17/01/30(Mon) [長年日記]
▼ 富士五湖ドライブ
昨日早めに床に就いたために暗いうちに目が覚めた。近場でなく、未訪の田舎道を無性に旅したくなって、ラパンに乗り込んだ。
今日の昼間はだいぶ気温が上がると聞いて一瞬ドカで出ようかとも考えたけれど、病み上がりの体にまだ早朝の冷え込みは厳しいので用心することにした。もう風邪はたくさん!
5時半に出発して、まだ暗い時間なので空いている下道を流す選択。福生辺りからは少し混んできたけれどまだまだ流れは良好。ドカだとイライラするかもしれないが。
拝島橋を渡り最初の目的地、道の駅八王子滝山に立ち寄った。八王子辺りを下道で走ったのはたしか10年以上前が最後で、その頃まだこの施設は無かったはず。眼前に南京亭の灯が煌々と輝く。
車で仮眠してる人が多いね。敷地を散策しているうちにあっという間に空が明るくなってきた。そろそろ出よう。
ひよどり山道路からR20に出た。西八王子くらいからイチョウが立ち並び、味気ないビルの景色を隠してくれる。高尾を過ぎていよいよ自然が濃くなってくる。
ノーマルタイヤなので早朝の路面凍結を懸念したけれど、気温は高めだし融雪剤も撒かれていて問題なかった。
千木良から相模湖に下り、R413から道志みちへ。路肩には残雪が現れる。
道志を走る時は藤野から途中合流することが多かったので、改めてフルコースを走ってみると前半部は意外とタイトな箇所もあって楽しめるのね。暖かくなったらドカで走りに来ようかな。
あっという間に道の駅どうしに到着。
ときおり小雨がぱらつくが、太陽がしっかり顔を出すと山の中だということを忘れそうな陽気で、コートが要らないほど。すでに10℃近くあるだろう。
山伏峠近くは雲に覆われてやはり小雨が降っていた。
山中湖に出てスタンドで給油すると3,000円超。さすがに観光地価格は高め。
台風のようなものすごい強風が吹き始めた中、パノラマ台に行ってみる。荒れた湖面が海のように波立っている。
頭を雲にすっぽり覆われているのが残念だけど、実に雄大な景色。すばらしい。
R413を進み、忍野八海に寄り道。超メジャーな観光地だけれど、それ故に実は初めての来訪だ。国道から川沿いの枝道に折れた時からなにやら只者ではない存在感があった。
おおっ川からしてもうこの透明度。
さっきまでの道中の静けさと違って大賑わいだ。中国からの団体ツアーらしい。
閑散としてるよりは観光地らしくていいかもしれないな。
水深8mという湧水。人混みの中を通って行かなければならないが、ここは行くしかないでしょう。
一見そんなに深そうには見えないけど…光の屈折でそう感じるのかな。
むっ!?吉田うどんの看板を見て思わず入店(開店時間まで30分待ったが)。彦兵衛うどん。
ちく天つけうどん(大盛・500円!)
うどんは吉田にしては適度な腰。特徴である味噌味のつけ汁もわりと薄味であっさり目。スリダネ(唐辛子)を入れてちょうどいいカンジ。なんで油揚げがスナック菓子みたいにこんなカリカリなんだろ?
お腹もふくれたので旅に戻ろう。
樹林帯を抜けて精進湖でブルーラインに折れる。富士五湖って標高高いんだな。しばし下りのワインディングを楽しんで、梯町でr36に逸れた。谷筋の静かな道だ。ブルーラインを挟むr36の東側は以前走ったことがあるが、そちらも素朴な雰囲気の良い道だった。
現れた遅い車をやり過ごすために車を停めたところ、ふと山に目をやると氷瀑が。
すごい!完全に氷結してるよ。まさか氷瀑を道端から眺められるとは。
千波の滝というそうだ。さっきの遅い車がいなかったら確実にスルーしてたね。ありがとw
川浦から広域農道に逸れると、梅がもう咲いてる!3部咲くらいかな。大好きないい香りがしてたよ〜
笛吹川を渡ると今日の目的地、道の駅富士川だ。一度来たいと思っていたのだ。話どおりの最高のロケーション。なんて開放感に溢れた素晴らしい場所にあるんだ。
施設にある展望フロアからさらに登ると頂上部は太鼓堂というコーナーになっている。
和太鼓とバチが設置されていたので試打してみると、これが建物内によく響く。下では相当うるさいだろうw
全周見晴らしはいいが、ここは休めるような場所ではない。
2階の展望デッキ。いかにもゆったり寛いでくれという雰囲気。
穏やかな天気もあって、あまりに居心地が良いのでなかなか出発出来ないw ここは超オススメだよ!
中部横断自動車道の下をまっすぐ進み、道の駅しらねに寄った後、R20バイパスに向かう途中で富士山が顔を覗かせた。
さて時刻は午後3時半。帰りは勝沼ICからスムーズに行こう。
狭山PAで一休み。いつものサイボクフランクと…おや、これは!信玄餅アイスを買った。
アイスの上に餅が乗ってるw 味の方は見事な再現度。美味い。ドライブの疲労が少し回復したよw