07/04/30(Mon) [長年日記]
▼ 教習2-19(みきわめ)
いよいよ今日が最後の教習になる。2段階のみきわめである。
いつものように乗車前のチェックをして、まず構内で縦列と方向転換のおさらい。そして路上に出て指導員の指示通りにあちこち走り回る。今日は2段階の始めに連続して当たった自分の担当のおじさんで、いつにも増して寡黙で、ときおり判断に迷った時などにアドバイスをする他は、ルート指示以外の言葉はあまり口にしなかった。
教習所に戻ってもあまり言葉は語らず、淡々と卒検に向けての書類準備をするばかり。それがまたいっそう教習の終わりを感じさせて感慨深かった。
率直に言って俺は教習所に行くのが楽しかった。
もう何年も家と仕事場を往復する変わり映えのない毎日が続いて、休日にバイクであちこち走り回ることで心を自由にしていたのだ。この歳になって学校に行って何かを習うということ、新たなスキルを得るというのはとても快感である。いわゆる資格ジャンキーの人たちの気持ちがちょっとだけわかったような気がするw
なんとなく俺は今年、何か新旧の取捨選択が現れた場合、新しいこと(もの)を選ぶようにしてきた。というより自然とそういう気になっていた。どちらかといえば保守的な俺にしては不思議なことである。
無事免許が取れたら、おそらくもうここに来ることはないのだろう。祭りの後の寂しさのようなものが胸のかたすみに溜まっている・・
卒検は明後日になる。ただ人事を尽くして天命を待とう(そんな、大げさな^^;)。
▼ 三芳〜越生
今日も最高の天気なので、ただ家でゴロゴロするのももったいない。とはいえ昨日の疲れがちょっと残っていて、あまり遠出する気にはなれない・・
昼飯を食べようとして、この前見かけたうどん屋をハタと思い出して、三芳町の県道56号に向かった。
R254に平行したこの通りの周りには緑がまだ多く残っており、沿道の竹林やケヤキ並木が日を和らげて走っていて気持ち良い道だ。
その名もズバリ「欅」といううどん屋に入る。
この辺りは古民家の跡もあちこちに残っているが、この店も民家を改造したもののようだ。敷地がデカくて綺麗に刈り込まれた庭園までもあるくらいだから、値段も相当おたかいのかな・・と内心ビクビクしたが、まぁそこそこの値段でひと安心した。
野菜天付きもりうどんを注文。うどんは珍しい真円の断面。つるつるなのだが、腰がシコシコで強いと言うより単にゆで方が硬いと言った方が良いような?なんかモノスゴクぶっとい冷や麦という感じ・・('A`) 天ぷらはサクサクで美味しい。
ここもメニューに肉汁うどんがあるから武蔵野系のようである。
お腹がいっぱいになって帰って寝たい気分だったのだけれど、もうこの辺を散歩していこう。
格子状に張り巡った道を気の向くまま右に折れ、左に折れ・・とやっていたら、前にも来たことがある多聞院前に出た。何やら人が大勢訪れて来ているので興味を惹かれてバイクを停める。
とりたてて催しをやっているわけではなかったが、境内の木々の新緑と色とりどりの花々はたいへん美しく、来ている人々もそれが目当てのようである。俺もせっかくなので散策しよう^^
お隣の神明社も良い雰囲気。
再び格子状の道を辿っていると、大きな民家の前に出た。小さな兄弟が自転車で庭先をグルグルと走り回っている。なんかいいねぇ。
思わず写真を撮ったら「はだか撮られちゃったあ〜♪」と言いながらTシャツを被ってなにやらよくわからない決めポーズを取っていたのでこれもパチリw
さて、一旦帰宅。
交換したベスラのブレーキパッドが掛ける度にギシギシと金属音がうるさいので、板状のパッドスプリングに薄くグリスを着けてみる。
整備すれば試走したくなるのが人情である。ちょっとその辺まで・・とまた出かける。パッドからの金属音はだいぶ解消されたが、10数km走ったらまたどこやらギシギシ鳴ってきた。でもグリスあまり厚く塗りたくないしなぁ。
最初は川越水上公園にでも行くつもりだったが、なんとなくR299辺りまで行ってもいいかな、と思い出して県道15号に向かったところ、秩父に近づくにしたがって車が増えてくる。芝桜渋滞がこんなところまで・・もう午後の2時だというのに。帰ってくる方が混むならわかるが、これから向かう方が混んでるのはどういうわけよ?
ルートを変更して、高麗川から宿谷林道に向かう例の裏道に進んだ。
高麗川CCの横を抜けるところに山に上る分岐があり、白銀平という看板が立っている。いつかネットで名前を見たような気がして、行ってみることにした。途中からややガレ気味のダートになったが、なにしろ今日はアドレスだから小回りが利くし、こんなん(スクーター)でダートも意外にイケるのだ(ただし下りは怖いゾ!)。
道を上り切ると、東屋の建つ小さな広場に出た。
東屋の奥に白銀平の看板があり、階段が続いている。行ってみよう。
階段を上るのはほんのわずかな距離。それまでのうっそうとした緑が開けると、そこには真っ白な展望台があった。
上ってみると・・
おぉ〜、パノラマ!東京のビル街から丹沢の山々までを一望。間近には上ってきた分岐のゴルフコースが見下ろせる。
これはなかなかの穴場だね。オンロードバイクじゃちょっとキツいけど。
道を戻って宿谷林道へ進む。普段より多くのバイクや車の姿を見かける。皆さん良い嗅覚ですw
突き当たりを左折し権現堂林道を進んで行く。さっきまで長袖のトレーナーでは強い陽射しに少し暑さを感じたくらいだが、尾根道の木陰の中は涼しくて爽快だ。
こちらから行くと右カーブのアウト側が大きな岩の崖になっている場所がある。そこに5〜6台の車が停まっていたので何かと思い注意して見ると、その崖を人が登っていた。
よくよく見れば岩にも数ヶ所クライミング用の鎖が取り付けられている。ここはロッククライミングを楽しめる場所だったのだ。しっかりザイルを使っていたし落ちたら千尋の谷底というわけでもないが、実際にこんなところを登っているのを見るとちょっとビビるね。俺なら絶対下は見れないな^^;
顔振峠まで来た。この辺で引き返しかなと思いながら茶屋に寄った。自販機でドリンクを買って茶屋の庭先を借りる。
鮮やかなツツジを前景に爽快な青空が広がっている。傍らには大きなコイノボリが泳いでいる。
ドリンクを飲み干し、もう少しここで時間を過ごしたかったので茶屋でところてんを頼んだ。ところてんなんて小学生の頃食べて以来だよw
GLを戻ると数台のツーリングバイクに追いついた。気持ち良く先を譲ってくれる人もいれば、スローペースのわりに頑ななまでに譲らない人もいる。無理に抜くのも嫌なのでずっと影のように背後に付き従っていたが・・ちょっと左に寄ってくれるだけでもありがたいのになぁ。
八瀬大橋を渡っていると、河川敷のコースにモトクロスバイクの姿が見えた。寄り道してそばに見に行くと、ジャンプしているのはチビッコたちだった。
年少の子たちが体と同じくらいでっかいヘルメットを被ってコースを回っているのも驚きだが、年長の子に至っては綺麗なフォームでアクセル全開にしてウォッシュボードをカッ飛んで行く。スゲェなぁ・・
そんな感じでしばらく見とれていたら、バイクのブロックタイヤが巻き上げる砂埃で俺もアドレスもすっかり砂まみれに・・^^; 家に帰って初めてアドレスを洗車したよw
いや、疲れを忘れるくらい今日も楽しかった。やっぱ五月晴れはいいねぇ!^^
すげーなぁ<br>俺もそろそろ取っちゃおっかなw<br>ついにヒルツさんと俺だけになっちゃうな(-_-)
>sibaさん<br>もう大阪に来る機会はないのですか?<br>あったら今度は旨いもん食わせますので<br>連絡くださいね(^^)
オイラも必要感じなければたぶん取らなかったよ。
書き込めない・・・ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
なんでしょうー?