10/06/27(Sun) [長年日記]
▼ 筑波ツーリストトロフィー
ショップの関係者が出るというのでを筑波サーキットに観戦に行ってきた。筑波TTは初心者から中級者を対象に、土曜日曜の2日間で行われ、今日はDUCATIのワンメイクであるDUCATI CUPも併催される。これは旧型新型、空冷水冷の別にかかわらず、走行タイムでクラスが分けられているので基本あまり大差はつかないはずなのだが、中にはレベルを超えたタイムの速い選手も出てくる。そういう場合は上位に入っても賞典外となり、次回の出場からは強制的に上のクラスに昇格されるというシステムだ。
さて、8時半頃に家を出てGarminナビの通りに進んだが、旧繁華街通りを通過させられたりで意外と時間が掛かった。すぐ近くにバイパスや抜け道があっても、時たまこういういかにも狭くて混み合う道を指示してくることがあるからイマイチnuviは信用出来ない。古河からは空いた県道に入り、スムーズにサーキットまで辿り着くことが出来た。途中で朝飯を食べたのもあるけど、ここまで2時間半と結構掛かった。
実は生でサーキットを見るのは初めて。目立つ案内看板などは無く、現地も意外と地味な感じだったので若干拍子抜け。昔野球場の時も感じたけど、TV中継などで見るよりもだいぶこじんまりと見えるものだ。視界が限定されたカメラの映像と肉眼で受ける印象の差が大きいのだろう。こじんまりといってもそこそこ広いんだけど。場内の移動に折りたたみ式自転車を活用する慣れたギャラリーもちらほら。次の機会があったらマネしよう。
コースの何ヶ所かに観戦スタンドがあるわけだが、まずは直近の最終コーナーのスタンドに登ってみた。ちょうどフリー走行が終わって最初の決勝レースが始まるところだった。時おりボタボタと雨がパラつき、路面コンディションはドライになったりウェットになったりと参加者を悩ませていた。替えのレインタイヤまで用意できないエントリーだって多いだろう。その後雨が上がってからはあちこちとポイントを変えて観戦。メインスタンドでは直線をフル加速するマシンが大迫力。最終コーナースタンドから見る攻防も見応えがあった。
▲文字通り砂かぶり席の最終コーナースタンド
▲メインスタンド
▲第1ヘアピンスタンド
▲金網があるので良い写真が撮りづらい
▲スタート直前の緊張
▲さすがにアドバンス(上級)クラスの迫力は段違い!
やはりレースとなると転倒はつきもので、何台のマシンが最終コーナーでグラベルに突っ込んだり、エンジンブローでタイヤを滑らせて転倒したりと波乱があった。関係者の人もレース中盤転倒リタイア。場違いな自分がいても邪魔になるので様子を見に行けなかった。大きな怪我でありませんように。
ほのぼのした初心者クラスを見ていたら自分も走りたい!とか思ったけど、クラスが上がってアベレージが高くなるにつれ危険度も増していくのがひしひしと感じられた。自分一人で走ってるわけでもないしね・・。でも、対向車も交差点の飛び出しもなく気兼ねなく全開で走れるサーキットっていいな。一度は走ってみたい。
▼ 加須 登治うどん
筑波からの帰りに登治うどんに寄ってみる。古い造りのうどん屋さんだ。日曜ということで中学生くらいの息子さんが給仕をお手伝いしていた。冷たいたぬきうどんを注文。
コシのある平打ちのしっかりした田舎うどんだ。揚げ玉はすっかり湿気っていたが、この天気じゃ仕方ないだろう。なかなか美味しかった。