17/02/01(Wed) [長年日記]
▼ Sterling by MUSIC MAN JP157 Sahara Burst
以前からトニー・マカパインの曲をよく練習曲代わりにコピーしている。コード進行や転調に沿ったメロディアスなラインがとても好きなんだけど、完璧にコピーするのは未だに難しい。
彼は最近しばしば7弦を使っているが、この間買った、PSMS(ポートノイ、シーン、マカパイン、シェリニアン)のライブの曲がめちゃカッコよくて、どうしても弾きたくなり7弦を買ってしまった。
いろいろ物色した末買ったのが、スターリン・バイ・ミュージックマンのジョン・ペトルーシモデル。7弦ギターにはいかにもDjent系といった鋭角、硬質なルックスが多い中、比較的トラディッショナルで親しみやすい顔立ちがいい。ストラトタイプの形なので違和感も少ない。
ブリッジは2点支持のシンクロタイプ。アーム付きというとフロイドがほとんどなので、ありがたい。24F仕様、25 1/2フェンダースケール。1弦側のヒールとホーンのカット形状のおかげで最終フレットまでストレスなく弾ける。アクティブPUの音質も良いカンジ。
ペグはSchaller M6ロッキングでチューニングの安定度は抜群。今時は10万超のギターでもMade in Chinaなんだね…
サテンフィニッシュの薄いネックはすごく弾きやすい!ただサイドポジションマークが真横から裏に入り込んで影になりちょっと見づらいのが難。指板上の盾を模した白蝶貝調のマークも白いメイプル指板と同化して、特にハイポジションで瞬間的に何Fを弾いているのか見失いがちなので黒マジックで塗りつぶしている。
17/02/16(Thu) [長年日記]
▼ SR-15CEの修理
お店で使っているFender Japan SR-15CEの調子が悪くなった。
何もつながない状態で電源を入れるとブツ・・ブツ・・バチッ!と大きなノイズが出る。収まる時もあるが、シールドを揺らしたりツマミをいじった拍子にしばしば再発する。酷い時にはボリュームが0でも全開の爆音で音が鳴ることすらあった。
開けてみても目視では部品の焼けやパターンの欠損などのおかしなところは見当たらず、とりあえずジャックとポットの接点を洗浄し、ポットの足(端子)をしっかりカシめ直して(CTS以外のポットでは足のカシメ部が緩んで接触不良を起こすのを何度も経験した)さらにハンダで補強。しかし異常は収まらず。
ポットを押し引きしたり、軽く基板をたわめたりすると症状が出ることから、いずれかのポット周りのパターンが浮いているのかと疑い怪しい箇所を空中配線でバイパス。さらに基板上のハンダを全てやり直した。しかしこれでもダメ…
今度はポットを新品に交換してみた。とはいえまったく同じ物(基板に直挿しする端子のタイプ)は見当たらなかったので、基板に挿せるようにニッパーで足を加工して取り付けた。これでもダメなら次はコンデンサを全交換してやる!
すると完全に症状は治まった。ノイズの原因はポットの劣化だったのだ。万能のケイグでもヘタったポットを完全には復活出来なかったのだ。ガリが出るくらいじゃなくてこんなこともあるんだなあ。
17/02/26(Sun) [長年日記]
▼ バイクシーズン開幕も間近
今日は風が穏やかで、バイクで出かけてもそこそこ楽しめそうな感じ。ぶらりと昼飯を食べに出かけよう。
家を出ると空いっぱいに雲が掛かっていた。身支度するまでは快晴だったのに!ところどころ暗い色で怪しい雲もあるがとりあえず進んでみる。
武蔵高萩の大勝軒に行くつもりだったけれど、ドカに乗っていると前傾姿勢のためお腹にあまり量を入れたいという気が失せてきた。…うどん一杯程度で十分かな。方向を修正してR299に向かった。
どこを走ってももうすっかり梅が咲いていてとても綺麗。
午後3時を回って正丸駅前売店に到着。
月見うどんとかき揚げ(350+50円)でリーズナブル。普通の駅蕎麦レベルではあるけれど、軽く煮込み風にしたうどんで、そのひと手間が嬉しくて何度も食べに来てしまう。
その後は名栗から飯能を回って帰宅。凍結の心配もなかったし、久しぶりに気持ちよくバンクさせられた。
帰りによく寄る駿河台前のセブンが改装されててちょっと残念。小川に面した駐車場に柵が立てられてしまった。小川を眺めながらアイスを食べるのが好きだったな。
17/02/27(Mon) [長年日記]
▼ 花粉飛ぶ、秋山〜奥多摩を流す
昨日早めにたっぷり寝て体調は万全。雲が厚くひんやりした天気だが、家でゴロゴロしていたい気持ちを抑えて走りに出た。ドカに乗れば少しでも運動不足の解消になる。
まずは圏央道で昨年のクリスマスイブからフル化された八王子西ICを使ってみた。
これまでは中央道方面しか乗れないし下りられないハーフICだったのが、関越道方面にも行き来が出来るようになったのだ。簡素な作りのスマートICだけれど、これで陣馬へのアクセスが容易になった。
新設された関越道方面への入口。
和田峠を越えて上野原に出よう。
以前陣馬街道と間違えて折れてしまった、ひとつ手前の道からエントリーしてリベンジ。行き止まりぽくてその時は引き返してしまったが、後で地図を見たらしっかり街道につながっていたのだ。
小さな峠を越えて眺めが開けたところ。眼下に街道が見える。
山間部に入ると中腹のヘアピンが続くあたりから落ち葉が路面に散乱していて、ラインの自由度がほとんどない。ただでさえ狭くくねった道だから、ドカには結構キツい。もし頻繁に対向車が来るようだったら難儀していたろう。
無事に和田峠に到着。
今日は花粉を警戒してずっとシールドもマウスシャッターも閉じていたが、シールドを上げた途端に目鼻がムズムズとしてきた。だめだ、早く立ち去らなければ…
相模原側のゲートには積雪の文字があり少し身構えたが、何の問題もなく通過できた。
ここでようやく気づいたのだけれど、ずっと昨日よりも冷えるなと思っていたら、なんのことはない、コネクターの接続が甘くてジャケットのヒーターが効いていなかったのだった。
体がぬくぬくしてくると自然とライディングの調子も上がってくる。しかしシールド下部が少し曇ってきてマウスシャッターを開けるとまた花粉の攻撃を食らう。とても開けていられない。この後もずっと同様だった。奥多摩や飯能はスギ花粉の巣なのだ。
上野原の桂山で昼食。相変わらずワンタンメンが750円はお得感がある(ラーメンは今どき550円だ)。でも心なしか以前食べた時よりも感動が薄いような…。地元の煮干し連合の完成度の高さに舌が慣れてしまったせいか。
寒さのためこのまま帰ろうかとも思っていたが、電熱とラーメンですっかり体が温まったので秋山街道を走りに行くことにする。走っている車は皆無に近く非常に快適。
例によって尾崎のバス停でコーヒー休憩して、R139に出る。
これも昨年末出来たばかりの道の駅つる(都留)に立ち寄った。
施設はあいにく臨時休業だったけれど、周りを山とリニア線に囲まれる中、開放感に溢れた非常に気持ち良いところだった。富士みちを通った時には絶対寄りたい。
大月市街を抜けて再びR139に折れ、深城ダム方面へ。年度末のため道路工事がやたらと多い。
そのまま松姫トンネルを抜けて奥多摩へ。ほんとアクセス良くなったよな。
三頭橋でしばらく休憩したが、今日の奥多摩はとても静かだ。小菅で二台とすれ違った他は、バイクの姿を全く見かけないし、周遊道路からエンジンの唸りも聞こえてこない。
後は軍畑から昨日と同じく飯能に周って帰途に就いた。今日は街中の車、とりわけダンプが非常に多かったな。