22/06/28(Tue) [長年日記]
▼ 奥武蔵の林道ラーツー
早くも梅雨明け、連日の猛暑日
休み一日エアコンで涼んでいてもいいのだけれど、お昼を過ぎて昼食を買い出しにちょっと外に出たらなんとなく山の方に出かけたい気分になってきた
奥武蔵の林道まで行けばそこそこ涼しく過ごせるだろう、とオプティマス8Rとチェアを持ってアドレスで家を出た
暑いは暑いが、湿度がさほどでもないので日陰に入ればそこまで辛くもない お気に入りの南小畔川沿いの道から多和目の堰までやってきた

ニュータウンからr30に抜けて越生の裏道へ

ときがわのコンビニでサッポロ一番を仕入れ、白石峠方面に進む
途中七重川沿いに折れて山に入っていくとようやく涼しさを感じられるようになってきた

ここでは十数段もある石積みの砂防堰堤群が見られる 大正五年の着工という土木遺産

栗山七重線から栗山線へと進んでいく
濃い木々の中を走っていくとふと右手の視界が開け下界の展望を望むことが出来る

これから向かう栗山集落が見える

山の向こうには小川町の市街地

展望箇所のすぐ先にある水場、栗山の延命水にて遅い昼食を摂る

林道脇のちょっとした駐車スペースを借りてストーブを炊く もちろん湧水で
って思えばこれ俗に言うラーツーじゃないか

雑炊用に買ったごはんは意外に量が多かった お腹がいっぱいだ
しかし平日の夕方近くではあるけれどもただの一台も通らないな

食後は腹ごなしにダート走行といこう とはいえ軽装だし入口にはパイロンの簡易ゲートがあったのでゆっくり安全第一で進んでいく
道は基本走りやすく荒れていないが、時おり気持ち大きめの石が散らばっていたり流れていたりするところもある

そしておそらくゲートの原因の路面崩落箇所に行き当たった

うわぁ…これは無理だね ではここでUターンしよう

栗山線に戻り小川町方面に下っていく
さっき見下ろしていた栗山集落に出ると、町指定の天然記念物であるイヌマキの巨木が立っている

どことなく優しい樹形

と、その下の石垣から生えたニョロニョロはなんだ? Googleレンズで調べると紐サボテンだという 初めて見たわ…

そのままr11に出るつもりだったが、なんとなく脇道に折れてみた
するといつも松郷峠経由でときがわに出る道にそのままつながっていた そうだったのか〜

槻川の対岸から県道を見るとなんとも長閑な風景
時刻は午後6時半 ちょうど日も暮れてきたし、余韻を楽しみながらのんびりと帰ろう
