09/11/08(Sun) [長年日記]
▼ 秩父紅葉二人旅
職場の若いスタッフN君が新しいバイクを買ったので一緒にツーリングに行く。幸い先週アタマのような寒気は去り、穏やかな天気に恵まれた。高速が使えない原付二種2台なので、下道をトコトコと走る行程だ。
8時半にN君がうちにやって来た。そこからいつものルートでR299に出て、休日恒例の車の行列に従って進む。バイクも多かったけれど、この時間この道はドカだったらストレスが溜まるだけだな、と思いながら。
東郷公園に寄り、モミジを鑑賞。見頃の木はまだちらほら。全体では3割程度の色づき。
道の駅あしがくぼはほぼ満車。すごい人出だねえ・・。それを横目に見ながらさらに先、秩父市街へ。R299とR140の交差点も渋滞。休日のうまい迂回ルートを考えなきゃ。
ハープ橋を渡り、ちょうど見頃を迎えていたミューズパークのイチョウ並木を抜けて小鹿野バイパスに出る。
バイパスを過ぎて信号が無くなったあたりでお互いのバイクを乗り換える。N君のバイクは125のミッション車で、超高回転型。慣れてくると1万まで回して乗るのがすごく楽しい。ただしノーマルマフラーのくせに排気音がスゴイけれど・・(;^ー^)
▲志賀坂峠からの眺め
しかし対向車線まで目いっぱいはみ出して走行するDQN車には引いたなー。対向車来てたら完璧逝ってたぞ。山道には慣れてないっぽかったけど、無理して危ない運転するくらいなら後を先に行かせればいいのに・・。
志賀坂峠から金山志賀坂林道へ。何年ぶりかで走るやや荒れた舗装路。風さん、あばるとさんと走って以来か?
▲美しい紅葉のその傍らには・・
▲側溝にあった朽ち果てた鹿の屍 車にでも轢かれたのだろうか
対向車が頻繁にやって来る。おそらくみな中津川の紅葉鑑賞の行楽客だろう。日を背にして昼なお暗い八丁峠の駐車場も今日は人の気配であふれていた。
▲八丁峠からの眺望
廃墟化が進む日窒鉱山跡にも廃屋探索の観光客が多かった。白昼おおっぴらに無許可で敷地に侵入するのもどうかと思うが、最低でも事故などがないよう細心の注意を持ってもらいたいもの。
中津川林道に出る。見頃を迎えた渓谷のモミジが美しい。
▲さすがに有名スポットだけあって綺麗だ
最盛期だけに多くの観光客が訪れていた。渓谷から国道への道はトンネルにより大部分がバイパス化されており、軽くショックを受けた。紅葉シーズンの峡路での殺伐とした離合の様子が見られなくなって良かったやら、ちょっと寂しいやら(;^ー^)
旧道から引き返し、栃本の関所跡を通ると珍しいことに開館していた。ここが開いているのを見たのは初めて。
対面1車線のトンネルを行って戻って、二瀬ダムの堤体を渡り三峰山へ。神社の駐車場をスルーして奥に進むと大血川林道である。日当たりの悪い三峰側の鞍部はすでに落葉し、冬枯れの姿だった。東斜面に抜けていくと色づいた木々が戻ってくる。
▲秩父の秋を満喫 原二二人旅
国道に戻って、あづまや園で昼食を摂ろうと思ったら満席。準備中の看板が本日終了に変わり断念。あらかわ亭で野菜天+もり蕎麦大盛(1,200円)を食べる。悪くはないんだけど、やっぱりあづまや園の方が圧倒的に好きなんだよなあ。
しかしここも、うちらが入ってすぐ終了の札が掛けられていたからギリギリセーフだったよ。秩父に来たら蕎麦を食わなきゃね!(^ー^)
渋滞する国道を避けて、丸山林道からGLを飛ばして帰路に着く。権現堂林道に入る頃にはすっかり日が暮れて辺りは真っ暗。でも時刻はまだ5時なんだよね。秋の日はつるべ落とし。約200kmの行程でした。