06/03/01(Wed) [長年日記]
▼ フィッシングセンター
家の最寄り駅はちゃんとした商店街すら無い、片田舎のベッドタウンである。
この町へは小学生の時に引っ越して来たが、駅から街道に出る道沿いになぜか釣り堀があった。
安くて便利なスーパーに圧されて周辺の個人店が次々と閉店していく中、ここは当時からずっと休日の釣り人の姿が絶えなかった。
去年ふっとしばらく営業を停止していたところへ、先月辺りからまた営業を再開していたのだが、今日前を通りかかると突然解体工事が始まっていた。
すでに建物は完全に取り壊され、魚の泳いでいた生け簀は掘り起こされ成らされて、更地に還っていた。
ただの一度も利用したことすら無いのに、いきなりの消失にショックを受けた。
過去の思い出がまたひとつ消えて無くなってしまうような、そんな苦さだった。
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