10/04/13(Tue) [長年日記]
▼ 桜ロード 半ドンツー
雲ひとつ無い青空!昨日までのグズついた冬のような寒さから一転して夏日になるという。めずらしく久々にスッキリした目覚めもあって、やっと走りたい欲求に駆られた。午後からは普通に仕事があるので半ドンになるが、桜ロードを堪能しに出かけよう。
関越道に乗ってシュパッと本庄児玉ICへ。国道からr44に折れると、さっそく川沿いに咲いた満開の桜並木に出迎えられる。こんなところにも桜スポットがあったのは知らなかった。
r13に折れ神川町に入って給油すると、みんなこの陽気でウキウキしてくるのだろう、スタンドのオジサンも気さくに話しかけてくる。返すこちらの舌も滑らかである。
味わうようにゆっくりとR462―桜ロードを流す。まさに今がベストの時季だ。
いつもの茜彩庵山水側の大桜の下でコーヒー休憩をしていると、今度はお店のおばさんたちが声をかけてきた。ていうかここ旅館だったんだねw
神流川を横目に見ながらいくつかの集落を過ぎてさらに山間部の奥に進んでいくと、次第に開花した桜が減ってくる。
上野村楢原に到着、今年も中正寺に枝垂れ桜を見にやってきた。まだ咲き始めで5分咲き程度ではあったが、寒村にひっそりと咲く古木を堪能した。
こうして眺めている間にも、暖かな陽射しを浴びた花びらが次々開いて枝が賑やかになっていくのが感じられる。今日一日でかなり開花が進むんじゃないだろうか。
R299を戻り、志賀坂方面に折れ峠を越える。昨日までの雨で路面が濡れているので注意して走る必要があった。冬季に撒かれる滑り止めの砂の大半は流れ去ったようだ。
さて、しばらく風呂に入っていなかったので今日は温泉に浸かりたい。ここ吉田にも良質な鉱泉が数件ある。3、4人分の小さな内湯しかないが、団体ならともかく平日の一人旅ならば循環や水増しされた無駄に大きい日帰り温泉よりもこちらの方が間違いなく賢い選択だ。
合角ダムを渡ってかおる鉱泉にて入浴。秩父で600円は安い。湯船の蛇口をひねると濃厚な源泉がドバドバと流れ出て、硫黄臭がプンと匂ってくる。たまりませんな(*^ー^*)
この宿のご夫婦も気さくで明るい雰囲気だ。万座とかどっかの陰湿な宿主に爪の垢でも飲ませたい。
すっかり身ぎれいになったところでそろそろ食事をしたいが、俺が愛する荒川のあづまや園は火曜定休。そこでどうせなら新たな店を開拓しようと、小鹿野バイパスのそばの駅の看板で前から気になっていた店に入ってみた。正式な屋号は柏屋というらしい。
内装は田舎のドライブインといった感じで、こりゃ正直味は期待できないなと思っていたところがどっこい!実に滑らかで腰のあるとてもしっかりした蕎麦が出て来た。秩父でこれほどつるしこの滑らかな蕎麦はお目にかかったことがない。小麦粉が多めなのだろうか??薬味も種類が豊富で良い。ざる大盛りで650円と値段も安い。これは穴場だった。出来ればランチタイムくらいは禁煙にして欲しいが。今日はカメラの調子が悪くて、撮ったはずの写真が記録されていなかった。
皆野に進み、長瀞対岸の県道を走ると、素晴らしい桜並木と長瀞八景という看板が目に入った。時間が押しているがせっかくだから立ち寄ってみる。閑静な小川沿いの裏道に桜が並んでいる。少し強まった風に桜の花びらが本当に吹雪のように舞い散り、別世界のようだった。
その少し先には法善寺がある。真面目にタイムリミットが近いのであまりゆっくりせず駆け足で眺めるだけだったが、何本もの枝垂れ桜の古木が咲き乱れる境内が観光客で賑わっていた。
▼ オイル交換
花園ICから関越道に乗って、出勤一時間前に無事帰宅。時期が来たのでオイルとフィルター交換を行った。今回の銘柄はRED LINE。ネットで安い店を探しては試しているが、今のところ有名どころの化学合成油で特に不満を感じたことはない。
(走行102,780km)
▼ ナット交換
お店のレンタルベースのナットが消耗して開放弦にビリツキが出てきたので、ナット交換を試みる。もっとも、ほぼ形の出来た純正パーツがあるのでやることはナット溝を掘ったり角を丸めるくらいだ。
消耗したナットをハンマーで軽く叩いて外し、ベース本体の溝に残った接着剤をキレイに取る。元のナットから溝位置をまんま写しとり、何度か弦を張りつつ確認しながらナット高を決めればOK。
できあがり。アコギとかと比べてフェンダー系は細いから加工が楽だなあ。