削り出す。
高さを合わせるのもあるが、底面と厚みを溝にピッタリ合わせて密着させないと前述のように意味がなくなってしまう。オイラは2枚失敗した(;^ー^) 現物合わせで作業したため一枚は気が付いたらすでに薄過ぎていて、一枚は横から見て台形状に削ってしまっていた。先に厚みを整えてから山のアールつけ加工に入るのがセオリーのようだ。
せっかく手作業で削り出すのだから、2弦と6弦の山をエンドピン側に寄せてオクタープピッチが合うような現代風の加工もしておく。うん、良い出来栄え。
サドル交換後ギターを鳴らしてみると、明らかにサステインと弦の鳴りが向上していた。以前の印象では弦の音が若干ビチバチとしていたが、音の出がタイトになってボディがより振動している感じである。特にフィンガーピッキングでは強めを心がけて弾かないと(オイラは深爪なので)音がしっかり出なかったのが、軽いタッチで鳴るようになった(ように思ったのだが・・)。
素材によっても若干音質は変わるはずなので、今人気のTUSQという人工象牙もいずれ試してみたい。
サドルのついでにまた別ブランドの弦を買ってきた。とはいえ弦がたいして劣化してないうちに交換してしまうのはちょっともったいない気がして、なかなかストックを消化出来ていない。
08/06/22(Sun) [長年日記]
▼ あじさい山公園
早朝小雨の中、越生のあじさい山公園までドライブした。
越生梅林前の県道から公園への細道に折れると、道沿いにびっしりアジサイが植えられている。
あじさい祭の期間中途中から車両は進入禁止になる。まだ早朝なので通行出来たようだが、一応途中から徒歩で公園に向かう。
公園に到着。他にも何組かカメラを持ったアジサイ鑑賞の人達が来ていた。
山の斜面が公園になっている。一応頂上まで登ってみよう。咲き始めなので開花したアジサイの数はまだ少なめ。再来週くらいまでは楽しめるだろう。
帰り道もアジサイが見送ってくれた。
08/06/24(Tue) [長年日記]
▼ 関節
この休みは雨だったのもあって、家でネットをしながらずっとアコギを弾いていた。ギターを弾くのに邪魔だし、だいぶ回復してきていたので左手の添え木の固定は外してしまっていた。
そのせいか今朝起きたら例の左手親指の関節が若干腫れていた。動かすとどうも引っかかる感じがしたので、軽くマッサージをしたらポキッと間接がズレた感触がして引っかかりが取れた。力を入れるとまたズレそうで心もとない。脱臼癖のようなものがついてしまったのだろうか。まだ固定してないとダメか。
08/06/26(Thu) [長年日記]
▼ ナット修正
どうも3弦のチューニングが合わせにくい。3弦のグローバーペグのギアが弱っていてバックラッシュ(遊び)が多いのと、少しずつ弦を巻き上げる際、ナット部分の滑りが悪くキン、キンと鳴って微妙な音程の上げ下げがしづらい状態だ。
このままだとストレスが溜まる一方なので、弦を張り替えるついでに修正することにした。ナットヤスリを当ててみると案の定溝に引っかかりがあった。弦がスムーズに動くよう滑らかに削る。4弦も少し引っかかりがあったので同様にならす。
微妙なチューニングが楽になった。できれば3弦のペグは状態の良いものに交換したい。
08/06/27(Fri) [長年日記]
▼ ショック・・
スタジオのお客さんのR君が個人練習でアコギを数本持ってきた。ちょうどオイラもD-28を持ってきていたので引き比べさせてもらってショック。
R君の持ってきたS.Yairiや古いヤマハの方が明らかに鳴りがいい。軽いタッチでもバリバリと鳴るのだ。それに比べてオイラのD-28はボディの振動が乏しい。実際、家で弾いている分にはとても心地良い音色なのだが、スタジオや野外に持ち出して鳴らしてみたら今ひとつ鳴りが弱いな、とは感じていた。こうしてはっきりと比べてしまうと落ち込みは大きい。
ただ、それでは上の2本が自分のフェイバリットになるかというと、それもまた違う話で、「鳴り」と「音色」は別の要素だからである。楽器にはどちらも重要で、どちらが欠けてもダメである。音色に関しては今のこの28に不満はない。でも、ことアコギに関してはどちらかといえば鳴らないギターの方がより存在意義が薄いようには思う。レコーディングで常にマイクを通して使うとかなら別だが・・
また自分の究極の一本探しの旅が始まりそうな予感だが・・とりあえず1年間徹底的に弾きこんでみて、音の変化の兆候があるのかないのか見極めようと思う。
08/06/28(Sat) [長年日記]
▼ 夜走り 朝駆けで9万キロ達成
仕事からの帰り道、空には月が浮かんでいた。暑くも肌寒くもなく、ほどよい気温。今日は体調もわりと良好なので雨の合間をぬって夜走りに出ることにした。
なんだかんだで家を出たのは4時近くになった。妙に空が明るい。三日月の月明かりでこんなにも明るく見えるものだろうか?と思ったら、すでに夜が明けようとしていたのだった。こんな時間にはもう白んでしまう季節なんだなぁ。いつの間にか夏が来ていたんだ・・
r262からR299と気持ちいいペースで走った。今夜は不思議と車も少ない。あ、いやいやもう4時だったっけ。空いている上に真夜中と違い明るいので、先がよく見通せてたいへん走りやすい。正丸トンネルに入るとさすがに車が詰まっていたので後につく。さて、あしがくぼで休んで帰ろう。
ところがなぜか、トンネルを出るとすぐに点々と車の列が並んでいた。深夜(早朝)にもかかわらずである。大型車がハザードを焚いている。これはもしや・・と思ったらやはり事故による通行止だった。警官が一人やって来て、オイラ含む後続の運転手たちに状況を説明した。横瀬川に車が転落、救助を要するため通行止の解除には1時間ほど掛かるとのことだった・・川に落ちる、ってどんな運転だったんだ(;´д`)
※事故処理にほぼ一日かかるほどの大きな事故だったようで、R299は終日大渋滞だった模様→■
ともあれ引き返すより仕方がない。まぁそのままトンネルを戻って帰れば良いのであるが、フラッと気まぐれの風が吹き、名栗方面に折れていた。久しぶりの早朝の緑の新鮮な空気を吸いたくなったのかもしれないな。
苦手の低速ヘアピン以外はSSで走るカンがだいぶ戻ってきた。この前カタナに着いて走ったのが回復のきっかけだろう。
名郷の自販機で名栗川のせせらぎを聞きながらコーヒー休憩。辺りの静寂の分だけ沢音がやたらと大きく響いて聞こえる。
山を下りきってもどうも走り足りず、そのまま軍畑に向かい奥多摩を目指していた。今日はなんでこんなに元気なんだ?(;^ー^)
奥多摩駅手前のトンネル内でまたもレッカー処理中の事故車に遭遇。無理せず行こうよ。
朝もやがかかる山間を抜けて小河内ダムに出れば、多少雲はあるものの気持ちよい青空が覗く。低回転が若干不安定なのでPSを調整すると、やっぱり前後でセッティングがずれていた。この前調整した時ミスったんだな。スロットルの開け始めが見違えるように乗りやすい。
深山橋のドライブイン前で休憩したが、羽虫が多いのでそそくさと退散。まだまだ周遊は開く時間ではないので、いつものようにr18から甲武トンネルで檜原街道へ回って帰途に着いた。数時間仮眠して仕事に向かおう。
帰り道でうちのドカが走行9万キロに達した。今年の外出ペースじゃメーター一周するのは来年になりそう。
08/06/30(Mon) [長年日記]
▼ 新ルートで鎌北湖へ
雨の心配は無さそうなので、情報で得た新しい散策ルートの確認も兼ねてアドレスで外の空気を吸いに出た。
石原町からr256で高坂まで出て橋を渡り、r248〜r343で越辺川沿いと田園地帯の田舎道を進み、最終的に毛呂山に至るのどかなルートである。大回りになるので他のルートよりも距離的には遠くなるが、交通量が少なく適度なクネクネ具合がバイクには気持ち良い道だった。ドカで走っても十分楽しめそうだ。
鎌北湖のほとりで昼食。鳩山の直売所で買った天ぷら蕎麦が意外に美味い。山間の肌寒さに早々に湖を後にし、帰路に着いた。
> M [有益な録音でした。こちらも抽象的なことばっかりの要求で申し訳ありませんでした。 先をみて臨むこと、また自分のイメージ..]
> kato [いやーこちらこそ不確実なプレイで申し訳なかったっす。10年前だったらたぶん夜が明けるまで納得出来ずにやり直してたこと..]