11/12/09(Fri) [長年日記]
▼ ウィンカー LED化
900SSのテールランプをLED化した勢いで、ウィンカーもLED化してみるよ!
まずはカウルと一体デザインのフロントウィンカーだが、リフレクターと一体のウィンカーレンズにバルブを付けたソケットを裏からねじ込むタイプで、分解しない限りレンズ内に基板を突っ込むことは不可能。あまりややこしい作業は避けたい、ということでこちらはおとなしく市販のLED球で妥協することにした。バルブサイズはG18で大きなものは入らないので、径が小さいわりに明るいチップ型のLED球をLED亀石屋さんで購入した。
ところが実際差し込んでみると外経の方はパスしたものの、ウィンカーレンズに突き当たって干渉するホントにギリギリ寸前の長さだった。危なかった〜!フロントのレンズはほぼクリアタイプなので明るさも問題なし。発光が点になってしまうのが電球タイプの残念なところ。
▲ウィンカーレンズ全体が光るように出来れば一番良いのだが・・
次はリアウィンカー。テールランプで純正カットレンズにFluxLEDはイマイチ光量不足な気がしたので、ウィンカーには高輝度の砲弾型LEDを使用することにする。LEDはMonster5.0というめちゃ明るい(75,000mcd)のをしまりす堂さんにて購入。サイトにはテール&ストップの設計図例なんかもあり、大いに参考にさせてもらってる。
そうそう、ICリレーも用意した。よく出まわってる安いやつだけど、その中でも亀石屋さんが一番安かった。なんかケースがグラグラしてたので、一応ホットボンドで耐震と防水対策しておく。
▲純正リレー
▲ハイフラ対策用リレー 純正と差し替えるだけ
ユニバーサル基板をウィンカーの形にカットして、ウィンカーに内蔵する基板の作製。狭い基板にテールとストップの回路を詰め込まなければならなかったテールランプよりも、こっちの方が製作は全然楽。明るいLEDだから本数もスカスカにしたし。直列4本×3並列。これに抵抗3本つなぐだけ。なんて簡単なんだ。
さて、ハンダ付けが済んでテスト点灯してみ・・ぐわっ!?眩しっ!!斜めは良いけど正面はマジ目つぶし光線でヤバイ。ウィンカーレンズを通しても威力はまったく衰えない。これで公道は走れないよ・・。
こんな時はLEDの頭を紙ヤスリですりガラス状にすればいいと聞いたよ。#400のペーバーで表面をまんべんなく荒らすと、1点で直進していた強力な光がいい感じに拡散して広角型に早変わり。これなら大丈夫だ。
▲基板表側 LEDの頭を荒らして直射光を遮断した
▲裏側はこのシンプルさ
一応車体に取り付けてしまう前に、ハーネスにつないで動作テストしてみよう。・・あれ?なぜかウィンカーが前後全て点滅するハザード状態に・・。接続ミスったかのと思ったけど、間違いはない。??
困った時のネット頼み。なるほど!ウィンカーインジケーターが1灯だと構造的に左右をバイパスしてしまうんだって。手っ取り早くこの現象を回避するには、インジケーターのムギ球を抜いてその流れを断ってしまえばよい、ということでまた今度インジケーターも動作するように経路を修正することとして、とりあえず今回はお茶をにごしましょう。おっ、ちゃんと動いた。
では基板を車体に取り付けよう。ウィンカーボディにはガタつかない程度にホットボンドで固定。最終確認。おー、超明るいぜ!
もっと光量の弱いLEDを使って隙間なく数を詰め込めば、全体が光る感じになるはずだけど、最近はLEDの灯火類にも見慣れたせいか、粒々状態の点灯でもあまり違和感を覚えなくなった。古いバイクにはやっぱ電球じゃなきゃ!って思ってたんだけどねーw はてさて、後はどれくらい壊れずに使えることだろうか。
ストップランプも30mA駆動から45mAに上げて少し明るくなったが、やっぱりカットレンズの影響が強くて、どうしても正面への光が遮られる。むしろ若干斜めから見た方が明るい。後続車の運転席と一直線に並んじゃうと正直昼間は目立たなそう。
テールランプなんか昼間だとさらに点いてるのかどうかもわからない。ウィンカーと比べちゃうとほら、この差(´;ω;`) ・・てことで、やっぱりもっと明るい砲弾型LEDで作り直すことにしたよ。
今回も10×3列で行くが、ウィンカーに使った爆光のLEDは12V車では直列の限界が4本になるため、基板上のレイアウトが厳しそうなので、その下のクラスのLEDを注文した。これでもMAX20,000mcdだから最初に作ったテールよりは明るくなるはず!万が一明るすぎたらペーパーで頭を削って拡散すればいい。明るくな〜れ!!