03/03/30(Sun) [長年日記]
▼ キャブをいじる
前々から感じていた中間のパワー感の無さを解消しようと、キャブのニードルを1段下げてみた。
ファンネル仕様なら目をつぶる間に終わってしまう作業なのだが、自分の場合ノーマルのエアBOXを残してあるのでキャブにたどり着くまでが結構面倒なのだ。
加えて冬の寒空の下での作業は嫌だった、というのがある。
バッテリーを外し、エアBOXに固定されたイグニッションコイルなどを外し、エアBOXを取り外すとやっとTDMR本体が現れる。
トップのカバーを外し、ニードルを取りだすとクリップは2段目に刺さっていた。
これを3段目に移して組み立てなおす。
セルを回すとなにやら力無いクランキング。あっという間にエンスト。
アクセルをあおり気味にしていないとダメだ。
走ってみても気持ち良く回転が上がらない。
生ガスの臭いがプンプンしている。濃過ぎたか?
こりゃ〜ダメだ、と元の位置に戻すことに。
しかしニードル1段程度でこんなに酷くなるもんだったかなぁ・・と思いながら再度エアBOXを取り外そうとイグニッションコイルを見ると、配線が一つ外れている。
エアBOXをフレームに押し込む時に外れてしまったらしい。
もしや・・そのままもう一度組み立ててみる。
セルを回し、アクセルを開ける・・鋭い吹け上がり!
あらら。原因はこれだった。
要するに片肺だったのだ・・(^-^;
試乗してみると、気になっていた中間加速もトルクがみなぎっており、とりあえずこれでOKとしておこう。
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