22/02/01(Tue) [長年日記]
▼ 皇鈴山の夜景
最近はまた夜型サイクルに 夕方去年の夏以来の皇鈴山に夜景を見に出かけた
空腹なのでコンビニで簡単な食料を買い込み、小川町からr11、r294と進んで花桃の里から折れて上っていく 行き交う車は少ない
展望台に到着 貸し切りだ
山頂はおおまかに二面、広く平らに切り拓かれていて城跡の郭を思わせるが、そういう記述を見つけられなかったので違うのだろう
山々と右手に皆野の市街地が見下ろせる
なにやら整備支援金のポストが設置されていた ここは地元住民の方が管理されているそうだ
整備は綺麗に行き届いているし、ベンチも多数設営されている ここは喜んで協力しておこう
外をうろついて景色を眺めては車に戻って暖まり…を繰り返しているうちに夜の帳が下りてきた
寄居市街を始めとして東方面に広く展望が広がる絶好の鑑賞スポットだ なにより車でそのまま来られるのがありがたい
まだ認知度は低いので静かに楽しむなら今のうちかも
22/02/03(Thu) [長年日記]
▼ 900SS ウィンカーポジション改造
SSのフロントウィンカーはせっかくカウル埋め込み型なのだからポジション化したい、と昔からずっと思っていた ヘッドライト一灯だけより視認性も上がるような気がするし、ツアラーっぽいよね
こちらのサイトを参考にさせて戴いて、うちのもなんとかやれそうな見込みがついたので改造に取り組むことにした
前準備としてポジション点灯時の明るさを決めるため、LEDバルブにどれだけ電流を流せばよいのか検討する 常時点灯になるから寿命を考慮して抵抗値を決めた
(追記)…が、マージンを取りすぎたようで少々暗すぎて目立たない もう少し明るくしたくなり、実際に光具合を見ながら最終的に680Ωを3本並列にして227Ωに変更した(約20mA→60mA)
そして行きあたりばったりに組むと間違いなく配線をミスる自信があるので、数日かけて何度も図を描いては確認を繰り返す 最終的な部品配置はこんな感じ
部品点数は少ないので配置さえ決まってしまえば実際の作業は簡単だ 必要な部品を注文してリレー基板を左右で同じものを2組製作する
そうしたらまずは車体取付け前にACアダプターを使って単体で動作テスト
ポジションには常時電圧をかけておき、ウィンカーに電圧を入れるとリレーが動作してポジションが消灯、ウィンカーが動作する ウィンカーへの入力が切れると1秒ほどでポジション点灯に戻る…すごい!感動だ 人類の叡智万歳!\(^o^)/
完成したリレー基板はホットボンドと熱収縮チューブで保護
Fウィンカーのアース側はそのままにしてプラス配線にリレーを割り込ませる
ポジションから配線を分岐してリレーに入力 リレーのアースは車体のアースポイントへ リレー本体は思ってたよりも意外とかさばるけどやりくりしてカウルステーに収める
さて装着前のテストでは問題なかったが、実際にバイクに取り付けてちゃんと動作するのか…
イグニッションON ポジション点灯
右ウィンカー
左ウィンカー
おおっ!ちゃんと動いてる! ポジションの明るさも、実際夜間に見てみるとちょうどいい感じだね
文系の俺にはこういう回路を考えて作っちゃう人たちは本当スゴイと思う🙇(当人には朝飯前のことなんだろうけど)
とりあえずうまく行って良かった!👍
(追記)
点滅時の逆側ウィンカーの動作について、Webオートバイの柏さんの記事に記述がありました 以下引用です
「ホンダとスズキは両方が付いたまま、片方が点滅する仕組みとなっている。スズキ(←ヤマハの誤記)とカワサキは両方が一旦消えてから、片方が点滅するタイプ。私はヤマハ、カワサキ式のリレーをセットしています。」
やはり逆側の動作には特に規定がないようです 謎がひとつ解けました😄 なんとなくドカならヤマハ式にすべきか…?
22/02/04(Fri) [長年日記]
▼ 電熱用にDC/DCコンバータ
最近アドレスで電熱を使っていると制動時にエンストが多発する 電熱に電流が流れるタイミングに連動してエンジンの回転も落ちるような状態だ
電圧を測ってみると、概ね出力を1/3以上に上げるとアクセルを開けようがどうしようが明らかに発電が追いついておらず徐々に下がっていく 電熱のパワー制御はPWMだから瞬間的とはいえ7A近い電流を持ち出すわけで、やはり半波整流のアドレスに95Wの電熱は荷が重いのだ 電圧降下でイグニッションコイルのスパークも弱々になってしまうのだろう
経年で電装系も徐々に劣化しているだろうし、なによりスロットルボディ周りには一度も手を付けていないのでだいぶ汚れが溜まってそう それらが加わって今まではさほど問題が出ていなかったのがここのところ顕在化したのかも
そこでDC/DCコンバータを挟んで電力消費を下げてみるのを考えた 例によって安価な大陸製(送料込みで530円…)を買ってテスト 電熱のハーネスのバッテリー端子近くを分割し、コンバータを割り込ます スプライス端子をいっぱい買っておいて良かった コンバータは小型なのでフロアのバッテリーの部分にうまく収められた
7.5Vの3A(22.5W)とこれまでの1/4の電力に抑えられるのでかなりバッテリーには優しくなるだろう そのぶん電熱の出力は上げめにしないと暖かくならなそうだが ちなみに降車時用の7.4Vモバイルバッテリーでは全開にすれば充分以上に暖かかった
通勤路でいざ実走行 出力全開にしても最初の温まりは遅い しかし一旦温まりさえすれば、暑いまではいかないまでも通常使用には耐えられそうな感じだ
一番の朗報はエンジンの調子が通常とまったく変化なかったこと 全開使用時でもスロットルを開ければバッテリーはしっかり充電されている状態だった これは万事解決じゃないか?😄
22/02/15(Tue) [長年日記]
▼ 秩父 昼飯 振られ旅
休日の午後 腹が、減った
秩父に飯を食べに行こう 正丸駅の売店でうどんもいいし、珍達そばも食べたいな
ということで狭山、日高を経てR299を流すが、いきなり久保交差点の先でネズミ捕りをやっていた 全線40制限でオーバーしやすいので気をつけよう
▲家を出てすぐオドメーターが8万キロを刻んだ
正丸駅に折れようと思って入口の看板で思い出した そうだ、感染症対策で休業してるんだったぁ! 忘れてた😖
仕方がないので市街に向かう トンネルを抜けるとそこは雪国だった 冬っぽくて風情があっていいね
といいつつもあちこち蝋梅が咲いていたり、地元の民家の庭先では早咲きの梅も花をつけていたりして、もう春が目の前に迫っているのを感じられる
一方で谷を挟む山腹には花粉をたっぷり蓄えて真っ黄色になった杉林が…((((;゜Д゜))))
道の駅あしがくぼに寄っていつものみそポテトをゲット 帰ったらビールのつまみにしよう
市街に出たのがちょうど午後3時 珍達そばを訪ねるとなんてこった、すでに閉まってるじゃないか😭
この前来た時もこのくらいの時間でやっぱり終わってたな 営業時間が変わったのか、それともテレビか何かで紹介されて早く売り切れるようになってしまったのか
とりあえずR140をあらかわ方面に向かって行って、チェーン店以外でどこか初めての店に入ろうと思ったけれど、結局ズルズルと日野鷺橋から対岸を折り返す もう面倒だからこのまま流して帰ろうかなという気分
ここまで曇りがちだったがようやく晴れ間も覗いてきた
皆野から長瀞対岸、秩父往還から嵐山とひたすら県道を進み、帰宅ラッシュの時間になったので関越道で帰ってきた
SAはSAでアテにしていた屋外のスナックコーナーがやはり休業しているし、もうコロナいい加減にしてくれっていう感じよね
22/02/26(Sat) [長年日記]
▼ アドレス ソレノイドと駆動系整備
最近特に冷え込みが厳しい日に不調なアドレス 停止時のエンストやアイドリング時のハンチング
昨夜の仕事帰りでは5分ほどエンジンがかからず難儀した
騙し騙しもいよいよ通じなくなってきたのでソレノイド(アイドルエアコントロールバルブ)を点検する メットイン部分を取り去るとソレノイドには簡単にアクセスできる
あれ? 外してはみたものの特に異常はみられない… ネット情報によればここの故障の原因はほとんどスプリングが折れてたりヘタってたりしてバルブが戻りきらないことらしいのだが 電源は来ているし端子間の抵抗値も範囲内
まあ、一応スプリングを軽く引っ張ってバルブの戻りを強くしたり、経路や周辺の汚れをしっかり落としてから組み直した
(ヘタったバネを伸ばして再使用、は日用品ではしばしばやるんだけど実のところどうなんだろう 自由長が戻りさえすれば1、2回くらいの再使用くらい問題ないように思えるんだが サスとかクラッチスプリングとかは…ダメなのか?)
念の為アイドリング中マニホールド周辺にパークリを吹いてみたが回転数の変化はなし 二次エアは吸っていないようだ
続いて時期を迎えた駆動系パーツを交換していく 手抜きしてインパクトで脱着 一応マーキングはしておいたけどね
固着気味になってクラッチアウトが遅くなっているのでは?と疑っていたクラッチ そこまでではないがダストで動きが多少渋くなっていた
バラしてシャフトを薄くグリスアップ スムーズに動くようにする
スプリングのヘタリ具合まではわからないが、シュー側は気持ち長穴状に摩耗が見られイン・アウトのタイミングに多少の影響はあるようにも思える
(追記)よくよく観察するとミートタイミングはアイドリングのすぐ上まで来ており(本来3,000〜3,600rpm)、明らかに使用限界に近いことがわかった
渋滞時なんかの微速では低回転でもつながっている今の方が扱いやすい気もするのだけれど… そう遠くないうちにアイドリングで飛び出す未来が見えるので何か対策しなければ
スライドピース、ウェイトローラーを交換 どちらにも大きな摩耗は見られないが、持ち上げてもスライドピースとランププレートがプーリーにピッタリ噛み合ったまま動かない これじゃスムーズに変速しなさそう
今回交換するのはキタコ製 上のNTBに対してカチャカチャと実に軽快な動き(緩めともいうが) こっちの方が絶対良いだろう 次からもキタコにしよう
(追記)見違えるくらい変速がスムーズになった! 発進後3〜4000rpm固定してるとスルスルとロングになっていく感じ、そういえばもともとはこうだったよ
そして通常の加速時もそうだけど一度減速してからの再加速のツキが全然違うね
後はVベルトを交換して完了 右が新品
幅が1mmほど、台形に減っていた以外にこれといったダメージは無く、ケチればまだまだ持ちそうな感じだった
(しかし使用限度は18.9mmなので完全アウトw)
帰り道、昨日までほど寒くないからもあってか停止時のエンストは一度も起きなかった
か細かったアイドリングも安定しており、トットットッ…という鼓動感、トルク感が強くなった気がする 混合気が濃くなった?
このまま落ち着いてくれればいいのだけれど
(追記)エンジンすっかり絶好調👍
(走行:112,880km)
Before...
> kato [nendoroさんこんにちは 元気に乗られてますか 念の為自分も作る時にあちこちググったのですがサイトによってあやふ..]
> nendorosan1834 [お返事ありがとうございます。車検問題ないと良いですね。元に戻さなきゃならなくなったら電装系弄りは地味に面倒なんですよ..]
> kato [ググったらマジェのジェネレータ交換の記事わりと多いですね ウィークポイントなのかな? しっかりイメトレしているならき..]