03/05/28(Wed)
▼ ありすツーリングその2 トンネルでコケる
空が白み始めたころ、目が覚めた。
他に人の起きている気配はない。
今日は午後から仕事があるので、昼までには帰らなければならない。
とりあえず朝風呂に浸かる。
ありすの風呂は小ぶりだけれど泉質も浴槽もお気にいりだ。
風呂から上がって外に出る。
高原の澄んだ空気が胸に吸い込まれる。
来るたびに思うのだが乗鞍は本当に空気が美味しい。
6時を回った。
みんなが起きてくる前に発つことにした。
旅仕度を済ませ、フロントに宿代を置いてバイクを始動する。
表通りまで出て軽く暖機した後、松本ICに向けて出発。
早朝の車通りのない道を快適に飛ばす。
国道に出て2個目のトンネルを抜ける時、出口で軽くブレーキを掛けたところフロントがヌルッと滑った。
何を考える間もなく、次の瞬間バイクごと地面に叩きつけられていた。
やってしまった・・
このトンネルは恒常的な漏水で路面が磨かれてツルツルになっている上に泥が堆積していた。
幸い体は上下革のおかげで大したダメージはない。
それより何より幸いだったのは、この間車がまったく通らなかったことだ。
この時もし対向車が来ていたら・・と考えると背筋がゾッとする。
バイクを起こし、トンネルの脇に寄せる。
こっちはかなりの被害だ。
サイレンサーはへの字のように折れ、チェンジペダルは半分以上削れ、サイドスタンドはスプリングを掛けるフックが飛んだ。
ウィンカー、カウルは割れ、ミラーは粉々。
そして最悪なのはクランクのアクセスカバーがふっ飛んでいた。
このまま走ればオイルが漏れ出してしまう。
とても家までは帰れそうにはなかった。
ともあれこのままここにいてもどうしようもない。
エンジンを掛け、亀のような走りでありすに引き返す。
ありすに戻り、バイクを立て掛けて一休みしていると、みんなが続々と起きてきた。
この惨状を見てみなショックな様子。
どうやって家に帰るかバイクをどうするか、親身になって相談してくれた(感謝しています)。
結局自分は電車で帰り、バイクは購入したチェーン店のロードサービスで輸送してもらうことにする。
輸送のトラックに同乗して松本駅まで送ってもらう。
長野から電車で帰るのはこれで2度目だ。
諏訪湖でクラッチのフルード漏れが始まって、バイクを地元のバイク屋さんに置いて帰ったことがある。
その時は時間はあったがお金が無かったので各駅停車で帰ったのだが、さすがに今回はそれでは間に合いそうもないので特急に乗る。
開き直って鉄道の旅を楽しむ。
ビールは飲めるし、眠っていても目的地に着くのだからこれはこれで快適な旅だ。
トラブルでの帰り道でさえなければ・・
07/05/28(Mon)
▼ 冷涼 奥多摩
前回タイヤを替えてから走行約1万km、そろそろPILOT ROADのスリップサインが見え始めてきた。峠ツーリングばかりのはずなのに、減りが多いのはやっぱり真ん中なのである。
替える時はまた同じのにすると思うけど、その後に出たPILOT ROAD2はセンターとサイドで対磨耗性の異なるコンパウンドを使ったスポーツツーリング仕様ということなので用途的に俺向きかもね。次は試してみようかしら。
で、今日はタイヤのサイドを重点的に削る目的で奥多摩に行くことにした。
8時に家を出て、茶どころ通りから梅ヶ谷峠を抜けて檜原街道より奥多摩周遊道路にエントリーする。
月曜で都民の森は定休日なので当然駐車場にタムロしているバイクの姿も無い。ただ平日のわりにバイクの数が意外と多かったな。ツアラーではなく峠走りを楽しみに来たライダー達ね。
とりあえず、まずは奥多摩湖側まで抜けてドライブイン前でドリンク休憩。
湖のほとりに涼しい風が吹いてくる。昨日の昼間は結構暑かったが、夕方にがらっと空気が入れ替わったね。
ちょっとお腹が減ってきたけどまだ店の開く時間じゃないな。もう少し走ってから何か食べに行こう。思えば奥多摩には蕎麦屋は多いのに、これっていううどんの店は無いなあ。
2ヶ所ほどで除草作業中の箇所を避けてしばらく走りこみ、昼給油灯が点いた頃合いに丹波山集落のスタンドに向かう。
次は人間にもガスを入れなければと食事処を物色しながら柳沢峠方面に走るが、あいにく今日は閉まっている店が多い。
それよりも青空と、新緑と、冷涼な風があまりに心地良くて。
一人で奇声を張り上げながら丹波渓谷を駆け抜けた。
結局柳沢峠まで来てしまったよ。湯宿はまやらわの辺りの連続ヘアピンの道が拡張されていてとても走りやすくなっていた。
んで、柳沢峠の茶屋と言えばもう麦とろめしですよ^^
( ゚Д゚)ウマー
東屋で食後のコーヒー。涼しいので熱々のHOTがちょうどいい。
富士山は雲に覆われて姿が見えないが、ベンチで山並みを眺めてぼーっとしているのは静かで寛げる時間だ。
峠からすぐ笠取林道との分岐があって、舗装されている様子なので前から気になっていた。三窪高原というところに出られるらしい。どんな感じなのかダートになるまで走ってみることにした。
NTTの中継基地のある小さな峠の駐車場で舗装は切れ、その先はダートの下り坂。中継基地から三窪高原へはゲートがあり、徒歩のみ通行可ということだった。
引き返しでUターンしたらバイクがグラッと来た。足で支えようとしたのだけれど力が足りずにそのまま・・ガタン!あらら久々にやってもーた(;゚д゚)
踏ん張った立ちゴケなので、幸い被害はカウルの塗装が欠けた程度。
運動不足か食事制限のせいか、結構足腰弱ってるぞ・・!!(;´д`)
気を取り直して山を下り、周遊の入口まで戻ると睡魔が襲って来たのでドライブイン前にバイクを停め、柵にもたれて20分ほど仮眠を取る。
頭がすっきりしたところで空を見ると、青空を覆う雲が増えてすっかり陽射しが無くなっていた。ちょっと肌寒い。
さすがに降らないとは思うが、そろそろ撤収しようかな。
最後にもう一度全開走行を楽しんで、檜原街道に抜け帰路に着いた。
来る時に武蔵五日市の駅前から立ち並んでいるノボリで気づいたのだが、秋川渓谷に新しい日帰り温泉が出来たらしい。
瀬音の湯といって、場所は大掛かりな橋の工事をしていた個所で、どうやらそれもその施設へのエントリーのための拡張工事だったようだ。あきる野市の観光の目玉にしようというのだろう。吊り橋のある遊歩道も整備され、かなりの力の入れようだ。
ということでせっかくだから入ってみることにしよう。
川の近くに下りていく温泉への道は、今はまだ民家の中を通る細い道なので注意が必要だ。施設の近くは観光地然とした良く整備された道になる。
物産センターや食事処、足湯に、宿泊施設のコテージまで設備された立派な施設だ。分岐からはまったくわからなかったが、かなりの観光客、団体客が訪れていて、たいへんな賑わい。正直なところこれは失敗したと思った^^;
スーパー銭湯的に券売機でお金を支払い、受付でゲタ箱のキーとロッカーキーを交換する。え、800円!?高いよママン('A`)
風呂は熱めの内湯とぬるめの露天の2つ。瀬音の湯というからには、露天で川のせせらぎでも聞きながら浸かれるのかと思いきや川縁まではまだまだ遠く、すだれの目隠しで展望もあまり利かない。
温泉自体は予想したよりはるかに良くて、若干白濁したぬるすべ感のあるお湯だ。今のところ塩素消毒の臭いもまったく気にならない程度に抑えられていた。
ただこういうデカい観光施設には一般客層が多いから俺はあんまり好きじゃないんだよね。
山間の鄙びた温泉に来るような人は温泉の伝統的な入浴法も良くわかってる人が多いけど、こういう比較的アクセスの良いところは、スーパー銭湯ノリや家の風呂の延長で来るワガママオヤジも多いからさ。
俺はまた群馬辺りのひと気の無い秘湯に浸かりに行くとしよう。
家に帰ると体中に心地良い疲れが溜まっている。そうだよこれこそがバイクツーリングの醍醐味だよw
今夜はぐっすり眠れそうだ^^
14/05/28(Wed)
▼ GL朝駆け
最近よく出かける出勤前のショートツーリング。散歩とショートツーリングの区別は?というと悩むけれど、この日記では2〜3時間くらい、あるいは走行数十km程度までの近場巡りを散歩、それ以上をツーリングとなんとなく分類してます。記事を書いてカテゴライズする時にちょっと考えるくらいであまり気にしてない。
曇り空、部屋にいると蒸し蒸ししてどうにも暑い。こんな日は白石峠まで涼みに行こう…と家を出たが、なぜか富士見バイパスの小仙波方面が大渋滞。なので早めに国道を避けて伊佐沼から釘無橋へ。鳩山からときがわはスイスイと進む。とはいえニュータウンの開発の工事信号で少々待たされたが。ここも快適な抜け道じゃなくなっちゃうのかなあ。
白石峠を駆け上がる。さすがにここまで来ると暑さも薄れ、爽やかな樹林の空気が体を抜けていくようになる。雲も次第に取れて晴れ間が覗くようになってきた。
大野峠から丸山線に折れるといっそう空気は清涼になった。葉っぱのトンネルで陽射しが遮られて下界よりも気温3℃は低いだろう。
このまま芦ヶ久保に下りて、道の駅で昼食を摂りそのままR299で帰るつもりだったが、芦ヶ久保への下りで珍しく1本隣のルートを取りしばらく行くと手打ちうどんの店があった。良さ気な雰囲気に誘われて、こちらで昼食にすることにした。
その芦ヶ久保フルーツガーデンは、地元の大勢のおばちゃんたちが切り盛りしているアットホームな雰囲気の店だ。大盛にしようかと思ったが、初めての店なので普通のもりうどんと追加で野菜天(650+250円)を注文した。まんじゅう製造も兼ねているようで、そのまんじゅうが1個付く。
えっ。うどんも少ない量ではないけれど、天ぷらが…かき揚げ4枚って、あなた。後で聞いたら2枚でも注文出来るそうな。先に教えてちょーだいよ。せめて種類が別々だったらなあ。全部食べたけどね。
うどんは太く腰のある田舎うどん!こんなところで(失礼)こんなしっかりしたうどんが出てくるとは驚き。おまけの山菜もつけてもらってもうお腹いっぱいです。大盛にしなくて助かった。ちなみに左上の唐辛子は超絶殺人的な辛さ。入れるならほんの一欠片にしといた方が無難よ。
今日最初の客だったようで提供までにちょいと時間が掛かったので、のんびりする余裕がなくなった。このままGLに戻って涼みながら急いで帰ることにしよう。
15/05/28(Thu)
▼ 仙波河岸史跡公園・愛宕神社
また早朝に目が覚めてしまった。仕事中辛くなるからあまり早起きしたくないのだが…
半田屋に朝定を食べに出た帰り、仙波河岸史跡公園に寄った。
公園の一角にある小洒落た感じの遊歩道。その階段を登っていくと、小山の頂上に愛宕神社が鎮座している。
小さなわりによく手入れされている。というのもこの小山は古墳なのだそうだ。枝を切り落とされてしまっているものもちらほらあるが、敷地内には古木が多く残っていて緑が濃い。
19/05/28(Tue)
▼ 900SS E/Gオイル交換
この暑さの中で走行時しばしば油温計が110℃を差すのと、オーバーフローの一件もあるので早めにオイル交換
前の交換からまだ1,000kmだけど、それでもかなり黒々としたオイルが出てきたよ 今回は全量15w-50を注入
(走行:65,460km)
21/05/28(Fri)
▼ Fマスター リザーバタンク交換
気がつくとしばしばブレンボマスターのリザーバタンクからフルードが滲んでいる パッドやフルード交換の後に顕著で、別にキャップが緩んでいるわけでもない きつく締めてもあまり大差ない
回して締めるタイプなのでダイヤフラムも変形しやすいのかもしれない しかしダイヤフラムだけの販売はないようだ この際だからタンクを新調しよう
S30からよりポピュラーなS50に交換
仕事上がりに作業開始 タンクのキャップを開放して車体からキャリパを片方外す
パッドを取り去ったら、一部だけ突出しないようバランスを取りつつピストンを限界近くまで出す
タンク内に残ったフルードをスポイトやペーパーで吸い取り…
リザーバタンクを取り換える ホースの取り回しが変わるのでホースも交換
当然ながら接続部からはフルードが漏れてくるので養生するか、車体を水で洗い流すなどして
キャリパのピストンを押し戻す この時も他のピストンが飛び出さないよう気をつけて
するとフルードがホース内のエアごとタンクに上がってくるので面倒なエア抜き作業をパス出来る🤗
※ピストンを戻す時はダストなどを掃除して、薄くシリコングリスを塗っておくと動きが軽くなるしシールが長持ちする
車体にキャリパとパッドを取り付けて規定量までフルードを注ぎ、レバーのタッチを確かめて完了👍
22/05/28(Sat)
▼ 深夜走り
寝苦しさで早朝一度目が覚めて二度寝したので、仕事明け家に帰ってもさっぱり眠くならない なので軽く一回りしてくることにした
肩の方はようやくちょっとずつ回復しているようで、今は薬が効いていればそこまで痛みを感じることはない
普段の上腕に加えて三角筋を鍛える運動をしたのだが、後で調べると間違った動かし方、過度な荷重などやっていはいけないことを3つもしてしまっていた 自業自得だけど気まぐれにやるんじゃなかったよ😢
ということでなるべく左肩に負担を掛けないようクネクネした道は今回避けて、幹線道路中心にソフトに走ってこよう
午前3時過ぎ、R16を東に向かって流す 岩槻ICからしばらく東北道の側道(R122)を走れるらしい 浦和ICからはR463で浦和市街に出るつもりでいたのだが
バイパスの先は有料道路になっていた Googleマップは幹線道路も高速道路も全部黄色だからわかんないんだよ!💢 これ重大な欠陥だとずっと言ってるけど😟
混んでる時間帯でもないし馬鹿らしいので料金所の手前でUターンして青看を頼りに川越に帰ってきた
いつもの指扇のローソンで一休み
4時半を過ぎて早くも日が昇ってきた 帰って一眠りしよう