13/05/10(Fri) [長年日記]
▼ Catalinbread New Dirty Little Secret
この前L君がZvexのDistortronというPlexiマーシャル系ペダルを持ってきて、手持ちのRadialのBonesと弾き比べたのだけれど、それがすごく良かった。同じ方向の音作りを狙ってはいても最終的に出てくる音はやっぱり全然違うのね。俺は細かい歪みより昔の真空管アンプらしいモワッ、ブチッとした感じの歪みの方が好きだなあ、と。
で、またPlexi系のペダルをチェックして、今回はDirty Little Secret(DLS)を買ってみた。同じZvexだと面白くないしねw
何度かVerが変わっていて現行機は3代目になるそうで、コントロールが2ボリューム3トーンの仕様になり、よりアンプライクになった。さらに内部基板上に半固定のプレゼンスコントロールと、モード切替のDIP SWでSuper LeadモードとJTM45系のSuper Bassモードの2種類のボイシングを切り替えられる。
いや、これスゴクいいわ!先のモワッとした空気感とかブチッという適度な歪みの粗さ、ブーミーさもあるし、それでいてピッキングやボリュームの反応は敏感。トーンが味付け程度しか効かないのがまたマーシャルっぽいが、アンプで気持ちいいクリーンのセッティングを作っておきさえすればペダルONで即、太くハリのあるPlexiサウンドが再現される。グッとミドルに固まって音が出てくるのだけど、それでいてハイがこもるでもなくローが薄っぺらになるでもなく、とっても気持ち良いバランス。SLモードはたしかにうちのピンSWの1987の音に極めて近い!比べてSBモードは歪みの中により芯が残った、ホワイトブルーズなんかで耳にする音。超気に入ったよ!(^o^)
(追記)
アンプの方でトーンセッティングを作ったら、全体にペダルのトーンは上げすぎない方が良さそう。特にローなんかは9時くらいまでで十分で、それ以上はブーミーさが顕著になる。その辺もなんとなくJCM800ぽい。