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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

16/06/20(Mon) [長年日記]

名栗枝道探索

昼過ぎに起きて空を見ると、雲は多いが降りそうにはない感じ。しかしながら予報によると日暮れ辺りに雷雨が来そう。それじゃその前に名栗辺りを軽く一回りしてくるか。

 

まずは国道で飯能に向かい、美杉台の横を抜けて成木街道に出る。成木一丁目交差点を過ぎると、ようやく目の前から車がいなくなった。

あとはのんびりとワイディングを楽しむだけヨ。チェーン調整直後なので加減速のレスポンスがスムーズでめちゃくちゃ走りやすい。メンテは大事なんだけど、最近すっかり億劫になっちゃって。

 

小沢トンネルの手前に左に分岐する県道(r202)がある。どこにも抜けられないのは知っていたので今まで入ったことはなかったが、今日は終点を確かめに折れてみることにした。

集落を過ぎると道はより山深くなり勾配を増す。ちょくちょく出てくる立て看板によると、この道は自転車のヒルクライムの練習によく使われているみたい。そのせいかピストンの舗装林道にしては路面状態も良好だ。

 

少し道が開けたところに大滝というスポットがあった。滝自体は素朴なものだったが、その下流側の露頭が目を引いた。

 

 

突き出た部分の下半分が直線的に欠落している。自然に落ちたにしては切れ目があまりに直線的。誰かが切り出したにしても、かなり大掛かりになるだろう。ナゾである。

 

その対岸には板状節理っぽい岩もあってなかなか興味深い。

 

さて、さらに進んで切通しのヘアピンを2つ抜けるといよいよ終点成木峠に突き当った。傍らにオフ車が一台停まっていた。尾根の方に登山道が延びていたから、そちらに登っていったのだろうか。見晴らしは期待出来なさそうだけど?

 

r53に戻って小沢峠を越えて下っていくと、広くなった路肩で4、5人の峠小僧が体を休めていた。まだ元気な少年?たちがいるんだねえ。

有間ダムは今日はスルーして、集落を抜けて山伏峠…には向かわず、r73への分岐に折れた。この行き止まりの枝道も今まで走ったことがない。山を越えた秩父側にもr73は続いているのだけれど、峠の前後は未開通。その部分は広河原逆川線で代替されている。

 

整備の行き届いたキャンプ場を過ぎると枝道があったが、とりあえず県道を先に進む。また別のキャンプ場の先に唐突に鉱業所が現れて、道は終わった。

 

現在は鉱山として操業を終えてしまったが、稼働していた去年までは採石を運ぶトロッコ列車の姿まで現役であったそうな。惜しいことをしたよ。見ておきたかったな。

 

道を戻り先ほどの分岐を折れ、妻坂峠(の手前)まで行ってみよう。静かな舗装林道。コンクリートの大きな補強壁を右手に進み、伐採中のつづら折りを上りきると砂防ダムで突き当たった。

 

峠に向かうわかりやすい登山道が通じていた。

 

山伏峠を越えて道の駅あしがくぼに向かうと、予想よりちょっと早めに雨がポタ、ポタと落ちてきた。多少濡れたがすぐ雨は止み、道の駅でドリンク休憩中に雨雲レーダーをチェックすると、今抜けた雨雲よりも危険なヤツが北からやって来ているのがわかった。約1時間後、追いつかれる前に帰らねば。速攻で身支度をしてR299を戻る。

カワセミ街道から鶴ヶ島に出て、圏央道を使って無事帰宅。シャワーを浴びた瞬間に雨が落ちてきた。滑り込みセーフ。


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