15/06/01(Mon) [長年日記]
▼ 奥秩父探訪
時折突発的に奥秩父を訪れたくなる。またそんな衝動が襲ってきたので今週は雁坂峠まで走りに行って来よう。
通勤のラッシュを過ぎたちょうど隙間の時間、スムーズにR299、R140とやってきた。
走り方を強制される国道は極力走りたくないもの。とりわけ秩父市街は車が多く混み合いがちだから、裏道を知っているといないでは移動の快適さにえらい差が出る。荒川対岸や秩父鉄道沿いの県道はお薦めだ。鄙びた裏街道風景や、三峰口駅前のローカルな旅情なんかは堪らないね。
そうするともう国道に出てもあっという間に人里離れた山間。今日のお目当ての車澤うどんで昼食を摂ろう。
ここは毎度、突き出しにちょっとした漬物や煮物の小鉢を出してくれるのが嬉しい。うどんもめちゃ美味しい上に、食後のアイスコーヒーまでサービスしてくれる有り難さだ。この居心地の良さに、また来た時も寄ってしまうだろうな。
宮平の分岐は秩父湖へ向かう。つづら折りの辺りで野生の子鹿が道の真ん中でフラフラしていて、通りがかった車はヒヤヒヤしながら道路脇に立ち去るまで様子を伺っていた。歩くのに難儀しているようにも見えたので怪我でなければ良いのだけれど…
旧道は普段あまり交通が多くないはずだが、今日はやけに車が多いなと思ったら、毎月1日は三峯神社で特別なお守りを配布しているかららしい。こんなローカルな地に「渋滞注意」の看板が出ていてびっくりした。
俺は神社の方へは向かわずに栃本の旧道をトコトコと進む。最初は物凄い山奥の集落に感じたけれど、なんでか慣れてしまったようだ。
バイパスと合流してさらに先へ。さすがにここまで来ると車はまばら。
コーナーの連続を気持ちよく抜けて、雁坂大橋に到着した。
この山深い谷間に掛かる色鮮やかな高架橋の風景が凄く好き。
豆焼橋を望む。
最奥の突き当たり感をしばし楽しんだ(実際には山梨に抜けているわけだが)。
出会いの丘。
ここから引き返し。今度はバイパス方面に進み、長いトンネルを抜けたところで中津方面に折れる。
興味があってちょっと寄ってみた林道上野大滝線は舗装工事で通行止めだった。R299群馬側の野栗沢と完抜けのこの道、もしかしてオン車でも走りやすくなるのかな?開通したら走ってみたい。
未だ稼働中ながら、時の移ろいとともに旧施設の倒壊が進む日窒鉱山を通り抜け、林道金山志賀坂線へ。
これからあの道を上るのだ。
国道に出たところで一息つく。時折前を通り過ぎる車やバイクを横目に、しばらく下界を見下ろしていた。
麓の山里に下りる。
小鹿野までトコトコと走り、お土産の肉の味噌漬を買って帰途に就いた。楽しいツーリングでした!
▼ RAMマウント X-グリップホルダー UN7B
Zenfone2をナビとして使用するためのホルダーを購入。
X字状のアームがバネで開閉する。振動で落ちないか心配だったけれど、先人たちのレポ通り、意外としっかりホールドしてくれる。シガーソケットからUSBに給電できるアダプターも入手して、電池の消耗対策も万全。
内蔵コンパスの精度がNexus7よりも良好だ。ほとんどの場合でしっかり正しい向きを差してくれる。後はもう少しディスプレイの輝度が高いと良いのだがなあ。まあ光沢の保護ガラスが反射して見にくくなっているというのもあるかも。